★日韓合意、イアンフガーは今後、禁句。
まず根っ子のところで、韓国は致命的な失策を犯したのではないのか。
日本の総理にして、韓国では極右というレッテルを貼られている安倍晋三、その極右指導者から「国家の金庫からカネ(賠償金)」を引き出させ、「お詫びと反省」という謝罪を得た訳で、韓国の大勝利かと思いきや、韓国では落胆と失意の声が溢れているという。10億円で慰安婦像を売ったのか、撤去など許されないという怨嗟の声が高まっている。
70年前の慰安婦という亡霊は、深夜の暗闇の中でこそ徘徊するが、一旦、日の光に当ててしまえば、尾羽うち枯らした、みすぼらしい姿であることが分かる。豊かな時代の性奴隷ではなく、娘を売るしかない極貧の生活、口べらしの為に売られて行ったとはいえ、日本軍兵士との同志的紐帯を結びながら、一方では刹那的な哀楽に浸ったであろう従軍慰安婦とは何とも哀れな存在であったことは想像に難くない。
おそらく歴史の真実とは、その時代の空気と吐息の中に生きた人間のみが体得しうるものではないのか。後世の人間が、政治カードとして慰安婦問題を振りかざすことなど許されるのか。翌日には生きて帰らぬ兵士と、故郷を遠く離れて性を売った娘たちの生き様の真実とは、何か。
歴史家、小説家、あるいは映画監督などが歴史の片隅を照射し、浮き彫りにすることは許されても、決して、政治プロパガンダに利用されるものではないし、それが利用された瞬間、腐臭を撒き散らす宿痾(しゅくあ)を背負わされるのではないのか。
さて、日本から上から目線で10億円をあてがわれ、韓国のイアンフガー財団で好きなように使えばいいだろう、但し今後、イアンフガーという言葉は一切禁句であり、日本大使館前の慰安婦像は撤去せよ、と居丈高に命令されたように感じ始めた韓国人、せっかく掌中の玉であったイアンフガー攻撃が出来ないと知るや、たった10億円の「はした金」と「腹もふくれぬアベの言葉」など、何の意味も価値もないと韓国人は発狂し始めたようだ。
慰安婦のナントカの家とか、挺対協の反日攻撃などは、韓国政府のバックアップがあってこそ効果と意味があるのであって、韓国政府が口をつぐんでしまえば、どこにでもいる頭のイカレタ狂信集団として誰も振り向かなくなるだろう。
従って問題は、パク姉さんこと韓国政府が日韓合意に基づいて、どう行動するかが鍵になってくる。
また一方、韓国経済界は政府レベルでの日韓雪融けムードに期待を表明し、苦境にある韓国経済の立て直しを、日本との協力関係に求めている。
そして特筆すべきは、日本の国際ブランド力と信用力が韓国にとって必要だと本音を言い始めたことだ。
図体はデカイが信用できぬ中国と、何から何まで素晴らしい信用力抜群の日本、あなたならどちらを選択しますか。
今日は大晦日ですね、皆様、良いお年をお迎え下さい。
(じゅうめい)