今週末も、映画
出光興産がモデル
俳優も素晴らしいですが、VFXも見処。3丁目の夕日のスタッフですからそれもそのはず。
この映画を観て、思うこと、特に出光興産の家族経営。
いわゆる"グローバル化"、これについて色々と!
グローバル化、というときには、現在個人的には3つ有ると思います
①人的
②文化的
③経済的
①の人的グローバル化は、人の自由な移動
②の文化的グローバル化は、各国の文化の取り入れ
①と②のグローバル化は望ましいと思います。
でも、③の経済的グローバル化、これは世界的な格差を生み出すような気がしますね。
世界標準を作り、それを如何に安価に作るのか?、ということ。
日本で考えれば、日本→韓国→中国→バングラデシュ→ミャンマー、と労働コストの低い所へと生産拠点は移動、よく言えば"企業として"安く作れる場所へ、悪く言えば、搾取。
そのため、企業は"法人格としては"残っても、そこで働く従業員は安価な労働力を提供する国の国民。
日本の経済人達は、"グローバル化"を賞賛しますが、本当にそれが日本人にとって望ましいことなのか?
もともと、"1億総中流"といわれた日本、今や、格差の大きな社会に。
トランプ大統領の出現はまさに、このことの表れか?
トランプ大統領の出現を批判的に言う"経済人""知識人"は、この事を理解していない、そんな気がします。
この映画を観て、色々と
日曜は、土曜日とはうって代わって、イギリスそのものの、あるいはイギリスの演劇界のようなコメディ、いやウィットに富んだ人生賛歌、寡作。
マギー・スミス、アレックス・ジェニングスの好演もあり、クリスマスシーズンには最適な映画
特に、アレックス・ジェニングスの揺れる心境を分身での表現、過去を隠しながら、それでもプライドを持つ老女のマギー・スミスの見事さ。
急に寒くなって来た季節、映画館を出たときに、なぜか、心の中は暖かい、そんな映画