慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

世阿弥の言葉1

2024年09月21日 | 芸術
🌸世阿弥の言葉1

⛳「時節感当」(かんとう)
 ☆幕がぱっと上がり、観客が役者の声を待ち受けている
 *その心の高まりをうまく見計らっている
 *絶妙のタイミングで声を出すことを「時節感当」と言った
 ☆タイミングをつかむことの重要性を語ったもの

⛳「男時、女時」(おどき。めどき)
 ☆世阿弥、こっちに勢いがあると思える時「 男時 ( おどき ) 」
 ☆相手に勢いがついたと思える時「 女時 ( めどき ) 」と呼んだ
 ☆ 向田邦子の小説集の題名で有名なこのことばは、世阿弥の造語です

「秘すれば花」
 ☆秘密にして見せないから花となる(価値がある)
 *秘密にしておかないと花[価値]はなくなる
 ☆ 全部見せるのではなく
 *『チラ見せ』をした方が良い
 *“見たい”という意欲を刺激する
 ☆隠すことで欲望を刺激できる

「軽々と機をもちて」
 ☆自分の気分を軽々と引き上げて
 *相手のリズムにそっと合わせていく
 ☆自分だけのリズムではなく
 *相手との関係性を重視することが大切なのだ

「離見の見(りけんのけん)」「 目前心後 ( もくぜんしんご ) 」
 ☆「離見の見(りけんのけん)」
 *観客の立場になって自分を見ること
 *客観的に俯瞰して全体を見る力
 *世阿弥は、観客から自分がどう見られているかを意識しなさい
  ☆「 目前心後 ( もくぜんしんご ) 」
 *その家の芸をきちんと継承してこそ家が続く
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『世阿弥の言葉』
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講談師、神田伯山だけじゃない

2023年05月02日 | 芸術
🌸講談甦る(若手・女性・老練が進化競う)

 ☆以前、24名で「絶滅危惧職」と椰楡された講談師
 ☆今や講談師は90名で歴女も殺到する

講談公演数は10年前の2倍になる
 ☆「講談」という話芸、昨今注目を浴びている
 ☆神田伯山という男性講談師
 *テレビや雑誌などで一度は見たことがあるはず
 *伯山がいなければ、「講談」こんなにまで注目されなかった
 *「講談インフラ」を整備したのが伯山の大きな功績
 ☆10年前に開かれていた講談の会は月に平均40前後
 *現在は80公演と倍増し、伯山ブームの延長線上にあるものだ

講談界に令和に入り入門者も相次いだ
 ☆300年以上もの間続いてきた講談芸
 *一龍斎貞水、神田松鯉が「人間国宝」に認定された
 *松鯉門下に入門したのが、六代目神田伯山
 ☆講談師は性別不問
 ☆扱う題材やテーマ、古典や連続物ばかりでない
 *世界を動かした人物から
 *日常に起こる出来事を新作にこしらえ上げる演者も増えた
 *講談は、楽しめる幅が広くなった
 ☆令和に入ってからは入門者も相次いでいる
 *前座、真打、ニツ目と合わせると90名近い講談師がいる
 *一時期、絶滅危惧職とまでいわれたのはもはや過去の話

女性講談師と女性客が増えた
 ☆神田陽子、紫、紅といった女性講談師の入門が相次ぎ
 *わかりやすい講談や見せる講談で裾野を広げた
 ☆現在活躍している講談師の中に
 *アニメや童話に民話、近年の偉人伝などを題材に読む人もいる
 ☆伝統を守る講談師もいる
 *宝井琴梅は、寺社の露天で講談を読む「辻講釈」の講談を行う
 *弟子の宝井梅湯や神田伊織のニツ目もそれに続こうとしている
 ☆現在の講談の楽しさ
 *今の世の動きと同じで多様性を視野に入れた点にある
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『THEMIS4月号』


講談師、神田伯山だけじゃない
『THEMIS4月号』記事より画像引用)
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6人の偉大なる芸術家とアートの見方

2021年04月29日 | 芸術
🌸6人の偉大なる芸術家とアートの見方

⛳アートの目指すと内容は、時代とともに変化する
 ☆ルネッサンス以前
 *神(マリア様等)教会中心のアート作品が中心
 ☆ルネッサンス以後
 *有名人の自画像、風景等をリアルに描く作品中心
 *現在の写真としての作品が多かった
 ☆写真技術の進歩でアート作品の目指す内容が変貌した



アンリマティス「緑の筋のあるマティス夫人」
 ☆フランスの画家、フォーヴィスム(野獣派)のリーダー的存在
 *20世紀を代表する芸術家の一人
 *自然をこよなく愛し「色彩の魔術師」と謳われた
 *緑あふれる世界を描き続けた画家
 ☆マティスの偉大なポイント
 *これまで芸術画は目に映るものを、綺麗にリアルに描き上げる
 *そのような文化が500年続いていた
 *初めてマティスがこの概念を破壊した
 *海は青、太陽は赤で描かないといないのか?
 *誰が決めたルール



⛳パブロ・ピカソ「アヴィニョンの娘たち」
 ☆スペインで生まれ、フランスで制作活動をした画家
 *生涯におよそ1万3500点の油絵、彫刻、陶器等多くの作品を残す
 ☆ 偉大なポイント
 *マティスに続きこれまでの固定概念を破壊
 *多視点から見たモノを一枚のキャンパスで混ぜて表現
 *人間の様々な方向からの情報を展開図的に表現し新しい表現を模索した



⛳ワシリー・カンディンスキー「コンポジションVII 」
 ☆ロシア出身の画家であり、美術理論家であった
 *一般に、抽象絵画の創始者とされる
 *ドイツ及びフランスでも活躍
 ☆ 偉大なポイント
 *音楽をもし絵に表すならばとのイメージで描く
 *目に見えないものを現した作品
 *芸術は自由、思うがままに好きな物を描き上げて良いとの理論
 *固定概念を破壊した作品を創作した



⛳マルセル・デュシャン「泉」
 ☆フランス生まれの美術家
 *20世紀美術に決定的な影響を残した
 *画家として出発したが、油彩画の制作は途中で放棄した
 *チェスの名手としても知られた
 *アメリカ国籍を取得した
 ☆偉大なポイント
 *芸術作品は美しくなくてはならないという固定概念を破壊した
 *便器を題材にしてはいけないなんて誰が決めたの?



⛳ジャクソン・ポロック「アズポスター 」
 ☆アメリカの画家
 *抽象表現主義(ニューヨーク派)の代表的な画家
 *彼の画法はアクション・ペインティングと呼ばれた
 *抽象表現主義の画家たちの活躍により
 *美術の中心地はパリではなくニューヨークとなる
 ☆ 偉大なポイント
 *アートとは何かをイメージして描かなければいけないのか?
 *固定概念を破壊
 *何もモチーフにせず、イメージせず、無機質に絵具を飛び散らせる
 *これもアートだと訴えた
 ☆この作品のテーマは?何を表現しているんですか?
 *何も表現していません、ただ絵具が飛び散ったモノです



⛳アンディ・ウォーホル「ブリロ・ボックス 」
 ☆アメリカの画家・版画家・芸術家でポップアートの旗手
 *ロックバンドのプロデュースや映画制作なども手掛けた
 *マルチ・アーティスト
 ☆偉大なポイント
 *アートとアートでないものの境目はどこだ
 *洗剤だってカップラーメンだって絵が、文字が
 *人々に何かを訴えかけている
 *それを、アートとして呼んではいけないのか
 *これまでのアートの固定概念そのものを破壊した



⛳中田敦彦のYouTube大学から学ぶ6人の偉大なる芸術家
 ☆全ての作品に共通しているこは「固定概念を破壊した」
 ☆例えば一度も「海」を見たことがない子供
 *海の絵を書いたら何色で描くのでしょうか?
 *目の見えない人が、太陽の暖かさ、日差しのみの情報で絵を描くと
 *何色で描き出すのでしょうか?
 ☆現代人が描く「愛」と500年後の人類が描く「愛」
 *全く違った表現になっているのでしょうか
 *だとするならば。今表現している「愛」は嘘になるのか?
 ☆人工知能が描いた絵画を芸術と呼んではいけないのか?
 *芸術は、誰かが受け取るイメージが大切なのか
 *キャンバスに残すことが美学なのか
 ☆正解のない問いを自問自答し名作の絵画に触れるのも良い
                  (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
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⛳出典、『中田敦彦のYUUTUBE大学』より記事・画像引用
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小倉遊亀・片岡球子・三岸節子の生涯

2020年06月01日 | 芸術
絵を描く喜びを生きる力に!「女の生きざま」

 ☆生きた!愛した!描いた!絵を描く喜びを生きる力に変えた女性画家

小倉遊亀『浴女その一』『浴女その二』
 ☆世紀を超え105歳まで生きた日本画の巨人
 ☆1926年に院展に入選、1932年女性として初の日本美術院の同人となった
 ☆色彩に富む人物画や静物画が特徴
片岡球子『山 富士山』
 ☆異端、型破りと呼ばれ絵画一筋
*明治・大正・昭和・平成を生き抜いた画家
 ☆院展では、落選を繰り返し「落選の神様」とまで呼ばれた
 ☆生涯の伴侶「富士山」と共に歩んだ
三岸節子『さいたさいたさくらがさいた』『自画像』
 ☆明治から平成にかけ100年近い歳月を生きた洋画家
 ☆ふてぶてしさすら感じられる20歳の作品『自画像』
 ☆93歳で描いた満開の桜の大作『さいたさいたさくらがさいた』
 ☆妻、母として、男社会の画壇という逆境の中で戦い続けた炎の生涯
(敬称略)
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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出典、テレビ東京『今こそアートのチカラを』
















小倉遊亀・片岡球子・三岸節子の生涯
(『今こそアートのチカラを』テレビ画面より画像引用)
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