慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『AIでの創薬』『タンパク質の構造解析』『ASP5502』

2024年12月27日 | 医療
🌸AIで薬を開発 

 ☆どうやって?安全性は?

⛳今年のノーベル化学賞で注目される“AI創薬”
 ☆AIは、治療薬の候補として人が思いつかない治療薬を提案する
 *AIを使って開発された薬、臨床試験にまで進んでいる
 *国の指定難病の「シェーグレン症候群」の治療薬の候補
 *開発されたのは「ASP5502」
 ☆「シェーグレン症候群」は自己免疫疾患のひとつ
 *国内で7万人以上の患者がいると推計されている
 *根本的治療法は未だ確立していない
 ☆AIは、たんぱく質の構造などを分析し、
 *1時間ほどで6万種類もの薬の候補となる化合物を提案してきた

独自の指標をシミュレーションしスコア化する
 ☆薬になりやすい上位23種類の化合物をAIがリストアップした
 *「効果があるか」「体内で安定化するか」「体内で溶けるか」
 *「ヒト、マウス、ラットでの安全性はどうか」等の要素より
 *スコアの順位や根拠となる評価を示しながら
 *パソコン画面上に表示した
 ☆ロボットにデータを入力した結果
 *化合物を自動で合成、製造の実現可能性や有効性の検証などを経て
 *残った1つが先ほどの薬の候補「ASP5502」だった
 *現在、アメリカ臨床試験の第一段階を始めている

AIを使った創薬事業
 ☆創薬が専門の横浜薬科大学の北川教授語る
 *薬とたんぱく質の関係を研究して40年余り
 *『たんぱく質の構造』を知ることが最も大事なこと
 ☆たんぱく質
 *20種類のアミノ酸が“ひも状”にいくつも連なったもので
 *ひもの状態から、複雑に折りたたまれた
 *立体的な構造になることで機能や働きを持つ
 ☆たんぱく質は、生き物が生きていくために
 *必要な酵素や抗体などとして機能する一方
 *病気の原因になるものもある
 ☆立体構造のたんぱく質の一部分には「結合ポケット」の場所がある
 *病気の原因となっているたんぱく質の場合
 *「結合ポケット」に、ピッタリと合う別のたんぱく質などを
 *くっつけることで“悪さを止める”ことができる
 *たんぱく質の結合ポケットが、どのような構造になっているのか
 *まず知る必要があるという
 *たんぱく質の構造が分からないと、薬の開発は難しい
 *薬が良いたんぱく質に作用すると悪影響になるし
 ☆たんぱく質の構造を解析する方法
 *「たんぱく質の折りたたみ問題」と言われるほど
 *立体構造の解析は複雑で難しく、長年の課題となってきた
 *構造を「実測」するのではなく、「予測」するのがAIを使った方法

⛳コストと時間 劇的に削減
 ☆AIによるたんぱく質の構造予測
 *薬の研究開発を加速すると期待されている
 ☆従来のX線を使った方法
 *1年余りの期間と1000万円以上の費用をかけて調べてきた
 ☆登場した「AlphaFold3」に
 *たんぱく質のアミノ酸配列を入力すると5分で立体構造が再現された
 *Ⅹ線による構造解析結果と比較すると
 *両者の構造はかなり似ており
 *AIが高い精度で予測できたことを示していた
 ☆AI創薬が医療の未来にどのような変化をもたらしていくのか
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、NHK『おはよう日本 』






『AIでの創薬』『タンパク質の構造解析』『ASP5502』
(NHK『おはよう日本 』放送内容より記事画像引用)
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『一般社団法人信州上田みらい塾』『剣道』

2024年12月26日 | 医療
🌸おわりに(2)

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載されています
 *又、挿入の画像非常に分かりやすいです

⛳免疫学を一般の人に免疫学を正しく知ってもらう試み 
 ☆免疫学入門的な本をいくつか自分の目で眺めてみた
 *私から見ると、いずれもあまりに正面から構えていて
 *記述的で、 一般の方々にはとっつきにくい感じのものばかり
 ☆筆者が考えたのは
 *皆さんが知りたいと思われる質問をまず50個用意し
 *それに対してわかりやすい簡潔な答えを順番に提供していく方式
 *50のQ&Åを介して免疫学のおおよそを知ってもらう

⛳私自身の健康習慣

 ☆筆者自身が免疫力を良い状態で維持するためにしている活動
 *大阪府と長野県の2ヵ所で月の半分ぐらいずつ過ごしている
 ☆筆者は、中学生の頃から剣道を始め
 *2年ほど前に剣道入段の位をいただいた
 (入段審査の合格率は通常1%以下)
 *筆者は今でも真剣に剣道の稽古を続けている
 *毎朝5時半に起き、ベッドの上で20分ほどストレッチする
 *柔軟体操をしたあと、防具を着けて30分ほど基本技の練習している
 *剣道の防具は数キロの重さがあるので
 *30分程度の稽古でもかなりの運動量となる
 *準備体操、稽古、整理体操とあわせて、約1時間、道場にいる
 ☆午前中は自宅書斎で論文を読んだり執筆をしたりしている
 *忘れた名前や事柄があったら
 *できるだけその場で調べて思い出すようにしいる
 ☆お昼を軽めにとった後、少し昼寝をする
 *午後は通常、午前の仕事の続きをする
 ☆夕方は少し散歩をした後に夕食をとる
 *食事量は私の年齢にしては多いほうだ
 *体重には気をつけている
 *体重が増えたかなと思ったら、減らすこともある
 ☆食事は野菜を多くとるようにし、サプリメントはとっていない
 ☆過去30年間以上、体重はほぼ変わらず、BMIは23程度
 *筆者には高血圧の持病があるので、毎日降圧剤を服用している
 *避けているのは過食と過飲

筆者が心がけている毎日の健康習慣
 ①朝早起きして体操をすること
 *できるだけ毎日、昼間も一定量以上の運動をすること
 ➁毎日の習慣
 *よくからだを動かす、なんでも食べる、できるだけ頭を使う
 *そしてよく寝て、規則的な生活をする
 ☆最近、筆者は人に話しかけることも健康法のひとつと考えている
 *上田市の自宅の剣道場を利用して
 * 一般市民や専門職を持つ方々のために
 *免疫学をわかりやすく解説する試みを始めています
 *いわゆる寺子屋形式で筆者が講師となり
 *受講生に対して講義をしながら彼らからの質疑を受ける
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』




『一般社団法人信州上田みらい塾』『剣道』
(ネットより画像引用)
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『免疫学の進歩』『専門家の古い知識』『メディアの問題』

2024年12月25日 | 医療
🌸おわりに(1)

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載されています
 *又、挿入の画像非常に分かりやすいです

「専門家」と言われる人の問題
 ☆免疫学の進歩は早く大きく変わってきている
 *新型コロナウイルス感染症の流行が始まってから
 *世の中では「免疫」という言葉が数多く使われてきた
 ☆基本的なからだの防御機構に関して
 *旧来の古びた知識しかないままウイルスや免疫の誤った情報を
 *メディアや著書で拡散する自称「専門家」が少なからずいる
 ☆ウイルスに対する免疫においては
 *自然免疫も獲得免疫も大事なのですが
 *獲得免疫のほんの一部である中和抗体だけを見て
 *中和抗体が、ウイルスに対する免疫のすべてであるかのように
 *語る知識不足の「専門家」もいます
 ☆「専門家」という肩書きを持ちながら
 *自己の情報源の確かさを十分にチェックしてない専門家
 *文献的なエビデンスをしっかりと確認しないで
 *誤った専門的知識を振りまいてきた
 *科学者としてはまずいことだと思います

⛳「メディア」側の問題
 ☆「専門家」が語る内容の根拠をしっかりと調べないまま
 *真偽の確かでない情報を垂れ流してきた
 *特に一部の週刊誌はひどかった
 *売れ行きにこだわるせいか
 *一時期はセンセーショナルな見出しとともに
 *怪しげな内容の記事が何週も続けて出ていました。
 ☆専門家側にもメディア側にも、医療や健康に関するリテラシー不足
 *免疫学に関してはしかるべき立場の人たちでも
 *基本的なことについてしばしば理解が不足していて
 *新しい免疫学の知識に関し「ご存じなし」というケースも目立った
 *そんなことになってしまった理由

⛳免疫学が過去数十年の間に急速に進歩した
 ☆免疫学では多くの新しいことがわかってきた
 *今では20種類以上の免疫細胞の存在が明らかになっている
 ☆免疫細胞は一般にサイトカインとよばれる、生理活性物質を放出
 *お互いが情報交換をしあっている
 ☆サイトカイン
 *100種類以上も存在することがわかっている
 ☆以前は感染症から身を守るのは
 *病原体に対してできる抗体が重要であると思われていましたが
 *最近では抗体のような液性の物質(可溶性タンパク質)だけでなく
 *キラーT細胞のような特定の細胞が病原体侵入現場に駆けつけて
 *感染細胞を殺すことがわかってきました、細胞性免疫の存在
 ☆免疫反応は実は自然免疫と獲得免疫という
 *異なるふたつのタイプの反応からなることが明らかとなった
 *免疫で、両者が順番に働くことによって
 *侵入してくる病原体が排除されることがわかってきた

最近20年で、免疫学の教科書の中身が大きく変わった
 ☆中学や高校の生物学の教科書はこの進歩にうまくついていない
 ☆医学部の教科書はさすがにこのあたりはカバーしている
 *最近の医学生は教科書を買わない人が増えてきている
 *必要なことはネットで調べればいいという人が多いのです
 ☆今の免疫学は複雑になっていて
 *ネットから単に細かな知識だけ集めても
 *免疫学の考え方や理屈はなかなか理解できません
 ☆医師や医学系研究者でも
 *免疫学をきちんと理解していない人が意外と多い
 *ご自分たちでは新しい免疫学の存在を知らないのに
 *昔の知識を振りかざしてわかったようなつもりになっている
 *自分は知っていると勘違いして、間違ったた知識を拡散している
 ☆生半可な知識は無知より怖いといいわれる
 *医師や医学系研究者の場合
 *「専門家」という肩書きがついている分、もっと怖い
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』



『免疫学の進歩』『専門家の古い学問』『メディアの問題』
(『あなたの健康は免疫でできている』記事、ネットより画像引用)
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『サプリメント』『健康食品』『免疫力アップ』『5+1』

2024年12月24日 | 医療
🌸サプリメント&健康食品は免疫力アップの効果

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載されています
 *又、挿入の画像非常に分かりやすいです
 ☆復習的要素強く、容易に理解できます

⛳サプリメントや健康食品は普通の食品より健康にいいのか?
 ☆巻には免疫力を強化するサプリとして多種類販売されている
 *医学的見地からすると、経口投与によって
 **からだの免疫系に働いてその能力を直接的に向上させる医薬品
 *これまで発見されていないし、これは既存のサプリでも同様
 ☆例、乳酸菌を含むヨーグルトなどの飲料の投与
 *腸内環境のバランスを整えることにより
 *間接的にからだの免疫力を上げる効果がある程度はあるかもしれない
 *これにはかなりの個人差があるし、テレビなどで言われているような
 *「生きた乳酸菌が腸に到達して効果を発揮する」ことはほとんどない
 ☆生きた菌だけでなく死菌だけでも効果があるのが実験結果もある
 *腸管の自然免疫が菌体成分を感知して
 *免疫系が刺激されるとともに、
 *これが腸内で善玉菌が増えるような環境形成に役立ち
 *結果、からだの免疫力が二次的に向上したのかもしれない

⛳日本医師会HPでの健康食品とサプリメントについての意見
 ☆健康食品やサプリメント
 *ふつうの食品よりも、『健康によい』、「健康に効果がある』
 *『健康の保持増進に役立つ』かどうか
 *科学的根拠があるかどうかは、必ずしも十分ではありません
 *健康食品やサプリメントは、くすりの代わりではない
 ☆『食品だから安心』、『天然成分だから安全』は誤解
 *天然成分由来の健康食品でも
 *アレルギー症状や医薬品との相互作用を起こすものがあります
 *病人、子ども、妊産婦、高齢者、アレルギー体質のある方は要注意
 ☆これが、多くの医師の意見で、筆者の意見もこれとまったく同じ
 *筆者はサプリメントや健康食品が悪いと言っているのではない
 *摂取するものに特に害がなくて、自分に気持ちが良く
 *安心できるのであれば、否定をする理由はまったくない
 *摂取することによって精神的安定性が得られるかもしれません
 *「信じる者は救われる」ということもあります
 *ご自分に合うものを注意して選べばいいのだと思います
 *ただし、過度な信頼や依存は禁物
 ☆2023年度の健康食品市場、年間1.3兆円以上
 *国内で新しい薬をひとつ市場に出すのに
 *必要な開発コストが約500億円といわれている
 *年間1.3兆円というお金を新薬開発に使ったら
 *わが国から世界市場に向けて20種以上の新しい薬ができていた

ふだんから免疫力を保つには
 ☆国立がん研究センターのキャンペーン
 *「科学的根拠に根ざしたがん予防ガイドライン」として
 *「日本人のためのがん予防法(5+1)」を示している
 *5+1のがん予防法を実践することで
 *あなた自身の努力でがんになるリスクを低くしていくことが可能と
 ☆筆者のような免疫学者から見ると
 *5+1の健康習慣は、がん予防のためだけではなく
 *「われわれの免疫力をふだんからいい状態に保っておく」ために
 *必要なものである

『5+1』の健康習慣
 ☆禁煙する(たばこは吸わない+他人のたばこの煙を避ける)
 *たばこの煙が肺に入ると、肺で慢性炎症が起きる
 *慢性炎症は免疫力低下の原因となる
 ☆節酒する(アルコール類のとりすぎは肝臓やすい臓に負担をかる)
 *これらの臓器に慢性的な炎症を引き起こす
 ☆食生活を見直す
 (過食、減塩、野菜と果物摂取、熱い飲み物や食べ物冷やして摂取する)
 *がんだけでなく生活習慣病の予防にもつながる
 ☆からだを動かす
 *ふだんの身体活動量が高い人ほど、がんや心疾患の発生率が低くい
 *同時に免疫力の維持にもつながる
 *どのくらいの運動したらいいのかというと、個人差がある
 ☆適正な体重を維持する
 *肥満がからだに炎症を起こすことや
 *新型コロナ感染症の人院リスクや重症化リスクが高くなる
 *肥満の人の脂肪組織では慢性炎症が起きていて
 *それが血液系や免疫系に悪影響を及ぼし、免疫力の低下をもたらす
 ☆感染を防ぐ
 *われわれの自然免疫や獲得免疫を抑えるメカニズムを持っている
 *ウイルスに感染するとからだ全体の免疫力が低下する
 *その上、これらの病原体はわれわれのゲノムに働いて
 *変異を起こすので―がんができやすくなる

⛳現在、がんを起こす病原体の多くには、ワクチンが開発されている
 ☆ワクチン接種を受けることにより
 *がん発生リスクが大きく低下してきている
 ☆ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン
 ①12~13歳世代のワクチン接種率は約8割
 *接種後、約12年間観察した
 *ワクチン未接種者ではこれまでとほぼ同じ頻度で
 *浸潤性子宮頸がん発生していた
 ➁12~13歳時にワクチン3回接種した人たち
 *接種後の浸潤性子宮頸がんの発生率がゼロとなっていた
 *ワクチン接種によってこの種のがんは世の中からなくすことができる

⛳まとめ
 ☆健康習慣が大事です
 *「過ぎたるは猶及ばぎるがごとし」です
 *個人レベルでの生活習慣を見直す必要があります
 ☆必要な場合にはサプリメントをうまく使うという方法もある
 *食欲や体調が落ちている時には食事量が減る分
 *足りない分をサプリメントで補給するのは悪くありません
 *サプリメントや健康食品への頼りすぎは禁物です
 ☆例、内臓脂肪を減らすのに役立つというサプリメントをとるよりは
 *摂取カロリーを考えて
 *一定時間、有酸素運動をするほうがはるかに効率的で健康的です
 ☆免疫力はアクセルとブレーキの両方がバランスよく働く時に
 *十分に発揮できるので、毎日の生活習慣が大事
                          (敬称略)
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⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』




『サプリメント』『健康食品』『免疫力アップ』『5+1』
(『あなたの健康は免疫でできている』記事、ネットより画像引用)
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『ガンの光免疫療法』

2024年12月23日 | 医療
🌸ガンの光免疫療法

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載されています
 *又、挿入の画像非常に分かりやすいです
 ☆復習的要素強く、容易に理解できます

⛳がん細胞をレーザー光で殺す

 ☆最近、光免疫療法という方法が日本で保険での認可された
 *切除不能な頭頸部がんに対して保険適用となっている
 ☆アメリカ国立がん研究所の小林久隆研究員が開発した方法
 ☆がん細胞をレーザー光で殺す療法
 *がん細胞のみに結合する薬剤を静脈から投与してがん組織に集積させる
 *そののちにがん組織にレーザー光を当てることで
 *薬剤を介してがん細胞を攻撃する
 *薬剤にはレーザー光に反応する色素を付けであり
 *光が当たると色素が反応して薬剤ががん細胞を殺す仕組み
 ☆レーザー光照射、薬剤のどちらも副反応がほとんどない
 *壊されたがん細胞からはがん抗原が周囲に放出されて
 *がんに対する免疫が活性化される可能性すらある

ガンの光免疫療法、がん免疫が抑えられる機構が働いている場合
 ☆がん治療効果を上げるために
 *免疫チェックポイント療法を併用することが必要である
 *この療法は副作用が非常に少なく
 *一部のがんには効果がある
 ☆光免疫療法の欠点
 *光が当てられないような深部のがんには使えない
 *保険では、頸動脈などの大血管に腫瘍の浸潤がないことが治療の条件
 ☆切除不能な頭頸部がん以外のがんの場合
 *保険適用外の自由診療となる
 *治療費が全額自己負担となります
 ☆現在、この方法が種々のがんに使われ始めていて
 *今後、さらにその結果が蓄積されてくることとなる
                          (敬称略)
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⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』



『ガンの光免疫療法』
(ネットより画像引用)
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『CARーT細胞』『自己免疫疾患へ応用』『治療高額』

2024年12月22日 | 医療
🌸がん細胞を殺すCAR―T細胞

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載されています
 *又、挿入の画像非常に分かりやすいです
 ☆復習的要素強く、容易に理解できます

⛳CAR―T細胞の作り方
 ☆T細胞の表面には抗原レセプターが存在する
 *T細胞はこの抗原レセプターを介して異物を認識する
 ☆リンパ球の場合
 *1個の細胞の上には1種類のみの抗原レセプターしか発現していない
 *即ち、1個のリンパ球は、1種類の抗原しか認識できない
 *からだの中には有限の数のリンパ球しかない
 ☆からだは無数の抗原に反応できないといけない
 *ひとりの個人の体内
 *特定の抗原に反応できるリンパ球の頻度少ない
 *非常に低いくがん抗原に対しても同様である
 ☆体内にはがん抗原を認識できるリンパ球がいる
 *しかし、きわめて頻度が低い
 ☆『CAR―T』細胞療法
 *がん患者では、がん抗原反応性リンパ球がなかなか増えない
 *効率的にがん細胞を攻撃できないことが多い
 *特定のがん抗原に対する抗原レセプターを人工的に作って体内与える
 *T細胞に導入し、細胞をやっつけようという試みが行われている
 *CARとはキメラ抗原レセプターの略
 *アメリカを中心に、白血病や悪性リンパ腫の治療に使われている
 *かなりいい効果が得られている

⛳CAR―T細胞治療の問題点
 ☆副反応(大量のサイトカインが放出)
 *CAR―T細胞ががん細胞を急激に殺してくれるが
 *その際にT細胞から大量のサイトカインが放出される
 *高熱、血圧の急激な低下や呼吸困難が起きる
 *高カリウム血症などが起きることがある
 *重度の場合には血液透析が必要となることもある
 ➁がん細胞のがん抗原の発現が均一でない
 *ある種のがんがAというがん抗原を発現していた場合
 *がん細胞は変異をするので
 *Aとよく似ているけれども
 *少し違うAというがん抗原を発現する細胞が新たに出現する
 ☆ひとつのがん組織の中に
 *A少しずつ異なるがん抗原を発現する細胞が共存することになる
 *その状態にAを異物として認識するCAR―T細胞を移入すると
 *Aの発現が強いがん細胞はうまく殺されるが
 *Aの発現が弱い細胞等は、生き残る可能性がある
 *治療が進むと、CAR―T細胞が効かないがん細胞が増えてくる

⛳CAR―T細胞をがんの病巣の中に入り込ませる戦術
 ☆CAR―T細胞療法は、固形がんに限定的な効果しか得られていない
 *理由のひとつは固形がんのほうが血液系のがんに比べて
 *がん抗原が弱く、がんに対する免疫反応を起こすことが難しい
 *さらにがんが大きくなった状態ではすでに
 *免疫にブレーキが働いていて、これが治療の妨げとなっている
 *がんは通常は塊を作っているので
 *CAR―T細胞が塊の中へうまく人っていけない
 *CAR―T細胞をがん組織の中に浸潤させるのが、今後の課題
 ☆CAR―T細胞療法の発展
 *最近、自己抗体を作る自己免疫疾患の治療に対しも用いられている
 *自己免疫疾患の原因は、自己抗体を作るのは息者自身のB細胞
 *B細胞には、CDl9という特異的な細胞表面マーカーがある
 *CDl9に選択的に結合するCAR―T細胞を作って
 *自己免疫疾患患者に投与すると
 *CDl9を持つ細胞のB細胞だけが、殺される
 *その結果、自己抗体を作っていたB細胞まで殺されるので
 *自己抗体が体内から完全に消えて
 *自己免疫症状も消えるということになる
 *完治に近い状態にまでなったとい症例も報告されている

⛳ポテンシャルがあるCAR―T細胞療法の価格
 ☆非常に高額であるという問題点がある
 *現在、B細胞性白血病やB細胞性悪性リンパ腫に対する
 *CAR―T療法をノバルティス社が商業的に販売しています
 *日本での薬価は3000万円超
 ☆病気が再発した時には再投与が必要な場合もある
 *今のままでは「金の切れ目が命の切れ目」になりかねません
 *是非、もっと安価に使えるようになってほしい.
                          (敬称略)
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⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』





   (疾患名日本語、エリスマトーデス、重症筋無力症、多発性硬化症)
『CARーT細胞』『自己免疫疾患へ応用』『治療高額』
 (『あなたの健康は免疫でできている』記事、ネットより画像引用)
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『がん抗原の強弱』『がん細胞賢い』『がん免疫監視機構』

2024年12月21日 | 医療
🌸免疫系のがん細胞除去の働き

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載されています
 *又、挿入の画像非常に分かりやすいです
 ☆先端学問の為、少し丁寧に読むことで理解できます

⛳がん細胞は、自分とよく似た異物である

 ☆がん細胞は自分のからだの正常細胞と似ている
 *その為、免疫機構からは見つけにくい存在
 *しかし、がん細胞は、正常細胞には発現しない
 ☆主にがん細胞に出現するのは「がん抗原」を持っており
 *一部「異物」としての性質も持っている
 ☆我々の免疫系は、体の中に出来たがん細胞を排除する
 *リンパ球がないと免疫監視機構がうまく働かず
 *肉腫の発生率がどんどん上がってきてしまう
 ☆がん抗原
 *がん細胞で起きている遺伝子変異によってできてきている
 *多くの場合、タンパク質(遺伝子変異で作られているタンパク質)
 *変異で、変異タンパク質あるいはその一部が、がん抗原になっている
 ☆がん抗原には強いものと弱いものがある
 *強いがん抗原には強い免疫反応が起きるが
 *弱いがん抗原には弱い免疫反応しか起きない

 ☆がん細胞の種類やがんの進行ステージによっては
 *免疫反応を利用してがん細胞を排除するというのは
 *必ずしもうまく行かないことがある
 *免疫の働きがかえって裏目に働いて
 *免疫で排除されにくいがん細胞が増えてしまう可能性すらある

⛳リンパ球が欠損しているマウスに化学発がん剤を塗布する
 ☆半年以内に多くの個体でMCA肉腫が誘発される
 *リンパ球を正常に持つ野生型マウス
 *一部の個体にしか肉腫が誘発されない
 ☆生理的状態
 *リンパ球が、がん免疫監視機構の主役として働いている
 *新たにできてくる肉腫を排除する

⛳がん細胞は賢い
 ☆がん細胞は、免疫からの攻撃を回避しようとする
 *がん細胞は、ある意味、ウイルスとよく似ている
 ☆がん細胞は、免疫による負の選択の力が働いて
 *以前より強い抵抗性を持つものが選択されることがある
 *この現象をがん細胞の『免疫編集』という
 ☆がん細胞は均一ではない
 *生成の過程でお互いに少しずつ違う性質を持つものができる
 *免疫監視機構で排除されやすいのは
 *免疫を起こす力が強い細胞(がん抗原が強く発現している細胞)
 *免疫を起こす力が強い細胞は免疫がうまく働くと排除される
 *がん抗原の発現量が少なかったりすると
 *がん細胞が認識されにくく、監視機構をすり抜ける可能性がある
 *免疫系の働きによってがん細胞に選択がかかり
 *かえって排除されにくいがんが育っていく傾向がある

がん細胞に対しては免疫が排除するように働くケース
 ☆場合によっては免疫が働くことによって
 *免疫が働きにくいがん細胞が生き残り
 *大きながんを形成することがある
 ☆がん細胞が育っていく過程で
 *免疫を積極的に抑えるメカニズムを獲得する場合もあるので
 *がん細胞に対して働くはずだった免疫機構が働けなくなってしまう
 ☆がん細胞は賢くて、生き延びるために
 *免疫からの攻撃を回避する手段をいくつも講じている
 ☆筆者らの研究目的は、免疫系はこの違いを認識して
 *からだの中にできてきたがん細胞を排除するシステム作りです
 ☆これが「がん免疫監視機構」です

                          (敬称略)
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⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』







『がん抗原の強弱』『がん細胞賢い』『がん免疫監視機構』
(『あなたの健康は免疫でできている』記事、ネットより画像引用)
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『老化阻止ワクチン』『SASP因子』『GPNMB』

2024年12月20日 | 医療
🌸老化を止めるワクチン現在は、まだ出来ていない

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載されています
 *又、挿入の画像非常に分かりやすいです
 ☆復習的要素強く、容易に理解できます

⛳老化細胞を除去するワクチン

 ☆加齢とともに細胞が老化すると
 *種々の老化関連因子(SASP因子)が作られる
 *そのひとつに炎症性サイトカインがある
 ☆炎症性サイトカイン
 *SASP因子を作る老化細胞自身を刺激して
 *細胞老化を進めマクロファージ等の免疫細胞をよび寄せ
 *慢性的な炎症状態を作り出だす
 ☆老化細胞が存在すると周囲の細胞にも悪影響を及ばし
 *それが老化という現象をさらに進めている可能性がある
 *最近、免疫の力を利用して
 *老化細胞だけをからだから除去する試みが進められている

老化細胞を除去するワクチンの開発
 ☆老化という現象が血管を中心に進むので
 *血管内皮細胞で増えている分子を「治療標的候補」として探した
 *GPNMBという細胞膜表面に存在するタンパク質を見つけた
 ☆GPNMB分子は、ヒトの高齢者だけでなく
 *高齢マウスや動脈硬化モデルマウスの血管や内臓脂肪組織でも
 *発現が増えていた
 ☆GPNMB陽性細胞が老化細胞であると考え
 *それを選択的に除去する目的で抗GPNMBワクチンを作り
 *肥満食を与えた状態のマウスに接種した
 *GPNMBの発現が大きく減少し
 *糖代謝異常まで改善する傾向が見られた
 ☆結果より
 *ワクチン接種によってGPNMB陽性細胞が減って
 *抗老化に働いたためと解釈できないこともない
 *難しいのは、GPNMBが血管内皮細胞だけでなく
 *マクロファージのような免疫細胞の一部にも発現している等より
 ☆ワクチン接種で、本当に老化細胞だけが除去されたのか
 *マクロファージのような慢性炎症に関与する細胞も
 *一緒に減ったために肥満食によって誘導される
 *血管や内臓脂肪での慢性炎症が軽減されたのか等、区別がつかない
 ☆細胞膜表面に発現するタンパク質に対する抗体を作ることは
 *自己に対する抗体を作ることで
 *免疫学的には、自己免疫寛容現象が存在するので
 *生体内で高い反応性を持つ抗体を作ることは普通は難しい

⛳ワクチン接種でできた抗体
 ☆期待通りに個体の中で老化細胞だけに対して働いていたのかは
 *推測の域を出ない
 *現状ではGPNMBの化理的な役割が不明であり
 *たまたま抗GPNMBワクチンが生体内で
 *その役割をやめたということによるものであったかもしれない
 ☆現状では抗GPNMBワクチン
 *老化細胞を除去して老化を止めた、結論を下すのは困難である
 *いったん自己免疫が起きてしまうとそれを制御することは
 *臨床的には容易ではあり、健康リスクがあるアプローチでもある

⛳老化細胞ができる意味

 ☆老化細胞は加齢とともに誰にでも出現してくることから
 *老化細胞にもなんらかの生理的な役割があるのでは
 ☆例、老化細胞が作るSASP因子の一種の炎症性サイトカイン
 *作られる量によっては免疫の活性化に重要な役割を果す
 *SASP因子の中には傷ついた組織の修復に関わるものもある
 ☆老化細胞は常に悪い役割ばかりしているのではなくて
 *組織の修復や機能回復に一役買っているのかもしれない
 ☆老化細胞の役割(機能的意義)はわれわれが思っていたよりも
 *複雑で、組織や細胞の種類によって異なる可能性がある
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』




『老化阻止ワクチン』『SASP因子』『GPNMB』
(『あなたの健康は免疫でできている』記事他より記事画像引用)
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『副反応軽減ワクチン』『ユニバーサル中和抗体』『レプリコンワクチン』

2024年12月19日 | 医療
🌸新型コロナウイルスの次世代ワクチンとは

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載されています
 *又、挿入の画像非常に分かりやすいです
 ☆理想薬を述べている点もあり、ある程度難解です

⛳もっと効果の高いワクチンは作れるのか
 ☆ⅿRNAワクチンは、主要成分ⅿRNAが壊れやすい
 *脂質ナノ粒子(LNP)の中に封入されている
 *ナノ粒子の外側の脂質成分には自然免疫を活性化して
 *炎症性サイトカインを作らせる性質がある
 ☆炎症性サイトカインは
 *獲得免疫に働いて円滑な免疫反応を起こすためにきわめて有用だが
 *作られすぎると、局所に炎症を起こす
 *発熱や赤み、腫れ、痛みなどをもたらす
 *特に自然免疫の働きのいい若い人にはこのような副反応が強く出る
 *ⅿRNAワクチンでは接種を嫌がる人がしばしば出てくる
 ☆問題を克服するには、現在使われている脂質成分の改良が必要
 *LNPを使わない形のワクチン開発も進められている
 
⛳mRNAワクチンの変異株に対する改良
 ☆新型コロナウイルスのスパイクタンパク質を抗原として使っている
 *この部分は非常に変異が速いために
 *変異株の出現とともにワクチンの効き目が下がる傾向がある
 ☆スパイクタンパク質には、変異がほとんど入らない部分も存在し
 *その中にはウイルスの細胞内侵入に関わる部分が含まれていれば
 *そのような部分の機能を中和する抗体を作ることができれば
 *理屈からすると、その抗体はどの変異株にも結合して
 *ウイルスの感染性を中和できる可能性がある
 *「ユニバーサル中和抗体」が得られる可能性がある
 ☆感染者、感染回復者から広く反応する中和抗体を作る
 *B細胞を単離し試験管内でモノクローナル抗体をつくり
 *その抗体を医薬化して大量生産すれば、どの変異株に対しても
 *感染予防薬かつ重症化予防薬としても、大きな効果を発揮する
 *このような抗体は、通常は感染者の体内では簡単には見つからない
 *普通の感染では少量しかできていないはず
 ☆この抗体が認識している部分を抗原として
 *ワクチンを作っても、この部分の抗原性があまり高くないために
 *いい抗体があまりできないことが予想される
 *有効なワクチンとならない可能性もある
 ☆感染者の体内で増殖しているB細胞の中には
 *少数ながらこのようなユニバーサル中和抗体を作る
 *クローンが存在しているはず
 *個々のB細胞を単離して試験管内で増やせば
 *その中にはユニバーサル中和抗体を作るクローンが見つかるのでは
 *このような細胞が得られれば
 * ユニバーサルな中和能を持つモノクローナル抗体が得られる
 ☆ユニバーサル抗体
 *新型コロナウイルスのみならず
 *似た同族のコロナウイルスの有効な感染予防薬、重症化予防薬として
 *有用であり、非常に高い医学的な価値がある

レプリコンワクチン
 ☆新型コロナmRNAワクチンのひとつの問題は
 *できた中和抗体が半年ぐらいの間に大きく減ってきてしまうこと
 *ワクチン成分として使っているmRNA
 *からだの中で壊されて、一定期間しか働かない
 *体内で一定期間しか抗原となるスパイクタンパク質も作られない
 ☆レプリコンワクチンの開発
 *ワクチン抗原を体内で長く持続させる試みが行われていている
 *レプリコンとは、自己再生できるけれども
 *ウイルス粒子は作ることができないウイルスゲノム
 *レプリコンは感染性のウイルス粒子を作ることができません
 *しかし、自己再生はできることから
 *細胞内に導入されるとウイルスゲノムが増幅されその産物も作られる
 ☆この技術をmRNAワクチンに応用したものが
 *新型コロナウイルスのレプリコンワクチン
 *現在、新型コロナワクチンの定期接種に含まれている
 ☆新型コロナウイルス以外の別のウイルスを使って
 *あらかじめ自己増幅可能なレプリコンを作っておき
 *この中に新型コロナウイルスのスパイクタンパク質の
 *設計図であるmRNAを封入し、体内に投与する
 *自己増殖型のワクチンである
 *これまでのワクチンよりも少量の投与で済むので
 *副反応が少ない可能性まある
 *しかもより長い免疫持続が期待できるかもしれないというものです
 ☆心配なのは、投与したRNAの自己増殖可能期間
 *目的とするmRNAが体内で長期に作られて
 *その産物が過剰にできてしまわないかというのが懸念される
 *臨床試験の結果では、レプリコンワクチンの安全性や有効性には
 *特に問題が見られていません
 *今後さらにデータが出てくるものと思われます

⛳レプリコンワクチンの筆者の懸念
 ☆筆者個人としては
 *新型コロナワクチンが長い免疫を付与できない原因は
 *病原体自体の性質によるものであると考えている
 *ワクチンに少々の改良を加えたとしても
 *長い免疫を付与できるものは容易にはできてこないのでは
 ☆レプリコンワクチンがmRNAワクチンとなるかについての判断
 *もう少し時間が必要です

レプリコンワクチンの使用、はなから反対している人たちがいる
 ☆レプリコンワクチンを接種すると
 *RNAを含むエクソソームとよばれる小胞ができて
 *呼気、母乳、唾液、精液、汗などから体外に排出されうる
 *しかしながら、レプリコンがヒトに感染して広がることはない
 ☆RNAを含むエクソソームという小胞は
 *細胞から放出されることはあるのですが
 *ワクチン由来のmRNAがワクチン接種者のからだから
 *放出されるようなことは起こららない
 ☆百歩譲ってそのようなことが起きたとしても
 *RNAが他人の体内に入り込んで増える現象は
 *科学的には起こり得えない
 ☆筆者から見ると
 *レプリコンやmRNAワクチンの原理や働き方
 *正しく理解していないコメント、意見がある
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』











『副反応軽減ワクチン』『ユニバーサル中和抗体』『レプリコンワクチン』
(ネットより画像引用)
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『新型コロナウイルス』『集団免疫』

2024年12月18日 | 医療
🌸新型コロナウイルスの集団免疫ができない

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載されています
 *又、挿入の画像非常に分かりやすいです
 ☆復習的要素強く、容易に理解できます

⛳新型コロナでは、コロナワクチン継続して接種が必要
 ☆麻疹やおたふく風邪のような免疫が長続きする病気
 *感染のみならずワクチン接種でも免疫が長続きする
 *ワクチン接種者が増えると、コミュニティの中で感染しない
 *人の数が増え、その感染症に対する接触の機会が減る
 *全体がその感染症にかかりにくくなる
 *この現象のことを「集団免疫」といいます。
 ☆新型コロナ感染症やインフルエンザのような感染
 *ワクチン接種で短い免疫しかつかない病気
 *集団免疫はきわめてできにくい
 *社会の中に恒常的な免疫ができない
 *社会の大半が感染経験者となっても、新しい変異株が生まれて
 *世の中のウイルス量が増えると、再び感染者が増えてくる
 ☆集団免疫が出来ない場合、ワクチンは追加接種が効果あり
 *接種を繰り返すことによってある程度は変異株に対する免疫ができる
 *個人レベルでは接種を重ねていくことによって
 *感染防御をすることが可能
 ☆ワクチン接種をせずに自然に感染することだけに依存した場合
 *免疫は一定期間しか続かず、後遺症や重症化というリスクがある

⛳新型コロナウイルスに感染するのは得策ではない
 ☆新型コロナウイルスに対しては
 *ワクチン接種や感染で、社会全体を守る集団免疫を得るのは
 *リスクがあり、無理がある
 ☆新型コロナやインフルエンザの場合
 *免疫の持続が短いので、 一定の期間であれば
 *感染やワクチン接種で、社会の中に
 *「かかりにくさ」ある程度出来るが
 *それは一時的なことであって、次の流行が来ると
 *再び感染する人が必ず出てくることになる
 ☆それが十分に理解されていなかったので
 *イギリスやヨーロッパ諸国では初期の段階
 *「感染者が増えたら集団免疫ができるはず」と誤解をして
 *感染をあまり防ごうとせず
 *多数の高齢者が亡くなったという事実がある
 ☆即ち、新型コロナ感染症で集団免疫によって
 *社会から感染を守ろうとするのはリスクが大きすぎる
 *感染対策をしっかりして、かからない努力をするほうが有利です
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
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⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』



                          (集団免疫)



『新型コロナウイルス』『集団免疫』
(ネットより画像引用)
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『ワクチン何回も接種』『T・B細胞の変化』『感染者死亡率比較』

2024年12月17日 | 医療
🌸ワクチン何回も接種しても免疫が落ちない

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載されています
 *又、挿入の画像非常に分かりやすいです
 ☆復習的要素強く、容易に理解できます

⛳ワクチン接種を繰り返しても免疫系は疲弊しない
 ☆現在使われている新型コロナワクチン
 *効果が長く持続しないので、感染を防ぐためには
 *何度か接種しないといけません
 *これはワクチンが悪いのではなく
 *新型コロナウイルスが持続的な免疫をもたらす性質を持たないためです
 *これは病原体のせいなのです
  ☆嫌ワクチン派の人たち同じワクチンを何度も接種すると
 *免疫系が疲弊して免疫力が低下するなどと言っている
 *実際はそんなことはない
 *インフルエンザワクチンを毎年打ったからといって
 *接種を受けた人の反応性が低下するようなことは起きていません
 ☆T細胞は、間隔を空けてしかるべき抗原に出会った場合
 *何度刺激されても、何年経っても、反応能力を失わない
 ☆B細胞でも同様です
 *B細胞は体細胞の中で遺伝子変異を起こしやすい細胞
 *変異の仕方はランダム、その抗原に対してより
 *強く反応するB細胞と反応能力が低いものもできる
 *強く反応するB細胞は、再度同じ抗原に出会うと
 *元のB細胞より増殖し、数が増える
 *一方、前より反応性が弱いB細胞は、同じ抗原に出会っても
 *反応が弱いのであまり増殖しない
 *時間が経つにつれて、反応性の強いB細胞が選ばれていく

⛳ワクチン何回も接種した場合
 ☆接種のたびに以前よりは、強いB細胞が選ばれていく
 *「正の選択」が起きる

 ☆選ばれた強い細胞は元のウイルス株に対してだけでなく
 *変異株に対する反応性も次第に獲得するようになる
 ☆ワクチン接種を繰り返すうちに変異ウイルスに対するB細胞も増え
 *結果として変異ウイルスをやっつける抗体ができてくる
 ☆同じワクチンを何度も接種すると
 *免疫力が落ちるとの考えは妄想です

⛳ワクチン接種による死亡率低下、日本のデータでも証明されている
 ☆新型コロナワクチンの場合
 *日本で公表されているデータを見ても
 *ワクチン接種の回数が増えたから
 *新型コロナ感染者や死者が増えていることはない
 ☆逆に感染者も死者も減っている
 *ワクチン接種回数が増えるにつれて
 *感染リスクも高齢者の死亡リスクも下がっていました
 ☆数字を見たら一目瞭然です
 *ワクチン接種回数が増えたら感染リスクが上がったとか
 *死亡リスクが上がったとかいうことはまったくない
 ☆接種回数が増えるにつれて
 *感染リスクも死亡リスクも明らかに下がっていたと判断できる
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』



                  (ゆうき内科でのデーター)
『ワクチン何回も接種』『T・B細胞の変化』『感染者死亡率比較』
(『あなたの健康は免疫でできている』記事より画像引用)
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『ワクチンの有効率』『コロナの変異株』

2024年12月16日 | 医療
🌸ウイルスが変異するとワクチンの効果は下がる

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載されています
 *又、挿入の画像非常に分かりやすいです
 ☆復習的要素強く、容易に理解できます

⛳ワクチンの有効率
 ☆ワクチンの有効率一般的にも間違って理解されている
 ①ワクチンメ未接種者100人中の感染状況
 *ワクチンを打たずに新型コロナにかかった人が10人のケース
 *非接種者の罹患率は10%
 ➁ワクチン接種者100人中の感染状況
 *新型コロナにかかった人が一人のケース
 *接種者の罹患率は1%となる
 ☆ワクチンの有効率計算式
 =(1-接種者罹患率/非接触者罹患率)✖100
 *上記のケースでは有効率90%となる
 *ワクチン接種により感染者10人⇒1人ななったとの意味
 ☆ワクチン非接種者の罹患率が10%ということは
 *ワクチンを打たなくても新型コロナにかからなかった人
 *100人中90人もいたということになる
 ☆ワクチン有効率
 *ワクチンを打ったらどのぐらい感染者が減ったかがポイントになる
 *ワクチン接種を受けたくない人たちは
 *「ワクチンを打たなくても大丈夫」というほうに話をもっていく
 *その為、話がかみ合いません

⛳一般にRNAウイルスはどんどん変異をしていく
 ☆新型コロナウイルスでは変異がどんどん進んでいき
 *ウイルスがRNAウイルスなので、ワクチン有効率が下がってきていく
 *同じRNAウイルスのインフルエンザウイルスも速い速度で変異する
 ☆変異するウイルスの特徴
 *ウイルス粒子の表面には「異物性」を示す種々のH印がある
 *われわれはこの目印を見てウイルスを排除しようとする
 ☆ウイルスが体内に侵入すると
 *強い目印に対してはすぐに中和抗体ができる
 *弱い目印に対しウイルスが何度も侵入してこないと中和抗体ができない
 ☆一番初めに出現した武漢株ウイルス
 *強い目印と弱い目印の両方があった
 *武漢株ウイルスは、免疫との戦いの中で、強い目印を少しずつ失い
 *免疫を回避して生き延び、次々に新しい変異株を生み出してきた
 ☆その結果できたデルタ株では
 *強い目印をかなり失っていたために
 *武漢株よりも抗体ができにくくなり
 *抗体が効きにくくなっていました
 *デルタ株は感染性が高く、急激に感染が広がり
 *多くの重症者、死者が出ました
 ☆このあとに出てきたオミクロン株
 *強い目印がもっと減っていたので
 *以前よりもずっと抗体ができにくくなっていて
 *抗体も働きにくくなっていました
 ☆ウイルスが増えやすい人の中は、変異を起こしやすくなる
 *実際、免疫力が落ちている人の中で
 *経時的にウイルス変異を観察した臨床報告がいくつかある
 *時間経過とともに次々と新しい変異が生まれている

⛳ワクチンの追加接種で、変異株に効果が見られる

 ☆変異株には、当然のことですが、ワクチンが効きにくくなっていて
 *ワクチン有効率が下がっていました
 *ただし、弱い目印のほうは失っていないので
 *このような変異株でも何度かワクチン接種をすれば
 *排除できる可能性がある
 ☆新型コロナウイルスのように変異を重ねるウイルスでは
 *当初ワクチン接種で得られた抵抗性を維持するためには
 *追加接種をして、弱い目印に対して免疫が起きる様にする必要がある
 ☆これらの目印はタンパク質の一部に存在するので
 *T  細胞の目印として働く可能性がある
 *T細胞は変異株に対ししっかりと働くことができる
 ☆ウイルスに対するT細胞、B細胞を十分に持っている人であれば
 *変異株による感染が起きても、稀にしか重症化しない
 ☆T細胞やB細胞の機能が落ちている高齢者や持病を有する人たち
 *ウイルス排除が遅れて、重症化しやすくなる
 *変異株が、作られる場所は、免疫力が落ちている人たちの体内
 *時間経過とともに次々と新しい変異が生まれてくる

⛳ワクチンの追加接種をすると変異株も効果が見られる

 ☆ワクチン有効率が下がってしまっているが
 *弱い目印のほうは失ちていないので
 *このような変異株でも何度かワクチン接種をすれば
 *排除できる可能性がある
 ☆新型コロナウイルスのように変異を重ねるウイルス
 *抗体を作る目印、あるいは抗体が働く目印が
 *T細胞の目印として働く可能性もある

 ☆T細胞の場合は、強い目印も弱い目印も
 *あまり区別なく反応するので、T細胞は変異株に対し働くことがでる
 ☆ウイルスに対するT細胞、B細胞を十分に持っている人であれば
 *変異株による感染が起きても、稀にしか重症化しない
 *一方、高齢者や持病を有する人たちでは、ウイルス排除が遅れて
 *重症化しやすくなる                           
                           (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』




『ワクチンの有効率』『コロナの変異株』
(『あなたの健康は免疫でできている』記事、ネットより画像引用)
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『mRNAワクチン接種の勧め』『紛れ込み現象』

2024年12月15日 | 医療
🌸『mRNAワクチン』接種で死者が増えていない

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載されています
 *又、挿入の画像非常に分かりやすいです
 ☆復習的要素強く、容易に理解できます

新型コロナワクチン接種で突然死は急増していない
 ☆新型コロナmRNAワクチン接種で死者増加と主張する人たちがいる
 *ワクチンがゼロリスクでないことは確かである
 *きわめて稀ではあるものの死者が出ていることも事実
 *ワクチン接種後の死亡症例の大半が「紛れ込み現象」である
 (ワクチン接種とは独立して起きた現象である可能性高い)
 ☆「紛れ込み現象」とは
 *世の中では毎日多くの人がワクチン接種とは無関係に突然死をしている
 *新型コロナのワクチン接種が始まる前の時点より
 *年間約12万人もが突然死(1日に300人以上)している
 *ワクチン接種で突然死が大きく増えていない
 ☆新型コロナワクチンを接種したグループと一般人で
 *出血性脳卒中による死亡頻度の比較
 *ワクチン接種群100万人当たり0.12件、一般人0.97件
 *この数字を見る限り、ワクチン接種をした人のほうが
 *出血性脳卒中になる頻度が低かった

⛳ワクチン接種は新型コロナ死者数を大きく減らした
 ☆ワクチン接種は、接種しない場合に比べて
 *新型コロナ感染死者数が減ることは世界的にも明らか
 *調査したいずれの国でも接種者群は非接種者群に比べて
 *新型コロナ死者数が大幅に少なく
 *ワクチン接種回数が増えるにつれて死者数が減っていた
 ☆ワクチン接種は、新型コロナ死者数を増やしていたのではなく
 *減らしていたことが、最近のデータもこの結論を裏付けている

アメリカにおける調査結果
 ☆デルタ株流行時と比べてオミクロン株流行時では
 *新型コロナ感染による致死率が約10倍下がっていた
 ☆どちらの株の流行時で共通しているのは
 *ワクチン接種者群はワクチン未接種者群に比べて
 *新型コロナ致死率が数倍低かった
 *新型コロナワクチンが死亡リスクを軽減させている
 ☆ワクチン接種で、新型コロナ死者数が増えているとはいえない
                          (敬称略)
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『mRNAワクチン接種の勧め』『紛れ込み現象』
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『DNAワクチン』『mRNAワクチン』『投与の懸念』

2024年12月13日 | 医療
🌸DNAワクチン、mRNAワクチン

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載されています
 *又、挿入の画像非常に分かりやすいです
 ☆復習的要素強く、容易に理解できます

⛳ワクチンとは
 ☆病原体の一部であるタンパク質などを投与して体に投与し
 *からだに免疫を誘導しようとするもの
 ☆最近、病原体の遺伝子の一部を投与する
 *DNAワクチンやmRNAワクチンの開発が進む
 *新型コロナ感染症ではこれらの遺伝子ワクチンが広く使われた

DNAワクチン
 ☆病原体の特定の部分に対応する遺伝子(DNA)を
 *ウイルスベクターという遺伝子を「運び屋」に組み込んで
 *試験管内で大量に作らせ、それをヒトに投与する
 ☆それにより、われわれのからだの中で病原体の遺伝子産物を作らせ
 *これに対して免疫反応を起こそうとするもの
 *感染性に関わるウイルス部分は含めないので
 *ワクチン接種によって感染することはない
 ☆DNAワクチンの問題点
 ①ウイルス遺伝子、ヒトの細胞のゲノムに組み込まれる可能性がゼロでない  
 ➁接種を受けた人の体内でウイルスベクターに対する免疫反応が起こり
 (2度目以降のワクチン接種の効果が下がる可能性がある)
 *DNAワクチン、現在ではほとんど使われていない

mRNAワクチン
 ☆ウイルス病原体丸ごとの構成部品ではない
 *ウイルス遺伝子の一部だけを含んでいる
 ☆獲得免疫の形成には
 *抗原となるウイルスタンパク質が必要
 ☆mRNAワクチンはそのための遺伝情報だけを与えて
 *私たちの細胞にウイルスタンパク質を作り出させる

 ☆即ち、ヒトのタンパク質製造工場を拝借して
 *抗原としてウイルスのタンパク質を作ってもらう方法
 ☆からだにはRNAを壊す分解酵素が豊富にある
 *ウイルス由来のmRNAが壊れないようにして
 *脂質膜の袋に封じ込めて、筋肉内に投与する

⛳mRNAワクチン投与の懸念
 ☆mRNAワクチンに関して懸念を抱く人たちからよく聞くのが
 *このワクチンは開発されてからわずかの時間しか経っていない
 *何年か経ったらとんでもない副反応が出てくるかもしれないので
 *怖くて接種を受けられない
 ☆mRNAワクチンの開発の歴史は約20年
 *当初はがん治療の目的で開発された
 ☆投与されたmRNAワクチンや
 *生体内で作られたmRNAワクチンの産物  
 *どちらも一過性にしか生体内に残らないことが分っている
 ☆生殖細胞に取り込まれるようなことはなく
 *次世代に影響を与えないことが確認されている
 *mRNAワクチン接種によって将来予期せぬような問題
 *多くの人に発生することは、現時点ではきわめて考えにくい
 ☆ウイルス遺伝子をゲノムに入り込むことを恐れるのであれば
 *ワクチン接種よりも、生きた新型コロナウイルス
 *そのものが細胞内に入り込む「感染」を恐れるべき.
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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『DNAワクチン』『mRNAワクチン』『投与の懸念』
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『ワクチンの副反応』『アナフィラキシー』『脳炎』

2024年12月12日 | 医療
🌸ワクチンの副反応

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載されています
 *又、挿入の画像非常に分かりやすいです
 ☆復習的要素強く、容易に理解できます

⛳副反応の多くは自然免疫が刺激されたために起きる

 ☆ワクチン接種を受けると
 *局所の赤み、発熱、腫れ、全身性の発熱などの副反応が見られる
 *免疫学的なメカニズムによって、自然免疫が刺激されて
 *炎症性サイトカインがたくさん作られるために起きるので
 *「副作用」ではなくて「副反応」とよばれる
 ☆副反応はどうしてもある程度は起きてしまう
 *ワクチン接種に対応して起こった急性炎症反応の現れ
 * 一過性で、通常1~2日以内に治まる

重篤な副反応とその出現頻度
 ☆稀ではありますが、ずっと重い反応が見られることがある
 *そのような重篤な(生命に関わるような)副反応が起きる率
 *ワクチンにより異なり、ワクチン全体100万件に1~10件程度
 (飛行機で死亡する確率は約19万分の1程度の5倍)
 ☆ワクチンは決してゼロリスクではなく、 一定程度のリスクがある
 *重篤な副反応には、アナフィラキシー、脳炎などがある

⛳アナフィラキシーショック
 ☆急激に全身的に起こるアレルギー反応の一種
 *皮膚や粘膜が痒くなったり、息が苦しくなったり
 *吐き気がしたり、立ちくらみが起きたりする
 ☆この状態がさらに進むと、血圧が下がり
 *意識障害が起こり「アナフィラキシーショック」という
 *生命の危険を伴う緊急事態で、アドレナリンの筋肉注射が必要
 ☆食物アレルギーや花粉症があるからといって
 *アナフィラキシーを起こすわけではない
 *ワクチン接種でアナフィラキシーを起こすのは
 *特殊なアレルギー体質がある人の中のごく一部

⛳ワクチン接種後の脳炎
 ☆きわめて稀で、頻度は多くのワクチンでは100万人に約1人ぐら
 *新型コロナワクチンではそれよりさらに少ないようです
 ☆ワクチン後の脳炎の場合、接種後数日から2週間ぐらいで
 *発熱、頭痛、けいれんなどの障害が現れる
 *早めに治療することにより、多くの場合、後遺症を残さずに回復する
 *悪くすると、 一部、運動障害などの後遺症が残ることがある
 ☆ワクチン接種以外にも
 *さまざまなウイルス感染症で脳炎が見られることがある
 *インフルエンザや新型コロナがそうです
 *その頻度は、ワクチン接種の場合よりもかなり高い
 ☆新型コロナ感染後の脳炎の発症頻度は1万人に2人ぐらい
 *筆者から見ると
感染力が高くて流行りやすい感染症の場合
 *ワクチン接種をして感染しないようにするほうが良いと思う
 ☆ウイルス感染による神経系後遺症の場合
 *回復がきわめて遅いか回復しないこともあるので
 *そのリスクはおかしたくないという筆者の考え方
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』






『ワクチンの副反応』『アナフィラキシー』『脳炎』
(『あなたの健康は免疫でできている』記事、ネットより画像引用)
コメント
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