ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

死にたい老人

2011-11-16 21:13:31 | 
ここのところなかなか本を読めずにいたのだが、ようやく何冊か購入して
読んだ本がこれである。

「死にたい老人」木谷恭介著である。

仕事もプライベートも充実した人生を送り、また現在の少子高齢化を憂う
83歳の作家が、「もはや楽しみもないし、社会のために死のう」と決意す
ると言えば格好はいいが、出だしから悲壮感や重々しさは皆無の内容である。

そして著者は断食を決行する。断食ではときどき波のように「飢餓感」が襲
ってくるそうだが、それ以外は案外、我慢できるとのこと。
中でも、著者が一番苦しんでいるのは「暇なこと」であった。人は毎日、
3回食事をするということで、いかに一日にめりはりをつけているかという
ことを実感している。とはいっても、読書など集中力を必要とすることや
散歩など体力の要ることはできないので一番楽なのはテレビを見ることなの
だが、テレビではどのチャンネルものべつまくなしに食い物を映していて見
るのが苦しいのだとか…。

そのような中、タイミング的に大震災が起こり、これに筆者は救われる。
震災の映像には食べ物は出てこないし、誰が見ても心が震える映像の連続で、
ほとんど断食のことを忘れ、以後は原発行政や民主党に対する怒りが断食死
への思いより強い口調で述べられていて、最後は訳が分からないことになっ
ている。

それでも一ヶ月以上、ほとんと水だけで過ごしたようだから貴重な記録では
ある。

結してお勧めはしないが、おもしろい本であることは間違いない、かな…?

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虫歯と北朝鮮

2011-11-15 20:36:23 | つぶやき
ここのところ歯の調子が悪い。

しかも痛む場所やしみる場所がその時々によって違うので、仕方なく
歯医者に行くことにした。成人になって3度目、4年ぶりの歯医者だった。

「どうしました?」

「痛いところとしみるところが数か所あると思うんですが…」

「では、見てみましょう、横に倒します」

「ほう、ほう、ほう、ほぉー、よく今まで我慢しましたね…」

「そんなに酷いですか?」

「ええ、かなり、来るのがちょっと遅いですよ…」

結局、実に12本が虫歯であった。酷いのはそのうちの3か所。

帰り際には、「こうやって長い間、虫歯を放っておくとね。早いうちに入れ
歯になってしまいますよ…」とまで言われてしまった。

とりあえず、一番ひどいところを麻酔して削って、と治療が始まった。
当分の間、通わないといけないらしい…。憂鬱だ。
今まで虫歯とは無縁だっただけに、歯も加齢で弱くなるのかもしれないと
思った次第である。

また、今日は平壌でサッカー、ワールドカップ・アジア3次予選の対北朝鮮戦
が行われた。

日本はすでに最終予選への進出が決まっており、北朝鮮は敗退が決まっている
のだが、試合は平壌で行われるということもあり、北朝鮮は気合の入り方が違
っていた。おそらくは、将軍様からも「今日の試合は、なんとしてでも勝て!
でないと、しばらく農村にでも行って自己批判してもらうぞ…」とのお達しが
でていた可能性もある。

選手の入国に4時間かけられたり、慣れない人工芝のグランドでの試合もイエロ
ーカードの多さなども、負けた言い訳にはならない。
食事に下剤を盛られたとか、ホテルのシャワーを水にされたとか、そんなこと
がなかっただけでも幸いであった。

アウェーの型というのは、実に様々である。

中でも北朝鮮でのアウェー試合は、観客の9割以上が北朝鮮の人民で占められ、
極端に少ない日本のサポーターという、「アウェーを鍛える」という見方を
すれば、これ以上に適した場所はないのである。

こういう場所でも結果を残せるようになれば、日本はまたひとつ階段を上った
ということになるのだ。

がんばれ日本!



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歴史に学ぶ…

2011-11-13 21:37:33 | つぶやき
先日、名古屋市の名古屋港・金城ふ頭に、テーマパーク「レゴランド」が進出するなどと
新聞などで報道された。

なんでも、レゴランドの周辺にはホテルやショッピングモールなどもできるそうである。
レゴランドは、デンマークの玩具メーカー「レゴ」のブロックのテーマパークである。
我が家にも子供がいるので、最近はめっきり子供の玩具事情にも詳しくなってきた。

個人的には、近頃の子供の玩具は、何かにつけて教育色が付きまとうのが気に入らない。
情操教育に良いとか、知的レベルの向上に役立つとか、とにかく「賢い子供に育てる…」
というテーマが付きまとう玩具が大変多い。
まぁ、そのほうが売れるのだろう。小さいうちは、基本的に親が選んで与えるわけである。
どうせなら、遊びながら学習できるものがいいというのは、自然な選択なのかもしれない。
しかし、私は玩具らしい玩具の方が好きだ。ミニカーだったりプラレールだったり、おお
よそ学習玩具とはいえないもののほうが、現実味があっていいと思える。

かつてはこういう玩具を通して、新幹線の運転手になりたいとか、消防署で働く人になり
たいなどと、将来の職業を夢見たものである。今は時代が違うと言ってしまえばそれまで
だが、子供の意識は今も昔もそうそう差はないはずである。あるのは、子育てに対する親
の意識の差だけである。私が親になってつくづく思ったのは、今の時代に生まれなくて
本当に良かったということである。

歴史に学ぶことは、大事なことだ。これはあらゆることに言えると思われる。

そしてそれは子育てにも言えるはずである。しかし、今や育児アドバイザーや育児本など
が充実しているおかげで、多くのことが一般論化して掲載されている。確かに助かる部分
もあるが、そのおかげで自分の頭で考えなくなり、判断できなくしてしまうのである。
昔ながらのことは否定され、何かにつけて「今は昔とは違う」となる。
かつてそういうものが何もなかった時代は、周囲の人に聞いたり、親自身が思考錯誤して
解決していったはずだ。正しいことはひとつではなく、おおよそ適当がまかり通っていた
わけである。しかし、「今は時代が違う」となってしまう。

こうやって親が軟弱でかつ固定観念に縛られてしまっているわけだから、ひ弱な子供が多
くなるのは当然なのかもしれない。

話がそれたが、そのレゴランドが名古屋にやってくるというのは名古屋の活性化の為には
いいと思うが、そうでなければ来なくてもいいと思っている。どうせなら超合金ランドと
かりかちゃんハウスランドとか、リアリティーの中にも夢のある玩具ランドだったらあり
がたいと思うが、ありえないだろう。

「腕白でもいい、たくましく育ってほしい…」

かつて、丸大ハムのCMで言われていた台詞である。

しかし、今の親には、「多少、軟弱でもいい、されど賢く育ってほしい…」くらいでないと受け
入れられないような気がしている。





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茨の道

2011-11-12 21:13:39 | 時事(国内)
巨人軍の61歳の専務が85歳の老害会長の独断人事を記者会見で批判した。

巨人軍の内紛だの、身内同士のゴタゴタだのと言われているが、野次馬
からすれば、この際、思いっきりやっていただき、できれば野球界の
「老害」を葬り去っていだだきたかったのだが…。

どうやら、無理そうである。

GM清武さんの話とナべツネの反論話は大きく食い違うようで、真実は
定かではないが、まぁ、通常で考えれば、上司に喰ってかかるには
それ相応の覚悟がいるわけで、まして相手は腐っても読売のドン、
「ナベツネ」である。そんじょそこらの会長とは格が違うのである。
このような人物を相手にするからには、批判するに値する確固たる確証
と絶対的正義もあったはずである。

しかし、どうも、このGMさん、ツメが甘いような気がしている。

これだけ批判しておきながら、自分が腹を切るわけでも、ナべツネに辞任を
突きつけるわけでも刺し違える覚悟があるわけでもない、単に「渡辺さんに
反省してほしい」と言っているのである。

これでは、ナベツネの反撃を喰らうだけであろう。

どうせクーデターをするのであれば、株式会社読売巨人軍の取締役専務として
緊急取締役会でも開催し、同社の取締役会長であるナべツネに辞任を勧告すれ
ばよかったのである。もちろん、他の取締役への根回しもした上でである。
組織として筋を通すということであれば、これしかなかったはずだ。

一人で正義の味方をやるのは良かったにしても、中途半端では自ら干されてお
終いである。せめて最低限、桃井オーナーだけには相談し、味方に付けておい
た上でやるべきだったと思えてならない。

まぁ、ナべツネは野球界の諸悪の根源であるのは間違いないわけである。

そんな奴に、小さな一撃を喰らわせただけでも、個人的には称賛に値すると
思うが、今後の清武さんの処遇がちと心配である。

がんばれGM!





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思いきり…

2011-11-10 21:15:19 | 時事(海外)
猫ひろしがカンボジア人になったそうだ。

来年のロンドンオリンピックにマラソンのカンボジア代表として
出場したいから国籍を変えたということである。

これまでも女子スケートの川口さんが、やはりオリンピック出場
の為にロシア国籍を取得したり、角界でも外国籍のまま出世して
年寄株を取りたかったがのだが、外国人は駄目だからと帰化した
相撲取りがいたりと、もはやメダルや地位の為なら外国の国籍取
得は日常茶飯事となりつつある。

別に、他人の人生である。何人になろうと勝手である。

ただ、猫ひろしの場合、国籍取得=代表決定ではなく、16日の選考
会で1位にならないといけないらしい…。

ダメだったらどうするのだろう?。今後、カンボジア人として生
きていくのだろうか?

日本は二重国籍を認めていない。外国籍を取るのはいいが、それが
一体、どこの国なのか重要ではないのだろうか?カンボジアなんか
の場合、今後、どこの国に行くにしてもビザが必要となるだろう。
先進国へ渡航する場合など残高証明や渡航先国での保証人などが
求められ、ヨーロッパ周遊など計画しようものなら、ビザ取得に
大変な労力が必要になると思われる。

縁もゆかりも、好きでもなんでもない国の人になるのだ。

まぁ、思い切ったものである。




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推測

2011-11-09 20:51:02 | 時事(国内)
TPPの反対派が国技館で、6000人の集会をおこなったそうである。

凄いなと思ったのは、6000人も集まったからではなく、「国技館
って6000人も入れるんだ…」というところにである。

しかし、この集会が国技館で行われたということは、「何かのメッ
セージ」を出したかったのかもしれない。

例えば、農業を国技に見立て「国技を守れ!」とかである。

しかし、今や横綱だって外国人の時代である。おそらく日本人だけでやって
いれば、今以上に盛り上がらなかったに違いない。それに、国技館の地下工
場で作られている名物の焼き鳥の価格。1パックなんと1,200円もするそうで
ある。そんなことやってるから輸入品に負けるのだ。

そんなところからも反対派は、国技館という会場を使用したのは選択ミスと
いうものである。

それにしても、国技館の6,000人、一体どうやって収納したのだろう。
きっと立ち席だったのではないだろうか?
そしてそうまでして国技館を使ったのは、これはあくまでも推測だが、つまり、
東京ドームや武道館は埋められない。しかし、反対集会なのに会場が埋まらな
いと惨めである。ここは是非、なんとしてでも「満員御礼」といきたい。
かといって、メジャーではないホールだとインパクトがない。

それで苦肉の策が、国技館だったのではないかと思った次第である。

個人的には、メルパルクホールくらいでちょうど良かったと思っている。



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偽洋酒

2011-11-07 23:05:23 | つぶやき
昨日は終日、東京へ。

仕事先で担当者と会うと、ひどく辛そうな顔をしていた。

聞くと「先週、仕事で中国に行ってたんですけど、連日、飲みに連れ出されちゃって、
それから、ずっと調子が悪くて…、でも、熱とかは無いんですよね…」だとか。

もしや、と思い聞いてみた。

「まさか洋酒飲みました?」

「ええ、もちろん洋酒もビールも焼酎も、もう、どれだけ飲んだか覚えてないくらい
ですよ…」

「中国で洋酒だけはダメですよ。かなり偽洋酒が出てるって聞いてます…」

「えっー、それ、ホントですか!」というような会話であった。

私が中国で聞いた偽洋酒の話はこうである。

なんでもそのイカサマ業者は、1本10~50元で買い取った洋酒の空き瓶に、別の業
者から仕入れた偽洋酒を詰め、本物のように包装して再び飲み屋に1本200元で卸す
そうである。当然、飲み屋も、その多くは偽物だと知っているとのことである。

通常の飲み屋での価格は1本600~800元程度だから、利幅はずいぶんと大きい。

2年くらい前までは、4つ星クラスの高級ホテルでも「洋酒の大半は偽者」だったそうである。
そして当然ながら香料や着色料などを大量に加えて製造した偽洋酒は体に悪いとのこと。
飲み過ぎれば当然、体を壊すことになる。

単なる飲み過ぎだったら2日もすれば回復するはずだ。

変な、成分が入ってなければいいが…。

彼のその後がちょっと気になっている。

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時間の問題

2011-11-06 16:03:49 | 時事(国内)
テレビの視聴率低下がいよいよ深刻だそうである。

なんでも、かつてなら低視聴率に入る12%台の番組が最近では
トップ30以内に入るようになったとのこと…。
まぁ、そう言われてもちょっとピンとこないが、理由は若者の
テレビ離れだそうである。

私は別段、若者ではないが しかし、最近、ほとんどテレビを
見なくなってしまった。特に昨年、子供が生まれてから、週
に3時間も見れば多いほうかもしれない。日によっては全く見
ない週もある。

別にテレビが嫌いなわけではない。今でも見ようと思えばい
くらでも見れる。要は単に「習慣」だと思っている。

一度「見ない」という習慣ができてしまうと、見なくてもど
うということはないし、そのうち「見たい」とも思わなくな
る。そしてそれがしばらく続くと、テレビがうるさく感じて
くるから不思議なものである。

若い人がどうしてテレビを見なくなったのか、わからない。
ネットやゲームといった要因もあるだろう。もしや携帯や
ワンセグで見ている可能性もある。一概に視聴率だけで判
断できるものではないが、それでも確実にテレビ離れは進行
しているようである。

国民的番組の「水戸黄門」が無くなるのは時代の必然だった
のかもしれない。「国民的番組」という言葉さえ、もはや死
語なのだ。

年末の紅白歌合戦が消えて無くなるのも、「時間の問題」
のような気がしている。


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本音

2011-11-04 11:04:56 | 時事(海外)
現在、G20の会議がフランスで行われている。

おそらく、ギリシャ発端の欧州金融危機がメインの議題だとは
思うが、しかし、いくらフランスやドイツが支援したとしても
最終的にはギリシャの国内の問題なので、ギリシャ国民次第と
いうところが支援する国々にとっては歯がゆいところだろう
と思う。

また、当のギリシャは、もしユーロから離脱をすれば、ユーロ
の枠組みや秩序を守れなかったとして、困るのは主導するフラ
ンスやドイツの方だと高をくくっているようなところがあるよ
な気がする。

「困るのはそちらなのだから、援助は当然だ…」
「援助の条件として自己負担が大きいのであれば、援助しても
らうかどうか考えさせてもらう…」

これが、ギリシャの本音である。

本来なら無条件で支援を受けるのが道理だと思うのだが、いかに
も怠け者国家ギリシャを象徴している。個人的にはこういういい
加減な国は大好きだが、お堅いドイツなどにしたら「お前らの国
などとっとと破綻してしまえ!」が本音に違いない。

まぁ、いい加減なギリシャを引き入れてしまったのだから、これ
も連帯責任と思えば仕方ないことである。

また、日本はG20で消費税の10%まで引き上げを国際公約として
表明するとかなんだとか…。

国際的な場での表明の前に、国民の前でちゃんとした説明がないの
はどういうことなのか。外堀を埋めてから…というのはちょっと
ズルイ感じがしている。どうせ公約するなら、同時に公務員改革
や議員定数削減などとセットでお願いしたい。

政治主導という事で政権を取った民主党だが、今のところほとん
どいいところがないではないか。

日本も借金の金額だけ見れば、限りなくギリシャと同じ方向に
向かっているような気がしてならない…。


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お知らせとどうでもいいこと…

2011-11-02 21:17:16 | つぶやき
お知らせ。

現在、弊社ホームページはメンテナンスの為、ご利用になれません。
ご迷惑をおかけいたしますが、しばらくの間、お待ちくださいませ。

本日は、終日、大阪へ。
ちょっと疲れた。来週は東京へも行かねばならないし…。
まとまった休みがほしい…。

せっかくの行楽シーズンなにのどこへも行けないのが辛いところである。

今年も残すところあと2カ月あまりである。しかし、11月だというのに、
連日、ほんとうに暖かいので、全く実感できないでいる。なんだかだんだん、
日本特有の四季が無くなりつつあるような気がしてならない。

ここ数年でいえば、10月なんて間違いなく晩夏という感じである。数日、
気温が下がる日もあるが、またすぐに戻る。

やはり温暖化なのだろうか…?

正直なところ、この温暖化の流れは止められないのではないか、と思っ
ている。各国で努力はされているようだが、お構いなしの排出大国も
あるわけで、本来は違反したら大きなペナルティーを与えるなどして、
地球規模で厳しく取り組まないと、一部の国がどんなにがんばっても
無理なんだろうと思う。

それに今を生きている人にしてみれば、自分が存在していない未来の
ことをどれほど真剣に考えられるのか、このへんも疑問である。
例え、「自分の子供の時代に大変なことに…」などと言っても、温暖化
うんぬんの話は、数十年後程度先の話ではなく、100年とか200年という
スパンで考えるわけである。すると自分の孫とかひ孫といった時代の話に
なるわけで、さすがにここまでくると非現実的に思えて、「もう、ど
うでもいいや…」みたいな感じになるのが本音のような気がしている。

それに来世は、人間に生まれるかどうかもわからないのである。

私は、虫くらいがちょうどいいと思っている。
動物ならキリンがいいかも…。

なんだかどうでもいいことを…、失礼いたしました。

おやすみなさい。



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