今シーズンは早くから雪が降り、例年クリスマス前にはスキー場には雪が無いことが多いですが、今年はオープンできるだけの雪。
毎年、自然雪で雪質が良い平湯温泉スキー場へ。
足慣らしなので嫁さんと回数券。
この日は足慣らしにちょうど良い斜面だけ。リフト1本が稼働。
適度な斜面で気持ちよく
適度な斜面で気持ちよく
リフト5本滑った頃にはそこそこお客さんも。
我が家は切り上げて高山へ
飛騨国分寺も観光客は少なく
お昼は、長年通わせていただいたステーキ店の顔だったマスターが辞めて初めたお店、トワ・メゾンさんへ
ビーフストロガノフ
嫁さんはピラフ
今日は車の運転が無いのでグラスワインで。
同じ歳のマスターと楽しくお話を
食後、高山の町へ。ところが今まではこの時期には空いていた高山。ところがアジア系のインバウンド客であふれかえっています。
こんな事、今まではなかったです。
外国人のいない場所へ
吉田川沿いに歩いていると不思議なおみくじ
鉄製のおみくじ
吉田川沿いに歩いていると不思議なおみくじ
鉄製のおみくじ
賽銭箱へお金を入れておみくじ。吉でした。
珍しいおみくじ
夜はもう35年くらい通わせていただいたステーキ屋さんへ。
仲間と北アルプスを縦走した時には必ずお邪魔させていただきました。仲間と持ち合わせのお金を集めて飛騨牛を。少しでも早く食べたいので新穂高のバス停まで走って下山してきた事も。
そしていつも、創業者の方が我々の所へ来て色んなお話を。
若かりし頃は、登山の楽しみのひとつでした。
2代目の方になっても、創業者と同じく、飛騨牛を十分に炒めて甘みが際立つくらい飴色に炒めた玉ねぎでその美味しさを引き出させていたのがこのお店の特徴。
しかし2代目の方が辞められてからはかなり味が変わってしまいました。前回に訪れた時にも少しおかしかったので長年のスタッフの方にその旨を。
そして今回は、残念な事に。
このお店の特徴が全くなくなってしまいました。
これでは他のステーキ屋さんと代わりのない事に。
若い人に代わってその若い人が変化を求めること。これは大事なことであり、それを我々世代が手を差し伸べるということは必要。でも今回は全く違うと。
どんなに変わってもインバウンドのお客さんが入り続けているとその変わったことには気が付かないものです。
嫁さんともう、やめよう、と。
黙ってお店に行かなくなるのもどうかと思って、長年のスタッフの方に長年のお礼を。
残念ですね。インバウンドでお客さんが多く入っているので、昔ながらのこのお店の特徴は無くても、悪く言うと手を抜いても経営的には問題ないのでしょう。でもリピーターは減るでしょう。
残念ですね。インバウンドでお客さんが多く入っているので、昔ながらのこのお店の特徴は無くても、悪く言うと手を抜いても経営的には問題ないのでしょう。でもリピーターは減るでしょう。
これがインバウンド需要に頼る観光地のひとつの光景かもしれません。
長年のスタッフの方も寂しそうでした。後ろ髪を引かれる気持ちでした。
高山に来ると夜は必ず寄る、ラビット・ホールさんへ。
高山に来ると夜は必ず寄る、ラビット・ホールさんへ。
バーのマスターといえば寡黙なマスターが普通ですが、ここは全く違います。マスターが一番喋ります。そして面白い話、ウィスキー、カクテル、そしてワインの豊富な知識、そのウンチクを聞いているだけでも楽しいです
今回は珍しいウィスキーありますがどうですか?と。
今回は珍しいウィスキーありますがどうですか?と。
ブレンデッドなのですが一度口に含んでどんどんと口の中で香り、味わいが変わっています。
新しくバイトで入った女の子と。このバイトの女の子、以前はお客さんで我が家の隣に座って楽しくお話をさせてもらいました。
”客席からこっち(カウンター)に来ちゃいました!“と。マスターは
“気がついたらいた!”と大笑いしながら。
とても楽しく時を過ごさせていただきました。
クリスマス近くなると高山の街なかのオブジェもサンタクロースが増えています。
翌日は正月用の“花餅”を
いつも飛騨牛の握りを買う”京絲“さんへ。
“ちょうど氷見の汐ぶりが入って来たのですがどうですかか?”と。
我が家の正月用に二つ買いました
高山を出て名古屋へ戻る途中に久々野の坂本酒店さんへ。
高山を出て名古屋へ戻る途中に久々野の坂本酒店さんへ。
このお店、世界各地のワインが揃っていて日本各地から訪れたり通販で。お父様がワインのために色々と。そして今は、御兄弟で。とにかくワインの知識、蘊蓄は話していて楽しくなります。
我が家ではいつも、餃子を食べる時にはお手頃価格のシャンパンで“シャンパン餃子”を。
我が家ではいつも、餃子を食べる時にはお手頃価格のシャンパンで“シャンパン餃子”を。
シャンパン2本とお店のオススメの赤ワインを。かなりクセのあるワイナリーのものだそうですが、あまりにも個性的すぎたのを万人向けにしたものだそうです、とわいえ変わったものですよ!と。
楽しくお話をさせていただいだら東京からのお客さんがいらっしゃったので”よいお年を!“と。
おいとましました。
ほんの近くには隠れたお店。
創業100年近くのお店、“みかどや”さんへ
このお店、椎名誠さんの”百年食堂“という本でも紹介されています
名物のキモ焼き定食
嫁さんは卵とじうどん
坂本酒店さんにお伺いする時にはたまに寄らせていただいています。とても美味しく、まちの人達が沢山入っています。
あとは名古屋へひたすら国道41号線で。
それにしても飛騨の小京都高山。今の時期はとても静かな古い町並みを楽しむことができましたが、残念な事にアジア系観光客で溢れかえってきます。とても静かな町並みを楽しむ状況ではないです。
また、のべつ幕なしに観光客が来ると飲食店のレベルも下がります。日本人だけを相手にしているとそれなり工夫されていて日本の良い部分が出ていました。でも今はどんなに手を抜いてもお客さんは来ます。ホテルも雨後のタケノコのようにできていますが食事無し、必然的に“夕食難民”で溢れています。
こんなのがインバウンドの結果なのでしょうね。日本の良かったものがどんどんと失われています。
京都、大阪、東京に行った外国人観光客が他に、と言って高山に来てくるそうですが。
またレンタカーが沢山。不思議と日本では運転できないはずの国の人、また、どう見ても白タクと思われる車が溢れています。
狭くて、古い町並みも限られているところに原宿並みの混雑では。
高山も終わったかな?