田中森一・元検事で元弁護士。
たった9000万円の詐欺罪で起訴された田中森一(65)。
別の200億円の詐欺罪・石原産業事件が確定し服役中だ。 朝鮮総連の怪物・許永中に巻き込まれた形になった事件だが、身から出た錆と言えようか。
かつての「闇社会の守護神」も獄中生活に疲れ、弱気な心境に陥っているようだ。
田中は「受け取った金は正当な弁護報酬」と容疑を否認しているが、9000万円の弁護士報酬とは、その合理性の証明がない。 現在は、別件の詐欺罪で懲役3年が確定しているため3月末から服役中の身だ。
検察時代は東京地検特捜部のエース、退官後は弁護士として日本最大の組織暴力団・山口組の当時のボス渡辺組長と射殺された宅見若頭に食い込み、闇社会に住むようになった。 一時は、ヘリコプターやマンションを何棟も持つほど羽振りが良かっただけに、今は、頭を丸坊主にされた上、懲役作業もやらせられ、懲役に放り込む立場から、狭い独居房に押し込められる囚人になってしまった。
田中は、「命ある限り徹底的に戦う。天が与えてくれた試練だ」 と強気を見せることもあったが、今は、「このまま刑務所の中で死ぬしかない」 と語っていると聞こえてくる。 捨ててこそ浮ぶ瀬もある、と人生訓は教えてくれるのだが。
★
司法官僚の怠慢と堕落。
獣を社会に放して、再び血の惨劇を繰り返す社会に対する挑戦だ。
茨城県土浦市。
自宅で平成16年、両親と姉を殺害して殺人罪に問われ、死刑を求刑された男性被告(31)の判決が27日、水戸地裁で開かれ、伊藤茂夫裁判長は「被告は犯行時、心神喪失状態だった」として、無罪を言い渡した。
被告は日ごろから、父親(当時57)らに就職するよう口うるさく言われていたことから殺害を決意。平成16年母親(54)と姉(31)を包丁で刺して殺害、帰宅した父親も害した。
☆
大阪府八尾市
平成18年、家事の分担を命じられたことに腹を立てて兄を刺殺した。
殺人罪に問われた無職の男性(43)の判決が26日、大阪地裁であり、笹野明義裁判長は、心神喪失を認定し、無罪(求刑・懲役7年)を言い渡した。
男は平成18年、同居していた兄(当時44)から生活態度を注意されたことに腹を立て、兄の背中を包丁で刺して殺害した。
☆
大阪府茨木市
平成16年11月、車で男女5人を次々とはねて2人を殺害したとして、殺人と殺人未遂の罪に問われた産経新聞販売店の元配達員の男(27)の控訴審判決が24日、大阪高裁で開かれた。古川博裁判長は、男が心神喪失状態で責任能力がなかったとして無罪(求刑・無期懲役)とした。
なおこれらの判決は最近のものでも、ほんの一部であって、心神喪失という便利なレッテルで無罪になっているのだ。 こういう法律を変えなければ駄目だ。 心神喪失による殺人罪は社会から隔離して、終身刑にすべきだ。
たった9000万円の詐欺罪で起訴された田中森一(65)。
別の200億円の詐欺罪・石原産業事件が確定し服役中だ。 朝鮮総連の怪物・許永中に巻き込まれた形になった事件だが、身から出た錆と言えようか。
かつての「闇社会の守護神」も獄中生活に疲れ、弱気な心境に陥っているようだ。
田中は「受け取った金は正当な弁護報酬」と容疑を否認しているが、9000万円の弁護士報酬とは、その合理性の証明がない。 現在は、別件の詐欺罪で懲役3年が確定しているため3月末から服役中の身だ。
検察時代は東京地検特捜部のエース、退官後は弁護士として日本最大の組織暴力団・山口組の当時のボス渡辺組長と射殺された宅見若頭に食い込み、闇社会に住むようになった。 一時は、ヘリコプターやマンションを何棟も持つほど羽振りが良かっただけに、今は、頭を丸坊主にされた上、懲役作業もやらせられ、懲役に放り込む立場から、狭い独居房に押し込められる囚人になってしまった。
田中は、「命ある限り徹底的に戦う。天が与えてくれた試練だ」 と強気を見せることもあったが、今は、「このまま刑務所の中で死ぬしかない」 と語っていると聞こえてくる。 捨ててこそ浮ぶ瀬もある、と人生訓は教えてくれるのだが。
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司法官僚の怠慢と堕落。
獣を社会に放して、再び血の惨劇を繰り返す社会に対する挑戦だ。
茨城県土浦市。
自宅で平成16年、両親と姉を殺害して殺人罪に問われ、死刑を求刑された男性被告(31)の判決が27日、水戸地裁で開かれ、伊藤茂夫裁判長は「被告は犯行時、心神喪失状態だった」として、無罪を言い渡した。
被告は日ごろから、父親(当時57)らに就職するよう口うるさく言われていたことから殺害を決意。平成16年母親(54)と姉(31)を包丁で刺して殺害、帰宅した父親も害した。
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大阪府八尾市
平成18年、家事の分担を命じられたことに腹を立てて兄を刺殺した。
殺人罪に問われた無職の男性(43)の判決が26日、大阪地裁であり、笹野明義裁判長は、心神喪失を認定し、無罪(求刑・懲役7年)を言い渡した。
男は平成18年、同居していた兄(当時44)から生活態度を注意されたことに腹を立て、兄の背中を包丁で刺して殺害した。
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大阪府茨木市
平成16年11月、車で男女5人を次々とはねて2人を殺害したとして、殺人と殺人未遂の罪に問われた産経新聞販売店の元配達員の男(27)の控訴審判決が24日、大阪高裁で開かれた。古川博裁判長は、男が心神喪失状態で責任能力がなかったとして無罪(求刑・無期懲役)とした。
なおこれらの判決は最近のものでも、ほんの一部であって、心神喪失という便利なレッテルで無罪になっているのだ。 こういう法律を変えなければ駄目だ。 心神喪失による殺人罪は社会から隔離して、終身刑にすべきだ。