ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

平時が大事

2020-04-12 17:02:19 | 時事(国内)
自粛と休業補償はセットで…。

大阪の府知事さんは、大阪は東京と違ってと財源がないので、同じようにはできませんと言っていた。正直な発言で一定の理解を得ていた。でもこれが国の国会議員の人からはまったく聞かれない。本当は日本の国単位だってお金がないのに…。

アメリカやドイツなどと比べて同じような補償ができないのは、そもそも日本の財政に余裕がないからだ。ずっと長い間、借金頼みの国家運営をしてきたせいで、こんな時に弱さが出てしまうもの。でも、こういう時に嫌われることを言う政治家がいない。それはどうかと思う。

今回も国が国債を発行し、日銀が大量の円を刷る。借りたものは、絶対いつか返さないといけない。どんなに先送りしても限界は来る。そうなれば円の価値がなくなり、ちょっと前のアルゼンチンやジンバブエのようにハイパーインフレになり、円は紙くずに…。

そういう説明もしないと、国民は「補償、給付、減税」をもっともっと求めて来る。

今回は致し方ない状況かもしれない。ただ国は収まった後、コロナで負担した分を震災時の特別税の徴収と同じように負担を求めてくるはず。

今の現役の政治家は、未来の破綻日本の時には、おそらく誰もいないだろう。だからこそ平時からもっと国の借金を国民と政治家が意識していかないといけない。

いつか借金をしなくても国を回していける政党が政権を取らないといけない。
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