慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

安倍晋三回顧録(最終回)

2023年04月29日 | 安倍晋三
🌸長期政権が実現できた理由(5)

安倍晋三ネット活用の重要性語る
 ☆動画、ツイッター、インスタグラム、安倍内閣は広報に力を入れた
 *官邸のホームページやインスタグラムの動画
 *再生回数を増やそう、私のツイッターの画像を工夫を心がけた
 ☆安倍氏、広報担当の佐伯秘書官と相談し
 *ビジュアル動画や写真の投稿に相当努力した
 ☆役人は、政府の動画や写真
 *どれだけ見られているかを、気にしない
 *ただ予算を黙々と消費しようとする
 ☆私は「それじゃダメだろう」と言って
 *いろいろな動画について、細かく指示した
 *私は映画好きだから、ビジュアルにはうるさい
 ☆防衛大の卒業式での私の訓示を映した動画
 *私は、防衛省が最初につくった物を大幅に修正した
 *演説の15分間、延々と私を映している
 *私がしゃべっている内容に合わせて
 *自衛官・職員が現場で活動する場面の動画を入れなさいと
 ☆その結果、その卒業式の動画
 *防衛省始まって以来の再生回数を記録した
 *私のしゃべっている動画なんかより
 *自衛隊員が頑張っている姿の方が人の心を打つ
 ☆政治家もただ仕事をしていても、なかなか評価されない
 *政治家の仕事の見せ方を工夫し
 *イメージを大切にしていく必要がある

筆者からの謝辞
 ☆36時間にわたる安倍晋三さんのインタビュー
 *「御用聞き質問」はできるだけ避け
 *多くの国民が疑問に思っていることや
 *「安倍政治」への厳しい批判も踏まえながら
 *率直に、直哉にお聞きした
 ☆安倍さんにとり、ムッとするような質問多々あったと思う
 *その方がより事実に近づくと考えたから質問した
 ☆安倍さんは、それに対して、自分の記憶を思い起こすだけでなく
 *首脳会談の記録や新聞記事などを事前に丹念に調べて
 *誠実に対応してくれました
 ☆北村滋前国家安全保障局長は、蓄積してきた資料の提供等
 *安倍さんとの打ち合わせインタビューを支えてくれた
 *事後的な原稿のチェックや掲載写真の選定もお願いした
 ☆それがなければ
 *歴史的かつ実証的な回顧録世に出ることは不可能だったと思う
 ☆『安倍晋三回顧録』出版の功労者
 *中央公論新社の中西恵子さんです
 *安倍さんも北村さんも私たちも等しく同意するところです
 ☆安倍さんの回顧録がなぜ必要なのか
 *何が国民の関心事なのか
 *回顧録がこれからの政治家の指針になるようにするためには
 *何が必要なのかも含めてすべて中西さんの導きでした
 *中西さんの情熱と努力に感謝致します
 ☆今後『安倍晋三回顧録』
 *「たたかれて、たたかれて」
 *「鍛えられる鍛造品」になるに違いありません
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『安倍晋三回顧録』






安倍晋三回顧録(最終回)
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「特定秘密保護法制定」「政権の崩壊」「長期政権のメリット」

2023年04月28日 | 安倍晋三
🌸安倍晋三長期政権が実現できた理由(4)

安倍晋三特定秘密保護法制定を語る
 ☆特定秘密保護法制定
 *特定秘密保護法では、際限なく秘密指定が広がり
 *自由な言論が脅かされるといった反対論が強く
 *内閣支持率が、10ポイント位下がる
 ☆特定秘密保護法制定
 *官僚による恣意的な運用をなくす上でも、法整備の意義は大きかった
 ☆官僚は、過去に間違いを犯したことはないという無謬性凄い
 *官僚が用意する政治家の国会答弁
 *今までもミスはないけれど、今後はもっと良くなる内容が多い
 *正直に言って、非常に分かりにくい答弁となる
 ☆特定秘密保護法の審議で、官僚は大きな方針転換をした
 *官僚は、過去に過ちはあったと認めた
 ☆核の密約の問題は、まさしくそうです
 *日米首脳会談で極秘に結ばれた約束
 *米軍は、沖縄に配備していた核兵器が
 *沖縄返還前にすべて撤去するが
 *極東有事の際には再び持ち込む権利があるということ
 *日本側が認める内容です
 ☆この密約は、外務官僚の恣意的な判断で
 *時の総理に伝えたり、伝えなかったりしていた
 *これは明らかに間違っている
 *私は、第1次内閣当時、この密約の存在を聞かされていなかった
 *こんなことは許されない
 ☆私は、核の密約を例に挙げて
 *特定秘密保護法が整備され、密指定と黎除の基準が明確になれば
 *官僚による恣意的な運用は一切なくなると答弁した
 ☆尖閣諸島付近で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した事件
 *民主党の菅首相が事件のビデオを非公開にすると決めた
 *しかし、その法的根拠はない
 ☆特定秘密保護法、秘密指定するかどうかを決める根拠となる法律

安倍晋三政権の崩壊を語る
 ☆政権が揺らぐのは、自民党内の信頼を失う時です
 ☆私は第1次内閣で痛感した
 ☆第2次内閣以降は、世論の反対が多い政策に関しては
 *党大会の演説で一この法整備は我が党の使命だ
 *歴史的な要請でもある
 *やるべきことを成していこうと、訴えるように心がけた
 ☆安全保障関連法、テロ等準備罪を創設する組織犯罪処罰法の改正
 *必要性を党内で訴えると党内がぐっと引き締まる
 ☆内閣や党の支持率を減らしたとしても
 *責任ある保守政党としてやらなければならないのだと
 *自民党議員や党員が意気に感じてくれる

安倍晋三長期政権のメリットを語る
 ☆私は、長く首相を務めていた故に
 *外交で存在感を発揮できた側面もある
 ☆私は第1次内閣で、メルケル首相やプーチン大統領らと付き合い
 *首相に再び就任した段階で、すでに一定の関係があった
 ☆第2次内閣以降は、年数を重ねていくにつれ
 *国際会議にも場慣れし、各国の新しい首脳は私に挨拶に来る
 *日本は大国ですから、日本の首相に会いたいという首脳は多い
 ☆様々な会議で私が発言していくようになると
 *私の周りに人がだんだんと集まってくる
 *そうした映像は日本に届く
 ☆長くなればなるほど、国際社会は無論
 *日本国内でも存在感を増していくことになった
                      (敬称略)
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「内閣の構成」「後継者育成」「保守派論客」

2023年04月26日 | 安倍晋三
🌸安倍晋三長期政権が実現できた理由(2)

安倍晋三内閣構成を語る
 ☆首相官邸の機能は第1次内閣とそれほど変わっていない
 *第2次内閣で、官邸のスタッフが一丸となった印象がある
 ☆第1次内閣での反省点
 *第1次内閣では、閣僚の失言や事務所費の問題など
 *逆風が吹いたら巻き返す時間がなかった
 *私の体調が悪くなったことも大きい
 ☆立派な仕組みや組織ができ上がっていても
 *働く官僚と私の間に信頼関係が構築なければうまくいかない
 ☆第2次内閣では、スタツフと触れ合う機会をつくった
 *その結果、みんなで一体になつて頑張っていく雰囲気が出来た

安倍晋三後継者育成に関して語る
 ☆リーダーは育てるものではない
 *次世代の人は育てるものではなく、自然と育ってくるもの
 ☆私は第2次内閣以降
 *多くの人を閣僚や党役員として起用した
 *そうしたポジションに就けば
 *野党だけでなく自民党内からも風当たりが強くなる
 *それを突破できなかった人も多い
 ☆一方で、自民党総裁選に出馬した
 *河野太郎、岸田文雄、高市早苗、野田聖子の4人
 *全員、私の内閣で要職をこなしました
 *その重圧を乗り越えられたから、総裁候として党内に認知された
 ☆私は、小泉純一郎元首相に、多くのポストに就けてもらいました
 *私は、育てられたとは思っていません
 *私を官房副長官にしてくれたのは、森喜朗元首相
 *森さんの後継の小泉さんは、引き続き私を副長官にしました
 *小泉さんや私が所属していた派閥・清和政策研究会の中から
 *不満が出ないようにするためだったと思う
 *福田官房長官、安倍晋三官房副長官の体制を取っただけだと思う
 ☆小泉さんが私を幹事長にしたのは
 *自民党支持者の中で私の人気があったから
 *それを選挙目当てで利用しょうと考えた
 *当選3回で幹事長に抜櫂って、やり過ぎです
 *育成という面で考えたら、不適切です
 ☆甘利さんらが副幹事長として支えてくれなければ
 *私は、乗り越えることはできませんでした
 ☆私を倒しに来る人に対して私は
 *こちらも厳しい姿勢を見せて、倒しに行きました
 *政界ではそれが当たり前です
 ☆私と石破茂元幹事長は、総裁選で戦いました
 *私と石破氏は、育てる、育てないという関係ではない

安倍晋三を保守派論客の支持を語る
 ☆政策面では、アベノミクスを支えてくれた経済学者の存在は不可欠
 *浜田宏一、本田悦朗、高橋洋一ら「リフレ派」といわれた人たち
 *理論武装し、私の主張をバックアップしてくれた
 *財務省や財政再建派の議員と対峙する上でも
 *高橋さんたちは大きな役割を果たしてくれた
 ☆保守派の論客が私を支持してくれた
 *ジャーナリストの櫻井よしこさん、評論家の金美齢さん等
 *できるだけ会い、意思疎通を重ねるようにした
 ☆保守派の論客の中には、私に100点満点を要求してくる人がいます
 *「靖国神社に毎年参拝しろ、韓国とは断交しろ」といった主張
 *そんなことを言われても、現実の政治では無理です
 ☆韓国と慰安婦問題に関する合意を結んだ時
 *保守派から「韓国に金を出すな、安倍は血迷ったのか」と批判された
 *そういう中で、櫻井さんたちも苦しかったとは思いますが
 *しっかりと私を応援してくれました
 *櫻井さんは「韓国との手切れ金だ」との主張で、保守派を諌めた
 ☆芸能界や文化人
 *津川雅彦さんが私を囲むサークルをつくってくれました
 *いつも会食の場を設けて、芸能人など数十人を集めてくれた
 *私にとって大きな財産となった
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「人事」「一次安倍内閣」「二次安倍内閣」

2023年04月25日 | 安倍晋三
🌸長期政権が実現できた理由(1)

 ☆最大の理由として安倍氏が挙げたのは
 *第1次内閣で挫折を経験したことだった
 *ともに苦悩した仲間たちとともに第2次内閣に臨み
 *有権者の最大のニーズである経済政策を優先した
 ☆党内の結束を引き締めための施策
 *政策決定の舞台裏、煩悶と孤独の日々を振り返り
 *長期政権を実現した理由を自ら総括した

第1次内閣の挫折こそが最大の糧と安倍氏語る
 ☆人事の巧妙な配置や、野党が求めていた政策を実現して
 *支持のウイングを広げた
 ☆特定秘密保護法、安全保障関連法やテロ等準備罪の創設等
 *批判がある施策でも、必要ならば断固とした姿勢で実現した
 ☆長期政権となった一番大きな理由、第1次内閣での失敗経験である
 ☆私は第1次内閣で首相に就任するまで
 *官房副長官、官房長官をやり
 *首相官邸の役割や中央省庁との関係
 *政策決定の仕組みなどをある程度分かっているつもりでした
 *官邸を十分に経験しているから
 *首相になってもやっていけると思っていた
 ☆そうした考え方は、うぬぼれでした
 *総理大臣となって見る景色は、官房長官時代と全く別だった
 *首相の決断は、国の最終判断ですから、すべての国民に影響します
 *首相と官房長官の重圧の差は計りしれません
 ☆私は第1次内閣当時、首相の職を担うには未熟すぎた
 *例えば、閣僚未経験の塩崎恭久さんいきなり官房長官に据えました
 *私の初入閣が官房長官で、塩崎さんもこなせるだろうと考えていた
 *塩崎さんには相当苦労をかけた
 ☆自民党総裁選で争った谷垣元総裁へは
 *ハト派、財政再建を主張していたので、谷垣さんの入閣を見送る
 *谷垣派にも閣僚ポストを割り振りませんでした
 ☆自分でやりたいようにやるという考えで
 *党内に配慮や目配りができなかった
 ☆振り返ると、経験不足、準備不足は甚だしかったと思う
 *力が入りすぎていた側面もありました
 *戦後最年少首相だったので、期待に応えるという思いが強すぎた
 ☆あの1年間は、普通の政治家人生の15年分くらいに当たる
 *その経験があったからこそ
 *第2次内閣以降、政権を安定させることができた

長期政権は、ともに挫折を経験した人たちとと安倍氏語る
 ☆第2次内閣の人事は、安定感を優先させた
 *経験を積んでいたのは、私だけではありません
 ☆2次内閣をつくる時
 *1次内閣のメンバーにもう一度、私を支えて欲しいとお願いした
 ☆必ずあの時の失敗、挫折の経験を活かしてくれるだろうとの思いで
 *菅さんは1次内閣で総務相
 *第二次内閣で、経済再生相や党税調会長で、私を支えてくれた甘利明さん
 (第一次内閣で経済産業相)
 *麻生太郎副総裁兼財務相も、1次内閣で外相
 *高村正彦元副総裁には、防衛相をお願いした
 ☆1次内閣の下村博文官房副長官、世耕弘成首相補佐官も含め
 *2次内閣以降の主要なメンバー
 *皆、1次内閣で私と苦しい時間を共有してくれた仲間
 ☆メンバーの配置が、2次安倍内閣ではうまくいく
 *アベノミクスの司令塔役として甘利さん
 *内閣の要として菅さん、麻生さん
 *党内を抑える役割が高村さん
 *この配置に成功したことが政権を安定させ
 *戦略的に政策を遂行することにつながった

第1次内閣の時の首相官邸のスタッフに関して安倍氏語る
 ☆第1次内閣の時の首相官邸のスタッフ
 *再び一緒に仕事をしてはしいと呼びかけた
 ☆今井尚哉首相補佐官兼政務秘書官
 *第1次内閣では広報担当の秘書官
 ☆北村滋国家安全保障局長
 *第1次内閣では、危機管理・防衛などを担当する秘書官
 ☆長谷川榮一首相補佐官兼内閣広報官
 *第1次内閣でも内閣広報官
 ☆官邸スタンフの中には、出身省庁の省益ばかり考え
 *首相と距離を置く秘書官などもいると思います
 *私の官邸チームは、日本の針路に携わる仕事に
 *やりがいを感じてくれていたスタッフと思います
 *官邸チームは、一体感があり、皆が私を支えてくれようとした
 ☆第2次内閣は、官邸スタッフに経済産業省出身者が多かった
 ☆中心にいたのが今井政務秘書官でした
 *今井氏とは、何となく気が合うのです
 *私が総裁選に再びチャレンジする時
 *今井さんには、政策のアドバイスをもらった
 *彼は内政・外交のオールラウンドプレーヤーで、情熱もある
 *今井さんは耳障りなことでも、話してくれる
 *その様な人そばに置いておくのが人事です
 *今井さんは平気で私に厳しいことを言い続けました
 ☆今井さんは、首脳会談で紙を読んでばかりいてはダメ
 *相手の反応を見なきゃ等と言ってくる
 *私も嫌になり、大概にしてくれよ、と思ったことが何度もあった
 ☆ただ、そういう今井さんをはじめ
 *多くのスタッフ、私のために身を粉にして働いてくれた
                      (敬称略)
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「GSOMIA」「自衛隊中東派遣」「中東外交」

2023年04月24日 | 安倍晋三
🌸新元号「令和」ヘ(6)

安倍晋三韓国、韓国のGSOMIA破棄問題を語る
 ☆韓国向けの輸出管理の厳格化について
 *韓国は、日本との関係の基盤を損なう対応をしてきた
 *日本企業に元徴用工への賠償を命じる判決を確定させた
 *その後も何ら解決策を講じようとしていなかった
 *その対応が、輸出規制の強化に繋がった
 *韓国の半導体材料に安全保障上の懸念があったのは事実です
 ☆私は「国と国との約束が守れない中、貿易管理は当然だ」と述べた
 *韓国に元徴用工の問題を深刻に受け止めてもらうためだった
 ☆韓国政府は日本への対抗措置として
 *日韓間の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めた
 *米国からの強い要請を受けて、結果的に韓国は破棄を撤回した
 ☆私は、韓国のGSOMIA破棄には驚きました
 *安全保障の問題を理由に輸出管理を厳格化する日本の措置
 *自由貿易を原則とする世界貿易機関のルールでも認められている
 *彼らは、単に感情的になってGSOMIAの破棄を言い出した
 ☆彼らは、米国にとっても日韓間の情報共有
 *重要だという視点が抜け落ちていたから、米国の不信を買った
 *米国にとって日韓はともに東アジアの重要な同盟国
 *両国の対立激化は、アジア太平洋地域の米国の影響力低下につながる
 *米国は国防長官が訪韓し、文在寅大統領にGSOMIAの継続を迫る
 ☆米国の韓国に対する圧力はすごかった
 *日米韓の安全保障協力が台無しになれば
 *対北朝鮮政策を見直さなければならない
 *ミサイル発射情報などを日韓で共有できなくなったら、
 *常に米国を介して日韓で情報を交換することにもなりかねない
 ☆輸出管理の厳格化を発案したのは経済産業省
 *こうした手法を考え出した今井・長谷川さんはさすがと思いました

安倍晋三自衛隊を中東に派遣を語る
 ☆中東ホルムス海峡周辺
 *安倍さんがイランを訪問していた時
 *日本が運航していたタンカーが何者かによって攻撃を受けた
 ☆米国は、ホルムズ海峡などの安全確保のための有志連合を結成させた
 *日本は米国主導の作戦には加わらず
 *独自に海上自衛隊をオマーン湾などに派遣することを決めた
 ☆有志連合の構想は、 米国務長官が提唱し
 *トランプ大統領も「自国の船舶を自ら防衛すべきだ」と訴えていた
 ☆我々はどういう立場を取るべきか
 *国家安全保障会議などで相当議論した
 ☆ホルムズ海峡は、原油や天然ガスなどの流通の要所
 *日本が輸入する原油の約8割が通過している
 *航行の安全を確保する責任が日本にはある
 *何もしなければ、米国は無論、世界から厳しい目を向けられる
 ☆中東に自衛隊を派遣すれば、かえって緊張を高めてしまう恐れもある
 *日本の存立が脅かされる明白な危険があれば
 *存立危機事態として集団的自衛権の行使が可能
 *ホルムズ海峡はそこまで差し迫った状況ではなかった
 *有志連合の活動を認める国連安全保障理事会の決議があれば
 *補給活動ができますが、決議もない
 ☆私は、米国と協議し、関係が良好なイランの理解も得られる形で
 *派遣しようと考えた
 ☆有志連合には入らずに防衛省設置法4条
 *「調査、研究」に基づく情報収集活動でした
 *いざという時は、海上警備行動に切り替えて
 *武力行使を伴う護衛もできるようにしようということ

安倍晋三米国の有志連合の構想を語る
 ☆中東の緊張を高めるからという理由で
 *多くの国が参加しませんでした
 *この点も、日本が独自つ行動をとる上で幸いした
 ☆情報収集活動の範囲
 *オマーン湾、アラビア海北部などの公海で
 *イランの領海を含むホルムズ海峡を除外した(イランヘの配慮)
 *このミッションは、現実を重視した結果です
 ☆トランプに事前に説明したところ
 *「日本はイランとの関係を切らない方がいい」と言われた
 *日本が中東で大規模に活動する必要はない、という考えでした
 ☆自衛隊派遣の布石としてイランのロハニ大統領と会談
 *中東派遣への理解を求めた
 *ロハニは海自派遣に「どうぞ」の発言は無かったが了解してもらった

安倍晋三サウジ、UAE、オマーン3ケ国訪問を語る
 ☆中東の緊張を少しでも緩和させる狙いで
 *緊張緩和と自衛隊の派遣に理解を得るためでした
 ☆特にUAEとサウジアラビア
 *イランの核やミサイル開発を警戒していた
 *サウジの実質的な国家指導者であるサルマン皇太子
 *「イランと対話してくれ」という感じでした
 *サウジとイランは16年に断交しているが
 *イエメンの内戦状態を止めたいという考えでした
 ☆会談の為、砂漠を走行中砂地にタイヤがはまる
 *前にも後にも進まなくなってしまった
 *私のSPですら「どうすればいいんだ」と動揺していた
 ☆動いている車が来たので、無理やりお願いして
 *私とSP数人だけ車を乗り換えさせてもらって、ウラーに向かった
 *通訳も到着が遅れてしまったため、会談は英語で何とか会話した
 *通訳が到着した時は正直ほっとしました
 ☆警護の体制に問題があったとも言えません
 *先遣隊が現地入りし、砂漠の中での会談は「無理です」と言っていた
 *それでも、私が行くと決断したわけですから、仕方がない
 ☆その後は新型コロナウイルスの感染拡大で
 *中東で外交を展開する余裕はなくなってしまった

安倍晋三中東外交の総括を語る
 ☆トランプ、ロハニとも何度も会い、腹を割って話した感触
 ☆米国は、イラン核合意の期限を問題視していた
 *期限が切れたら、核開発を始めるのはおかしいではないか
 *新たな合意を結ぶことができれば、関係は改善するはずの見解
 ☆イランは、日本のようになりたいのかもしれません
 *イランもNPT加盟国なんだから、査察を受け入れる代わりに
 *原子力のエネルギー利用を認めてほしいという考え
 *彼らは、高濃縮ウランの製造を進めている
 *民生利用なら低濃縮ウランで事足りるはず
 *疑いの目を向けられてもやむを得ないでしょう
 *だから欧米はイランには厳しい態度を取る
 ☆中東の安定という点では
 *イスラエルのネタニヤフ首相や、パレスチナのアッバス議長と話し
 *クシュナー大統領上級顧問とも相談していた
 *3人を東京に呼び、和平協定に向けた協議をするという計画
 ☆アッバスは乗り気で、ネタニャフは
 *「米国がいいと言えば、日本に行こう」と言っていた
 *残念ながら実現には至りませんでした
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「日米貿易交渉」「歴代最長」「桜を見る会」

2023年04月23日 | 安倍晋三
🌸新元号「令和」ヘ(5)

安倍晋三日米貿易交渉が決着を語る
 ☆日米の貿易協定交渉、トランプ大統領と最終合意を確認した
 *米国は日本車や自動車部品に2,5%の関税をかけているが
 *日本車への制裁関税、輸入台数の数量規制が回避出来た
 ☆日本自動車工業会の豊田章男会長
 *「貿易環境が維持。強化されることを歓迎する」と発表した
 *業界は高く評価していた
 ☆全体を見ると、この協定で日本は実を取っている
 *こういう話は表舞台ではなかなかしにくい
 ☆私が記者会見で
 *「日米双方にウィンウィンの結論を得た」と述べたのも
 *米国を怒らせては意味がないから
 *日本も結構譲歩しましたねとしておけばいい
 ☆貿易協定とは別に、日本が米国産トウモロコシを購入すると発表
 ☆トランプは、日本によるトウモロコシの購入
 *20年の米大統領選に向けたアピール材料に使いたかった
 *トウモロコシの前倒し購入で、自動車の制裁関税が避けられるなら
 *費用対効果として悪くはないと私は思い決めた

安倍晋三通算在任日数歴代最長を語る
 ☆通算在任日数が桂太郎首相を抜き歴代最長になった
 ☆通算在任日数は、周囲が言うから意識するだけ
 *「五輪まであと何日」みたいな気分にはなれない
 ☆自民党総裁として衆参合わせて
 *6回の国政選挙と、総裁選3回勝たなければ
 *歴代最長にならなかったわけ
 *今後誰が総裁、首相になっても、とんでもなく大変です
 *衆院選で大勝したら、次の参院選はしっぺ返しが来るケースが多い
 *結局、 一つ勝っても、ほっとする暇がない
 ☆常に公約を実現していかなければならないプレッシャーを抱え
 *政権運営をすることになります
 ☆ある種の運も必要
 *絶対にチャンスを逃さないというつもりで、運をつかみに行く
 *そして手故さない、後ろに引いたら、 一瞬で終わり

⛳安倍晋三「桜を見る会」を語る
 ☆首相主催の「桜を見る会」原則毎年
 *各界で功績を残した人を慰労するために開かれていて
 *経費は国の予算が支出されていました
 ☆第2次安倍内閣発足以降、参加者と支出が増え
 *出席者の中に安倍さんの地元後援会関係者が数多く
 *私物化しているという批判を浴びた
 ☆参加者が増えた理由を安倍氏語る
 *民主党政権時代を含め、過去に首相を務めた人たちの多くが
 *「桜を見る会」に、自分の後援会関係者や国会議員などを招待していた
 *内閣府が招待者を取りまとめる際には
 *長年の慣行で、官邸や与党に招待者の推薦依頼を行い
 *その推薦に沿って招待していたのです
 *私も、そうした手法が慣例だからと、あまり気にしていなかった
 *招待基準が曖味だったのは事実でしょう
 *山口県の私の地元事務所が参加者を募集し
 *出席者が膨らんだのも確かで、その点は反省している
 ☆「桜を見る会」の前日前夜祭に関して安倍氏語る
 *安倍さんは「後援会としての収入、支出は一切ない」と述べて
 *違法性を否定していた
 *実際には開催費用の不足分をホテル側に補填していた
 *安倍さんは嫌疑不十分で不起訴となるが、秘書が略式起訴された
 ☆私が知らない中で行われていたこととはいえ、責任を痛感している
 *政治資金収支報告書を訂正したことも、お詫びする
 *「差額は補填していない」「事務所は関与していない」と
 *事実と異なる答弁をしていた
 *立法府を軽視していたと言われても仕方がない
 *政治的責任は重いと思っています
 ☆東京地検特捜部
 *公職選挙法違反と政治資金規正法違反の疑いで告発された
 *安倍氏について、再び不起訴処分と発表した
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「国賓」「陛下との会見」「イラン訪問」

2023年04月21日 | 安倍晋三
🌸新元号「令和」ヘ(3)

安倍晋三トランプ大統領、国賓としての来日を語る
 ☆トランプ米大統領が国賓として来日、天皇陛下が即位後
 *初めて会見する外国元首となった
 ☆トランプ・タワーで2人で食事をした時
 *新しい天皇陛下の最初の国賓としてお迎えしたいと打診した
 *「即位はそれより100倍大事な行事だ」と
 *安倍さんから言われてトランプは決めたと言っていた
 *安倍さん英国の王室とどちらが長いのかと聞かれ
 *日本は万世一系、ワンブラッドと言ったら、トランプは驚いた
 *米国にはそういう歴史や伝統がないので
 ☆東京・元赤坂迎賓館で開かれた日米首脳会談
 *貿易協定交渉の成果をまとめる方針で一致した
 *首脳会談の時点では、まだ厄介な交渉が残っていました
 *米国産牛肉の関税率(約39%)を9%迄引き下げ
 *米国の日本車の関税(乗用車2.5%)への追加関税を避けたかった
 *トランプは、一定の時間がかかることは理解してくれた
 ☆野党は国会審議で、日米で密約を結んでいるのではと疑ったが
 *密約を結べるくらいなら楽だった
 *代表者の結構なガチンコ勝負になっていた

安倍晋三、トランプ大統領と皇・皇后陛下の会見を語る
 ☆皇居で天皇、皇后両陛下とトランプ大統領夫妻との会見が行われた
 ☆安倍晋三トランプ大統領にアドバイスした
 *トランプは権威を尊重する人物
 *天皇陛下にお会いする時
 *陛下の前ではボタンをしてくれとお願いした
 *助言通り、トランプ大統領。しっかリボタンを留めていた
 ☆大相撲夏場所の千秋楽を一緒に観戦した
 *トランプは表彰状を読み上げて、特注トロフィー
 *優勝した朝乃山関に渡しました
 *その直前まで「アサノヤマ・ヒロキ、レイワワン」の発音
 *控室で繰り返し練習して、私も驚いた
 ☆迎賓館で拉致被害者家族会と面会した
 *時間が限られており、全ての人と話が出来なかった
 *その為、首脳会談の時に有本さんからトランプに手紙が渡され
 *帰国後、トランプは有本さんに直筆で返信してきた
 ☆トランプはとにかく型破りでした
 ☆大統領専用車ビーストに海外で同乗したのは私が初めて
 *大相撲観戦後、六本木の炉端焼き店に行く時に乗った
 *私と別々の車だと店に到着する時間がずれてしまう
 *外務省幹部が米側に、大統領専用車に私を乗せるよう頼んだ
 *当日の朝、シークレットサービスが反対していると言う
 *外務省幹部「総理からトランプに直接お願いして」と言う
 *「え、その調整、俺がやるのかよ」とは思いました
 *昼間、ゴルフ場でトランプに頼んだら、OKと承諾した
 ☆彼の車で発進すると、歩道にいた大勢の人が手を振ってくれていた
 *車に星条旗があるので、あなたに振っていると説明した
 *すると嬉しそうにトランプも手を振る
 ☆趣向を凝らした対応に、歓待しすぎだという批判も出たが
 *国賓は、天皇皇后両陛下のお客様
 *政府がしっかり対応するのは当然

安倍晋三イランのハメネイ師、ロハニ大統領との会談を語る
 ☆トランプ氏は日米首脳会談で
 *安倍さんのイラン訪問にに理解を示した
 ☆イラン情勢は緊迫していた
 *イラン核合意は、イランが核開発を制限する代わりに
 *欧米諸国が経済制裁を解除する内容だった
 *トランプ氏は核合意からの離脱を表明し制裁を発動した
 ☆トランプ氏は「親イスラエル」色を鮮明にして
 *在米のユダヤ人支持層などにアピールする狙いがあった
 ☆イランは反発し、高濃縮ウランの開発に踏み切ると宣言した
 ☆私は、イランと米国の橋渡し役を果たせると思った根拠
 *産油国であるイランは、日本にとって重要な石油供給国
 *日本人は戦後、イランを支配していた
 *英国の反発を押し切って、イランから原油を買い付け
 *貧窮していた地元の人々を助けた
 *日イランはそういう良好な関係にある
 ☆日本は、米国のイラン制裁強化で撤退を余儀なくされた
 *日本の代わりを中国企業が穴埋めしてしまった
 *日イラン関係を放置しておくのは、あまりにももったいない
 ☆イランのロハニ大統領は、私に首脳会談を持ちかけてきた
 ☆ ハメネイ師は、大統領の上に立ち、あらゆる統治権を握っている
 *海外の首脳もそう簡単には会えない人物
 ☆日本とイランの対話、米国の組織、すべてイランに厳しかった
 *核や弾道ミサイルを開発している、許せない、という感じ
 ☆トランプはディールを重視する
 *もしかしたら違うのではないかと思った
 *私はトランプ氏に、ハメネイ師とも会える
 *対話の道を探ってみたいと言ったら、トランプは興味を持った
 *むしろ対話に積極的でした
 *トランプが私のイラン訪問にOKを出しても
 *イランとの対話は簡単なことではない
 ☆安全保障担当のボルトン米大統領補佐官
 *「交渉は不要、イランの体制の転換が必要だ」と主張していた
 *その後の調整は大変だった
 ☆あの時は、日本の国益につながるのだから
 *とにかくやってみようという思いでした
 ☆現職首相としては、41年ぶりにイランを訪問
 *ロハニ大統領、ハメネイ師と会談した
 *私は、二人に米国との対話を促した
 *ハメネイ師は、拒否する考えを示し会談は不調に終わった
 *世界の耳目を集めましたが、大変残念な結果でした
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『安倍晋三回顧録』








「国賓」「陛下との会見」「イラン訪問」
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「厚労省(勤労統計)」「大臣の失言・辞任」

2023年04月20日 | 安倍晋三
🌸新元号「令和」ヘ(2)

毎月勤労統計の不適切調査
 ☆厚生労働省の毎月勤労統計の調査手法
 *不適切だったことが問題になった
 *従業員500人以上の事業所、すべて調査対象とするルール
 *東京都では全数調査ではなく抽出調査を行っていた
 *雇用保険や労災保険に過少給付があったことが判明
 *追加の給付が行われた
 ☆安倍晋三厚労省の問題を語る
 *第1次内閣の時に、「消えた年金」問題が明らかになった
 *今回も、働き方改革の根拠となる裁量労働制のデータがいい加減だった
 *新型コロナウイルス対策で検査や医療の問題が起きた
 *厚労省は政権の足を引っ張りすぎ
 ☆毎月勤労統計の問題点はいろいろあった
 *全数調査のルールを無視して抽出調査を行っていた
 *抽出調査でも、補正を行えば精度を保てるのに
 *漫然と前例に倣って補正を怠っていた
 *対外的には全数調査だと偽って発表していた
 ☆統計が杜撰だと、政策への信頼を失ってしまう
 *毎月勤労統計は70年以上続いているのに、調査手法を変えなかった
 ☆オンラインでの調査などを進めるよう指示した
 *今は改善されつつあります
 ☆中江首相秘書官が厚労省幹部へ
 *「調査方法の改善の可能性を考えるべきだ」と述べた
 ☆野党は、賃金上昇率を押し上げるために
 *圧力をかけたのではないかと追及していた
 *中江さんの指示は、当然だ
 *連合もその点は評価していた
 *野党に文句を言われる筋合いはなかった
 *打倒安倍政権を掲げた野党のためにする議論だった
 ☆統計が多すぎるという問題は残っている
 *格差や貧困率の調査、総務省と、厚労省で似通ったものがある
 *安倍内閣でこうした課題に手を付けられなかったのは残念

桜田五輪相、塚田国交副大臣の失言
 盛岡市出身の高橋自民党衆院議員のパーティーで
 *桜田義孝五輪相「復興以上に大事なのは高橋さんだ」と述べた
 *辞表を提出し、安倍さんが事実上更迭した
 ☆塚田一郎国土交通副大臣
 *安倍さんや麻生太郎副総理の地元の道路建設について
 *「私は物分かりがいい。忖度する」と言って引責辞任
 *失言が続けば内閣の命取りになりかねない
 ☆閣僚らの失言は避けられない理由
 *内閣が、政治家一家のサラブレッドのような人や
 *官僚出身者ばかりだったら、 つまらないでしょう
 *いろいろな人がいていい
 ☆桜田さんは農家に生まれ、大学の夜間部に通いながら
 *大工のアルバイトで学費を稼ぎ、 一代で建設会社をつくり
 *地元の人に推されて地方議員、国会議員になった
 *大変な苦労をずっとしてきた
 *人の気持ちが分かるという面はあるでしょう
 *人間として愛すべき人なんです
 *ただ残念ながら、話すのが苦手だった
 ☆塚田さんの発言は、福岡県知事選の応援演説の際に出た
 ☆知事選は、保守系の分裂選挙だった
 *麻生派の塚田さんが北九州市に呼ばれ
 *演説で無理し ユーモアが過ぎた
 ☆失言が重なりましたが、事情はそれぞれ異なりました
 ☆内閣に「緩みがなかった」とまでは言いませんが
 *首相というポストにいれば、失言や辞任があり得ること
 *織り込み済みで、常に人事をやらないといけないのです
 *政策通で答弁が安定している
 *資金面も極めてクリーンだという人だけで人事を回していたら
 *限られたメンバーばかりを登用することになる
 *それでは党内が持ちません
 *多様性があるからこそ面白いという側面もあるでしょう
 *人事に100点満点なんか、あり得ません
                      (敬称略)
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「新元号令和」「天皇の退位」「選定の苦悩」

2023年04月19日 | 安倍晋三
🌸新元号「令和」ヘ(1)

 ☆光格天皇以来、約200年ぶりとなる退位による皇位継承
 ☆元号が「平成」から「令和」に改められた
 ☆1400年近い歴史を持つ元号の選定に安倍首相は苦悩した
 ☆天皇陛下の初の国賓としてトランプ米大統領を日本に招待する
 *国内は祝賀ムードに沸いた
 ☆安倍氏が首相として憲政史上最長を記録する
 ☆日韓関係は悪化の一途をたどる
 ☆国会では「桜を見る会」を巡る問題が浮上
 *安倍氏への批判が強まっていく
 ☆新元号「令和」に 幻の「万和」と「天翔」は消えた

安倍晋三「令和」選定経緯を語る
 ☆「令和」に決めた(万葉集の一節からの引用した元号)
 ☆私は、杉田官房副長官中心に新元号の選定を任せていた
 *「国書からの引用も選択肢に入れてほしい」と伝えていた
 *発表が近づいた時、いくつかの元号案を見せてもらう
 *私は、どれもピンとこなかった
 ☆「元号に関する懇談会」
 *「英弘」「広至」「令和」「久化」「万和」「万保」が示された
 *官邸幹部は、「万和」に私を誘導しようとした
 *濁音が入っているので、私は気に入らなかった
 *「英弘」は、響きとしては綺麗な感じで良かった
 (「英弘」という名前・会社名も多い)
 ☆今まで多くの学者に礼を尽くして検討をお願いし、案をいただいた
 *絞り込んで私に提示したにもかかわらず、私がダメ出しした
 *学者の皆さんにも、選定に携わった官僚にも
 *大変申し訳なかった
 ☆元号は、一度決めると取り返しがつきません
 *国民から「安倍はなんでこんなものを選んだんだ」と言われたら
 *首相辞任どころの話じゃない、切腹ものでしょう
 *だから追加で新たな案を出してはしいと発注した
 ☆元号案のチームに今井尚哉政務秘書官に参加してもらう
 ☆新たな案が出てきて、「令和」や「天翔」があった
 *私は一瞬、「天翔」もいいなと思った
 *しかし、葬儀社の社名に使われていることが分かった
 *ふさわしくないという判断になった
 ☆「令和」という字の組み合わせ
 *だんだんと「味があるじゃないか」と思い始めました
 *「令和」は、『万葉集』の「梅花の歌三十二首」の序文からの引用
 *「令」の音としての響きも美しい
 *「和」が加わり、和みや穏やかさが出てきます
 ☆私の勝手な思いですが、「令和」という字は
 *当時の皇太子ご夫妻にふさわしいのではと感じた
 *今上陛下、皇后陛下の新しい時代に合った元号として令和に決めた

安倍晋三「令和」選者を語る
 ☆「令和」の選者は、中西進国際日本文化研究センター名誉教授
 ☆マスコミの間では、安倍の名前にちなんで「安」や「案」の文字
 *元号に入れるんじゃないか、という見方があった
 *そんな噂話が出る段階で、使えるわけがない
 ☆事務レベルの検討段階で
 *「安」の字が入った元号案もあった
 *即刻却下し、「安」の字だけは絶対に使うなと指示した

 ☆懇談会では、有識者の9人全員から意見を聞いた
 *ほとんどが「令和」に理解を示してくれた
 *閣議でも閣僚全員にどう思うかを述べてもらい、多くが賛同してくれた
 ☆読売新聞社が新元号決定直後に行った全国世論調査
 *「令和」に「好感を持っている」と答えた人が62%
 *好感を持って受け止めた人の方が多かったので安心した
 ☆「令和」を「安倍の命令みたいだ」という人もいたが
 *難癖を付けたかっただけです
 *国書といっても、漢字は中国発祥だろうという人もいました
 *それなら漢字をやめて、全部平仮名にしたら元号にふさわしいのか
 *どこまで日本人は自虐的なんだと唖然とした
 ☆「令和」の発表は、菅官房長官が墨書を掲げて行いました
 ☆首相談話で、安倍さん自らが記者会見して発表しました意味は?
 *平成改元のように誤って受け止められないようにするため
 ☆竹下内閣を支えた的場順三元官房副長官から聞いた話
 *竹下さんも、自分がやれば良かった、と後悔していたそうです
 ☆新元号を定めた政令
 *4月1日に当時の天皇陛下が署名、公布しました
 *政令の施行日は、皇太子さまが即位する5月1日とした
 ☆私は、赤坂の東宮御所に当時の皇太子さまを訪ねた
 *皇位継承や元号選定に関する段取りを説明した
 ☆元号選定に天皇陛下がかかわったことになると
 *天皇の政治的権能を禁じる憲法に違反するおそれがあるが
 *元号は、天皇陛下の時代の象徴という意味合いもある
 *元号案を天皇陛下にも皇太子殿下にもお見せするのは問題ない
 *皇室と距離を置くために、電話で直前に元号をお知らせする
 *今の時代には合つていないので
 ☆退位による改元は想定外でした
 *退位の法整備や様々な皇室関連行事、改元の手続きなど苦労した
 *そうした機会に直面したのは
 *時代に選ばれた保守政権の使命だと思って取り組みました
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「徴用工裁判」「北方領土交渉」「領土とは」

2023年04月18日 | 安倍晋三
🌸揺れる外交7

安倍晋三徴用工裁判を語る
 ☆韓国人の元徴用工が賠償を求めた訴訟
 *韓国大法院で、慰謝料支払いを命じる判決が確定した
 ☆日韓の国交正常化に伴って結ばれた日韓請求権協定
 *経済協力協定は、国際法上、条約に当たるもの
 *賠償請求権問題「完全・最終的に解決された」と明記されている
 *韓国側は元徴用工への補償金が協定に含まれると説明した
 *日本は、朴正熙政権に補償を実施した
 *その条約を否定する判断は、国際社会ではあり得ない
 *大法院の主張は、理解不能です
 ☆文在寅は私の前で、司法の判断に困っているとの顔をする
 *「何とかします」と言うのだけど、何もしなかった
 *その後も訴訟は続き、注意深く見ていかないといけない
 ☆最近の韓国の問題
 *歴史問題を取り上げて国際社会で日本を貶める外交を続けている
 *元慰安婦問題でも、慰安婦を象徴する少女像
 *世界のあちらこちらに設置している
 ☆歴史を巡る戦いに日本は弱い原因
 *外務省が戦ってこなかったのは事実
 *歴史問題は、やり過ごそうという姿勢だった
 *それで既成事実化してしまった
 ☆安倍政権になって、劣勢をはね返そうとした
 *国境や領上は断固として守る
 *中韓は国際法を遵守せよ、という主張を強めた
 *韓国大使はもちろん
 *元慰安婦を象徴する少女像が設置されたドイツの大使らにも
 *劣勢でも戦えと指示し、テレビに出て堂々と反論しろと
 *ゆったリワイン飲んでいる場合じゃないぞと

安倍晋三北方領土交渉打開へ 2島返還交渉を語る
 ☆シンガポールでの日露首脳会談
 *歯舞群島、色丹島の2島引き渡しを明記した
 *日ソ共同宣言を交渉の「基礎」とする方針で
 *プーチン露大統領と合意し、両外相を交渉の責任者に決めた
 ☆4島の帰属問題を解決して平和条約を締結する方針と趣が異なるが
 *「前提条件なしに平和条約を結ばう」とプーチンが踏み込んできた
 *こちらも策を練り、思い切って勝負しようと思った
 ☆日ソ共同宣言は、両国の国会が批准してる公式な文書で条約
 *いろいろな経緯で、日本はこれを認めなかった
 *この共同宣言を日本が無視しているのは、おかしな話
 *そこで原点に戻ろうとした
 ☆私も選挙に勝利し、政治基盤を安定させることができた
 *思い切って新しい時代を切り開きたいと述べ
 *日ソ共同宣言の話題を持ち出した
 ☆私はプーチンと計27回会談した
 *拡大会合の場で私はプーチンと約束したことを説明し
 *2島返還に向けた交渉をスタートした

 ☆シンガポール会談の調整段階
 *ロシア側は、日ソ共同宣言を交渉の基礎とすることに前向きでした
 *日本の外務省は、従来の4島の帰属問題云々にこだわっていた
 *ロシア外務省も、非常に日本との交渉に慎重だった
 *外交交渉を担うべきラインが、あまり機能しない状態だったが
 *実務レベルの交渉を任せ、順調に運んでいた

安倍晋三北方領土2島返還交渉不調の要因を語る
 ☆年が明けていざ交渉が始まると、ロシアは協議をぶちこわしていく
 *北方4島は正当にロシア領になったと認めろと言ってきた
 *日本としては受け入れられない話
 ☆北方領土を返還したら米軍がミサイル基地を置くのではと言ってきた
 *米ソ冷戦時代を含め、米軍が基地を置くはずがない
 *日本側の同意なしに米軍の施設・区域を設置することはできない
 ☆プーチンも「分かりやすい。問題ない」と納得してくれた
 *2島返還の合意に向けたチャンスだった
 *外相や次官級の協議になったら、ロシアは原理主義に戻ってしまった
 ☆ロシア国内で領土返還に対する反対運動が起きたこと
 *プーチン氏を弱腰にさせた原因かもしれない
 *プーチンも、交渉に障害が入らないようにと工夫していた
 *しかし、ダメだったということですかね
 ☆私も一生懸命説得したけれど
 *ロシアの米国不信は拭えなかった
 ☆東西ドイツ統一の時
 *東側のポーランド、チェコ、 ハンガリーNATOに加盟しなかった
 *その後、加盟が実現し、今ではポーランドとルーマニアに
 *米国のミサイル防衛システムまで配備されている
 *ロシア側は対ロシアも念頭にあると考えている
 *そうしたことも、プーチンの頭の中にはあった

安倍晋三領土返還問題の無念を語る
 ☆ドイツを統一したビスマルクは述べている
 *「鉄と血」、兵器と兵力でしか
 *問題は解決できないと言って統一を成し遂げた
 ☆中露の国境画定も
 *国境付近の川で軍事衝突が起きて、両国が解決しようとなった
 ☆日本がテーブルの上で、いくら法の正当性を述べても
 *ロシアにとっては痛くも痒くもない
 ☆尖閣諸島も絶対に奪われてはならない
 *占領されたら、いくら交渉したって返還は難しくなる
                      (敬称略)
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「徴用工裁判」「北方領土交渉」「領土とは」
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「中国との付き合い」「中国外交の方針転換」

2023年04月17日 | 安倍晋三
🌸揺れる外交6

安倍晋三7年ぶりの訪中 中国との付き合い方を語る
 ☆安倍晋三中国・北京を訪問し、日本の首相の訪中は7年ぶり
 *安倍さんは競争から協調へと表明した
 ☆日中両国が協調路線に踏み込んだ背景を安倍晋三語る
 *中国は非常に戦略的な外交を展開する国
 *中国は、他国と付き合う時ゲームプランがある
 *我々も対中外交は、綿密なプランを持つことが不可欠
 ☆中国の軍事的台頭は「脅威」と言わざるを得なくなっている
 *その為、私は、防衛力を強化し、日米同盟を深化させた
 *又、多国間の防衛協力を進めた
 (具体策として、自由で開かれたインド太平洋の構想)
 *日本の安全保障関連法を整備した
 (日本の特定秘密保護法やテロ等準備罪等)
 *経済では、TPPの締結で貿易ルールづくりを進めた
 *私は、防衛力を強化し、日米同盟を深化させ、
 *多国間の防衛協力を進めたのです
 ☆脅威に対抗していくだけでは、政治の責任は果たせない
 *中国の市場は大きく、中国との関係を断つことはできない
 *安全保障上の課題をマネージしながら
 *経済面では中国の市場的価値を日本のチャンスに変えていく
 *それが、政治の技術です

⛳安倍晋三日中の改善の戦略を語る
 ☆民主党政権下で、日本が尖閣諸島を国有化した
 *その時点から日中関係は冷え込んでいた
 ☆私は、日中関係をどう改善するかを考えた
 ☆どちらかというと、先方から態度を変えてきた
 *ジャカルタでのバンドン会議の際習近平国家主席と会談した
 (非常に険悪なムードで、習主席は笑顔一つ見せなかった)
 *中国、杭州での主要20か国首脳会議の時に会った
 (和やかな感じに変わっていた、習近平と普通に会話を始めた)
 *カメラの前で握手する時は硬い表情のままだった
 *部屋に入ってからの会談は、笑顔で始まる

安倍晋三中国の政治体制語る
 ☆習近平氏は元首、李克強氏は首相という立場
 *同じ首脳会談でも、違いが有る
 *習近平に外相の王毅が書類を届ける時、頭を垂れて書類を渡す
 *私に対してそんなことまでする政治家や官僚は一人もいません
 *権威主義の国は違うなあと思ったことがある
 ☆習近平と李克強の関係は、歴然と立場が異なる
 *習・李の関係は首相として毛沢東に仕えることに腐心した
 *毛沢東と周恩来との関係に似ている
 ☆第2次内閣以降私は81回、海外出張に出かけた
 *私は世界中のどの国の首脳と会談しても中国の話題を出し
 *軍備増強や強引な海洋進出を警戒すべきだと説いてきた
 *私の考えに同調する首脳もいれば、そうでもない首脳もいる
 *中国と親しい国は、私の事を告げ口するでしょう
 ☆私は、百も承知で、あえて言う
 *これは勘でしかありませんが、中国はこちらが勝負を仕掛けると
 *こちらの力を一定程度認めるようなところがある
 *日本もなかなかやるじゃないか
 *そして警戒し、対抗策を取ってくる

安倍晋三中国との外交を語る
 ☆中国との外交は、将棋と同じです
 ☆中国の強引な振る舞いを改めさせるには
 *こちらが選挙に勝ち続け、中国に対して
 *厄介な安倍政権は長く続くぞと思わせる神経戦
 *繰り広げてきた気がします
 *将棋で、盤面をひっくり返すだけの韓国とは全く違う
 ☆武力行使ができない日本
 *「身の丈に合った外交」をすべきだという声がかってあった
 *それじゃダメで、どちらかと言えば、誇大広告でいい
 *大国意識だけで大きな顔をしている国は、世界中にいっばいある
 *世界第3位の経済力を誇る日本が、ちまっとしている必要はない
 ☆訪中での習近平氏との首脳会談は、和やかなムードではなかった
 *尖閣諸島への領海侵入に対し、日本は領土を守る姿勢に変わりはない
 *いざという時は武力衝突も辞さないぞということ
 ☆首脳会談後の成果文書
 *「東シナ海を平和・協力・友好の海とする」と盛り込んだ
 *この文言で合意することが大事だった
 *その後、中国が強引な海洋進出東シナ海のガス田開発
 (日中共同で開発することなどを柱とした合意を堅持で一致した)
 *防衛当局間の海空連絡メカニズムに基づくホットライン
 (早期開設などでも合意した)
 ☆日本と中国の第三国での経済協力
 *日中の企業が共同でインフラ整備をすることを
 *政府が後押しするものでした
 *「一帯一路」を支援するという方針転換した
 *外務省は一貫して反対していた
 ☆私も、かっては警戒していた
 *日本がアフリカまでどんと道路を造れませんし無理です
 *だったら、中国に取り組んでもらえばいいではないかと考えた
 ☆中国は、アフリカなどで事業を受注するために酷いことをしている
 *政府高官に賄賂を贈り、大統領の宮殿を造っている
 *日本の援助は綺麗で、だから受注競争では勝てない
 *中東の高官から、日本も中国の援助の手法を学んだ方がいい
 *権力者を喜ばせなきゃダメだと言われたことがあった
 *賄賂がほしい人に、道徳を説いても仕方がない
 *日本も、原則を出して、その基準を守るなら
 *日本も中国に協力しようと転換した
 ☆外交の基本はリアリズム
 *イデオロギーに基づく外交をやっても、誰も付いてきてくれない
 *世界の国々は、国益を確保するかつばぜり合いをしている
 *硬直的な考え方にとらわれていたら、結局、国は衰退する
                      (敬称略)
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「中国との付き合い」「中国外交の方針転換」
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「財務省との暗闘」「インド太平洋戦略」「FOIP」

2023年04月16日 | 安倍晋三
🌸揺れる外交5

⛳安倍晋三財務省との暗闘語る(パート1)
 ☆安倍政権を倒そうとした財務省との暗闘
 ☆財務省との暗闘は、政権の体力を奪った
 ☆財務省消費税8%に引き上げても
 *すぐに景気は回復すると説明していた
 *14年のGDPは、2四半期連続でマイナス成長
 ☆財務官僚は、私が増税見送りを表明する直前
 *私が外遊から帰国する際の政府専用機で
 *麻生副総埋兼財務相に同乗してもらって、私を説得しようとした
 *機内で私が増税できないと麻生さんに説明し、納得してももらった
 ☆財務省は政権批判を展開
 *私を引きずり下ろそうと画策したのです
 *彼らは省益のためなら政権を倒すことも辞さない
 ☆財務省は、谷垣さんにも働きかけた
 *谷垣さんは主張は増税派に近いけれども
 *財務省の謀略には乗らなかった
 *政治の不安定化を招くようなことを嫌ったのだと思う
 ☆二度目の増税延期を決める前
 *生活必需品などの税率を低くする軽減税率の導入を巡って
 *財務省はまた策を弄した
 ☆公明党が衆院選公約で、軽減税率導入を掲げていたので
 *実現はやむを得ないと判断していたのでしょう
 *財務省は軽減額をできるだけ小さくしたかった
 *財務省は自民党の財政再建派の議員と組んで
 *5000億円を落としどころにして決着させようとした
 *財務省の手法に、菅官房長官が激怒した
 *公明党の主張をおおむね呑んで、1兆円規模に引き上げた
 *この時も財務省の抵抗はすさまじかった
 ☆官邸内では「夏の陣」「冬の陣」と呼んで
 *財務省は怖い、という話をしていた

安倍晋三財務省との暗闘語る(パート2)
 ☆参院選で二度目の増税見送りを決める
 ☆軽減税率導入は19年10月からになった
 ☆田中角栄や竹下登など歴代の首相
 *旧大蔵省と良好な関係を築いて政権を運営してきた
 ☆首相が大蔵省を使っているのか、大蔵省に使われているのか
 *分かりにくい面もありました
 ☆安倍内閣は、財務省との関係では異質だった
 ☆小泉内閣も財務省主導の政権でした
 *消費税は増税しないと公約しましたが
 *歳出カットを大幅に進めることにした
 ☆私も、第1次内閣の時
 *財務官僚の言うことを結構尊重していた
 ☆第2次内閣では
 *彼らの言う通りにやる必要はないと考えるようになった
 *デフレ下における増税は、政策として間違っている
 *彼らは、税収の増減を気にしているだけで、実体経済を考えていない
 ☆財務省は常に霞が関のチャンピオンだった
 *安倍政権では、経済産業省出身の今井政務秘書官が力を持っていた
 *財務省にとっては、不愉快だったと思います
 ☆財務省の幹部
 *参院のドンと言われた青木幹雄元参院幹事長や
 *公明党の支持母体である創価学会幹部のもとを頻繁に訪れて
 *安倍政権の先行きを話し合っていたようです
 *内閣支持率が落ちると財務官僚は
 *自分たちが主導する新政権の準備を始める
 ☆目先の政権維持しか興味がない政治家は愚かだ
 ☆財務省との暗闘7年9か月、安倍内閣の間中、続いていた
 *財務省と、党の財政再建派議員がタッグを組んで
 *「安倍おろし」を仕掛けることを警戒していたから
 *増税先送りの判断は、必ず選挙とセットだった
 *そうでなければ、倒されていたかもしれません
 ☆私は密かに疑っている
 *森友学園の国有地売却問題
 *私の足を掬うための財務省の策略の可能性がゼロではない
 *財務省は当初から森友側との土地取引が深刻な問題だと分かっていた
 *私の元には、土地取引の交渉記録など資料は届けられなかった
 *森友問題は、 マスコミの報道で初めて知ることが多かった

安倍晋三「インド太平洋戦略」を語る
 ☆ケニアで開かれた「アフリカ開発会議」の基調講演
 *私は、自由で開かれたインド太平洋戦略を発表した
 ☆インドは、日本と歴史認識の問題を抱えていないし
 *自由や民主主義といった普遍的価値を共有している
 *協力を深めることができるという考えが根底にあった
 ☆アジア・太平洋にとどまらず
 *インド・太平洋地域を意識して外交を展開した方が
 *国益につながるのではないかと考えた
 ☆この演説が、「自由で開かれたインド太平洋」の原点
 *普遍的価値という観点で見た場合、豪州とも協力できる
 ☆外交の基軸としては日米同盟がある
 ☆日米豪印の4か国で
 *インド・太平洋という大きな経済圏を構成している
 *QUADをもう一度立て直そうと思った
 ☆中国が巨大経済圏構想「一帯一路」を掲げ
 *覇権を広げようとしているのではの懸念は拭えません
 ☆「自由で開かれた海」、 シーレーンを抱える中国にとっても重要
 *日本としては戦略的に、普遍的価値を共有する国々と協力しつつ
 *中国も排除しませんよ、という立場を取った
 ☆オバマ政権は後半、中国との協力に傾いていていまう
 ☆トランプは、外交の理念や構想に、関心が薄かったかもしれません
 *大統領に近い安全保障担当の面々に、FOIPの重要性を訴えた
 ☆インドにとって、日本は特別な存在なのです
 *日本がインドの独立運動を支援したことで
 *インドは日本を尊敬してくれている
 *戦後もインドが日本に好意的なのは、政府開発援助による支援で
 *インドの発展を後押ししたという背景もあるからでしょう
 ☆モディ印首相私の構想にが理解を示してくれた
 *モディは、米国と豪州の構想だったら乗らない
 *日本が主導するのであれば、賛同するとの考えでした
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『安倍晋三回顧録』








「財務省との暗闘」「インド太平洋戦略」「FOIP」
(ネットより画像引用)
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「死刑執行」「石破氏」「第四次安倍内閣」

2023年04月15日 | 安倍晋三
🌸揺れる外交4

安倍晋三オウム真理教事件13人の死刑執行を語る
 ☆教祖・麻原彰晃他13人の死刑が執行された
 ☆地下鉄両サリン事件
 *私はまだ当選1回生議員で、驚くばかりでした
 ☆オウム真理教事件平成の事件だから
 *その時代のうちに終わらせるという意味はあったのでしょうが
 *死刑の執行、完全に法相の専権事項で、首相は関与しません
 ☆実はある死刑囚の死刑を執行する前に
 *ある法相が私に説明に来たのですが
 *「いや、すべてあなたの判断です」と押し返した
 ☆死刑執行は、人の命を奪うわけですから
 *法相の心の重荷は計り知れません
 *一生、その事実を背負うことになる
 ☆安倍内閣で法相を務めてくれた人
 *皆、丁寧に公判記録を読んで、最後に決裁印を押していたと思います
 ☆オウム真理教の13人の刑を執行した上川陽子法相
 *苦しかったでしよう、上川さんから事前の説明はありませんでした
 *刑の執行時に連絡がありました
 *私は返す言葉がなく
 *「お疲れ様です、ご苦労様です」としか言えませんでした

石破氏との一騎打ち、自民党総裁選
 ☆自民党総裁選、石破茂元幹事長との一騎打ちとなった
 ☆私は、現職で負けることはないという自信はありました
 ☆政治とカネの問題に焦点が当たっていました
 *モリ・カケは、私に問題がないことの証明ができなかったのが痛かった
 *森友学園との国有地の値下げ交渉なんて
 *全く身に覚えのない話で、言いがかりだろうと思っていた
 *調査機関を設置する手もあったかもしれません
 *基本的には、事態を過小評価していたと思います

 ☆総裁選で、石破さんは、森友・加計問題を念頭に
 *「正直」「公正」をスローガンに掲げ
 *「間違いは間違いとおわびする姿勢が必要だ」と
 *私を批判しており野党と戦っている気分でした
 *私が弱っている時は、襲いかかってくるなあと思いました
 ☆石破さんも、獣医学部新設の問題にはかかわっていた
 *獣医師会の政界工作に従って、要望を聞いてあげた
 *総裁選の途中から、「公平」「公正」を主張しなくなった
 ☆安倍さんは8割程度集票するとの予想もありました
 *絶対勝てる選挙って、正直、力が入らないのです
 *私自身も闘志を維持するのが大変でした
 ☆首相の職務をこなしながら、党首選挙に臨むというのは
 *はっきり言って、余計な仕事に思えてしまいました

⛳石破派の齋藤健農相、安倍氏を支持する議員から批判された
 ☆「石破氏を応援するなら辞表を書いてからやれ」と
 *圧力をかけられたと明らかにした
 *そこで泣き言を言う、私に心情的に納得がいかなかったのでしょう
 ☆石破さんも、石破さんを支持する人も
 *総裁選で現職の私と戦うということは
 *安倍内閣を否定しているわけです
 *けじめをつけて閣僚を辞めるのが筋でしょう
 ☆閣僚ポストに守られて発信をしながら
 *総裁選で別の人を応援するのは、理解に苦しみます

安倍晋三第4次安倍改造内閣を発足を語る
 ☆安倍内閣で最多の12人を初入閣させた
 *総裁選の論功行賞で、皆さん、自己評価が高い人ばかりなのです
 *多くの希望に応えられるほど、ポストはないと思いながら
 *いつも人事をやっていましたし、本当に人事は嫌でした
 ☆IT・科学技術担当の平井卓也氏、経済再生担当の茂木敏充氏
 *その後、それぞれの分野で活躍することになりました
 *自己評価ではなく、私の考えで就任してもらった2人です
 *彼の実務能力の高さを買って就任してもらった
 ☆内閣改造では、石破派の山下貴司氏を法相に抜櫂した
 *山下さんは議員外交で拉致問題に取り組んでいたので評価していた
 *一本釣りが分かれば、石破派の反発に遭いますから
 *この時の改造人事は、 マスコミ報道でも
 *最後まで法相のスペースが埋まらなかった
                      (敬称略)
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安倍氏の暗殺、仕組まれたテロなのでは

2023年04月15日 | 安倍晋三
🌸安倍暗殺・山上被告の背後に真犯人が

 ☆初公判は来年以降になるといわれている
 ☆幼稚で杜撰ながら極めて大胆・組織的な犯罪

安倍晋三元首相が暗殺されて9か月
 ☆遺骨はまだ昭恵夫人のもとにあり、納骨はされていないという
 *『週刊文春』がいまごろ「疑惑の銃弾」等報じている
 ☆山上被告は現在、大阪拘置所に勾留されている
 *多くの時間を歴史書等を読むことに充てているという
 *銃撃事件の新聞や雑誌記事も取り寄せて目を通している
 ☆山上容疑者、接見禁止が解除されたが
 *弁護士以外の接見はすべて断っている
 ☆初公判は、来年以降になりそうだ
 *今後は、弁護側も精神鑑定を請求できるため
 *公判への手続きはさらに延びる可能性もある
 ☆山上被告がこれまでの供述を翻し
 *旧統一教会以外の問題を提起すれば
 *裁判員は混乱し公判が維持できなくなる事態もあるかもしれない
 ☆NHK、大手のマスコミも殆ど真実を追求する報道をしない
 *当時の重要な核心的な映像をネットから削除する有様

手製散弾銃の基本性能を分析
 ☆山上の散弾銃は空砲だったのでは
 *あのような体勢で2回も正確に実弾射撃できたのか
 *1回目で、実弾なら銃は吹っ飛ひ、彼は大怪我をしているのでは
 *ドーンという大音量と大量の煙は、弾丸を押し出しておらず
 *単純に2回3秒間隔で鳴らしただけだったのでは
 ☆あの山上手製の散弾銃では、弾丸が込められてなく
 *2回、3秒間隔で大音量と大量の煙を発しただけだったのでは

⛳山上被告「出所後は大学で勉強したい」と

 ☆奈良県警は事件当日、手製銃5丁と火薬鉄パイプや工具などを押収
 *銃が「本当に殺傷能力があるのか」など徹底的に捜査すべきだ
 ☆山上被告の2回の発砲
 *警備関係者や周囲の人々の注意をそらすための
 *”空砲″だった可能性を完全に否定できてない
 ☆山上被告「出所後大学に入り勉強したい」といっていると
 *開いた口が塞がりません
 ☆安倍氏は、参院選後、台湾を訪問する予定を組んでおり
 *中国を刺激した可能性がある
 ☆安倍氏は、ウクライナ情勢を懸念するあまり
 *プーチン大統領との直接会談も睨んでいたとの情報もある
 ☆米国や英国の情報機関
 *安倍氏の動向をウオッチしていたことは間違いない
 ☆安倍氏の暗殺事件
 *極めて大胆・組織的に仕組まれた犯罪である可能性が高いのでは
 *非業の最期を遂げた安倍さん個人に報いるというだけでなく
 *国家と国民、日本人の精神文化を守り抜くためにも真相を追求すべきだ
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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⛳出典、『THEMIS4月号』


 安倍氏の暗殺、仕組まれたテロなのでは
『THEMIS4月号』記事より画像引用)
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「米朝首脳会談」「北朝鮮との折衝」「戦略的互恵関係」

2023年04月14日 | 安倍晋三
🌸揺れる外交3

安倍晋三史上初の米朝首脳会談を語る
 ☆日米首脳は電話会談を繰り返し
 *ワシントンで再び直接会談し頻繁に連絡を取り合った
 ☆トランプが安易に妥協して
 *北朝鮮と関係を改善することを危惧したから
 ☆日米が北朝鮮への圧力を主導する政策
 *何とかトランプに取ってもらいたかった
 ☆私は、金正恩が最も恐れていることをトランプに伝えた
 *トマホークを撃ち込まれて、自分の命、 一族の命が失われること
 *武力行使のプレッシャーをかけられるのは
 *米国だけだとトランプに言い続けた
 ☆トランプの国際社会での評価は
 *軍事行使をするタイプと警戒されていると思うが、全く逆です
 *彼は、根がビジネスマンですから、お金がかかることには慎重
 *お金の勘定で外交・安全保障を考える
 ☆「トランプが軍事行動に消極的な人物だ」と金正恩が知たら
 *圧力が利かなくなってしまう
 ☆私だけでなく、米国の安全保障チームも
 *トランプの本性を隠しておこうと必死だった
 ☆米朝首脳会談前に繰り返し対話したのは
 *CVIDを堅持しようとしたため
 *私は、米朝会談の直前、論点を絞ってトランプを説得した
 *CVIDは、世界が共有する基本的な方針
 *トランプヘの要請から外そう
 *日本としては、拉致問題の提起を優先しようと決めた
 ☆私はトランプに伝えた
 *拉致問題を解決できなければ
 *北朝鮮支援の金を出せといわれても、日本は金を出せない
 *トランプは、日本が北朝鮮を支援する話に興味を示した
 *米朝首脳会談では、CVIDが共同声明に盛り込まれませんでした
 *北朝鮮が「完全な非核化」に取り組む代わりに
 *米国は北朝鮮の体制の「安全の保証」を約束した

米朝首脳会談はシンガポールで行われた
 ☆トランプにとり外交は新しい分野
 ☆北朝鮮問題に長年携わってきたわけでもない
 *歴史に名を残すことを考えていたトランプ
 *米国務省、米国安全保障チーム、私も、止められなかった
 ☆トランプは、金正恩との直接会談に意欲を示し始めた
 *トランプの思考は、我々の考えている論理とは違った
 ☆トランプはベトナムで金正恩と会談した
 *その時も拉致問題を取り上げてくれた
 ☆「安倍も所詮、米国頼みか」と言われた
 *しかし、米国は、日本にはできない戦力投射が出来る
 *私が、用心棒役のトランプと良好な関係を築いて
 *「大統領、いざという時は頼みますよ」とお願いすることは
 *北朝鮮にとっては脅威なわけです
 ☆私が北朝鮮に「この野郎、ふざけるな」と言ったって
 *北は、日本が軍事行使できないことを知っているから
 *「お前なんか、どうせ弱いだろう」と、日本の足元を見てくる
 ☆トランプに踏み込んでもらって
 *彼の口から拉致問題に言及してもらうことが大切だった
 *北朝鮮も日本との関係を正常化する意識が強まるでしょう

安倍晋三北朝鮮との交渉に関して語る
 ☆北朝鮮は独裁政権で、その様な国家との折衝
 *外務省の局長や閣僚レベルで協議を重ねて
 *首脳合意につなげていく一般的な外交交渉が通じない
 ☆独裁者1人が判断するのだか
 *独裁者に近い人物に接触し
 *日本側の考えを正確に伝えていくことが重要
 ☆拉致は犯罪なので、基本的に北朝鮮の外務省のテリトリーではない
 *工作員やスパイの情報を扱っている情報部門が交渉相手
 *その中で、金正恩や、妹の金与正に近い人物を探った
 *北朝鮮外務省の中にも、日本との交渉は大事だと考えている人物がいた
 *危ない橋は渡ろうとはしないけれど、交渉をまとめる意欲はあった
 ☆交渉の情報は、私に集約し私が判断する考えで臨んでいた
 *時を経るごとに交渉が難しくなっていくとも感じた
 *拉致に関与した関係者は、いなくなっていく
 ☆発生当時にもう少し政治が適切に対処していれば、と悔やまれます

⛳安倍晋三中国への「一帯一路」「AIIB」の対応を語る

 ☆中国の李克強首相が来日
 *日中韓サミットや日中首脳会談が行われた
 *李氏との会談では、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」について
 *話し合う合同委員会の設置などで合意した
 ☆尖閣諸島の問題などで対立する中
 *日中の融和ムードが醸成されていくことになった
 *背景があったのが、中国側の求めに、我々が応じたこと
 ☆「一帯一路」の構想にどういう態度で臨むかを決める上では
 *アジアインフラ投資銀行(AIIB)への対応を考えた
 *習近平がAIIBの構想を発表した当時は、警戒感が我々にあった
 *米国と覇権争いをするつもりだろうとの見方です
 ☆私は最初「一帯一路」で「意思決定過程が不透明」と牽制していた
 ☆AIIBが設置されると、英国が西側で最初に参加すると表明した
 *フランス、ドイツ、イタリア、韓国などが参加を表明していく
 *米国は反対だが、同盟国は皆、中国の構想になびく
 *英国がAIIBに加わることで中国の言いなりにならなくて済む
 ☆AIIBへの警戒感はだんだんと薄れてきた
 ☆他方、経済界は「一帯一路」をチャンスととらえ
 *海外への投資を増やしたいという思いが強かった
 ☆中国は、大風呂敷を広げているだけで、覇権には至っていない
 ☆日本も、中国に協力することも可能だと判断した
 *中国とパイプがある二階俊博幹事長に訪中してもらい
 *二階さんから習近平に、私の親書を手渡してもらう
 ☆その後、私はベトナム・ダナンで習近平と会談した
 *私は、中国に協力する方針を表明した
 *中国公船の尖閣諸島周辺での活動この年減っていた
 *私の「一帯一路」への協力姿勢の表明や、訪中が背景にあった
 ☆私が「一帯一路」に厳しい姿勢を取り続けていた時期
 *東アジア首脳会議で各国の首脳がみんなで雑談している最中
 *李克強は、日本語の通訳を連れて来ていた
 *首脳会談を予定していないのに。
 *日本語通訳を連れてきましたと言う
 *中国は、「一帯一路」への日本の協力が得られず
 *国際社会で信用がなかなか上がらないことに危機感を抱いていた

中国との関係を、「対立から包摂へ」と舵を切り替えた
 ☆中国の動きを阻止するよりも、日本が関与することで
 *質の高いインフラ整備を実施していけると考えた
 *その方が新興国、日本の経済界にとってもプラスだ
 ☆お互いの関係が利益になるならば、付き合う戦略的互恵関係です
 ☆私と二階幹事長の間柄も、戦略的互恵関係だったと言える
 ☆李克強氏との会談では
 *自衛隊と中国軍の偶発的な衝突を防ぐ
 *「海空連絡メカニズム」の運用開始でも合意した
 ☆今の尖閣諸島周辺
 *戦争寸前の状態にならないとは限りません
 *必ず踏みとどまるようにするには
 *こうした仕組みが不可欠です
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
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「米朝首脳会談」「北朝鮮との折衝」「戦略的互恵関係」
(ネットより画像引用)
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