沖縄県「悪質な犯行」と抗議 在沖米海兵隊の外交部長「県民の懸念を真摯に受け止める」
沖縄県の金城賢知事公室長は12日、県庁に在沖米海兵隊政務外交部長のニール・オーウェンズ大佐を呼び、海兵隊員が強制わいせつ容疑で逮捕された事件に抗議した。「県民に強い不安を与えるだけでなく、女性の人権をじゅうりんするものであり、断じて許せない」と批判した。オーウェンズ氏は「県民に与えた懸念を、真摯に受け止める」と述べ、謝罪した。
金城氏は、「事件は悪質な犯行」と非難。午前0~5時の飲酒の原則禁止などを定める勤務時間外行動指針「リバティー制度」や、新型コロナウイルス対策の行動制限措置に違反していた可能性があるとして、「制度の実効性に疑念が生じている」と指摘。隊員教育の徹底や、一層の綱紀粛正、リバティー制度の運用実態検証などを要求した。
オーウェンズ氏は「海兵隊員が規律に違反した場合は、その者に責任を問うことになる」としたが、被疑者が違反していたかどうかは言及しなかった。
★
まず最初に断っておくが、筆者は米兵の犯罪を擁護する気は毛頭ない。
それが米軍であれ自衛隊であれ、教職員であってもどの組織にも不届き者は居るのが世の習いだから。
浜の真砂は尽きるとも世に犯罪の種は尽きまじ 現代版五右衛門
沖縄の場合米兵の犯罪に特定して「米軍基地があるために起きた犯罪」と決めつけるの沖縄メディアの常套手段。そして「米軍基地出ていけ」と基地反対の理由にする。
沖タイの論理で言えば教員が犯罪を犯せば教員は全て追放すべきだし、消防員や警察官に犯罪者が出たら消防署や警察は要らないという理屈になる。
その一方不思議に思うのは、沖縄メディアは、沖縄米軍の「犯罪率」をほとんど報道しない。
仮に米兵の 犯罪率が高いのなら、 その原因を正していく議論が必要だろ う。
犯罪白書を見てみよう。
たとえば2011 年の犯罪率を見ると、沖縄 県民 が0・27% に対し、 米軍 関係者 は 0・11% で ある。
明らか に、 米軍 関係者 の方が犯罪率は低い。
そのデータを示すと、最初から「 米軍 反対」ありき の人は、 今度は「基地の中 はもっと犯罪率が高い」などと反論 する。
しかし基地内の犯罪率は日本側は知らされておらず、 検証のしようがない。
そもそも、 沖縄側から見たら、 基地外で犯罪行為をされるから困るのであって、 基地中で何をしようが関係ないはずだ。
結局、 最初から「 米軍 反対」と叫びたいために 、 自分 に都合 の いい 話 を 作り上げている のでは ない か。
要するに、 データ を抜きにして「 米軍は犯罪が多い 、 犯罪者 ばかりだから出ていけ」 と米兵を一般化して いる わけ だ。
米兵であれ県民であれ犯罪が許されるわけはないが、 一般の 善良な米兵 を 十 把 一 から げにして非難するのは止めるべき。
犯罪 率 では 批判 でき ないとなると、伝家の宝刀である日米地位協定が不平等 だと主張する人がいる。
日本 国内でありながら日本の法令は適用されず、 治外法権・特権が保証されているから許せないというわけだ。
しかし、 これも日本が今まで集団的自衛権 を行使しないと言って 一方的に米軍に 守ってもらってきたのだから仕方がない面が大きい。
米兵からすれば「 私たちは 日本を助けるけど、 日本から助けてもらえない」 と なる。
それでは メリット でも 与え ない と つり合い が 取れ ない という もの だ。
参照:
高橋洋一. これが世界と日本経済の真実だ 株式会社 悟空出版. .
■坂田様のコメント
【沖縄知事 米兵わいせつ容疑抗議、リバティー制度実効性「疑念」 2/12(金) 沖縄タイムス】 どう想われますか、玉城知事の言及に。
沖縄県で在沖縄米軍兵に因る主要刑法犯罪が起きたら、マスコミが一斉に【米軍がーっ】と連日キャンペーン報道をして、知事までも深刻とする在沖縄米軍基地の苦悩を内地に語る。
そんなことを言い出したら、沖縄だけのことではなく内地で基地を抱えた自治体も同じで在るからして、日本国民の苦悩と言うのが正しいこと。
今回のわいせつ事件を庇う心算など更々ないが、報道に於いて全国のマスコミの中で沖縄県だけが事実を覆い隠す意図で、恣意的に在沖縄米軍兵の犯罪を強調するから、私は語気を強め抗議する。
先ず、在沖縄米軍兵と軍属に因る基地外犯罪の中でも、沖縄県警本部が統計月報で内容を明かす主要犯罪に於いて、沖縄の2紙が情報操作をして内外の国民を騙しに掛かるから、私は語気を強め抗議する。
かつて、在沖縄海兵隊本部キャンプ・フォスターの広報大尉が【沖縄の新聞には情報操作が在る】と西日本新聞の取材に証言した。
そして【沖縄で起きた米兵と軍属の事故事件の発生率は国民のそれよりもはるかに低いのが事実】と続けたこと。皆さんが初耳と思います。
内地民が初耳の理由は、沖縄の事件事故の真実を琉球新報と沖縄タイムスが決して内外に報じ様としない姿勢が原因で在ること。
この沖縄2紙に因る米軍への印象操作の深刻度に対して、本来は敵地を混乱せしめんとする情報操作をするのが軍隊の仕事で在るが、その在沖縄海兵隊本部が沖縄2紙の情報操作に参っていること、笑えるさ。
沖縄2紙に因る事故事件の報道現実は、米兵と軍属が交通違反しただけでも連日ネガキャンをする特有性が在ること、不公平の極みで在る。
もちろん、県民の交通違反を個々に報じることなどしない、これを連綿と沖縄2紙が連携してやっていること。
理由は、沖縄左派が政治的な印象操作(=米軍に対しての敵愾心を煽る反米情報を県民に植え付ける目的)に悪用しているわけだ。
数年前に、海兵隊員が北谷町の住宅で元内縁の妻(東北出身)を殺害後に自殺した事件が在った。
県内の自治体がこぞって反米基地の決議をなして、県2紙が連日ネガキャン報道したことを覚えておられると思います。
葬式で来沖した被害女性の実父が、取材に【娘の死が沖縄では政治に利用されてる、これは男と女の事件で在ること】と、沖縄の政治家とマスコミを痛烈に批判した。正にその通りで、沖縄が米軍のせいにした。
ここで、昨年一年間の沖縄県警本部の主要犯罪統計数値を示します。
①米軍人・軍属及びその家族による刑法犯検挙件数・検挙人員で、刑法犯総数が検挙数39件で人員が35人。
うち、軍人が検挙29件で人員でが24人。検挙39件のうち風俗が1件(=家族だった)、凶悪と粗暴が12件、窃盗が13件、知能が1件、その他が12件。
②県の刑法犯総数 認知件数・検挙件数・検挙人員(㊟、①を含む)
刑法犯認知総数6514件で検挙件数が3863件の人員が2863人。
なお、風俗犯が認知87件で検挙78人の人員が84人。84人のうちの1人が米軍人の家族で在ったこと。
この沖縄県警統計月報時系列データーを基にして、なにゆえ、在沖縄米軍人や軍属や家族のことだけを、わいせつ野郎と玉城知事が糾弾する理由が在るのだろうか。
わいせつ過ぎるのは県民の方ではないのかい。
沖縄2紙の歴史と政治と安保と基地の報道には必ず記事のどこかに情報操作が仕込まれていることを承知して下さい。
各社電子版ニュースを読む際には、どこに嘘が在るのかを確認する余計な手間が掛かります。
⇒最後にクリックお願いします