

古事記、日本書紀に興味あり、伊勢神宮参拝しました
伊勢神宮は、神階が授与されたことのない神宮です、
古代では、宇佐神宮、中世では、石清水八幡宮と共に二所宗廟の一つとされています

内宮

外宮

概要

太陽を神格化した、天照大御神を祀る皇大神宮
衣食住の守り神である豊受大御神を祀る、豊受大神宮の二つの正宮が存在します、

皇大神宮を内宮、豊受大神宮を外宮と呼びます

皇室の氏神で、皇室・朝廷の権威と強い結びつきがあります

パワースポット(写真に手をかざして下さい?)

歴史

起源

『日本書紀』によると、垂仁天皇の皇女倭姫命が、天照大御神を内宮に祀りました

『古事記』によると、崇神天皇記と垂仁天皇記の分注を伊勢大神の宮を祀りました

古代

皇室の氏神として、天皇以外の奉幣は禁止されていました

中世

皇室の氏神から、日本全体の鎮守として全国の武士から崇敬されたました

神仏習合の教説において、神道側の最高神とされました

お陰横丁

近世

お蔭参りが流行しました
○お蔭参りは、江戸時代に起こった伊勢神宮への集団参詣で、年間数百万人が参拝しました
○江戸から片道15日間、大阪から5日間、名古屋から3日間、東北、九州からも参宮者は歩いて参拝しました
(キリスト教でのメッカ参拝と有る面で類似しているのかも)

弥次さん、喜多さんの『東海道中膝栗毛で語られるように、多くの民衆が全国から参拝しました

近代

大日本帝国政府により、全国神社の頂点の神社として位置付けられました

第二次世界大戦以後は、全国神社の本宗と位置づけられ、内宮前に「神宮司庁」があります

佐藤栄作首相、1967年に参拝して以来、現職内閣総理大臣と農水大臣が、
1月4日の仕事始めに、参拝するのが慣例となっています

宇治橋

式年遷宮(定期的に行われる遷宮)です

20年ごとに、内外両宮の正宮の正殿を始めとする、諸神社の正殿を造替し遷宮します

神宮式年遷宮は、飛鳥時代の天武天皇が定めました

遷宮は、およそ1300年にわたって行われています

2013年来年には、正遷宮(神体の渡御)が予定されています