武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

民主党よ、麻生倒閣宣言を出せ。

2009年02月28日 | 人生の意味
麻生太郎。
この筋者を総理の座から引き摺り下ろすには、参院での問責決議しかない。但し、麻生は参院を無視して衆院の片翼だけで政権延命を図ろうとするだろうが、それは長くは持たない。今週、トンボ帰りでワシントンを往復したが、なぜ共同会見をやらなかったかを国会で聞かれた麻生は、「中身をしっかりやったから会見は必要なかった」と訳の分からぬことを言ったが、共同会見は開かれた民主主義社会では当然やるべき国民へのメッセージなのだ。それを屁理屈でごまかそうとする総理大臣はいらない。そして食事会はそれ以上に大事なものだ。所詮、政治は人間がやるもの。その人間同士の交流と理解がなければ何事もうまく行かない。逆に考えてみれば、オバマが麻生に会いに東京にやって来て、ランチも一緒にとらずにトンボ帰りでワシントンへ帰ったとしたら、お互いどのように感じるだろうか。何かとんでもない天変地異が起こった訳でもあるまい。今回、オバマは日本に必死に頼み込まれ、麻生との面会を1時間とったが、「麻生は招かざる客」であったことだろう。その裏手配の為に頭を下げまわったのは外務省前次官の谷内正太郎と現次官の藪中であった。かれら官僚は、それが仕事だから、いくらでも頭を下げさせればいいが、共同コミュニケもなく、食事会もなく、日米首脳会談というより、麻生が引っくり返ってオバマを表敬訪問しただけというのは、日本にとって情けない。まるで日本にいると、尻の破れを見咎められ、逃げるように海外へ飛び、首脳会談漁りをする国際外交などは日本の為にならない。相手国はどこであれ、日本の政治情勢を分析している。会うにしても日本の弱みを付いてくる事は当然だ。「麻生は外交が得意である」などと、ありもしない話を官邸筋から流しているが、長く外相であった麻生太郎の実績とは何ぞや。良い悪いは別にして、外務省が悲願としていた国連安保常任理事国入りは見事に失敗した。その失敗は脇に置くにしても、一番の問題は、お隣の韓国と中国が日本の安保理入りに頑強に反対したということだ。そして米国も乗り気ではなかったとされる。そして6ヶ国協議において取り上げるべき北朝鮮の拉致問題を、日本は裏の実務者協議では積極的ではなかったとされる。そういうネガティブな外交結果をどのように説明するのか、麻生に問い質したところで、ろくな答えは返って来ない。さて、トヨタやパナソニックなど、日本を引っ張ってきた大企業が大幅な赤字を計上し、同時に各企業は大規模な首切りを進めている。非正規だけでなく、正規従業員にも雇用の危機が迫っている。 それに比例して麻生自民党の機能不全は深刻になるばかりだ。 麻生の支持率は10%そこそこに低迷し、不支持は8割を超えた。 民主よ、そろそろ倒閣宣言の狼煙を上げよ。 小沢一郎が駄目なら、長妻昭を総理候補として、いざ平成維新の陣太鼓だ。

麻生太郎は昨日の国会で、「新聞は偏っている記事が多い。それを鵜呑みにしてはいかんもんだと常に自戒している」 と述べた。民主党が、「一国のリーダーが、私は新聞を読まない、と公言するようなことがあっていいのか」 という質問に答えた。新聞は100点満点ではないが、新聞を読まずして漫画に読み耽る総理という 「薄らバカ」につける薬はない。

本ページは何度も指摘しているが、年金の市場運用で、昨年10~12月だけで5兆7398億円の運用損が出たことを、年金運用独立行政法人が27日発表した。これは官僚の組織だが、なぜ我々の年金が官僚のカジノ投資に使われるのか大きな問題だ。
しかもこの運用を巡る法律は、例え運用に失敗しても運用担当者は責任を負わないと条文に明記されている。 だから全部失くしても誰も責任を取らない仕組みになっている。大体が、我々の年金積立金をギャンブルに投資するなど誰が許したのか。運転資金は何と90兆円。損失は国内と海外の株式の運用失敗によってもたらされた。その責任は、官僚帝国と自民党にある。

栄光のソニーも落日の坂を転げ落ちるのか。 ソニーは、社長の中鉢良治が副会長に退き、ストリンガー会長が社長を兼務するという。 2600億円の営業赤字となる見通しとなり、国内外で1万6000人の首を切るという。ソニーは薄型テレビの販売が不振だ。井深、盛田さん亡き今、ソニーらしさが無くなった。出井さんの責任が大きいのではないのか。 つまりソニーの官僚化と米国式MBA経営には成功したが、井深・盛田が目指した「愉快な理想工場」の継続には失敗した。社長の中鉢良治は言う、「ソニーは、従業員雇用の為には事業をやっていない。株主の為にやっている」と記者会見で公言し、さらに派遣切りを聞かれて、「それは個人の問題ではないか」と言い放った経営者の製品に何か魅力のあるものが生まれるだろうか。

昨年12月に発生した中国船による尖閣諸島の日本領海侵犯について、日本が米国に求めた「尖閣諸島には日米安保条約が適用される」とした従来の米政府の確認を米国が避けているという。米国は2004年3月、中国が尖閣諸島に上陸した際に、「日米安保条約は尖閣諸島にも適用される」と明言した。ところが米国国務省は昨年12月の事件以降、日本がこうした安保条約の再確認を求めても、「領土問題は当事者間で平和的に解決するべきだ」として逃げている。つまり小沢一郎が言うように、日本国土は日本が自ら防衛しなければならぬということだ。本ページの主張は、憲法を改正し、自衛権の明記、国防軍を創設することだ。

のり子さん、13歳の戦い。 在留特別許可を求めている埼玉県蕨市のフィリピン人、カルデロン一家について、東京入管は27日、期限を3月9日まで再び延長し、この日出頭したカルデロン夫妻に、次の期限までに帰国日を決めなければ強制送還すると通告した。 13年以上も放置して、日本語しか話せない(のり子)さんを異国のフィリッピンへ退去させることは、反人道的である。13年間放置したということは時効だ。せめて(のり子)さんが20歳になるまでは両親も一緒に日本にいさせることは当然だ。 自民党の法務大臣・森などは税金泥棒の猿だ。

韓国と中国のゴミ。
長崎県・対馬の海岸におびただしい量のごみが漂着している。発泡スチロール、ドラム缶、ロープ、網、ペットボトル、歯ブラシ。朝鮮半島までわずか50キロ。ハングルのラベルが目に付く。ごみの8割は韓国、2割は中国から漂着するという。危険なごみも多い。針が付いたままの注射器や薬品が入っていた容器が散乱する。ゴミが漂着しているのは対馬だけではない。日本海は至る所で東北地方まで流れ着く。何万トンというゴミは、韓国と中国が意図的に不法廃棄している。
(ムラマサ、鋭く斬る)
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オバマが麻生とランチをとらなかった理由。

2009年02月27日 | 国際外交の真実
麻生太郎とオバマ。
絶対に失敗のボタンを押すマーフィーの法則に嵌ってしまった麻生太郎。
オバマは、24日の麻生太郎との会談後のランチは、テレビのキャスターと昼食を共にしていたことが明らかになった。ワシントン・ポストがすっぱ抜いた。
昼食会に参加したのはABC、CNN、FOXのニュース番組のキャスター。 昼食ではロブスターのスープ、スズキの料理を楽しんだという。12時間かけてワシントンに行った麻生太郎より、テレビキャスターを大切にして、もてなしたということのようだ。キャスターは地元だから、いつでも会食は出来るだろうに。哀れ麻生太郎。

麻生太郎。
堂々と日本語で喋れば良かったものを、下手な英語で、つっかえつっかえ挨拶をしたものだから底を見せてしまった。 ここ一番、英語で勝負するなら、1分ほどの気の効いた心温まる挨拶を、誰かの指南を受けて行えば良かった。 本ページは日頃、麻生太郎を厳しく批判しているが、日本の代表として行っている以上は、頑張ってもらいたいという愛国心はある。 一声かければプロの英語屋は星の数ほどいるだろうに。 大事な政治シーンの切所で勝負をかけられない喜劇。それだけ周りにブレーンがいない。 河村官房長官の受け答えを見ていても情けないほど、ウソ寒さが身に沁みる。中国は、「麻生首相の訪米は冷遇された」と論評し、会食や共同記者会見がなかったことに触れ、「米国は首脳会談には応じたが、いつ沈没するか分からない麻生政権と親しくなることは避けた」。 韓国は、「麻生首相は、外交で支持率の回復を狙ったが失敗」と述べた。 ロシアは「麻生首相は極めて冷淡に迎えられた、日本側からの必死の要求に応じて会談を受けたものの、麻生政権は長くは持たず、親密ぶりを示すのは問題だとオバマが判断した」と指摘した。さて麻生太郎は延命の為に、直ぐに補正予算計上、中国を訪問し日中首脳会談、5月にプーチン来日、そして7月8~10日のイタリア・サミットG8へ、何が何でも岩に噛りついても行きたい。そして、その後は政権投げ出しを図るだろう。9月の総選挙は誰か他の者がやってくれ、俺は嫌だと言って逃げる魂胆だ。福田康夫と同じ政権投げ出しパターンになる。私利私欲の為に権力の座にしがみつき、サミット花道論で逃げ出す。後に残るのは国際的に信用を失った日本だ。さて、昨日国会で、「レームダックの総理が首脳外交をするのは国益を害する」と民主党の前原誠司が麻生太郎を批判したが、麻生は「瑕疵なく選ばれた首相が国益を代表して他国と交渉する。当然のことだ」と述べた。政権を2度続けて投げ出した政党には重大な「瑕疵」がある。その瑕疵に立って選ばれた総理は権力の正統性を有しない。
☆主な外交日程
4月2日、第2回金融サミットG20(ロンドン)
4月中国首脳来日を交渉中。
4月ASEANプラス日中韓首脳会議(タイ)
4月東アジアサミット(タイ)
5月22、23日 第5回太平洋・島サミット(北海道)
5月プーチン来日予定。
7月8~10日イタリア・サミットG8

麻生太郎。
ワシントン・ポストのインタビューで、ブッシュの北朝鮮政策を批判した。
オバマとの首脳会談後にインタビューに応じた。 「ブッシュの末期には、核査察の問題を曖昧にしたまま、対話を行なった」 と語り、ブッシュとライスを批判した。 この麻生太郎という人は、当時も自民党幹事長、総理大臣という最高の地位にありながら、後になって批判するという習癖を持っているようだ。 ブレるというより、その場しのぎで後になって愚痴を言うだけ。昨年の11月に麻生は、ブッシュを褒めちぎったのだが。

村上龍は言う、「中川昭一の不幸は体を張って会見を止める友人がいなかったこと」。 果たしてそうだろうか。 政治的に失脚した今、裏話が洪水のように出てくるが、いつも酔いどれ会見だったので、秘書官も番記者も誰も気にしなかった。 AP通信がしっかりと映像を撮って世界に配信するとは思わなかったという。 権力の腐敗の沼にどっぷりと浸かり、堕落に落ち込んだ同じ穴のナントカ連中。 「身から出た錆」 とはこの事だ。 これが暴露されなければ、有力な総理候補として、中川昭一は国の命運を司る職に居続けたことになる。

韓国。
日本の銀行が3月の決算を迎え、韓国に対する融資を減らす、あるいは資金を引き揚げるという「日本トリガーの3月危機説」に韓国は心配している。日本の銀行は韓国企業に対して総額1兆円の金を貸している。しかし、韓国は不況の真っ只中で喘いでおり、会社倒産が相次いでいる。その貸し倒れが日本の銀行にも波及している。現在、日本と韓国の政府間には、通貨スワップ協定があり、300億ドル(3兆円)を自由に使えることになっているが、その実態は日本が韓国に金を貸してやるということだ。日本を口汚く罵りながら、一方では、金にはよだれを垂らす韓国朝鮮がある。

ゼネラル・モーターズ(GM)。
26日発表した2008年12月期決算は、純損失が308億6千万ドル(3兆円)という、4年連続の赤字となった。 GMは昨年12月、政府から134億ドル(1兆3千億円)の「つなぎ融資」を受けて破綻を免れた。だが、資金繰りがさらに悪化したため、今月17日に166億ドル(1兆6千億円)の追加融資を要請したが、新たに3月中に20億ドル(1900億円)、4月中に26億ドル(2500億円)の金が必要だという。公的資金だけで延命しているGMは、ここに来て破綻するリスクは高い。

米国の保険最大手AIGも危ない。
カジノ経済に踊ったAIG。 日本ではアリコ、スター生命、エジソン生命等で知られている。 大赤字と資産売却に行き詰まり、再建案がうまく行っていない。 AIGは2008年10~12月決算の純利益が、過去最悪の約600億ドル(5兆8000億円)の赤字に陥った。 世界の実体経済は益々悪化の一途だ。 日本は総選挙を断行し、国民の信を得た本格政権が日本丸の舵をとれ。
(ムラマサ、鋭く斬る)
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麻生太郎の英語検定。 中川昭一のテレビゲーム出る。

2009年02月26日 | 国際外交の真実
麻生太郎。
やはりこの人、「生まれはいいが、育ちが悪い」。
オバマとのオープン懇談で、カメラ撮影後の本会談に入ろうと立ち上がりかけたところ、麻生はオバマを突然、こちらに顔を貸せとばかりに後ろに連れて行き、何やら密談に及んだのはみっともなかった。麻生太郎なりの演出なのだろうが、品が悪い。それにしても、なぜオバマは24日の施政方針演説の前のクソ忙しいときに麻生との会談を設定したのか。 1日前後にずらせば良かったのではないか、と考えて見れば、それを口実に1時間の時間切りができるからだろう。 ディナーどころかランチもしない、共同会見もしない、つまり米国のメディアが言うように、日本の総理が飛行機に12時間乗って、何の為に米国に来たのか訳が分からない。 トンボ帰りで日本へ戻るなど、何か日米が引っくり返る戦争前夜でもあったのかと日本を揶揄している。そして殆どの米国メディアは麻生太郎の事は取り上げなかった。欧米はゲストをもてなすのに食事会を非常に大事にする。同じテーブルで食事を楽しみ、会話を交わし、趣味、スポーツ、文化の話をするのが大好きな国民だ。それをしないというのは、まるで日本から御用聞きに行った「注文取り」ではないのか。 麻生太郎の英語を聞いた。 長年外務大臣をやり、外交の麻生と言われているらしいが、「へた」の一言。 何か洒落の効いた話の一つも暗記しておくべきだったが、その前に英語を喋らなくても何も問題なかった。 堂々と日本語を喋ってプロに通訳してもらえば良かった。 へたな英語の中身は、一片の感動もエスプリも何も無いものであった。 しかも、ホワイトハウスが発表した公式の発言録には、麻生の英語は、「聞き取れない」と書かれていた。つまり麻生太郎を馬鹿にした公式記録が残った。しかし麻生の英語は下手だったが、内容は分かった。但し少し前後の想像力を働かせればだが。それを持って「聞き取れない」と書いたのは、聞く気がないからだ。そこには米国の傲慢と人種差別がある。米国の大統領や国務長官が日本に来て、下手なりに日本語で挨拶をしたことはない。
さて会談の中身は、日本は、アフガンの警察官8万人に対する6カ月分の給与を支出する。また、学校200ヶ所と病院100ヶ所を建設する。 また治安維持などを目的とした計20億ドル(約1900億円)の経済支援を行うことが麻生のお土産としてオバマに差し出された。日本は今まで1500億円をアフガンに投入して、今後さらに500億円を援助するが、本当にアフガンの民衆の為になっているのかどうか、ペシャワール会の中村哲さんに聞いてみる必要がある。
☆デーブ・スペクター。
米国のCIA員と陰で言われている、デーブ・スペクターがテレビで、なぜオバマは麻生太郎とランチを食べないのかと聞かれて、「機内食を食べたんでしょう?」とかわしていたが、冗談にもならない。

早くも、中川昭一の酔いどれ会見のテレビゲームが出た。ゲーム(居眠り大臣もうろう会見)が、配信されているという。 内容は、大事な会見に臨みながら、居眠りしないと体力が落ちていく大臣が、記者の質問に答えながら、隙を見ては居眠りを繰り返していくというゲーム。居眠りがばれると、記者から「大臣が寝てるぞ」と指摘され、支持率が低下。支持率が0%になると辞任としてゲームオーバーになってしまうという。情けない大臣だ。
さて、米国の国債はどのように世界で買われ、米国が金を調達しているかと言えば 中国66兆円、日本55兆円、英国34兆円、4位にブラジルがいて、5位のロシアが5兆円の米国国債を買っている。中国が今や米国の首根っこを押さえているという驚きの状況だ。

星島貴徳の犯罪。
東城瑠理香さんミンチ殺人事件。 東京地裁で無期懲役の判決を受けて、東京地検は25日、「無残に殺害し、死体を切り刻んだ残虐性は許せない、死刑が相当」 として東京高裁に控訴した。東京地裁の裁判長・平出喜一は、「殺人の内容は残虐とは言えない」 と語ったが、この判決は被害者を侮辱するものだ。 犯人が望むように死刑にすべし。
(ムラマサ、鋭く斬る)
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おくりびとの本木雅弘と広末涼子。 オバマと麻生太郎。

2009年02月25日 | 国際外交の真実
「おくりびと」オスカーの本木雅弘と広末涼子。毎日、麻生太郎の顔を見ていると気分が悪くなるが、久しぶりに日本映画が米国のアカデミー賞で脚光を浴び嬉しい。
「おくりびと」の広末涼子が良かった。28歳。 晴れの舞台で女の色香を漂わせ、セクシードレスを着て人を魅了した広末涼子。
普通は、受賞ステージには監督1人が上がる。だが、興奮を抑えきれなかった本木と広末はステージに上がり、壇上からの景色を「絶景だった」と振り返った。「おくりびと」の前日の上映では、会場が笑いに包まれ評判が良かった。本木雅弘は言う、「イスラエルの作品が受賞すると思っていた。こんなことなら、もっと堂々とレッドカーペットを歩けばよかった」。イスラエル作品は、戦争アニメのせいで受賞を逃した。フランス作品は映画というより学級トラブルのドキュメント。
さて本木雅弘は、1993年にインドを旅行した。その時、葬式納棺の儀式を目にして感動を受け、自ら「おくりびと」を企画したという。
人の死は終りではなく、旅発ち。それは即ち、Departure

オバマと麻生太郎。
ワシントンポスト紙に、beleaguered leader と大きく書かれた。その意味は、「四面楚歌で問題を抱えた指導者」がオバマに会いに来た。
麻生太郎とオバマが握手している写真が配信された。配信元がどういう意図なのか良く分からないが、オバマは脚を組んで麻生と握手をした写真を撮らせていた。それは失礼な対応だ。アメリカ式マナーにも反する。公式な国同士の会談だ。それだけ麻生は舐められた、馬鹿にされたということだろう。
24日のオバマとの会談は、午前中1時間の会談で終り昼食はなかった。 しかも共同会見すらなかった。日米首脳会談で食事をしないというのは今までにない。 たった1時間の会談の為に、飛行機で12時間かけて遠路はるばる日本からやってきた総理大臣を、食事なしという処遇について、アメリカ人でさえも、「支持率が低いとはいえ、扱いが冷たい」 と語った。 代わりに麻生太郎は、アーミテージらと昼食をとるという。 アーミテージは元・国務副長官だから、現役の総理とはカウンターパートではない。マック・ハンバーガーでのランチ会でもやったのか。小泉さんは大統領の山荘キャンプデービッドでブッシュと会談したほか、ホワイトハウスでの晩餐会に招待された。安倍晋三もホワイトハウスでの晩餐会の後、翌日にキャンプデービッドで会談した。 そして福田康夫もホワイトハウスでの会談後に昼食を共にした。やはりマーフィーの法則にはまった麻生太郎、自分の人気取りの為に、焦ってオバマに会いに行ったが、またもや失敗のボタンを押してしまった。ランチ代は日本が出すと言えば良かったのか。それともオバマは昼食を取らない人なのか。この麻生太郎、早ければ4月中に、遅くても9月10日までには総理を首になるから、オバマも「問題を両手一杯に抱えて溺れかかった総理」とはつきあっていられないということだろう。

昨24日の東京株式市場。
午前中に7155円をつけ、昨年10月27日につけたバブル後最安値7162円を下回った。不景気で株価下落に歯止めがかからないと言うが、一番の景気対策は麻生太郎の退陣であり、自民党政治の終止符ではないか。

キヤノン。
分かっているだけで34億円を隠し、脱税したとして、大賀規久が逮捕された「大光」が、キヤノンの御手洗冨士夫(日本経団連会長)が大分市内に所有する土地を、駐車場として管理しているという。JR大分駅から西に約700メートルの駐車場だ。約600平方メートルで、御手洗富士夫が2002年3月から所有し、27台分の駐車スペースがあり、大光の看板が設置されている。経団連会長が脱税犯と親密な仕事上、そして個人的なつきあいをしていたことは間違いなく、財界のリーダーとしてモラルと常識が問われる。
(ムラマサ、鋭く斬る)
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Aの悲劇。 キャノン疑惑

2009年02月24日 | 人間の欲望
麻生太郎。
次々に明らかになる麻生内閣の悲惨な戦い、その盟友であった中川昭一の心の病、恐らく麻生太郎も同じ病根を内包しているのではないか。切磋琢磨ではなく、世襲という軌条の上を押し流されてきた脆弱さ。このまま9月10日の任期満了まで麻生政権を延命させるのか。もしそうであれば、この日本には、まともな政治家はいないことになる。4兆8千億円の二次補正の内容は、2兆円給付金の愚策と高速料金値下げ分の5千億円、土日休日だけ乗用車千円乗り放題という、どこかの安売り店並みだが、この値下げは2年間だけの期限付きだ。 たった2年間の為に5250円のETC車載器の購入補助費までつけるというのは、何という税金の無駄使いだが、そのカラクリは日本高速機構、ETC普及協会、ETC料金収受機構などなどの国交省役人の天下り先を喜ばせるだけの愚策だ。今となっては、後期高齢医療制度は隅に追いやられ、年金不正は時間稼ぎの忘却の彼方となり、障害者と母子家庭の弱者に対する冷たい仕打ちは、利権にならないものに対する官僚の仕事放棄であり怠慢だ。リーマンショック以降、日本年金運用機構の官僚は年金投資に失敗し、分かっただけで5兆8千億円という給付金の3倍近い損失を出している。官僚帝国とそれにぶら下がる自民党の猿たち。

さて、麻生太郎は昨日、オバマに会うために日本を発ち、ワシントンDCへ向かった。権力の何の正統性も持っていない麻生太郎が、総理面して何を話してくるのか。逆にオバマはオバマで、麻生太郎の足元を見て、日本に金を約束させるだろう。オバマにとって24日というのは、就任後初めて連邦議会で演説する重要な日である。 その時間を割いて、なぜ麻生太郎と会おうとしたのか。 日本側の強引な要請により会談をすることになったが、会う時間はお昼で、オバマとの会食はない。 ヒラリーのお土産はオバマと麻生の会談セットであり、その見返りに日本は金を出せということだ。 またヒラリーは先週、中曽根との間で、米軍再編のロードマップを明記した沖縄米海兵隊グアム移転協定に署名した。その協定は覚書ではなく、国際条約の形を取った。 つまり日本は、しばりにかけられたということだ。

韓国。
ソマリア沖の海賊対策に海軍を派遣する韓国が、日本に海上自衛隊から給油を受けられないか打診してきたという。日本は、それを拒否したのは当然だ。 
韓国は、駆逐艦、「文武大王」をソマリアに派遣するが、「給油支援をしてくれ」と日本側に打診した。 そしてそれを受け入れた浜田防衛大臣が、韓国への給油を政府部内で提案したが、「海賊と関係ない」 として認められなかった。 自己破産したハマコーという父親を持つ男が、日本の防衛大臣をしている。 父親の破産を防げない息子が日本の国を防ぐことなどできようか。まして、韓国軍は竹島で日本に銃口を向けて、「日本を叩き潰せ」 と叫んでいるのだ。 また駐日韓国大使の権という人は、韓国国会で、日本に軍事侵攻し日本を占領せよと演説をぶった人間だ。

キャノン。
我々の税金を補助金として貰いながら、脱税という不正に加担していた御手洗富士夫の闇。従業員わずか十数人の会社である「大光」が、ゼネコン最大手の「鹿島」を手玉に取り裏金をせびっていた。脱税をした大賀規久も悪人だが、違法会計処理と脱税を行なった鹿島の社長も同罪だ。所得隠しの総額は約34億円に上る。背景に存在したのは「財界総理」の御手洗富士夫。キヤノン会長で、日本経団連会長だ。「金を持ってこい。持ってこないなら、次のキャノンの工事はないぞ」。鹿島が大分のキヤノン工場造成の工事を受注した際、こんな電話が頻繁にかかってきた。電話の主は、大光社長の大賀規久。鹿島はその都度、大賀の要求に応じて裏金を運び続けた。一方、大賀規久は、頻繁に鹿島を怒鳴りつけた。「この見積書では駄目だ。もっと値段を上げて持ってこい」と言われ「これ以上は高すぎるのでは」と鹿島が言うと、「次の工事はないぞ」と大賀から怒鳴られた。仕方なく、要求通りにかさ上げした見積書を提出すると、キヤノンに承認された。そして竣工式では、「最前列に、鹿島の本社社長らと並んで、大賀が陣取っていた。下請けが上席に座るなんてありえない」。「キヤノンは昔から大林組と決まっていた。そこに鹿島が割って入るためには、大賀の力を借りるしかなかった」。大賀は御手洗富士夫と大分県の同郷の幼なじみで、極めて親密な関係だった。御手洗の叔父でキヤノン創業者の毅氏と、大賀の父親は親友。御手洗富士夫は、大賀の実兄と大分県立佐伯鶴城高校の同級生だった。規久の実兄はキヤノンに勤務したことがあり、大賀の長男もキヤノンに勤めている。 大賀が率いる大光グループ3社の資本金の総額は、約1億円という小企業だが、この3社はキヤノン関連工事を多数受注していた。キヤノン関連は51億円に上り、95%の売り上げを占めた。 「オレがキヤノンの窓口だ」と大賀は威張り、工事を受注したい建設業者の多くは、口利きを求めて大賀参りを行なった。大賀が御手洗富士夫を高級車で送迎する姿も度々目撃されている。「大賀は御手洗さんの秘書。御手洗さんも大賀さんのことを(のり)と呼んでいた。大賀に逆らえばキヤノンの仕事が吹っ飛ぶと言われ、逆らうことはできなかった」。大賀規久は県警OBも数人雇用し、今回の逮捕者の中にも県警OBが含まれている。さらに国税OBの税理士も雇った。この税理士は、熊本国税局長にまで上り詰めて退官したが、その後も国税庁に影響力を持ち、大賀の会社で監査役を務めた。大物税理士を監査役に迎えることで、脱税工作を行なった疑いが濃厚だ。経団連の御手洗富士夫、政治家、警察、国税庁にかかる黒い霧。

井脇ノブ子、自民党の衆院議員(比例近畿)。
ピンクの服を着た小泉チルドレンと言った方が分かるだろう。 何やら「事業の失敗」により、3億4千万円に上る不明朗な会計処理が行われていたという。 自身の財団の事業の失敗による損失を自身の学校側に肩代わりさせる一方、財団の帳簿にはこれを記載せずに簿外で処理していた。 また、学園には、国、静岡県、和歌山県から公的融資が投入され、その残高は7億円以上に上る。 小泉劇場の役者たちは、今年の総選挙で生き残れるか。 そして井脇は昨23日、大阪府庁で記者会見を行ない、「議員として失敗したと思っております」と述べたが、議員辞職については否定した。
日本は世襲総理によって沈没していくのか。
(ムラマサ、鋭く斬る)
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