ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

願望と熱望

2022-09-02 20:11:19 | 時事(国内)
先週、寝坊して行き損ねた大阪へ行って来た。

夏モノまではほとんど円安の影響を受けていなかったが、当初から言われていたように秋冬モノはグッと値上がっていた。うちは国内仕入れが3割ほどで、しかも日本で仕入れるのは、ほぼメイドインジャパンに限られる。海外仕入れではモロに為替の影響を受けるが、日本仕入れではさほど影響がないだろうとの期待は見事に裏切られ、材料費の高騰や便乗値上げも含めて、1割程度の値上がりとなっていた。これからさらに値上がるような話も出ていたな。コロナ禍の2年半で日本製もどんどん姿を消しつつある。小ぶりな業者さんの中には、およそ2年間工場を閉鎖、従業員を休職扱いして来年から再開するという手段で乗り切ろうとしているところもある。皆、それぞれ生き残りに必死だ。

往復の車中では中国仕入れ。中国はゼロコロナの外出制限などの影響もあり、国内消費が低迷している影響なのか、アパレルや雑貨で言えば、値上がりどころか逆に価格は下がりつつある。一時的なのかどうかはわからないし、あくまでも元換算の話だが、本来ならこんなありがたいタイミングなのに、わが日本では24年ぶりの円安の為、そんな旨味が完全に吸収されてしまっている。画像に頼る仕入れにもうんざりだし、手数料の負担も大きくなりばかリである。いつまでこんな状況が続くのだろうと落胆していたら「香港が11月から隔離なし入国を検討…」との記事を見つけた。

言わずもがな香港は中国の一部である。未だ香港と大陸の間には国境同様の出入国が行われているものの、ゼロコロナ政策は同じだったはず。ここに風穴が開けば、次は大陸も時間の問題だろうと思いたい。党大会も10月後半には終わるし、11月に香港が開放され、早ければ12月からと期待してしまう。長らくタイにも行けずに困ってはいたが、実のところタイに行けないのはさほど痛くはない。けれど中国に行けるのと行けないのとでは雲泥の差がある。ようやく小さな光が見えてきたのかも…。

どうも円安は来年3月の黒田さん退任までは続きそうだ。世界ではいわゆる日本売りが原因の円安ではなく、あくまでも日本は金融緩和、アメリカは引き締めということでの円売りなので、このまま行くんだそう。黒田さん退任後、日本のインフレがある程度進んだ段階で、次の総裁が金融引き締めを始めると、そこから円高へ振れて行くんだとか。では次の総裁もこのまま現状維持と判断したら、一体この先はどうなるのかと聞きたいところだが、まぁ、なんとなく為替にも一定の波があるのだろう。良くわからないけれど…。

願望で言えば、年内でロシアとウクライナの戦争終結、で来年早々石油価格が安定し、燃油サーチャージも値下がり始める。為替も春から円高に振れ出し、夏には110円程度に戻る。結果、皆、一斉に出国ラッシュ。

とはいっても、まぁ、成るようにしかならないか…。

小さな幸せと楽しみを見つけながら、気長に待つしかない。

ようやく味覚が戻ってきた。

これも一つのラッキーだと思いたい。

コメント

スタート

2022-09-01 19:48:48 | 時事(国内)
今日から9月が始まった。

円が一時139円半ばまで急落。140円目前だ。ガッチリマンデーに出ている森永さんによると円は来年から緩やかに円高に向かい、やがて110円前後に落ち着くだろうと言っているけれど、こんな調子なのに本当なんだろうか?

金に細かい同業者のおじさんが「9月に終わる予定だった雇用調整助成金の延長が決まったよ…」と、笑顔でやってきた。うちも使わせてもらっているので、大変ありがたい話ではある。とはいえ、国には未だ潤沢にお金があるのか、それとも借金なのか、その辺がちょっと気にはなっている。雇用関連の助成金だけでも、このコロナ禍の2年でおよそ16兆円も使っているのに…。岸田さんはここ最近インドに5兆円、アフリカに4兆円規模の経済援助を決めたりと大盤振る舞いだが、こういうのを見ると財務省が言う、国民一人当たりの借金1千万円強はやっぱりガセなのかなと思う。で、この同業者のおじさんによると、岸田さんはさらに低迷する経済を支援するために何兆円かの予算を組んで各自治体に配る予定なんだとか。使い道は各自治体にお任せなので、再び支援金のような形で配るのかはわからないけれど…。もし余裕があるのなら単純に配るのはもう止めて、少し先を見据えて資金を投入すれば良いのに、と素人考えながらにも思う。

ゴルビー亡くなる。

政治的にはすでに過去の人ではあるし、今、仮に元気だったとしてもプーチンに何か言えるほどの影響力など、何もない人ではあった。結果的に彼の功績でロシアの人らは大きな自由を手に出来たのは間違いないし、ノーベル平和賞まで貰ってしまった人ではあるけれど、それでも当時ソビエトから独立しようとしたバルト3国などでは、彼が命令した軍が独立を阻止しようとした事実は消えないし、それによって少なからずの人が亡くなっている。外国には評判が良かったけれど、ロシア国内とCISの国々の人にとっては、あまり人気がなかったのも、なんとなくわかるような気がする。彼が亡くなった年にウクライナに侵攻し、ロシアが再び逆戻りする方向へ進んでいるようで、なんだか皮肉でもある。

大谷君、2年連続30号。

今や彼の活躍だけが、世界に対しての日本の希望のように感じる。

10月初めに大きなイベントが決まった。
少しずつコロナも収まって、8波までの数か月間だけでもいいから、通常っぽい感じで過ごしたい。

次の波は年末くらいからかな…。
コメント