ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

買えないもの…

2009-07-03 16:41:21 | 時事(海外)
マイケル・ジャクソンの遺言書が公開された。

遺言書にはマイケルの母キャサリンさんを3人の子供の後見人とし、
キャサリンさんがその任を果たせない場合、歌手ダイアナ・ロスに
その役割を担うよう要望している。

偉大な功績を残そうが残しまいが、とりあえず遺書というものは
必要なのかもしれない。それにより生前の意志というものも、
あらためて顕わになり、残された周囲の者たちが少しでも争いの
種を少なくすることができると思うからである。

彼は評判どおり父親への感情を生涯変えることはなかった。また
離別した元妻や兄弟たちとも一定の距離を置いていることが、この
遺言書から伺える。

彼の心が何を拠りどころとしているか、またひとつ見えてくるのだ。

血を分けた家族より他人であるダイアナ・ロスに大きな信頼を寄せる
スーパースターの孤独がそこに表われているのである。

平凡な幸せを満喫する、我々のような一般人には到底、理解出来
得ない心情である。

成功して築き上げた莫大なお金で、欲しい物はほとんど手に入れた
彼でも、幸せだけは買えなかったのかもしれない…











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