ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

東南アジア的

2013-01-28 20:23:53 | つぶやき
中国でいつも滞在するホテルの周囲には、多くの食堂や商店が集まり、どことなく下町風な感じが気にいっている。

最近、昨年11月くらいからか、夕方から自転車の後部座席を改造したチャリンコ屋台が急速に増え出した。それが、まるでタイにでもいるような雰囲気で、なんとなくうれしくなった。当初は2~3軒だったのが、今では10軒以上にも増殖している。

通りの歩道に均等に並んでいるところをみると、ちゃんと許可を取って営業しているのかもしれない。屋台の内容も様々だ。カットフルーツ屋にお肉の串焼き屋さん、やきそば屋に焼き飯屋に茹でたトウモロコシ屋さんもいる。中には軍艦巻きのすし屋とたこ焼き屋さんもあった。甘栗屋さんを除けば、まさにタイの屋台バリエーションとうり二つだ。またこの通りには、果物屋さんも多く、そこには大量のドリアンが積まれている。そこから匂うのは、強烈なドリアン臭でますます東南アジア的である。ちなみにこのドリアン、まさにタイ産でひとつ18元、およそ270円である。日本で食べることを考えると激安だ。私は大嫌いだが…。

中国でも雲南やベトナム北部ならまだしも、華南のしかも大都会の街中にこのような雰囲気の場所が出来あがって行くなんて…。しかもそこに度々、出向くわけで、なおさらここから離れられなくなった。

仕事を終えた夕方、チャリンコ屋台で焼きそば(チョウメン)やとうもろこしを買って、道端に座って道行く人を見ながら食べる。昔、バンコクのカオサンロードでパッタイや串焼きを買って道端で食べていたのと同じである。
今でもタイには度々、行くし、屋台でも食事をするが、さすがに道端で座ってモノを食べることはなくなった。

それがこんなところで再び…である。

気がつくと、ハルピンビールを飲みながら1時間以上もそこに座っていた。
些細なことだが、そんなことがちょっと楽しかった。


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