🌸生命の特徴
⛳「生物とは何か」を考える
☆「生きている」「死んでいる」のかの定義、定まっていない
*欧米と日本では死の定義が異なり、欧米は脳死、日本は心臓死が条件
*生命をどのように定義するかは難しい
☆魚やイカの活き造り、魚の切り身やヒレがピクピク動いている
☆魚やイカの活き造り、魚の切り身やヒレがピクピク動いている
*組織が動いている流れを「代謝」と言う
*代謝が行われることは生命の定義の一つ
*この場合の魚の組織は生きている状態かもしれない
*個体としてはすでに死に向かっている段階
☆細菌・人間も、生物は皆、外界から区切られた存在
☆細菌・人間も、生物は皆、外界から区切られた存在
*海のなかで高分子状のものが漂っていてエネルギー反応をしていても
*独立した存在でなければ生命体とはいえない
☆受精でも、魚類などは雌が卵を海のなかに放出
☆受精でも、魚類などは雌が卵を海のなかに放出
*同じく雄が放出した精子によって受精し体外受精
*これは非常に無駄が多い受精の形
*小さい幼魚の段階で大きな魚に食べられてしまいます
☆哺乳類は体内に生殖器官を持っていて体内受精する
*子供もある程度大きくなってから出産する
*子供が食べられてしまう心配はなくロスは少ない
☆外界から区切られたり囲まれるのは、大きなメリットがある
*個体レベルの話ですが、細胞レベルの場合でも同様
☆外界から区切られたり囲まれるのは、大きなメリットがある
*個体レベルの話ですが、細胞レベルの場合でも同様
☆細胞のなかの様々な代謝活動をする高分子細胞
*海のなかに漂っていたのでは代謝を行うことはできない
☆遺伝情報を持ったDNAやRNA
*代謝反応を担うタンパク質や酵素などがバラバラに散らばっていたら
*生命活動は行えないので
*細胞は脂質とタンパク質から成る、細胞膜で区切られている
⛳昨日の私は今の私とは違う
☆生物の体の全て細胞を基本として成り立っている
☆細胞は周囲の外界とのあいだで絶えず物質交換をしている
☆生物の体の全て細胞を基本として成り立っている
☆細胞は周囲の外界とのあいだで絶えず物質交換をしている
*すなわち代謝活動を行っている
*同じ形状をしていても、構成成分は絶えず入れ替わっている
☆個体レベルでも入れ替わっている
☆個体レベルでも入れ替わっている
*赤血球は約四ヶ月で新しい血球代わる
*個体を形作る他の組織や成分も同様です
*個体を形作る他の組織や成分も同様です
*数ヶ月もすると、ほとんど全てが新しいものに入れ替わる
☆「代謝を伴って同じ形状を保つこと」は生命の大きな特徴
☆生命は放っておくと無秩序に向かう
*そのために必要なのは「情報」と「エネルギー」です
*そのために必要なのは「情報」と「エネルギー」です
*しかし、遺伝情報は変わらない
☆遺伝情報が記されているDNAやRNA、成分自体は入れ替わる
*しかし情報そのものは突然変異がない限り変化しない
*部品自体を交換しても個体自身の性質は変わらない
⛳進化を起こした生命の特徴
☆生物の最も大事な特徴は自己複製
☆生物の最も大事な特徴は自己複製
*細胞が同じ細胞を作ること、個体が自分と似た子孫を作ること
*人間・全ての生物は子孫が生まれるからこそ進化できた
☆自己複製するウイルス
*ウイルスは、生物か無生物がクローズアップされた
(自己複製の点では、鉱物の結晶でも同様のことが起こる)
☆自己複製するウイルス
*ウイルスは、生物か無生物がクローズアップされた
(自己複製の点では、鉱物の結晶でも同様のことが起こる)
*ウイルスがDNAやRNAという情報を持ってい
*生命体はDNAやRNAに記された情報をもとに自己複製する
(鉱物の結晶とは決定的に異なる)
☆ウイルスは自分自身では代謝を行えない
* 一般的には生命体とは呼ばれていない
☆生命の情報を司るDNAやRNAの最初の生成は不明
(敬称略)
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⛳出典、『「利他」の生物学』
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⛳出典、『「利他」の生物学』
「生きているとは」「細胞の入れ替わり」「自己複製」
(『「利他」の生物学』記事他より画像引用)