背中の唐獅子牡丹が泣いている

★野田佳彦。

既に腐った豚マンだな。

マニフェストで増税をやらないと公約しておきながら、所得税と住民税の増税は既に１２月の国会で決めてしまった。そして今度は消費税アップを目論む。

目玉のマニフェストは総崩れになったというのに、国会を早期に閉じて論戦から逃げ、年の瀬ギリギリに消費税アップの取りまとめを死に物狂いでやった、その野ブタの姿はまさしく腐った豚マンというか、魑魅魍魎ではないか。

 

★野ブタのアキレス腱。

永田ニセメール事件では永田の直属の上司で、野ブタは国対委員長であった。

永田はその後、ビルから飛び降りて自殺した。

さらに野ブタ内閣を見ると、朝鮮パチンコ議員が多い。朝鮮パチンコからカネを貰っているから、まるで韓国チョーセン内閣だな。

そして野ブタは２００９年９月、民主党が総選挙で圧勝するや、千葉の韓国民団本部を訪問し、韓国国旗を背景にしながら、勝利の御礼演説をぶった。

だから７００億ドル（５兆４千億円）の通貨スワップを韓国に与える訳だ。この７００億ドル・スワップというのは、韓国が要求した場合、日本は日本円とドルを韓国に与え、その見返りに韓国ウオンを貰うというものだが、韓国ウオンなどはトイレット・ペーパー以下だぞ。世界の貿易決済では誰も受け取らず、韓国でさえも受け取りを拒否するような弱小通貨だ。

 

★一川保夫。
来年１月に計画していた中国訪問を断念した。

計画を立てること自体、政治センスを疑うが、中国に訪中を打診したところ、中国から回答を得られなかったという。拒否回答じゃなくて中国から「シカト」されたというから、大笑いだな。問責を受けた防衛大臣など１月中にクビになることは必定だ。そういう輩を中国が受け入れる訳がない。これ世界の常識。

 

★福島原発。
３・１２爆発当時、原発敷地内に駐車していて高濃度に放射能汚染された東電社員らの車が中古車市場に流通していた。この話はネットでは有名だったが、今回、東電社員から修理を頼まれた福島県内の自動車修理工場が放射能を測定したところ、「毎時２７９マイクロシーベルトを計測した。何でこんな車が原発の外に出るのか。修理などできない」。

 

★エルピーダ。

半導体メモリーで世界３位の日本企業（NEC＋日立）だが、赤字経営で再度の公的資金を国（経産省）に求めるという。その一方で、国に出してもらった公的資金を返せないそうな。エルピーダは２００９年に公的資金３００億円の出資を受けたのだが。

 

さて、日本企業を応援するのにやぶさかではないが、世界の流れをどう見るかだ。

キーワードはスマホとiPad。スマホの普及により、パソコンが売れ行き不振に陥り値崩れを起こしている。そして次にiPadの普及に拍車が掛かる将来を見据えると、韓国や台湾の安いメモリと伍していけるのか。

現在、ビデオカメラとデジカメは、スマホに食われ、フラッシュメモリを使用するデジカメの市場は17％縮小、ビデオカメラは13％縮小した。

そして次の言葉が市場を暗示する、「スマホとiPadは、カメラとパソコンの近未来を示している」。

 

★生活保護受給者。

生活保護を受けると医療費はタダになるが、２日に１回以上の高い頻度で通院する「生活保護者の病院マニア」が全国で１万８２１７人に上ったという　（２００９年度）。

ちなみに全国の一般外来患者の月平均の通院日数は約１日で、６５歳以上の高齢者でも３日程度でしかない。つまり生活保護者の病院マニアは、最低月１５日通う。

しかも歯科医院は含まれていないのです。

その中でも大阪が６０２５人と最多で、以下、東京が１９２０人、福岡が１３７４人。

つまり在日韓国朝鮮人なんだな。

生活保護という制度は必要だが、母子家庭、父親が重病の家庭などの生活困窮者に限定すべきだ。特に６０歳以下の健全家庭には生活保護を認めない。そして在日特権を事実上認めている在日韓国朝鮮人には厳しく対応すべきだ。それが嫌なら本国である韓国や朝鮮へ強制送還すべし。

 

★日本創成会議（座長・増田寛也）。

日韓に電力の海底ケーブルを通すという。

バカじゃないの。相手は反日の猿だぞ。
この人、自民党時代の総務大臣だったが、日本の電力網（グリッド）を韓国と接続し、国境を越えて電力を融通しあうという、まず韓国との間で双方のグリッドをつなぐ。

年明けにも韓国との協議に入り、2020年をめどに実現したいとする。

その場合、日本の基点は福岡県が有力で、日韓の海底に200キロメートルのケーブルを敷設し、日本国内で余った電力を韓国に売り、あるいは韓国から買うという。

おいおい、やめとけ。

その建設資金は少なくても数百億円になるそうだが、国からカネを借りて、カネがなくなれば追加融資を受け、さらにその結果は赤字となるのが落ちだ。

そもそも、こういう国際事業は信頼関係が無ければ成立しない。

皆さん、韓国の義務教育は「日本と日本人は悪い奴らだ」という「日本征伐」を子供に叩き込んでいる国ですよ、韓国は。

 

★NHK紅白。

今日、大晦日はNHK紅白だ。

そこに韓国キムチ・タレントの韓ＫＡＲＡ、アバズレ少女時代、東方珍奇が出るという。

KARAの意味は韓国の韓の読みから取ったものですからね。韓国に帰れば、日本の悪口を言い募る、特にキムチ女優のキム・テヒなどは反日女優として韓国では有名です。紅白出演のギャラは我々の受信料から出ているわけで、NHKというのはろくでもない。

 

紅白の最高責任者？　チーフPの原田秀樹、だったな。

 

★イエス・キリスト生誕の地ベツレヘム。

聖誕教会で１２月２８日、ギリシア正教会とアルメニア正教会の司祭約１００人が乱闘になったという。司祭たちは１月７日のクリスマスを前に、教会内のそれぞれのテリトリーを清掃していたが、相手の支配地に侵入したことで口論となり、ほうきを振り回しての喧嘩に発展した。

おいおい、キリストが泣いてるぞ。

 

（ムラマサ、鋭く斬る）

 

日本に未来はあるのか、２０１１年の２０３高地

★野田佳彦。

国会を早々に閉じ、主要メデイアは休みを取り、官僚役人も仕事納めをやり、皆が年末年始の休暇に突入したというのに、野ブタは消費税増税に死に物狂いで突き進んでいる。そして消費税増税だけではまずいと思ったか、衆院定数８０人削減、公務員給与カット、特別会計への切込みを急に打ち上げたが、そのすべては泡と消える運命にある。なぜなら肉を切り骨を断つ命がけの改革は、勢いがなければ達成できぬ、これ物事の常識、だから既に死に体になってしまった野ブタ政権にとって、これらの改革ぶち上げは見せかけショーにはなっても、実現することは、もはや不可能なのだ。

 

「立てば豚マン、座ればドジョウ、歩く姿は魑魅魍魎」

 

★野田佳彦その２。

野ブタは２００９年７月、衆院本会議の演壇で、自民党を激しく批判しながら、次のように演説した。「官僚の天下りを根絶する。そのことによって１２兆円の歳出カットがすぐに可能になる」。

その翌月の８月３０日、民主党は３００議席を超える大勝利を得た。代わりに自民党は２００議席近くを落とす死屍累々の地獄を見た。

しかるに２年４ヶ月が過ぎようとしている今、この国は地獄の場にいるようだ。

不景気？　日本人は克服できる。

津波災害？　日本人は乗り越えられる。

民主党？　次の総選挙で地獄を見せてやる。

しかるに放射能の大汚染はどうにもならぬ。国発表で１６８発分の広島型原爆分、小出先生の試算では数百発分の原爆が福島県と東日本に投下されてしまった。

しかも広島原爆より性質（たち）が悪いのは、（低線量）の放射能が万遍にばらまかれ、田畑の土壌、山の木々、水源に染み渡ってしまった。

放射能の恐怖はこれから始まるのです。チェルノブイリでは３年から４年後に大量のガン、白血病が発症し、一方ではDNA損傷による奇形児の増加、先天性の知能障害児が今でも問題となって連綿と続いているのです。

その原因を作ったのは東電、経産省、原子力安全委員会、東大、京大、東工大の御用学者たちであり、世紀の指導ミスを行ったのは官邸にいた菅直人と民主党の面々です。

 

★桜井よし子。

本ページが敬愛していた人だったが、しかし、３・１１以降の桜井さんの発言を聴いていると、何と「原発をあきらめずに、推進しましょう」というのだから、呆れたな。

その論理は、原発イコール電気を作る、それは良いことだ、だから安全性を高めて原発を推進しましょう、という１２月１０日の発言を聴くと、原発の本質をいまだに理解せず、著しい勉強不足だ。これじゃ「日本頑張れ」などという政治発言も信用できぬ。

原発など人類に１ミリも１グラムも、幸福と利益をもたらしませんから。

さようなら桜井さん。

 

★民主党と東京電力。
１２月２１日、福島原発４基の廃炉に向けた工程表を発表した。

溶けた核燃料の状態を把握するだけでも１０年を要し、燃料の取り出しや、建屋の解体まで含めると４０年かかるとする。

その間も放射能はジャジャ漏れだな。　

小出先生も指摘しているが、コンクリートによる石棺化をまず進めるべきだ。地下にも防禦バリアを敷設する。

しかし東電と経産省は原発の墓場を見たくないんだろうな。

見たくないといっても、放射能は止まらないぞ。

 

（ムラマサ、鋭く斬る）

冬の寒さは春の花の感動の為にある

★野田佳彦。

インドを訪問した。

ガンジーの戒め（七つの大罪）の碑に向かって、「理念無き政治」を聞かされ、野ブタは「素晴らしい」と感嘆の声を上げたが、それは文字通り、「政治は理念無きことを善とする」と理解したということだな。

 

無機質な言葉を吐き続ける野ブタは、物言わぬカカシよりも劣る。

 

★野田の誠意。

野ブタは「正心誠意」という言葉を使ったが、この本当の意味は「邪心悪意」なんだな。さらに、松下幸之助の秘書で松下政経塾の幹部であった江口克彦が、「野田総理、あなたは松下政経塾の卒業者だと言わないでほしい」と、参院の本会議場において指弾したが、江口さんは野田の正体を見抜いていたということだな。

 

★沖縄。

夜も明けぬ午前４時すぎ、沖縄防衛局の役人十数人が次々と段ボール箱を守衛室に置いていった。しかし沖縄県が求めたアセス評価書は２４部であったのだが反対派の阻止に遭い、１６部しか置けなかったという。無様（ぶざま）だな。

日本の武士道は正々堂々を旨とするが、防衛官僚はコソ泥のようだな。

日本の恥。

 

★平岡秀夫と死刑執行。

今年はついに１度も死刑執行が行われなかった。

現在、確定死刑囚は戦後最多の１２９人。刑事訴訟法第４７５条は「法相は死刑確定の日から６月以内に死刑を執行しなければならない」と定めているが、この平岡という法務大臣は法律無視だな。

ケツを蹴り上げて法務省から叩き出せ。

 

★橋下徹。

市議会で施政方針演説を行い、「既得権を破壊することが私に与えられた役目」。

拍手。

 

★みずほ銀行の佐藤康博・社長。

東京電力への融資について「債権放棄はあり得ない」。

だったら東電を破綻処理すればいい。そうすれば自動的に債権放棄になる。

資本主義と言うのは、資本を投下して儲ける自由もあるが、失敗すれば損をするリスクもある。日本は社会主義ではないぞ。

そもそも、みずほ銀行もそうだが、三菱、三井住友銀行のメガバンクは１０年以上に渡って、１円の法人税も払っていないという現実がある。

日本は共産主義じゃないぞ。

橋下徹が言う既得権益とは、こういう不公正を指す。

 

（ムラマサ、鋭く斬る）

雪降る日にはココアを飲んで

★野田佳彦と民主党。

やるべきことを何もやらず、消費税増税は「不退転」の決意でやるとな。

そして一方、民主党のゴロツキたちが、野田民主党から離党するという。
本ページは菅直人の時に予言したが、「民主党は分裂する。なぜなら民主党に居座っては次の選挙では負ける」、つまり泥舟からネズミが逃げ出す理屈と同じだ。

近々では、野ブタの福島原発冷温停止と終息宣言、八ツ場ダム再建設宣言、武器輸出宣言という救いようのない政治の汚濁と堕落が一気に噴出してしまった。

本ページの見立ては、野ブタは３月までは持つと思ったが、果たしてどうなることやら。冬の大寒波が官邸にも襲来したということだな。

無機質な言葉を吐き続ける野ブタは言葉を喋らぬ豚よりも劣る。

 

★韓国の中央日報。

東日本震災を受けて韓国の大手新聞・中央日報は、「日本沈没」という見出しを付けた。それは翌日の３月１２日紙面のトップを飾った。

これが韓国朝鮮人の本音だな。まあ猿のやることだもの。

さて、大晦日のNHK紅白に韓国のキムチ・タレントが出るそうだが、そのギャラは我々の受信料から出ている。

抗議の電話と受信料不払いだな。

 

★前原誠司。

こっちは朝鮮キムチの前原誠司。

誰が名付けたか、「口先番長」というのは的を射ている。

八ツ場ダム再開についてキムチ前原は、国交大臣に万歳三唱をされて既成事実を作られてしまった。だから仕方が無いと発言したが、だったら万歳三唱すれば物事は何でも通るということか。

一方、野ブタも前原も「逃げる言い訳」として、国会参院のねじれ現象を持ち出すが、自民党時代もねじれであった訳だし、参院で揉めても国民が求める正しい法案を出せば、国民は支持するものだ。

民主党は衆院で３００余議席を持っており、「ねじれ」などというのは何の弁解にもならぬ。

 

★沖縄。
１２月２７日の午前、沖縄県庁前、野田政権のアセス評価書を配達に来た車が取り囲まれ、アセスを県庁に配達できなかった。

バカじゃないの野ブタは。これは防衛政務官クラスが持参するべきものであって、ミカンじゃあるまいし、郵パックで配送する物ではない。

本ページは日米軍事同盟支持だが、辺野古に米軍基地を建設することは絶対に認めませんから、そのことは米国の友人に警告する。

 

★野ブタの武器輸出の解禁。

自民党もやらなかった武器輸出を解禁した。しかも官房長官声明というから憲法違反だな。（ちなみに本ページは憲法改正を主張しています）

しかもその弁解が、「平和・人道目的や、国際共同開発・生産への参加であれば輸出を容認する」という。

大笑いだな。

そもそも武器の輸出に「平和人道目的」というのはありませんから、武器は敵を殺害し、殲滅するものです。

しかもだ、国際共同開発と生産というのは、韓国を想定しているのです。日本沈没を国を挙げて願っている韓国と共に、武器の共同開発をしようとする野ブタと民主党というのは、どうしようもないゴロツキ集団だな。

皆さん、次の総選挙では民主党を壊滅に追い込みましょう。

 

（ムラマサ、鋭く斬る）

世田谷一家惨殺事件、Mの悲劇 （第二回、完）

世田谷一家殺人事件、Mの悲劇（下巻）

２階の階段から１階へ転落した（みきお）は、重傷を負いながらも必死に立ち上がり、再び階段を上り始めた。それに気がついた韓も階段を下り始め、その途中で揉み合いになった。しかし、（みきお）に立ち向かう力は残されていなかった。揉み合いの最中に、（みきお）の指がナイフで切り取られ、絶望の淵に追い込まれたまま、次に韓は、（みきお）の胸と腹の境目にナイフを深く突き刺し、最期のとどめを刺した。そして、（みきお）は崩れるように階段を滑り落ちて行った。しかも韓は死亡した（みきお）を、さらに執拗にナイフで刺したことが死体解剖で判明している。
犯人グループの襲撃目的は、金塊１２．５Ｋｇを３本奪うことだった。宮沢家にインゴットが隠されているという情報をつかんでいたという。当時の価格で約３千７百万円。

韓は一家４人を殺害してから、外の繁みに潜んでいた仲間の中国人２人を中に引き入れた。３人は１階から３階までしらみ潰しに金塊を探したが、結果的に見つからなかった。代わりに財布と棚の中から２０万円以上の現金を奪った。

そして次に韓がやったことは、（みきお）のパソコンを使って、インターネットをやり始めたのだ。ネットの訪問先は、埼玉県内のある研究所、宮崎県内の化学工場、祖師谷留学生会館、そして劇団四季のホームページ（劇団四季には多数の韓国人俳優が所属している）、それからメールを一通、ある所へ送った。メールの内容は、金塊がなかったことに対するクレーム、そして勝ち誇ったような事件の報告。そのメールは送信後に消去された。今から１１年前の２０００年という時代、警察はインターネットに関する知識は無かった。知識と経験がない分、ベテラン捜査官の関心外であった。このことは重大な犯人の手掛かりを初動捜査で見逃していたことになる。なぜならクリミナルグループは、ネット上で情報交換と連絡を行なっていたのだ。現代においては普通のことになったが、２０００年当時はネットの初期であったという背景がある。しかしネット以外に犯人の遺留品は数多くあったのだ。指紋、血液、排泄物、汗の油脂、靴跡、衣服、バッグなど多数残されており、犯人検挙は時間の問題だという油断があったといわれる。

さて主犯の韓、当初３人で襲撃する計画を立てていたが、中国人２人が怖気付いたことを察知し、一人で襲撃をすることに急遽、計画を変更。そして宮沢家の親子３人は、アーミーナイフと関孫六の柳刃包丁（銀寿）で何度もメッタ刺しにされ、６歳の息子は鼻から血を大量に吹き出すほどに圧迫絞殺された。しかも宮沢夫妻は死んだ後も、何度も執拗に犯人に刺されたことが分かっている。韓はハンカチ大の布の真ん中に穴を開け、そこに包丁の柄を入れ滑らないように固定した。それは訓練を受けたゲリラの手口だ。布の色は黒。そして襲撃時には、同じ黒の布で顔を覆っていた。それらの黒い布は現場に残されていたのだ。韓は犯行後、中国人２人を家の中に引き入れて、冷蔵庫にあったバニラアイスとメロンを食べ、ペットボトルのお茶を飲み、翌朝の午前１０時頃まで宮沢家に潜んでいた。

さて大晦日の朝になった。隣に住む母親が不審に思い、宮沢家の玄関を開けた瞬間、目に飛び込んで来たのは、散乱した書類の山、そしてその中から異様に白い、（みきお）の素足が突き出ていたという。

 

犯人たちは、多くの遺留品、血痕、指紋、排泄物をそのままにして姿を消した。それは犯人達が捕捉されない自信と傲慢さの表れではないのか。それに加えて自己顕示欲。邪悪な蛇のような冷酷さと訓練された技能を持つテロリストの犯人像が浮かび上がってくる。フランス香水ドラッカーノアールをつけていた韓。

★みきおさんの父・良行さん（８３）と母・節子さん（８０）の２人は訴える、「息子夫婦と孫達はとても良い家族だった。これが一瞬にして壊されてしまった。うまく言葉にできないほど悔しいし、悲しい」。

そして 「人を殺した事件に時効なんかない」 と涙ながらに訴えた。この事件の公訴時効は、法改正前であった為、２０１５年になる。しかし時効延長の遡及効果を認めるのが政治の仕事ではないのか。

なお、この事件に関する情報提供者には警察庁から３００万円の褒賞金が出ます。

★あと書き。

事件から１１年が過ぎようとしている。日本の警察は何をやっているのか。
動かぬ物的証拠として事件現場、大阪のアパート、韓国ソウルの団地のそれぞれの場所に、犯人である韓の指紋が発見され、すべてが一致した。だとすると、桜田門は既に犯人のプロファイリングは終了しているということだ。それにも関わらず、国際指名手配のアクションを起こさない理由とは何か。
そういう中にあって当時、共同通信が短い記事を発信した、事件から３年になろうとする２００３年８月２４日、日本の警視総監である石川重明が、韓国ソウルへ出張した。国際組織犯罪対策について、韓国警察のトップと会談を持ったという。警視庁のトップが業務で外国を訪問するというのは前代未聞だという。気になるのは、その会談の本当の中身は何だったのか。警視総監が韓国まで訪問し、トップ会談を持つ必要があったのか。

しかし仮に、世田谷事件の核心部についての秘密の交渉であったとしたら、頂上会談の意味はあったかも知れない。なぜなら血の惨劇の犯人が韓国人だとすれば、センセーショナルな国際問題になり政治問題にもなる。もし韓国側が、それを封殺しようとしたならば、桜田門を飛び越えて誰を使うのが最も効果的なのか。コリアコネクション。桜田門に睨みが利き、霞ヶ関に話を通し、闇の向こうに葬れる力を持つコリアコネクション。表の顔には日韓議員連盟というコリアコネクションがある。あるいは歴史の裏面には、日韓の闇に深く関わったフィクサーと大物政治家は存在していた。

 

さて、日本を寒波が襲った１２月２６日、私は祖師谷の宮沢家の前に立った。おぞましい事件のあった悲劇の家、今は誰も住んでいないようだ。陽は照っていたが北風が冷たい。人が住まぬ家の寂寥、耳を澄まし目を閉じると木枯らしの音さえ、泣いているようだ。　　

 

（完）