デニー知事は現在行方不明とされる徳森りま氏
と連絡を取っていないと言いながら、
徳森りま氏が金城リンダという名で講師をする
有料サイトのオンライン講座の開設祝いに
玉城デニー知事が祝辞を述べていた。
「連絡取っていない」は嘘だった。
オンライン講座の参加は「公務」 玉城知事が強調「市民間交流だった」
玉城デニー知事は9日の県議会一般質問で、オンライン市民講座のオープニングイベントに参加したことについて「市民間交流、学生交流、観光交流という形の公務だったと理解している」と語り、公務と政務の区別をつけていると強調した。 玉城知事によると、市民講座側からは、沖縄と韓国の交流に関心を持つ人が多く集まる予定などを伝えられ、秘書課を通して正式に参加依頼があった。交流の促進が目的なため、公務としてオンラインで参加し、オープニングイベントで祝辞を述べたという。 西銘啓史郎氏(沖縄・自民)から、公務として参加する意義を問われたことへの答弁。この件を巡っては自民会派が「広告塔として利用された」などと問題視していた。
琉球新報社
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その「オンライン講座」とやらに金城リンダの偽名を名乗って「講師」をしていたがの徳森リマ氏だ。
デニー知事が県民の血税数千万を貢いだ只ならぬ関係の徳森だ。
デニー知事と徳森りま氏のただならぬ関係を「公務」と言えるか。
デニー知事はは徳森りま氏が普通の知り合いという。
現在行方不明と言われる徳森りま氏が金城リンダの変名で講師をするサイトにデニー知事が祝辞を送る関係とは、濃密な関係であることは誰でも容易に想像できる。
一般に徳森りま氏はデニー知事の知事選時の私設秘書の役割を果たしていたといわれていた。
いや、そもそも翁前市長の急死以降、翁長氏の後継者ととして話題にも上がらなかったデニー氏を、いきなり、候補者の本命に引き上げたのが、NDの創設期からの理事だった市民運動家・徳森りま氏であった。
徳森りま氏
徳森氏は沖縄県政に係る経緯を朝日の「論座」でこう述べている。
「大学院を修了後、「島ぐるみ会議」という沖縄の市民団体に事務局スタッフとして関わり、名護市・辺野古へ座り込みに行く市民らの支援や、故・翁長雄志前県知事が国連人権理事会へ参加した際の随行サポートを行った。
機動隊に力づくで市民が排除されていく抗議活動の現場に毎日通い、21世紀の日本で起きている国家的暴力を目の当たりにした」
https://webronza.asahi.com/journalism/articles/2019061800003.html?page=2
そして左翼政党間で翁長氏の候補者が決まらない状況ににしびれを切らして、候補にも登っていなかったデニー氏を「市民候補」として担ぎ上げようと元山氏らと動き始める。
「翁長知事が亡くなって数日が過ぎた後も、知事選の候補者選考は一向にまとまらず県民は気を揉んでいた。そうした中、「辺野古」県民投票の会代表の元山仁士郎さんやSEALDs RYUKYUで活動していた後輩から、一緒に会って話をしたいと声をかけられた。
実は、2018年春に翁長知事のがんが明らかになった時に、市民の間では後継者候補として当時衆議院議員だった玉城デニー氏の名前がささやかれていた。しかし、政党や組織からなる「調整会議」の人選関係者の間で彼の名前が議論されることはなかった。そのことが頭の片隅にあった私は、集まりの中で事情を話してみた」(徳森前掲)
つまり、デニー氏を見つけ出したのは、彼ら徳森氏や元山仁四郎氏などのNDがらみの人たちやSEALDs RYUKYUの人たちであって、翁長氏の「遺言」ではなかった。
この徳森氏は就任した後も、デニー氏の「私設秘書」とよばれるほどデニー知事の側近となっていた。
このNDが企画したのが、問題の「万国津梁会議」。
ここに県の受託事業として本年度予算から約2400万円が計上されている。
デニー県政からNDに対して1043万の委託契約が結ばれており、さらに彼らが企画した万国津梁会議には2400万円もの公金が支出されている。
言うまでもなく市民運動と県政とは一線を画さねばならぬ。
徳森氏や元山氏といった運動家が、何を考えてどう活動しようがまったく自由だ。
だが、その市民運動に知事を取り込んで県を関わらせて、そこに県の公金を支出させるとなると全く別の問題になる。
つまり、単なる玉城デニー氏個人と徳森氏とのプライベートな関係ではなく、予算を要求した時点から県と受託事業者との関係に変容している。
県は4月に万国津梁会議のスタッフを公募し、1カ月後に締め切った。
だが、当初から出来レースで入札希望6社が辞退し1社しか名乗りを上げず、それが徳森の団体だ。
それも県外で活動してこの1月に沖縄に事務所を開設したばかりの徳森氏を沖縄事務所長とする団体だ。
この団体には実態がなく、トンネル会社の疑いがもたれている。
鍛冶俊樹の軍事ジャーナル
(2020年7月10日号)
*水島社長は依田啓示を処分せよ。
チャンネル桜のキャスターとして依田啓示という人物が在籍している。彼は数年前の暴行事件により有罪が確定している。また6月に暴行傷害容疑で逮捕されている。現在、釈放されているが、暴行歴、逮捕歴がある人物がチャンネル桜にキャスターとして在籍しているのは、紛れもない事実である。
チャンネル桜の水島社長が率いる「頑張れ日本!全国行動委員会」は長年、NHK職員の不祥事を糾弾してきた。私も同団体の常任幹事として糾弾活動に参加してきた。NHK職員の不祥事は割合として他のテレビ局よりも多く、しかも処分も甘い。
しかしマスコミは同業者のよしみで、これを糾弾しない。有名人たちも、やはりNHKに出たいから糾弾しようとしない。その点で、長年マスコミ業界で活躍して来た水島総(みずしまさとる)氏の勇気は賞賛に値する。
しかるに水島氏が社長を務めるチャンネル桜に暴行歴、逮捕歴のあるキャスターがいるとは、如何なる訳か?我々が糾弾して来たNHK職員の不祥事には不起訴の事案が数多く含まれているのだ。
つまり依田氏が今回、不起訴になっても処分しない理由にならない。しかも数年前の事件では既に有罪が確定しているのである。依田氏の出演自粛などで済まそうとするのは、NHKの身内に甘い処分を糾弾してきた立場上ありえない。
今般、我那覇真子さんがチャンネル桜を去った背景には依田問題があった。依田氏を処分できなかったのは、依田氏が沖縄県議会選挙に出馬しており、水島社長は、その当選を願っていた為であろう。
しかし、依田氏は落選した。暴行歴、逮捕歴は司法上も決して消える事はなく、今後、依田氏が選挙に出馬しても、敵対陣営が依田逮捕の新聞記事のコピーをばら撒くのは選挙戦の常識である。つまり今後、彼には当選の見込みがない。
従って水島社長が依田氏を処分できない理由はもはや存在しない。泣いて馬謖(ばしょく)を斬るとは、漢学の素養のない今の若者には通じまいが、我々の年代ではまだ通用する。水島社長は今こそ、諸葛孔明の決断をしなければならない。
明日、午後9時から伽藍みーTUBEで、トークライヴを生配信する。今日のテーマや、その他の質問にも気楽な形でお答えするので、お見逃しなく!
https://www.youtube.com/channel/UCtYCuV7GOkNqxmeLYxdX5UA
前号で既に通知したが前々号「我那覇真子とアグネス・チョウ」をテーマにしたトーク番組がUPされている。大変な話題になっており、明日のライヴにも直結する内容なので是非ご視聴を!下記をクリック
軍事ジャーナリスト 鍛冶俊樹(かじとしき)
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