未来予想図とバングラ

1月は何かと忙しい。そろそろ確定申告の準備もしないといけない…。

仕事もこのところ1年の行動パターンがマンネリ化してきたので、今年はこれまでとは違った形で動こうとうと決めた。昨年と同じでは進歩がないというものである。

それにしても、今年は本当に景気が上向くのだろうか？安倍さんになって、まだ間もないが、株価が上がり、円も少しずつ高くなってきた。昨年末、タイで円からバーツに換金して、9月の時点との差にびっくりしてしまった。こんなことなら、あの時もっと多めに換金しておけばよかった…。

とある評論家が言うには、このまま円安が続き、1ドル100円程度に戻るらしい。また、それによる輸入品などの高騰によって、ここ1年から2年程度は給料などは上がらないまま物価は上がって人々の生活は厳しくなるのだという。もっとも、単に円安になったからといって、日本の大手企業が再生し、一気に景気が良くなるなんてことはないだろうけれど…。実のところ、うちのように海外からモノを輸入しているところにとっては、このところの超円高は正直、結構、ありがたかったのも事実である。もっとも円高で日本の経済が悪化して消費が低迷して云々…ということになれば、それはそれで厳しいことではあるのだが、うちのような弱小自営業者にとっては、それにも増して物資調達時の円高はうれしいことだったわけである。

しかし、それももう、終わる…。

何だか、気分だけでなく、懐も寂しくなった気がしている。

近年、中国も含め、東南アジア全域で物価の上昇が激しい。しかし、その物価上昇を日本の超円高が吸収していたことで帳尻が合っていた部分もあるのだ。物価の格差で成り立っていたビジネスは相手国の経済発展でいずれは不可能になることも、充分、考えられる。そろそろ、そういうことも考えて行かないといけない時期なのかもしれない…。

次はバングラディッシュか…。麻と革と他に何があるのだろう…。やっぱり人か、溢れる人、リクシャ、それしか浮かばないな…。

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