ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

茨の道

2011-11-12 21:13:39 | 時事(国内)
巨人軍の61歳の専務が85歳の老害会長の独断人事を記者会見で批判した。

巨人軍の内紛だの、身内同士のゴタゴタだのと言われているが、野次馬
からすれば、この際、思いっきりやっていただき、できれば野球界の
「老害」を葬り去っていだだきたかったのだが…。

どうやら、無理そうである。

GM清武さんの話とナべツネの反論話は大きく食い違うようで、真実は
定かではないが、まぁ、通常で考えれば、上司に喰ってかかるには
それ相応の覚悟がいるわけで、まして相手は腐っても読売のドン、
「ナベツネ」である。そんじょそこらの会長とは格が違うのである。
このような人物を相手にするからには、批判するに値する確固たる確証
と絶対的正義もあったはずである。

しかし、どうも、このGMさん、ツメが甘いような気がしている。

これだけ批判しておきながら、自分が腹を切るわけでも、ナべツネに辞任を
突きつけるわけでも刺し違える覚悟があるわけでもない、単に「渡辺さんに
反省してほしい」と言っているのである。

これでは、ナベツネの反撃を喰らうだけであろう。

どうせクーデターをするのであれば、株式会社読売巨人軍の取締役専務として
緊急取締役会でも開催し、同社の取締役会長であるナべツネに辞任を勧告すれ
ばよかったのである。もちろん、他の取締役への根回しもした上でである。
組織として筋を通すということであれば、これしかなかったはずだ。

一人で正義の味方をやるのは良かったにしても、中途半端では自ら干されてお
終いである。せめて最低限、桃井オーナーだけには相談し、味方に付けておい
た上でやるべきだったと思えてならない。

まぁ、ナべツネは野球界の諸悪の根源であるのは間違いないわけである。

そんな奴に、小さな一撃を喰らわせただけでも、個人的には称賛に値すると
思うが、今後の清武さんの処遇がちと心配である。

がんばれGM!





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