ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

ちょっと変わった京都旅行

2025-01-27 09:19:04 | 旅行記
京都の知人のガイドで京都旅行

明け方の名古屋。

バスターミナル前の”ナナちゃん“人形。まもなく、この一帯はリニア開業に向けて再開発、名鉄デパートも閉店するとのこと。この“ナナちゃん”人形はどうなるのだろうか

名古屋から京都へは往復高速バス。二人で往復8000円強なのでお得に。ちなみにホテルもタイムサービスで二人で6500円。普段は倍近い値段ですが。

大垣を越えると雪をかぶった山々

途中のSAでトイレ休憩。バスのナンバープレートを見ると”999“。

京都駅にはほぼ定刻で。知人と合流して京都国際会館へ。人気があって中々入ることのできない洋食屋さん“じゅんさい”さんへ。開店前15分前には数人の方が並んでいました。
待っている時にもお店の外にまで漂っていたデミグラスソースの香り。そのデミグラスソースを使った美味しい洋食。


暖かい日差しが店内に
とても美味しいランチでした。
バスに乗って岩倉具視幽棲旧宅へ



岩倉具視公が一時住んでいた旧宅

お手植えの松


邸内からは大正ガラスを通して外を見ると穏やかな様子。
スタッフの方に色々な説明を受けて、改めて明治維新の時の岩倉具視公の激動の時代を感じられました。





縁側に厳冬期とは思えない暖かい日差しを

資料館へ。
昔の500円札のモデルでもあった岩倉具視公。色々な資料を。

岩倉具視幽棲旧宅から歩いて実相院へ



元々天皇家とはゆかりがあり歴代の天皇の位牌も。

寺内部は撮影禁止です。寺内部から見た春の新緑、秋の紅葉、冬の雪を狙って写真を撮ろうとする観光客で大混雑するので禁止となったようです。でも撮影可能な庭は素敵です。


近くの神社へ

夕方は早めにいつもの”京料理 およね“さんへ。




















美味しい京料理と美味しい日本酒て。京都の“味”を目で、そして食べて楽しめました。
早めに”およね“さんをお暇して、“つちや”さんへジャズライブ




京都へ来た時には知人の案内で何回か訪れています。



美味しいワインと素敵な料理


素敵なジャズライブでした。

翌日は京都へ水を供給している琵琶湖疎水へ

滋賀県民が京都市民に馬鹿にされると”琵琶湖の水止めてやるぞ!“という琵琶湖疎水。



高低差を解決するためのインクライン。インスタ映えで外国人に人気があります。この日もひたすらポーズをとっている外国人も。
コンビニ富士山もそうてすがインスタ映えの写真を見て“追体験”する旅行者が外国人に限らず日本人観光客が増えていますね。昭和時代の人がやっていないことを、他人が経験したことのない事を探しに行く旅行とは随分変わりましたね





南禅寺へつながる疎水

琵琶湖疎水を設計した”田邉朔郎“博士。旧東京帝国大学の卒業論文がもとになって作られた琵琶湖疎水。

インクラインの下のトンネル。インクラインの重量に耐えるために煉瓦をねじった形で積み上げたトンネル。


京阪鉄道で琵琶湖へ

途中、昔ながらの路面電車





琵琶湖疎水の取水口

ちょうど今は工事中で琵琶湖疎水の水が止められています。中々見ることができない光景だそうです



琵琶湖疎水近くの小さなお店で

近江牛の丼

琵琶湖疎水の琵琶湖口へ





まさに琵琶湖。流れる水に手を入れて、琵琶湖の水を感じました


旧大津公会堂。琵琶湖の周りには近江商人で栄えたこの地域、古い建物が残っています。

この日はこの旧大津公会堂地下のライブハウスで若い人のタンゴのライブ。この琵琶湖周辺を拠点としている若手の演奏家たちによるライブ。タンゴが好きな知人が是非ともということで、人生初めてのタンゴのライブ。





バンドネオン。
もうバンドネオンは作られておらず今あるものは何十年も前のものを直しながら使っているそうです。

タンゴには珍しく、サクソフォンを。
アルゼンチンタンゴの歴史、流れを曲の合間に。初めてのタンゴでしたが、素敵なライブ。南米には色々と造詣の深い知人の誘いで本番、アルゼンチンのタンゴを楽しめました。
これからもこの浜大津から若い人達が活躍していくのが楽しみですね。
京都へ戻って高速バスで。

往路のバスは“999”、復路は”777“
何かいいことあるかな?

京都というと外国人で溢れていて京都の風情など微塵も感じられなくなった今の京都。京都と知人によるちょっと変わった京都を。
有名なお寺さんはコロナ時に人が少ない時に楽しめました。ここ数回は知人の案内で、寺以外の京都らしさを楽しみした。おかげで、今回も外国人には京都駅で出会っただけ。ちょうど旧正月が始まる直前の外国人が少ない時期でもありましたが。
インバウンド、日本の本当の良さをどんどん失わせているように気がします。

静かな、京都を楽しむことができました。

























































































































コメント
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