狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

米大統領選の総括、陰謀論か中国の「目に見えぬ侵略」か

2021-02-01 00:56:10 | 政治

1月20日、アメリカの次期大統領にバイデン氏が決って約10日経過した。

日本のメディアは大統領就任式まで、トランプ氏の話題報じることはほとんどなかった。

ところが不思議なことに、トランプ氏が大統領の椅子を明け渡した後になって、急にトランプ氏の報道が多くなった。

これまで「証拠もないのに不正投票があると主張するトランプ大統領」と批判してきたメディアも、約7500万人の有権者を有するトランプ氏の今後の行動が気になるのだろう。

トランプ氏の主張は、果たして単なる陰謀論だったの、それとも民主主義を踏みにじるディープステイトとの戦いだったのか。

総括してみた。

■米大統領選は「陰謀論」だったのか

陰謀論か否かはさておいて、今回の米国大統領選で判明した三つの重大な事実がある。

先ず第一に、戦後、アメリカが日本に持ち込んだ民主主義とは幻想であり、「民主主義の本場アメリカ」とは神話に過ぎなかったということだ。

そして次に、米国民主主義の蹂躙に手を貸したのが大手メディアとSNSによる偏向報道と言論弾圧だという事実。 本来言論弾圧と戦うはずのメディアが言論弾圧を自ら行なったのだ。

そして三つ目の事実が民主主義蹂躙の陰に見え隠れする中国共産党の影である。

さらに言えば「民主主義の牙城」と思われたアメリカ社会の各階層に中国共産党が浸透しアメリカ全土が赤化する脅威に晒されていた事実だ。

■米国民主主義と中国共産党

一般的アメリカ国民は共産主義に拒否反応を持つ。

マッカ―シー旋風で周知の通り、アメリカの政治家は伝統的にレッドパージ(共産主義者赤狩り)が好きだ。理由は、共産主義が選挙伴う民主主義を否定したから。

そこで、中國共産党は「共産党主義」を「社会主義」あるいは「民主主義のリベラル派」というソフトな衣で包み、アメリカ国民が持つ共産主義への拒否反応を取り除くことに成功した。

その成果、民主主義の根幹をなす公正な選挙を捻じ曲げ、民主主義のもう一つの幹である表現の自由を踏みにじった。

■中国共産党の「見えない侵略」を示す二つの書籍

 
北京の世界戦略に於ける第一の狙いは、アメリカの持つ同盟関係の解体である。 その意味において日本とオーストラリアは、インド太平洋地域における最高のターゲットとなる。北京は日本をアメリカから引き離すためにあらゆる手段を使っている。北京は、日米同盟を決定的に弱体化させなければ日本を支配できないことをよく知っている。主に中国が使っている最大の武器は、貿易と投資だ。
北京は「エコノミック・ステイトクラフト」(経済的国戦術)」というより「エコノミック・・ブラックメール」(境内的脅迫)の使い手であり、中国と他国との経済依存状態を使って、政治面での譲歩を迫っているのだ
 
一時親中国だったオーストラリアが、遅まきながらも中国の「目に見えぬ侵略」に気が付いた。 そして安倍首相が打ち出した「自由で開かれたインド太平洋」構想の有力メンバーになった。
これはオーストラリアが、近年の中国の海洋進出や一帯一路による経済覇権を阻止する中国包囲網の一員になったことを意味する。               
 
そして中国による「陰謀論」として興味を引いたもう一つの書籍が、二人の現役中国軍人が書いた「現代版・孫子」と言えるこの本だ。
 
 
現代戦争論―超「超限戦」- これが21世紀の戦いだ - (ワニブックスPLUS新書)

同書によると21世紀の戦争は宣戦布告して軍事力を投入する通常の戦争だけではなく、情報・政治経済全ての生活の分野で戦争を仕掛ける「超限戦」だという。

コンピューター分野でハッキングなどで敵国の情報を入手する情報戦略はトランプ氏が今回の大統領選で指摘した「stop ”the steal”」そのものである。

現代技術と市場経済体制によって変わりつつある現代戦争は、技術が戦略に変化をもたらした。 

この本はこうした変化にどう対応していけばよいのかをテーマにした、中国の現役軍人による新戦争論である。金融戦争やテロ、サイバー攻撃など軍事以外の手段が多様化してきたこと、そしてそれらが高度にネットワーク化されたことで広範囲の空間で作戦行動が可能になったことなどが書かれている。

21世紀の戦争では、あらゆるものが手段となり、あらゆる領域が戦場となり得る。全ての兵器と技術が組み合わされ、戦争と非戦争、軍事と非軍事、軍人と非軍人という境界がなくなる。

現代社会においては、究極の非対称戦の脅威は排除し難い。

既に中国では「網軍(ネット軍)」といわれる兵力が40万人いるといわれている。

本書は1999年に出版されたが、正に21世紀は超限界戦の時代に入ったことの預言書である。

現在の米大統領選に於ける米中対立は戦争状態だと言える。

つづく
 
 
【おまけ】
 
木村 太郎のNon Fake News

新型コロナ “武漢研究所流出説”に複数の状況証拠 トランプ政権は動かぬ証拠を示せるか?

防護装備なしでコウモリを採取・ウイルス貯蔵庫の密閉材が破損

 
木村太郎
ワールド
  • 米政府は2018年から武漢の研究所を視察し運営に問題があると把握
  • 「研究所はコウモリから採取したコロナウイルスの危険性を発見していた」
  • 英国紙も安全対策の粗雑さを示す写真を掲載 中国は新ガイドラインを発表
 

【悲報】WHO調査チーム、隔離中にハニトラにでも?⇒武漢の市場を視察するも…なぜか発生源とは別の海鮮市場を調査するプロレスを披露

 
1: マヌルネコ(光) [US] 2021/01/31(日) 12:07:57.20 ID:wVTlxy6Z0● BE:201615239-2BP(2000)
新型コロナウイルスの発生源などの解明に向けて、中国・武漢を訪れているWHO=世界保健機関の国際的な調査チームは、31日、市内の市場を視察しました。

この市場は、感染拡大当初、多くの患者が確認された海鮮市場とは別の場所で、中国政府は感染対策に成功したと宣伝していて一連の対応の正当性をアピールするねらいがあるものとみられます。

日本を含む各国の専門家で作るWHOの調査チームは、29日から武漢で発生源などの解明に向けた現地調査を本格化させていて、31日は、午前中、大規模な市場を視察しています。

この市場は、感染拡大当初、多くの患者が確認された海鮮市場とは20キロほど離れた別の場所で、中国政府は感染が拡大する中でも対策が成功し去年2月からの都市の封鎖期間中、住民への食糧の供給を支えたなどと宣伝しています。
以下略全文はソースへ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210131/k10012841951000.html
23: イエネコ(埼玉県) [US] 2021/01/31(日) 12:22:28.15 ID:s1jAh11e0
>>1
この前に日本に来日した中国の外相みたいに、WHOと共同会見して中国側が「WHOの学者から感染源は武漢ではないと発言をいただいた」とやらかす可能性大



66: アンデスネコ(兵庫県) [US] 2021/01/31(日) 13:03:20.14 ID:D002oVji0
>>1
やってることがまんま北鮮と一緒で笑う



95: 猫又(東京都) [US] 2021/01/31(日) 14:56:26.72 ID:xs203JMu0
>>1
自由に動けないのかよ これじゃただの観光じゃん



103: カラカル(千葉県) [US] 2021/01/31(日) 15:15:24.76 ID:xJ1uXZWM0
>>1
そりゃそうだよWHOは中国に買われて飼われてる飼い犬なんだから
中国にとって都合が悪いコメントはしない、みんな分かってる
WHOは真実を隠すため、他の国に責任を擦り付けるための調査団なんだから



4: シャルトリュー(三重県) [ニダ] 2021/01/31(日) 12:10:36.45 ID:in/nNooS0
WHO「調査の結果は全く問題ありませんでした」



21: ボンベイ(新潟県) [IN] 2021/01/31(日) 12:19:45.99 ID:FLZVoWb/0
>>4
絶対言うわな
コメント (6)