以下は、先日新聞に載っていた人生相談の中身である。
「20歳代後半の家事手伝いの女性です。将来の進路を
相談したく、手紙を書きました。
私は小説家になりたいと思っています。・・・小説家と
いう職業の厳しさ、成功することの難しさについては、
周囲から何度も指摘されました。
きっと保証も何もない世界なのでしょう。もし、国語力
が足りなければ、バイトでお金をため、改めて学校に通う
つもりです。これから、何をすればいいのでしょうか?」
そんなこと新聞に相談するのか、といった内容である。
そして、この相談に対する答えがこちらである。
「小説家になる資格というものは、ありません。誰にでも、
なれます。ただし、職業として選ぶのは狭き門ですから、
おやめになった方が賢明です。あなたの周囲の人たちの言
う通りです。」
とのっけから厳しいご意見である。「誰にでもなれます」
といっておきながら「おやめになったほうが賢明です」と
突き放してくる。
そして、「小説家になるための心得は、別にありません。
家族や友人とごく当たり前につきあい、普通のまじめな生活
を送るだけです。そして何より働かなくてはいけません。
労働して、余暇に好きな小説を書く。人に迷惑をかけない。
これが大事です。」
と、出久根達郎(作家)という人が答えている。
最後には「まじめな生活をしてない、人に迷惑をかけている」
と決め付けられ、「何よりも働くことです」と「家事手伝い」
は労働ではないのか、という若干問題がありそうなことまで
言われてしまっている。遠まわしに結構、辛口である。
出久根達郎など全く知らないし、作品すら読んだことがないが、
意外と面白いかもしれないな…。
![](https://www.myanmar-teak.com/image/logottb6.gif)
「20歳代後半の家事手伝いの女性です。将来の進路を
相談したく、手紙を書きました。
私は小説家になりたいと思っています。・・・小説家と
いう職業の厳しさ、成功することの難しさについては、
周囲から何度も指摘されました。
きっと保証も何もない世界なのでしょう。もし、国語力
が足りなければ、バイトでお金をため、改めて学校に通う
つもりです。これから、何をすればいいのでしょうか?」
そんなこと新聞に相談するのか、といった内容である。
そして、この相談に対する答えがこちらである。
「小説家になる資格というものは、ありません。誰にでも、
なれます。ただし、職業として選ぶのは狭き門ですから、
おやめになった方が賢明です。あなたの周囲の人たちの言
う通りです。」
とのっけから厳しいご意見である。「誰にでもなれます」
といっておきながら「おやめになったほうが賢明です」と
突き放してくる。
そして、「小説家になるための心得は、別にありません。
家族や友人とごく当たり前につきあい、普通のまじめな生活
を送るだけです。そして何より働かなくてはいけません。
労働して、余暇に好きな小説を書く。人に迷惑をかけない。
これが大事です。」
と、出久根達郎(作家)という人が答えている。
最後には「まじめな生活をしてない、人に迷惑をかけている」
と決め付けられ、「何よりも働くことです」と「家事手伝い」
は労働ではないのか、という若干問題がありそうなことまで
言われてしまっている。遠まわしに結構、辛口である。
出久根達郎など全く知らないし、作品すら読んだことがないが、
意外と面白いかもしれないな…。
![](https://www.myanmar-teak.com/image/logottb6.gif)