武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

箱根駅伝、ゴールは終わりではなく、これからの人生の始まりだ、勝って良し、負けて良し。

2025年01月04日 | スポ―ツ
謹賀新年、明けましておめでとうございます。
さて、第101回箱根駅伝、2日間、楽しませてもらいました。
やっぱり箱根駅伝は最高です。

青山学院
これで過去11年で8回優勝とは立派、おめでとう。
青学の選手を見ていると、「スマートで気のいい奴」が多いな。
田舎から上京して青山に染められるとスマートになるのかな。

5区山登りの若林「後半の走りの記憶がないんです。ただ、沿道から(若林さん、ありがとう)という声が聞こえたことしか覚えていない」
若林は名門洛南高卒だが、陸上は引退、日本生命に就職する。

6区山下りの野村、46分台の驚異の区間新で後続を引き離した。
そして表彰式で首に金メダルをかけた野村、階段を降りる時に真っすぐに降りられず、カニのように横歩きで降りた。左足の裏が血豆で膨らみ、激痛だったという。
なお、個人の金栗杯とMVP賞の2冠は野村が受賞した。住友電工へ。

青学の強さは、皆、かっこいい。王者の風格だな。
来年も楽しみ。


駒澤
追い込んだ駒澤、打倒青学は成らなかったが、力は見せた。
ただ、3年エースの佐藤圭汰が7区に起用されたのは疑問、ケガ明けだったからか。
走れるならエース区間2,3,4区の往路で使って欲しかった。
箱根の雌雄は往路のエース区間と山登りで決まる。

国学院
出雲と全日本を制したが、箱根の初優勝は成らなかった。
4年エースで大学ナンバー1の平林は踏ん張りが利かなかった。ピーキングがうまくいかなかったのか。
ただ、三強の一角として力は見せた。
来年、平林の抜けた穴は誰が補うのか。

早稲田
 名門古豪の早稲田、臙脂のユニにWの文字が躍った。
4位とは惜しかった。やはり3位以内に入ってメダルを獲らないと本当ではない。
ただ、今年4月には高校ナンバー1&2の鈴木るいと佐々木哲が入学入部する。
 早稲田の黄金時代の再来を期待したい。

中央
1区のエース吉居がスタートから飛び出して独走した。アッパレ。
4区までは独走したが山登りでヘタったのは残念。
今年も高校生トップランナーが入学入部するから来年の活躍が期待できる。
個人的には、あのホワイトのユニに赤のCマークがかっこいい。

立教
善戦したね、最後はシード権を獲れなかったが、奮闘は認める。
青学も台頭するのに5年はかかっているから、今は鍛錬の時だな。

法政
残念な結果だったね、目立つところが無かった。
何か芯が無いように見えた。スポーツの芯とは、リーダーシップ、団結力、友情だ。
往年のオレンジエクスプレス軍団の復活を期待したい。

明治
明治がいない箱根駅伝は寂しい。
今年の箱根予選会は死に物狂いでやらんとアカン。
古豪明治の躍動がないと盛り上がらない。

東洋
高校ナンバー1だった石田洸介(4年)が1区をキャンセルした。
故障か体調不良が理由だろうが、残念でした。

東海
駅伝の雄、東海が箱根に出ないと寂しいな。
箱根予選会を大差で負けたとは信じられない。
東海は出れば優勝候補だったが、近年の衰退の原因は何だろう。


さて、学生スポーツは、勝ってよし、負けてよし。
青春は今しかない、必死に走る選手たちは、まるで「走れメロス」のようだ。
苦難を共有した仲間を信じて走り抜く、箱根のゴールは終わりではなく、これからの人生の始まりなのだ。

(じゅうめい)


コメント
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