柳沢さん討ち死、不二家のノレン

☆柳沢城は、あちこちで火の手が上がっている。
女性軍の猛烈な攻撃の前に城内は混乱のうちに落城寸前か。必死に安倍軍援護するも防戦に手一杯。
中川騎馬軍団は、討って出ようとするが形勢不利、このままでは本隊に横槍が入り、深手を負う。
小山の高みからじっと情勢を検分していた青木と片山は、苦虫から苦渋の顔に引きつり、柳沢に引導を渡すべく使者を走らせたそうな。　
デデンデン
落城せずとも、自民党にとって、女性票が、潮が引くように逃げていく。
このまま引きずれば、今年７月の参議院選は、戦わずとも勝敗は目に見えている。自民党のことを考えれば、ここは内閣改造のウルトラCもある。
他の胡散臭い大臣も一掃して、清新な内閣を作る手もあるが、安倍の殿様には、それだけの胆力がない。
小泉さんどうする。　純様、御出馬が意外に早く回ってきそうだ。
武部のパンチョも槍持って駆け参じるか。

☆「不二家」の新しい社長がNHKの番組で話をしていたが、売れないお店の番頭のようで、何か元気がなかった。　お菓子という夢のあるイメージが伝わってこなかった。
藤井家６代のカビ臭さが深く沁みこんでいると見た。
国谷さんの質問にも、かみ合わないズレを感じたのは私だけだろうか。
こう言うのも気がひけるが、この事件が発覚する前に、不二家のケーキを久しぶりに食べたが、ケーキというのは、うまいものではないなと思ったのは、不二家が作ったケーキだったからだと後で合点がいった。
番組の中で、新社長はぺこちゃんとか、かつての不二家のブランド商品を列挙して信頼回復に頑張りますみたいなことを言っていたが、かつての懐かしい商品を耳にして、まだ売っていたことに少し驚いたのは私の世間知らずなのであろうか。
そして、消費者からの異物混入の苦情が、昨年１年で計１６９３件あったそうな。　
不二家は、ネズミが走り回っているイメージが付きまとって何とも後味が悪い。
（ムラマサ、円弧を描いて、上段に上がっていく）

機械にはさまれた柳沢大臣

安倍さんにしても、ゴキブリを退治するように簡単に大臣の首をチョン切るわけにもいかないから、「まあまあ」　となるのだろうが、この事件は、自民党にとっては将来、手痛いボディーブローになるだろう。　首にしなくても副大臣降格くらいはあってよかった。　そういうものは政治感覚だから、時間をおかず、すばやく対処しなければならない。
よくよく考えても、女性を機械に例えるのは我々男性陣にとっても許しがたいものだ。そういう言葉が簡単に出てくるということは、心の底にそういう冷たい気持ちがあるからだろう.
戦前の産めよ増やせよ、というスローガンが聞こえてきそうだ。
少子化の本当の原因は、住宅コスト、教育コストがべらぼうに高いからである。
大臣ならばそのことをもっと掘り下げて政策を立てなければ駄目だ。　
愛すべき女性を機械の性能が悪いみたいに言ったら、自民党は、もはや耐震偽装政党として崩壊の危機に陥り、二度と立ち上がれないだろう。
柳沢大臣、この人やはりというか、東京大学法学部卒、大蔵官僚出身であった。
安倍さんは,　「高い見識を持った方だ。職務に専念し、政策で結果を出していくことにより国民の信頼を得るよう努力してほしい」と、辞任の必要はないと語ったそうだが、こういう教科書棒読み的な言い方は心に響いてこない。
対して、社民党の福島さんは　「最低の発言だ。女性は年金財源を産む機械ではない」　とカンカンだ。
（ムラマサ、波の刃紋が鈴のように鳴き始めた）

柳沢大臣、久間大臣の見識

安倍内閣ぞろぞろ大臣辞任である。
これは天をも恐れぬ発言であり、人間に対する侮辱である。
人間が壊れているから、こういう発言が簡単に出てくる。　失言として済まされる問題ではない。柳沢厚生労働相（東大卒）が２７日、松江市で開かれた自民県議の後援会の集会で、女性は子どもを産む機械や装置であると言ったそうな。
人間の命を預かる厚生労働大臣を務めるわけにはいかないだろう。
夕張市で雪かきボランテイアでもやって貰った方がよかろうと思う。

☆ブッシュのイラク戦争を批判した久間章生防衛大臣の発言に対し、アメリカが日本政府に「同盟関係に悪影響が出てくる可能性を危惧する」と強く抗議しているそうな。
久間大臣は防衛庁が省に昇格したときに、アメリカを訪問しようとして、アメリカに断られていた。　イラク戦争に批判的な発言を続けていた為だ。
批判するなら、初めから批判しなければならない。　防衛大臣の前は自民党総務会長という要職にありながら、小泉さんがいなくなると重しが取れたように勝手な発言をするのはみっともないことだ。　安倍さん総理として舐められているのか。
そうすると、久間大臣の周辺には、胡散臭い政治団体がうろついているという情報がＣＩＡあたりから流されてくる。もう少し身辺整理をした方がよい。
国家の命運と日本防衛軍の生命を預かる防衛大臣として不適格である。
久間大臣の現役秘書や元秘書が会計責任者を務める政治団体「東京久栄会」「憲政懇話会」「辰己会」、これらの団体の事務所がマージャン店になっているなど実体がない幽霊団体であることが分かった。カネだけ動かせばいいだろうから幽霊でもいいかも知れないが、政治資金規正法違反である。現役秘書まで深くコミットしているから、言い逃れはできないと知るべしだ。
（ムラマサ、上段に構え雪崩落しにて一閃）

アパホテル元谷社長、水落建築士、熊谷組の犯罪

多くの人にとって人生最大の買い物であるマンションを、悪い奴らのカネ儲けのために、台無しにされる権利は誰にも無い。　
たまたま、泊まったホテルが地震に襲われて、建物の下敷きになる悲運は経験したくもない。　ビジネスで泊るお父さんは、残された家族を後にして死んでも死に切れないだろう。
アパホテルの耐震度は震度５位で、崩壊はしなくても損壊するだろうと予測され、阪神大地震（M 7.3）や新潟中越地震(M 6.8)クラスが直撃すれば崩壊の危険性が非常に高いと専門家は見る。
１９９５年、阪神大震災後に建築専門家が現地調査を行い、崩壊したビルは、特定の設計事務所と建設会社に集中していることに気がつき、国交省に内部報告をしていたことはあまり知られていない。
田村水落設計（富山市）の耐震強度偽装問題で、京都のアパホテルは、施工した熊谷組（東京本社、京都のホテルは金沢支店担当）の再計算でも強度不足と認定された。 しかし、熊谷組は、けしからんことに、強度が不足していることを知りながら建設を進めていた。　
建物が壊れる前に、人間が壊れている会社のようだ。
耐震基準に達しないのは明らかと京都市は、昨年の１０月から指摘していたそうである。この事件はアパの元谷芙美子社長と夫の元谷代表、水落光男１級建築士、熊谷組の３者が関わっている。水落建築士が関わった１６８件ものマンション、ホテルの耐震偽装問題は国交省が一つ吹っ飛びそうなものを秘めている。
国交省は昨年の姉歯の黒幕U総研を野放しにしてしまった付けが来たようだ。
あの時も関係した設計当事者が怪死を遂げたものだった。
膿は出したほうがいい。　
テレビは元谷社長を大きな帽子をかぶった有名女社長と持ち上げていたが、業界ではカネにうるさい従業員いじめの会社であると知られていた。
はっきりさせておくが、国交大臣とか事務次官の首より、お父さんと家庭の安全のほうがよっぽど大事だということをここに断言しておく。
（ムラマサ、月光を浴びて青く冴えている）

アパホテル水落建築士偽装発覚、角田副議長切腹

金曜夜の新宿酒場　ロン
島と落ち合ってバーカウンターで水割りを飲んでいる。
かつて、「信用と品格でやっておりますのよ,」　ホホホと品悪く言い放ったのは、アパホテルの元谷芙美子社長であった。
「正しい設計図面を京都市に提出した後で、ホテル内を客室に不正に改造するなどして利益第一の商売をしていた、人間軽視だな」
「泣いて謝ったのは自らアパホテルの偽装を知っていたという証拠でもある」
「耐震偽装は姉歯と小嶋ヒューザーでは終わっていなかった」　やはりと島は言う。
水落光男・一級建築士は、取材に偽装を否定したが、京都市の事情聴取には、計算結果が「ＮＧ」と出た部分を「ＯＫ」に改ざんしたことを認めた。
だが、水落建築士の弁明を聞いていると、意味不明の日本語だ。人間性を疑う。　
ナメクジを見るような気持ちになってくる。
京都市は内部告発を受けて調査したが、完全に真っ黒で驚愕したという。　
国土交通省の担当官は知っていたと思う、全国規模の耐震偽装が明るみに出れば収拾がつかない、底なしの泥沼になってしまうことを恐れたし、自分達の責任問題にもなってくる。水落関係だけで１６８件のホテル、マンションが危ないという。
絵美は、宮崎から、京都、富山に飛んでいる。

銀さんが来て話が変わった。
「どうして、角田副議長は昨日まで辞めないと頑張っていたのに、急に今日になって副議長辞職を発表したのかな」
「取引だね、辞めなければ、逮捕があるぞと脅されて、白旗降参だ、議員はあと半年続けさせてくれと泣いて頼んだらしい」　「朝鮮総連から政治献金を貰ったということは完全な政治資金規正法違反だからね」　「強制捜査に踏み切るかどうかは、今後の地検特捜部の政治判断だろう」

そして　「久間防衛大臣の周辺がきな臭くなっている。これも質の悪い利権グループが久間大臣の周辺にいるらしい」
防衛大臣としては、ちょっとまずい、これから裏を取りに取材になるね」
（ムラマサ、雪見障子越しにぼんやりしている）