ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

本音

2011-11-04 11:04:56 | 時事(海外)
現在、G20の会議がフランスで行われている。

おそらく、ギリシャ発端の欧州金融危機がメインの議題だとは
思うが、しかし、いくらフランスやドイツが支援したとしても
最終的にはギリシャの国内の問題なので、ギリシャ国民次第と
いうところが支援する国々にとっては歯がゆいところだろう
と思う。

また、当のギリシャは、もしユーロから離脱をすれば、ユーロ
の枠組みや秩序を守れなかったとして、困るのは主導するフラ
ンスやドイツの方だと高をくくっているようなところがあるよ
な気がする。

「困るのはそちらなのだから、援助は当然だ…」
「援助の条件として自己負担が大きいのであれば、援助しても
らうかどうか考えさせてもらう…」

これが、ギリシャの本音である。

本来なら無条件で支援を受けるのが道理だと思うのだが、いかに
も怠け者国家ギリシャを象徴している。個人的にはこういういい
加減な国は大好きだが、お堅いドイツなどにしたら「お前らの国
などとっとと破綻してしまえ!」が本音に違いない。

まぁ、いい加減なギリシャを引き入れてしまったのだから、これ
も連帯責任と思えば仕方ないことである。

また、日本はG20で消費税の10%まで引き上げを国際公約として
表明するとかなんだとか…。

国際的な場での表明の前に、国民の前でちゃんとした説明がないの
はどういうことなのか。外堀を埋めてから…というのはちょっと
ズルイ感じがしている。どうせ公約するなら、同時に公務員改革
や議員定数削減などとセットでお願いしたい。

政治主導という事で政権を取った民主党だが、今のところほとん
どいいところがないではないか。

日本も借金の金額だけ見れば、限りなくギリシャと同じ方向に
向かっているような気がしてならない…。


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