武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

菅直人の次の一手。 赤松広隆とドン亀

2009年09月30日 | 人生の意味

菅直人。
昨日、古館の報道ステに出た。
菅も副総理になった今、表だけでも、もう少し余裕のある顔を見せればいいが、何かに追われて切羽つまった顔付きを見せるのは、個人的な問題か、それともそれまで官僚との争闘に精力を注ぎ過ぎたのか、どっちだろう。まあ、それは置いといて、国家戦略大臣として、あるべき政治の姿、国家のあり方を語ったのは説得力があった。
官僚主導の政治を、本来あるべき国民主権の政治へ舵を大きく切り替える。 そのダイナミズムと情熱に賭けたい。
王の顔を持つ鳩山、鷹の目を持つ菅、信念の男・前原、情熱の男・長妻、謀将の仙谷、切れる古川と馬淵、原口、鋭仁、枝野らキラ星の如くだ。自民党を再起不能までに倒した今、眼前には官僚帝国の牙城がそびえている。
★赤松広隆。
旧社会党の人は、根っこが自民党と同じだ。 善も悪も自民党を小ぶりにしたものだから、それなら自民党の方がベターだった。 だから社会党は長い歴史を持ちながら、小の分だけ自民党より早く没落してしまった。自民党の腐敗官僚を労働貴族に置き換えれば社会党になる。
さて赤松広隆は、農水省が1979年から建設を続けている大蘇ダム(熊本県産山)について、「地域のみなさんの期待に応えられるようにダムを継続して作る」と述べ、大蘇ダムの完成を目指すという。しかし、このダムをめぐっては総選挙前の7月下旬、熊本入りした鳩山由紀夫が「無駄なダムの見本だ」 と発言し、中止を訴えていた。
一方このダムは、2009年度までに事業費592億円を使い切り、工事の進み具合は99.9%であるという。 赤松は99%の完成度を理由にしてダム建設を続けると語った。しかし99%という数字は、ダムの完成度ではなく、計上された予算をほぼ使い切ったということで、また新たに予算を計上して、ダム建設を継続するという官僚の計算である。つまりダムは、Never ending story なのだ。
1979年からダム建設を始めたということは、ちょうど30年経った。 30年経っても完成しないダム。 その不思議な理由とは、実はこのダム、水底の地底から水が漏れていくという欠陥ダムなのだ。始めから分かっていた地質の問題で、防水処理をやったのだが、結果的に失敗した。しかし官僚にとっては、この失敗は奇貨であった。専門家がやってうまく行かないという事は、官僚の失敗ではないし、さらに金を注ぎ込める。この水漏れをなくすには、新たに膨大な費用がかかる。つまり大蘇ダムは、ダムでありながらダムに水が貯まらないという、笑点ならザブドン3枚の代物だ。
この赤松という人は甘い。 築地市場の移転問題でも、市場の現場で、テレビを前にしてテンションが上ったか、「俺がサインをしなければ移転は出来ない」 などと小権力を見せびらかした。自民党と同じ穴の「オソ松」 大臣だ。
大塚耕平。
ドン亀の尻拭いをやった大塚。 日銀出身で官僚的ではある。 自民の塩崎と似ている体臭がするから、将来の大器になるには一皮も二皮も剥ける必要がある。
さて、金融副大臣の大塚は、モラトリアムについて銀行に返済猶予を義務付けることはしないという。 「金融機関はより貸しやすくなる、企業からみれば条件変更をしてもらい易くなる」と述べた。 つまりモラトリアムではなく、「貸し渋り・貸しはがし防止法案」だ。 そして銀行が返済猶予に応じた場合、公的資金の注入で対応するという。 ドン亀は、「元本だけでは駄目。金利まで返済猶予をやれ」と迫ったが、徳政令などは江戸時代の話だ。
さて8月の倒産は、負債額1億円未満のものが前年同月比10%増の819件となり、中小企業の倒産が増加している。日本商工会議所はモラトリアムについて朗報と語ったが、すでにメガバンクは、中小企業向け融資は開店休業にした。
ドン亀のドンは「鈍」なのか「貪」 なのか。 まあ、古代生物のドン亀ということだろう。

(ムラマサ、鋭く斬る)

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鳩山の友愛と憂哀。 小沢一郎の鶴の一声。

2009年09月29日 | 人生の意味

鳩山由紀夫
米国は、「東アジア共同体」に対し、米国抜きの構想だとして強く反対し始めた。
鳩山はオバマとの初会談では、日米同盟を強調したが、「東アジア共同体」 構想については特に説明しなかったとされる。
一方で鳩山は、FTA、金融、通貨、エネルギー、環境などについて、東アジア共同体の構想を中国の胡錦濤に説明したという。
この構想には、誰かブレーンが鳩山の背後にいる。 中国と韓国との協調を進め、米国を牽制するという思惑がある。 その底流は日本と中国を連衡させようとする勢力だろう。しかし「ならず者国家」の中国とか「土民国」 の韓国とアジア共同体を構築するなど10年どころか20年早い。共同体の前提条件は、中国は独裁政権を捨て、複数政党が立つ民主選挙政体にならなければならない。また韓国などは日本に対して靖国、教科書などの内政干渉をやっている限りは、中国も同類だが、同じ天を仰ぐ訳にはいかぬ。 中国も韓国も義務教育で反日教育を子供たちに叩き込んでいる。
そういう歪んだ教育は必ず未来の日中、日韓関係に暗い影を落す。鳩山の友愛は立派だが、中国も韓国も「友愛」 という言葉は存在しない。 彼らの友愛は現実的な利益を伴わなければ何の意味もない。それは投資であり技術供与であり、裏では賄賂と貢物であり、そして日本が中韓に土下座することである。 鳩山の唱える隣人愛の理想など、中国と韓国にとっては「犬にでも食われろ」くらいの理解しかない。その彼我の差を鳩山が認識し理解できなければ、赤くほとばしる灼熱の鉄箸を素手で握るようなことになる。 つまり「ならず者国家」 に対して友愛を説いても、相手は増々頭に乗るだけだ。
鳩山はぶれることなく、日米同盟の紐帯を強化すべし。 米国もエゴはあるが、議論をすれば分かり合える人たちだ。 しかし、中国人や韓国人は油断がならぬ。隙を見せれば後ろからグサリとやられる。
★円高と藤井大臣。
藤井さんという財務大臣は嘘つきだ。 昨日急激に円高になり、藤井さんは慌ててブルームバーグで講演を持ち、円高容認発言はしていないと述べた。しかし先週のピッツバーグG20金融サミットにおいて藤井さんは、「意図的な円安政策はしない。為替市場への介入はしない」と公言した。これは即ち円高容認発言であり、円高になっても介入しないとメディアの前で発言したから為替マネーは動いた。
さて、急激な円高は日本にとって困る。 製造業は増々、日本の工場を閉鎖し、海外へ移転せざるを得ない。 失業に拍車がかかる。 その一方、円高で輸入品の値段が安くなり、資源や材料の輸入はメリットだ。しかし農産物 (野菜、果物、肉、魚など)も価格は安くなるが、同時に国内農家や漁業をまともに直撃する。 これも困ったものだ。 藤井さんは77歳だというから、ボケが入ったのか。あるいは鳩山側近の財務大臣になったからといって米国で舞い上がったか。
★亀井静香。
このドン亀、昨日の閣僚委員会で、モラトリアムについて 総理と他の閣僚から反対意見は出なかった。これは3党合意であり、皆うなずいていたとテレビの前で喋りまくった。ドン亀の暴走列車に今のうちにブレーキをかけないと、金融市場は混乱し、経済の血液である金が回らなくなる。
★政府与党首脳会議。
昨日突然、官邸に召集され、今後不定期ながらも会合を開くという。これは政権発足前の鳩山の発言と真逆になった。 鳩山は政府と与党との協議は設けない、代わりに閣僚委員会で政策を協議すると述べていた。なぜ方針を急に転換したかといえば、ドン亀の暴走列車にブレーキをかけろという小沢一郎の鶴の一声だ。今のままでは、閣内で誰もドン亀の暴走列車を止めようとしない。 平野官房長官などはドン亀から、鳩山のいない閣議で 「余計なことを言うな」と凄まれた。 だから「憂哀(ゆうあい)」内閣を心配した小沢一郎の怒りの表れなのだ。
★谷垣禎一。
自民党の総裁になった。 中国公安部から「淫」 というスタンプをパスポートに押されたかどうか、買春問題を起こした日本人のパスポートには、そういうスタンプが押されるそうな。さて、8兆円の公的資金、つまり我々の税金を旧長銀に投入しながら、たった10億円、しかも瑕疵担保責任付きで、米国のファンドにくれてやった責任者が、当時の金融再生委員長であったハニー谷垣だ。
さて、再生のキーワードは何かと聞かれたハニーは、「いっしょにやろうぜ」 というスローガンを言い放った。 米国でも英独仏でも、このような「スラング、くだけた表現」を使って国民に語りかけない。人々からブーイングが起きるか、バカにされるかどちらかだ。国家の優れた政治リーダーは、スラングで言葉を表現しない。
★ハニー谷垣は八ッ場ダムの中止について、「前原さんはもっと丁寧に対処すべきだった」と批判した。 それを自民党には言われたくない。 地元の住民は身体を張って、20年も30年もダム建設反対をやって来た。それに対して自民党がやったことは、国交省の官僚、県、市町村の公権力にものを言わせ、同時に金をバラまきながら、住民を潰して来たのではなかったか。つまりダム利権の甘い蜜を、自民党と官僚役人とゼネコン・土建屋が、我々の税金を食い散らかして来たのではなかったか。
前原誠司は、その食い散らかした公共事業を掃除し、これからの地元住民の生活再建の旗印を高く掲げているのだ。 前原は見かけ上の拙速について、素直に謝罪したが、本当は、それは「拙速」ではないのだ。なぜなら前原誠司は10年も前から八ッ場ダムを研究しており、現地視察も大臣になる前から行なっているように、八ッ場ダムについては熟知している。その分、決断が早かったに過ぎない。
前原がんばれ。
(ムラマサ、鋭く斬る)

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前原誠司は大久保利通か、木戸孝允か。

2009年09月28日 | 人生の意味

昨日の田原のサンプロ。
前原誠司が出た。注目して見ていたが、やはり素晴らしい。
JAL、八ッ場ダム、川辺川ダムについて丁寧に、そして鋭く意見を述べていた。対して田原は、前原の完璧な受け答えに窮し、前原の言葉尻をつかまえて突っ込もうとしていたが不発に終り、最後は「政治家というより専門家だな」と前原が退席した後、提灯持ちの評論家に向かって、捨てセリフを吐いた。
前原は謝罪すべきところは真摯に謝罪し、住民への補償の為に、新規に法律を作ると語った。また作りかけの八ッ場ダムの高架橋は完成させるが、着手していないダム本体工事は中止すると述べた。ダムを作る目的であった治水と利水の効果がない。環境破壊と無駄な二次三次の土木工事を止めるという。その良い例が、ダムを作った場合、砂がダムにせき止めされ川に流れない。そして砂が海に流れ込まない為に、川と海の河口付近の砂が浸食され、海水浴場の砂場が消滅するという被害が全国で発生している。その結果、河口付近の護岸工事が必要になり、テトラポットやコンクリートの海になる。つまり自然環境を守るのか、海にコンクリートを打ち込むのかという選択になる。
さて前原の善なるところと器の大きさは、知らない事は知らないと言うことだ。事業経営と財務経理について「私は素人」と言い切り、だからJALの経営再建の分析は専門家にお願いしたと、真っ直ぐに述べたのは大変良かった。
「無知の知」を自覚し、それを明らかにする事は、今までの自民党政治家や官僚の「欺瞞と虚偽の政治」にはなかったことだ。この人、後10年もしたら、日本の英傑になるのではないのか。もちろんその意味は総理大臣だ。
★亀井静香。
田原が好きなドン亀政治家。
モラトリアムについて、ドン亀の言う事は無茶苦茶だ。3年の返済猶予において、金利は払うのか払わないのかと田原に聞かれ、ドン亀の本音は払わないと示唆したが、詳細は金融副大臣にまとめさせると逃げた。元金は猶予しても金利は払うというならまだしも、金利すら払わないということであれば、借金の踏み倒しで経済は回らない。日本は先進国としての信用とステータスを失い、三等国家に転落するだろう。現状の金利について言えば、中小企業向けの銀行の貸出金利というのは千差万別で、一概に言うのは難しいが、優良中小企業には1千万円を年2.5%で貸す(但し、社長の個人財産は担保として押さえられる)。だから年間で利息が25万円にしかならないし、月割りで見れば事業をやっている以上何も問題ない。それすらも払わないとなれば、金融システムは破綻する。なぜならモラトリアムを実行する前に、銀行は金を貸さなくなる。既に銀行はその警戒心を露わにしている。つまり審査が厳しい。外資系銀行やファンドは資金を回収し、日本から撤退することになる。
★さらに亀井は、乱暴な発言をした。「モラトリアムが通らないなら、私の首を切ればいいんだ。 しかし鳩山総理はそんなことできない。 3党合意がある」。
この強気は何だろうか。モラトリアムをやるという合意はない。そうするとドン亀の首を切れない証文とは、閣内連立において更迭はしないという秘密合意ではないのか。だとすると幹事長であった岡田克也の疲労感と心配気な顔が思いだされる。岡田は総理のフリーハンドを縛るものとして拒否したが、鳩山は受け入れたのではないのか。
本ページは3党連立など当初から反対した。ヤクザ者の国民新党とか、ゴケンゴケンとガマ蛙のように鳴く社民党などは、昭和の枯れススキなのだ。
★モラトリアムに代わるもの。
答えは民事再生だろう。会社更生法とは異なり、経営者には使いやすい経営再建策だ。これは個人にも適用される。
★自民党総裁選。
河野太郎の次の一手は何か。同調する仲間と共に自民党離党しかあるまい。町村は完全に切れてしまった。町村は谷垣と他のナントカという候補者とは握手したが、太郎とは握手をせずに、「お前いい加減にしろ。誹謗中傷は許さんぞ」と太郎を締め上げた。腐ったリンゴは町村と森ということか。
★(さとしさんへ、鳩山さんは天然ですが、お笑い芸人とは違い、国家経営の責任があります。周囲の者、菅直人、前原、仙谷、鋭仁、藤井の閣僚連中が強力に補佐するべきでしょう)
(ムラマサ、鋭く斬る) 

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鳩山はずるいのか、賢いのか。 インド洋で起きていること。

2009年09月27日 | 国際外交の真実

鳩山由紀夫。
日本に帰国した。 日本人の身びいきで言えば、素晴らしい発信力だった。
ただ、温室ガス25%を2020年まで削減すると見得を切ったが、これはあくまでも他の国がやればという担保付きであるから、本当は余り迫力はない。それは鳩山がずるいのか、賢いのか、面白いところだ。
鳩山は、生まれもいいが、育ちも良い。 同じ総理の家系でも,自民系とは違う物を持っている。 そして赤門でも中には立派なのはいるということだ。 少し甘いところはあるが。
★岡田外相。
海上自衛隊の惨めな姿がインド洋に浮んでいる。
25日、岡田克也は、ニューヨークでアフガニスタンのスパンタ外相と会談したという。
インド洋での海自の給油活動について、スパンタは 「タリバンやアルカイダと戦うための支援として、継続を要望したい。 大変感謝する」 と述べたそうな。
このインド洋給油の目的は、アルカイダの船舶を海上で捕捉すること、あるいは攻撃し撃沈することにある。 2001年から過去8年に渡って、この海上封鎖をやってきたが、未だ一隻たりともアルカイダの船を発見したり、捕捉したことはない。なぜならタリバンもアルカイダも、そのような艦艇は一隻たりとも所有していないし、元々が山賊というか、山岳ゲリラであって、山岳戦はロシアの精鋭部隊を散々悩ませ、撃退したことでも分かるように得意中の得意であるが、海とは何の縁もない。
そういう中にあって、インド洋給油は年間1千億円以上の経費がかかり、自衛隊の経費を入れると、年間1500億円の費用がかかっている。 そして給油の実態は、多国籍軍である米軍、パキスタン、フランス、英、加、独、蘭、伊、西、新、ギリシャの11ヶ国の艦艇へ給油するのだが、艦艇への給油ではなく、補給船へ燃料を補給しているというのが実態だ。だから各国の艦艇は日本から燃料を貰っていることを知らない。当のアフガンのカルザイ大統領などは、最近まで日本が燃料を補給していることすら知らなかったという笑えない話がある。この燃料というのは軽油である。つまりディーゼルエンジン用だから、戦車、装甲車、ジープなどに使用できる。つまり日本から燃料を受け取った補給船が、どこへ運ぼうが、ストックしようが、日本側はチェックできない。情報では、米軍は協定外のイラクや地上軍のパキスタン、アフガンへ運んでいると言われている。自衛隊も外務省も防衛省も皆知っているが、公然の秘密だ。だから数年前に国会で、燃料補給量は20万リットルと発表されたが、全くのデタラメだったことがバレて、騒動になったことがある。実際はその4倍以上の燃料が補給されていた。
★竹原信一市長(50)、:鹿児島県阿久根市。
選挙期間中のブログ更新禁止は、自民党が決めたものだ。 世界の趨勢はブログ更新を認めている。 また民主党はブログ更新を認める法案を国会に出すと言っているのだが。
さて、元々の発想は、日本共産党の紙爆弾を禁止したことが発端だった。次に自民党の古老議員にとって、ブログなるものは全く意味不明であり、何やらネットで広範囲に、瞬時に意見を発表できるブログなるものを本能的に警戒し、ブログ更新禁止を決めたものだ。しかし何とも時代錯誤な考え方だ。無差別な紙爆弾を禁止するのは、ある意味分かるが、ブログ更新は紙の無駄使いにはならない。ブログを読む読まないは読者の自由であり、候補者の考え方を知る上においてブログは、スマートなメディアだ。
竹原市長は市長選の期間中、ブログを連日更新し、自身の主張や他候補の批判を展開したという。今年1月、市長と対立する民主党、社民党の県議、市議らが同法違反で告発した。竹原市長は、「ブログ更新は違法ではない。告発は社民党や民主党が権力を誇示したいからだ」さらに市長は、「法律を読めば違法性がないことは明らかで、ばかばかしい」。
★小川直義(35歳)。
畜生が高校教師になったのか。それとも強姦魔が高校教師になったのか。
深夜、女性宅に押し入った強姦野郎だという。女性を尾行し、家に押し入り、女性を強姦しようとしたとして、兵庫県神戸市中央区港島中町に住む小川直義が逮捕された。小川は、兵庫県立西宮今津高の講師 (校長、木家英夫)。
小川直義は26日午前1時35分深夜、中央区に住むOLの女性(29歳)宅に押し入り、抱きつき強姦しようとした。小川は女性とは面識がなく、尾行して女性宅に押し入ったという。こういうのは刑務所に入って出てきても、また同じことをするだろうから、刑法を改正して、男根ちょん切りの刑というのはどうだろうか。女性から見れば、それは当然だ。
(ムラマサ、鋭く斬る)

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友愛の架け橋。 モラトリアム。

2009年09月26日 | 人生の意味

鳩山由紀夫。
この人、育ちが良いせいか、総理になって首脳外交を続けている内に、顔付きが立派になって来た。男子三日会わざれば
刮目すべし、という諺を思い浮かべた。そのこと自体は善なることだが、国連本部での演説を聴いて、少し気になったことがある。
鳩山はdeveloped country(先進国)とdeveloping country(開発途上国)の架け橋になると盛んにスピーチしていた。開発途上国から見れば、「架け橋」なるものはいらない。必要なのは投資と援助なのだ。「架け橋」なるイメージは、大国が弱小国の富を吸い上げていく「収奪のブリッジ」でしかない。それを成し遂げる為に先進国は、途上国の支配階級に富を握らせ、その国の資源と安い労働力を吸い上げていくという現代版の植民地主義にしか過ぎないと見る。
そもそも政治小国である日本が、大上段から「友愛」という理想哲学を語っても、世界の現状を救う光にはならない。なぜなら平和ボケしている日本人には理解できないだろうが、世界は友愛と平和という言葉で満たされてはいない。近隣国を挙げても、韓国と北朝鮮は停戦中であって、いまだ戦争状態にある。中国とウイグル、チベットはテロと内戦の緊張状態だ。ロシアは、チェチェン共和国の男たちを一人残らず抹殺してしまったと言われるほど、チェチェンを再起不能の壊滅状態にしてしまった。世界は友愛どころか、血と憎悪の争闘を止めようとしない。浦安のディズニーランドは米国製ではあるが、日本の奇跡なのだ。米国以外で成功しているディズニーランドは日本だけだ。
★鳩山の東アジア構想。
オバマと米国は、この構想が何を意味するのか理解できない。本ページも理解できない。中国,韓国も理解不能だろう。東アジアFTAなのか、EU的な連合体なのか、それとも何か別なものなのか。そして米国の立ち位置はどこになるのか。ロシアは入るのか。いずれにしても米国抜きの東アジア構想は有り得ない。今のところ全く意味不明なのだ。単に「仲良くやろうよ」というキャンペーンなら、鳩山は笑いものにされるだけだ。中国共産党の特選エリートの階段を登って来た胡錦濤などは、鳩山は優れて賢いのか、それとも底の抜けたバカなのか、今日も眠れない夜が続くだろう。
★自民党総裁選。
昨日、外国人プレスで候補者3人の記者会見があった。
外国人記者に一番評価が高かったのは、河野太郎。主張が明確だというメッセージ性の強さが評価された。しかも英語で持論を述べたのは受けがいい。
そんな中、谷垣禎一を評価したのは中国香港であった。ハニー谷垣は中国に人気がある。おそらく谷垣が勝つだろう。それが自民党にとって善か悪かは不明だが、はっきりしていることは再生エンジンには成り得ない。谷垣の役回りは、再生のエースカードではなく、政界再編までのツナギでしかない。
一方、河野太郎は、政界再編を目指して、自民党離党という選択肢は十分にありえる。
★亀井静香。
モラトリアムをぶち上げた。中小企業と個人の借金返済を3年間猶予するという徳政令に近い政策だ。これは善政か愚策か。早速モラトリアムに対する銀行団の反発が発表された。しかし亀井は「モラトリアムは3党合意にある。鳩山総理は了解している」と強気だが、そのアドバルーンを打ち上げた途端、銀行株は軒並み下がった。
本ページはモラトリアムに反対する。日本の大蔵、財務省とメガバンクはろくでもないことをやってきた仲だということは百も承知しているが、自由主義経済において、民民の経済活動に国家が強権を発動するというのは、共産主義社会だ。モラトリアムではなく、返済計画の組み直しを図るべきだ。その支援に国が関与するのは有り得る。仮にモラトリアムを発動したら、銀行の本業は金を貸す貸金業だから、銀行そのものの経営破綻を招くのではないのか。
果たして、月々の定まった借金を返せない個人や企業が、3年後に返済能力が出て来るというのは想像しにくい。これだけの国家政策を、鳩山、菅、藤井の了解無しに進めるというのは暴走列車だ。
★福島みずほ。
本ページが再三、福島のパークタワー8億円賃料を批判したことで、態度を変えた訳でもなかろうが、契約の更新をしないという。しかし4月まで賃貸するということは、そのまま居座る可能性はある。社民のやり方を面白く眺めていよう。
下条みつ。民主党代議士(長野2区)。
この人の周辺で良い話を聞かない。
今回のスキャンダルは、元私設秘書2人の給与を、選挙区内の建設会社2社が肩代わりしていたという。(下条みつ)の政治資金収支報告書にはこの記載がなく、政治資金規正法に違反する。2人の元秘書は、「建設会社の仕事をしたことは一切無い」という。(下条みつ)の父と祖父は、自民党の厚生大臣と文部大臣をやった、本来なら下条本人も自民党バリバリの3世議員なのだが。
週刊新潮の2009年2月5日号によると、元秘書から「暴力代議士」として告発された。
度重なる精神的・肉体的な暴力を下條代議士から受け、不正の身代わりの強要、秘書給与のピンハネ、スピード違反の強要等がスッパ抜かれた。
また2009年8月1日に、大町やまびこ祭りから、秘書が運転する乗用車で松本へ移動中に、北穂高の長野県道で、車線をはみ出して対向車と正面衝突するという大事故を起こし、下条本人は胸の骨を折るなど重症を負った。本人は後部座席に乗っていたと警察に述べているが、誰が運転していたのか、ドライバーの飲酒はなかったのか。お祭りに御神酒は付きものだが。

(ムラマサ、鋭く斬る)

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