🌸バカと無知3
⛳バカと利口が熟議するという悲劇
☆バカと利口が「熟議」すると悲惨なことになる
☆バカと利口の「平均効果」で、現代社会で起きている混乱
*SNS等では、すべての発言が平等に表示される
☆バカと利口が「熟議」すると悲惨なことになる
☆バカと利口の「平均効果」で、現代社会で起きている混乱
*SNS等では、すべての発言が平等に表示される
*SNS「言論空間の民主化」ともてはやされたが
*陰謀論の温床になることがわかり、当初の熱狂は消え失せた
☆わたしたちは、見ず知らずの相手の発言を評価するとき
☆わたしたちは、見ず知らずの相手の発言を評価するとき
*実績よりも「自信」を参考にする
*どれほどバカげた主張でも
*相手が自信たっぷりだと思わず信じてしまう
☆人が増えてだまされるリスクが大きくなる社会では
*信用を補完するさまざまな社会制度が生まれた
*それは身分やイエ、いまでは学歴や資格、所属する組織だ
☆SNSには、信用を補完するものがほとんどない
*検索も匿名アカウントには使えない
*フォロワーの数を知れるが、信用力と連動している保証はない
☆わたしたちは、匿名の信用力が本名に劣るとも思つていない
*ひとは「進化の設計図」で、SNSの投稿をデフォルトで信用する
☆わたしたちは、匿名の信用力が本名に劣るとも思つていない
*ひとは「進化の設計図」で、SNSの投稿をデフォルトで信用する
⛳「反ワクチン」派のプロパガンダ
☆「ワクチン接種の翌日に突然死した」
☆「ワクチン接種の翌日に突然死した」
*しかし、そのことはいっさい報じられていないという類の匿名投稿
*投稿者、医療関係者?接種後の突然死が検証は不可能だ
*だからといつてつくり話と決めつけることもできない
*ひとは性善説で「そんなこともあるかも」とデフオルトで信用する
☆記事を疑うためには
*そのアカウントの過去の投稿を調べたりするのが必要
*しかし、その様なひとはほとんどいない
*なぜなら「面倒くさい」から
☆脳は大量のエネルギーを必要とする器官なので
☆脳は大量のエネルギーを必要とする器官なので
*認知的な知能力を徹底的に節約するようにできている
☆脳は、いったん「信じる/信じない」と決めてしまったら
*その判断を見直そうとは思わない
*問題なのは「平均効果」で、自分の判断を過大評価してしまう
*この状況で自分とは異なる主張に接すると
*問題なのは「平均効果」で、自分の判断を過大評価してしまう
*この状況で自分とは異なる主張に接すると
*ひとは、それを個人攻撃だと思う
*ひとは攻撃されれば反撃するし
*自尊心を守るためにはどんなことでもする
⛳SNSで執拗に誹謗中傷を繰り返す要因と問題
☆傷ついた自尊心を回復しようとする死にものぐるいの抵抗なのだ
*自分の方が優位だと思っている相手から批判されると
*自分の方が優位だと思っている相手から批判されると
*アィデンティティヘの重大な脅威になる
*自分が白人であることしか誇るものがないのが「白人至上主義者」
*自分が白人であることしか誇るものがないのが「白人至上主義者」
☆「女は男より劣つている」というジェンダー観をもつている場合
*男性中心主義への批判を異常に敵視するようになる
*「フェミニスト」が男社会を過剰に敵視する傾向も
*「フェミニスト」が男社会を過剰に敵視する傾向も
*日本だけでなく世界で起きている
☆SNSでは、なにが事実でなにがフェイクか検証されないまま
*異なるアイデンティティをもつ者が互いに
*「部族」をつくって罵詈雑言をぶつけかないことが問題だ
☆問題を解決するには、投稿者一人ひとりを本人と紐づけて
*ルール違反を即座に処罰できるようにしなければならない
☆投稿者の信用度を評価して公開して
☆投稿者の信用度を評価して公開して
*一定以下だとSNSから排除する仕組みも必要だ
☆原理的に考えれば、バカを排除する以外に、
☆原理的に考えれば、バカを排除する以外に、
☆「バカに引きずられる効果」から逃れる道はない
⛳過剰敬語「よろしかったでしょうか」の秘密
☆痛みの特徴は、他の感覚とは異なって、即座の対処が必要なことだ
☆生物は、なんらかの攻撃を受けてるとき放置すことはできない
☆こうした状況は「闘争か逃走か」だ
☆こうした状況は「闘争か逃走か」だ
*攻撃を受けた時生き物はまず逃げようとし、無理なら反撃する
*逃げる事も戦うことも出来ない絶対絶命の時
*体温と心拍数を下げ、胃や腸内の物を排出し意識を失う
*「死んだふり」をする
(捕食者が死んだ動物の肉を食べない)
☆学校のいじめ問題
☆学校のいじめ問題
*いじめられた子どもは逃げる闘うことできずフリーズする
*これは、脳にとり大音量で警報が鳴っている状態
*日常化するとさまざまな深刻な精神症状が現われる
☆いじめ問題の本質
*学校という逃げ場のない空間に
*同世代の子どもたちを″監禁”する
*進化の歴史ではあり得ない「異常な文化」にある
☆人は、いったん自尊心への脅威だと見なすと
☆人は、いったん自尊心への脅威だと見なすと
*脳はただちに「攻撃モード」になる
*相手の言葉に耳を貸さない
*この時点で、熟議も説得も不可能になっている
*かっては、文化規範があった
*かっては、文化規範があった
(年長者は年下に、男は女に優越的に振る舞うのが当然等の)
*共同体の構成員全員がこの規範に従うのなら
*「身分」に則った言動が自尊心を傷つけることはない
☆教育が成立するには
☆教育が成立するには
*教師と生徒は「身分」がちがわなければならない
*「学校はそういうところ」という合意が成立していて
*はじめて、教師は生徒を叱りつけることができる
☆社会のリベラル化が進み
*生徒が教師と対等だと思うようになると
*叱責は自尊心への攻撃と見なされる
*教師―生徒の枠組みが壊れ「校内暴力」や「学級崩壊」が起きる
☆近年、生徒たちがおとなしくなったのは、
*教師が生徒と「友だち」として接するようになり
*教師が生徒と「友だち」として接するようになり
*自尊心を傷つけなくなったからだろう
☆人間関係がフラットになると
*どんな言葉が相手を傷つけるかわからなくなる
*若者は、「よろしかったでしょうか」のような過剰な敬語を使う
*若者は、「よろしかったでしょうか」のような過剰な敬語を使う
*会社でも上司が部下に敬語で話しかけるのが当たり前になった
☆すべての会話が相手の自尊心を傷つけないよう
*細心の注意を払つて行なわれている
☆アメリカでは平社員が上司ばかりか社長まで
*名前で呼び捨てにする、逆の方向で形式上の平等が達成されている
⛳人間は匿名の陰に隠れるとかぎりなく残酷になる
☆戦場で想像を絶する残虐行為が行なわれるのは
*軍隊が個人ではなく匿名の「兵士」の集団だからだ
☆SNSは人類の進化には存在しない環境で
☆SNSは人類の進化には存在しない環境で
*自分は安全な場所にいながら相手を一方的に攻撃できる
*言論空間のプラットフオームとして最悪の環境をつくり出した
☆そこでは、ささいなことで自尊心を傷つけられたと感じた者たち
*罵詈雑言や誹謗中傷をぶつけ合っている
☆悩ましいのは、だったらどうすればいいかの答えがないことだ
☆悩ましいのは、だったらどうすればいいかの答えがないことだ
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『バカと無知』
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⛳出典、『バカと無知』
SNSのバカと無知の問題
(ネットより画像引用)