武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

谷公士の国家反逆罪。 小泉・竹中は何をやったのか。

2009年01月31日 | 人間の欲望
甘利明と谷公士。
谷公士、68歳。 東大法学部卒、郵政官僚、郵政事務次官を経て、4つの「渡り」を行ない、人事院総裁になった。 官僚帝国の大ボス。 甘利大臣ごときは官僚帝国に仕える猿同然だから、聞く耳持たぬで平気の平左だ。
甘利は打ち明ける、「何度も総裁にお会いしたいと申し入れたが断わられた」。人事院側は、「内閣一元化は反対だ。会う必要もない。我々は一歩も引かない」。そして昨日30日の午前中に開かれる予定だった総理主宰の公務員改革会議に谷は出席を拒否し、会は流れた。人事院総裁が、「俺が総理大臣だ」とばかりに時の総理と大臣の言うことを聞かないのだから、麻生内閣も舐められたというのか、「薄らバカ」扱いだ。さて、勝つのは官僚帝国の総統か、大臣様か、それとも得意の先送り玉虫色か。

かんぽの宿問題。オリックスと郵政の不正は昨日述べたが、その根っこは深くなりそうだ。第二弾は近日中に放つ。麻生政権を揺さぶるスキャンダルの可能性を秘めている。

小泉さんは総理の時代に国会で、「格差があるのは当然」で何が悪いという言い方をした。それを考えてみた。それは「格の違いによる差」ではなく、社会的配慮あるいは社会保障制度の不備による「だまし穴に入った差」ではないのか。今や163万人が派遣で、非正規雇用は全労働者の3分の1。彼らの年収は200万円を切っているという。ワーキングプアという言葉が骨身に沁みてくるようだ。質のいい派遣労働者や非正規を安く「仕入れ」た製造企業は、内部留保を1兆円単位で溜めながら、景気悪化を理由に中途解除でも何でも首を切り寮を追い出し、人間を「部品仕入費」として処理する。
しかも、失業保険は実質機能していないから、寒空に派遣労働者は路頭に迷うことになる。一方、漫画太郎は2兆円のバラマキを行い、その事務経費825億円を消費する。喜ぶのは法人税を払っていない銀行だろう。
今の深刻な雇用切りは、悪賢い財界を中心とする規制改革会議 (議長はオリックス会長の宮内義彦) が製造派遣を要求したことにある。 また、経済財政諮問会議も、新自由主義を唱えたが、その姿は強欲資本主義ではなかったか。

竹中平蔵。
今、小泉竹中が叩かれている。人呼んで小泉・竹中不況。
最近、竹中平蔵は派遣切りを聞かれてこう答えた。
「派遣労働者は労働者のたった2.6%しかいないんですよ。一方、正規雇用者は減っていません。製造派遣法により企業はあれだけ儲けましたよね。それは日本経済の成長です。だから2004年の製造派遣法は問題ない」。
たった2.6%と言うが、労働者人口は6300万人であるから派遣は163万人という膨大な数に上る。また非正規従業員は34%であるから、3人に1人が非正規雇用者であり、その数2140万人になる。
正規雇用者は減っていないというのは、逆に言えば「増えていない」ということだ。本来正規になっていた人達が非正規になってワーキングプアになったということになる。
次に竹中平蔵は、「派遣は請負より守られているから、派遣の方がいい」と言う。しかし、実のところ派遣は守られていない。実質的に雇用保険(失業手当)は機能していない。今年の4月から法改正されて改善されるが、少しの改善であって、社会保障の網は張られていない。言葉の誤魔化しでは人を納得させない。しかし、竹中平蔵だけを責めても可哀想だ。竹中だけの責任ではない。一方、竹中は次のような良いアイデアを述べた。一つは2兆円の給付金をばらまく代わりに、現在の羽田空港の規模を2倍にして、日本のハブ空港にすべきだ。それによって日本経済は成長する。また、農業問題を取り上げ、企業が農業に参入できないのは日本の農業に発展性がない。企業の参入を認める政策を打ち立てるべし。課題は、今の農家は個人農営であるから、それなりの資本が参入すれば個人農家は淘汰される。その問題をどうするかだ。

オバマ。
オバマが顔色を変えて怒った。
「無責任の極みで、恥ずべきことだ」。オバマは29日、公的資金を注入された銀行、証券、保険会社のCEO及び幹部連中が、巨額のボーナスを受け取っていたことを厳しく批判した。それらのトップと幹部が2008年に受け取ったボーナスは、合計184億ドル(約1.6兆円)と発表された。オバマはそれを知り、「経済危機という穴を自ら掘りながら、その穴を更に大きくして、その穴埋めを国民の税金に求めるのはShameful だ」と声を荒げた。
年間報酬が40~50億円、退職金が100~500億円という新自由主義者とは名ばかりの強欲資本主義、薄汚い顔をしたベニスの商人たち。それに踊らされた小泉・竹中がおり、規制緩和、グローバル化、構造改革という美名の下に行なわれたのは、国民の富の搾取であり、権力を私欲に用い、合法の網を張り強欲を正当化し、弱者から「なけなしの金銭」をむしり取っていったのではないのか。

尾辻秀久(自民党参院議員会長)
自民党にしては良質な政治家だ。昨日、代表質問で漫画太郎を批判する姿勢を見せた。まだまだ遠慮しいしいだったが、尾辻に自身の本質を見破られたことを感知したせいか、漫画太郎は苦虫を6匹ほど口の中で噛んでいた。尾辻も何を恐がっているのか。もっと堂々と国家国民の為に意見を述べよ。生命まで取られはすまい。美徳は時に背徳になる。

ダボス会議。
漫画太郎が強行軍でスイスへ飛び立った。 官邸で若手記者から、総理が行って何か日本の国益につながるのかと聞かれて、漫画太郎は何やら綺麗ごとを喋っていたが、一言、「ボク、飛行機に乗りたいの」 と言えば皆納得するのだが。
さて、そのダボス会議、パレスチナを巡る討論で、トルコのエルドアン首相がイスラエルのペレス大統領と激しい舌戦を繰り広げ、怒りのあまりエルアドン首相が壇上から途中退席する一幕があった。 ペレスはガザへの軍事侵攻について、ハマスによるロケット攻撃が「そもそもの原因」 だと指摘した。 これに対しエルドアンは、「あなたは人を大勢殺した殺人者」 と厳しく非難した。司会者がエルアドン首相の発言を遮ろうとすると、「もうダボスには来ない」 と言って席を蹴ったという。 このくらいの怒りを見せないと国際外交は駄目だ。 一方、6ヶ国協議における日本の歴代の外務省高官の佐々江賢一郎や斎木昭隆は、ただヘラヘラ笑っているだけで、誰にも相手にされていない現実を我々は知らなければならない。
(ムラマサ、鋭く斬る)
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総理大臣は官僚の召使か。 郵政とオリックスの不正を追求する。

2009年01月30日 | 人間の欲望
さて、色々ありすぎて何から書いていいのか、この日本の現状と航路。

麻生太郎。
昨日は本会議場で代表質問と答弁だった。
官僚の渡りについて、漫画太郎は最初「渡りは厳格に運用します」と官僚作文を読んだが、幹事長の細田が壇上に立って、「断固、渡りは止める。もう二度としない」と麻生総理には、もっと踏み込んで決意を言って欲しかったと声を張り上げたのは少し驚いた。細田は東大・世襲・官僚出身の3悪一体型だが少し見直した。麻生は再度答弁に立ち、「渡りは認めません」と踏み込んだが、顔は引きつったまま。しかしその夕刻、官邸で会見に臨んだ全官僚のトップである漆間官房副長官は、「それは総理個人の問題で、渡りを認めた政令は残ります」とヨボヨボの姿で会見に現れ、総理個人の問題だと切って捨てたのは、さすが官僚帝国の巨悪を見る思いだった。つまり総理大臣は官僚帝国に仕える執事ということだろう。執事の言う事など聞く耳持たぬということか。 さてさて、漫画太郎の顔に余裕がない。精神的にかなり追いつめられているのではないか。田中真紀子には、「麻生総理の不支持は80%になり、支持は20%を切った。こういう総理大臣に国民がついて行くと思うか」とばっさり斬られて、ひな壇の漫画太郎は顔を引きつらせていた。

オリックスと郵政の不正。
「かんぽの宿」一括譲渡に鳩山総務大臣が反対している。当然だ。鳩山大臣は、「国民を馬鹿にするのもいい加減にしろ、こんなのは許さん。俺の所には、入札は不正だという情報が入っている」と怒った。
問題は、オリックスに「かんぽの宿」70施設を109億円で一括譲渡するという内容だ。この70施設の合計は土地代300億円、建物2100億円の合計2400億円で作られたのだ。これは我々の保険料あるいは国民の財産なのだ。郵政は国有であるから今まで法人税を払ったことはない。それをたった109億円でオリックスに売却するという。わずか22分の1で我々の財産を捨て売りするというのだ。さらに、この70施設の中にはすごい物が含まれていた。一つは埼玉の新都心にある「ラフレさいたま」という超豪華な保養施設が含まれており、その建設価格は286億円(土地66億円、建物220億円)であったが、それをたった16億円でオリックスにくれてやるという。二つ目は、都心と横浜駅周辺の郵政官舎9箇所をただ同然で売り払うという。しかも入札時にはその詳細を公に明らかにしなかった。 70施設の平均単価は約1億5千万円だから非常に安いというより、タダ同然でオリックスにくれてやるようなものだ。日本郵政機構が背後で画策し、郵政会社の社長・西川善文と小泉構造改革の担当委員でオリックスの会長・宮内義彦との裏談合の疑惑濃厚だ。 西川善文は71歳になるが、住友銀行の頭取までやった昔の毅然とした風貌は削がれ、失礼ながら今では下卑たオッサンに成り下がったのは老醜のなせる業か。

北方四島への人道支援。
外務省とNGOの支援事業は、「ビザなし交流」にのっとって実施されてきたという。しかし一昨日、医薬品等の支援物資を届けるため船で国後島に上陸しようとした日本外務省職員とNGOに対し、ロシアは出入国カードの提出を要求した。日本側は四島がロシア領であることを認めることになるとして提出を拒否、上陸を断念した。ロシアは北方4島の返還は絶対に行なわない。それを可能にするのは我が自衛隊がロシアと戦闘状態に入れリしかないが、そういう戦争はできない。ロシアなどは北朝鮮と同じ「ならず者集団」だから、人道支援などする必要はない。そんな金があれば北海道の厳寒の地で、寒さに震えている一人身のお婆さん、お爺さんに支援をしたほうが100倍いい。そして北海道の北端から望遠鏡でロシアを眺めて、「アッカンベー」をしていればいいのだ。

死刑執行。
【刑事訴訟法第475条、死刑の執行は、法務大臣の命令による。 前項の命令は、判決確定の日から六箇月以内にこれをしなければならない】
29日、死刑囚4人が死刑を執行された。残りの確定死刑囚はこれで95人となった。 いずれも凶悪な殺人犯ばかりで、一片の同情の余地もない。いずれも死刑確定後10年から20年ほどの間があった。法務省発表で受刑者一人当たりの年間コストは300万円かかる。確定死刑囚100人いれば年間コストが3億円かかる。それに対して10年20年と生き永らえさせるのは税金の無駄使いとしか言いようがない。日本の法律は判決確定の日から6ヶ月以内に死刑を執行せよと規定しているから、歴代の法務大臣は法の番人でありながら重大な法規違反をしている。あと95人残っているなら、刑訴法475条に従い、刑を速やかに執行すべし。一日5人執行すれば19日間で終了する。
(ムラマサ、鋭く一閃)
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麻生太郎のお別れ演説。 キャノンの販売不振。

2009年01月29日 | 人生の意味
麻生太郎。
昨日の演説を聴いた。まるでヤクザ映画に出てくる筋者が、ドスの効いた声を張り上げ、目を険しくし、口をひん曲げて喋っていたのは、我が国の総理大臣として恥ずかしい。自民党も恐るべき人材払底だ。自分達が選んだ総理総裁だが、本当に胸を張って、この安っぽい男を支持しているのか。この「イケスカナイ顔」をいつまで見れば済むのだろう。 最長今年の9月10日までの総理大臣だから、迫力が無い。 権力の座に居座る為に、己の私利私欲を剥き出しにして、必死にしがみついているその姿は醜悪の極みだ。漫画太郎の腹は9月任期満了解散だから、民主党が「話し合い解散」 を望んでも詮無きこと。 民主党が本気で日本を憂うるなら、参院で麻生に問責決議を突きつけ、麻生内閣を総辞職か解散へ追い込み、総選挙を目指さなければならない。選挙という国民の審判を受け、自民だろうが民主だろうが本格政権を樹立し、日本丸の舵を切らなければ日本は立ち行かない。 このまま行ったら、漫画太郎は4月のロンドンG20金融サミット、オバマとの首脳会談、7月のG8イタリアサミットまで日本の顔として参加することになる。 そしてその後は9月に総理の座を追われることになる。 何という日本の赤っ恥だ。 国際会議で各国首脳と握手をして、時を置かずして総理を辞めましたということか。ますます日本は国際的に信用されなくなる。漫画太郎が施政方針演説で、どれほどの美辞麗句を並べても、誰も聞いていないのだ。

漫画太郎が演説していた衆院議場は非常に静かだった。ほとんど野次もなく拍手もなく、嵐の前の静けさというのか。 そして、与謝野馨が、「麻生総理のリーダーシップの下」を何回も素っ飛ばしたのは、単純な間違いではなく「意図的」であったろう。それは自民党の意を表したものなのか。
自民党を離党した渡辺喜美は麻生太郎を指して、「中身が空っぽの方がいいのは御みこしだが、頭が空っぽではアルツハイマーだ」。

キャノン。
昨日発表された平成20年12月期連結決算は、売上高が前期比8.6%減の4兆941億円、最終利益は36%減の3091億円だった。ダーティーキャノンのカメラ、プリンターなど誰も買わないだろう。本ページは派遣切りそのものに問題があるという考えだが、それは国の社会保障政策と法律の問題であるから、そのこと自体でキャノンを責めている訳ではない。問題は、派遣契約の中途解除を止めよ、契約満了まで雇用を行なえということだ。またキャノンの薄汚さは、法律を逆手に取って、3年継続雇用直前の派遣労働者を2年11ヶ月で首を切ることだ。キャノンは合法だと言うが、それは法の裏をかくやり方で許されない。

リーマンショック。
昨年9月に破綻したリーマン・ブラザーズのファルド前最高経営責任者(CEO)が、5年前に1300万ドル(約11億6000万円)超で購入したフロリダ州の超豪邸を昨年、100ドルというタダ同然で妻に譲渡していたことが26日、分かった。ファルドはリーマン破綻で損失を被った株主から巨額の賠償を求める訴訟を起こされており、差し押さえを逃れ財産を妻に移譲したと見られる。米国政府は70兆円の公的資金の投入を決めたが、ファルドを議会に呼び、彼の報酬を明らかにした。 2000年以降の8年間の報酬が4億8000万ドル(480億円)。その内、現金報酬は6000万ドル(60億円)だった。 カネを稼ぐのは自由だが、人を騙して、莫大な金額を懐に入れるとは許されない。しかも、この金は少なからず日本のゼロ金利で銀行に預けた預金をアメリカにくれてやったものであり、また日本の官僚がやっている日本年金運用機構が、我々の年金のカネをリーマンに吸い取られたものだ。 ファルドの顔は、カネの亡者のような薄汚い顔をしていたが、彼を見ていたらベニスの商人を思い出してしまった。 ベニスの商人はユダヤだったが。

米金融大手6社。
2008年4四半期決算が出そろった。ウェルズが純損失に転落し、6社のうち5社が赤字、唯一黒字のJPモルガン・チェースも大幅減益だった。景気後退で不良債権処理額が軒並み倍増したという。 ウェルズ・ファーゴは純損益が25億ドル(約2270億円)の赤字となった。 また、ゴールドマン・サックスが今月発表した最新の試算では、世界の金融機関が抱える損失は計2兆ドル超(約180兆円)にのぼる。昨年3月時点の予想1兆2千億ドル(約110兆円)から大幅に損失が膨らみ、金融機関の財務悪化が進んでいる。さらに、バンク・オブ・アメリカは、シティに続いて2度目の資本注入を受けることが決まり、またシティは会社を2分割する方針を打ち出した。
世界恐慌はこれからが本番だ。
(ムラマサ、鋭く斬る)
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ならず者国家、朝鮮とロシア。 オバマのUFO.

2009年01月28日 | 国際外交の真実
ロシア。
ならず者国家ロシアは、身代金目的あるいは日本の漁船を没収する目的で拿捕する。この国も北朝鮮と同じで常識にかからない国だ。
27日、能登半島沖で鳥取県境港市の「日吉水産」に所属する漁船「第38吉丸」(122トン)がロシアに拿捕され、ナホトカに連行された模様。 乗組員は10人で、ベニズワイガニ漁のため24日に境港を出港した。能登半島沖を航行中、ロシア官憲に停船を求められ、臨検を受けたという。ロシアの領海を侵犯したということは考えられないのだが。
一方、日本による北方四島への人道支援物資輸送のチャーター船が、27日に国後島沖にとどまったままで、派遣団員の日本の外務省職員が上陸できずにいるという。ロシア側が、四島をロシア領と認めることになる出入国カード提出を求め、これを日本側が拒否している為という。医療品などの支援物資を積んでおり、外務省職員2人、民間団体の5人が乗船している。これまで身分証明書だけで上陸できたという。大体がロシアの白熊へ人道支援をするなら、日本の困った人たちに人道支援をするのが本筋だろう。日本の外務省の利権にたかる猿たち。

オバマとイスラム。
中東テレビ、アルアラビーヤとの会見に応じ、「米国はイスラム国家の敵ではない」と述べた。オバマはまた、大統領就任から100日以内に、イスラム教国の首都で演説することを表明したが、まだどの国になるかは不明だ。そうであればバクダッドの可能性が高いのではないのか。オバマは「我々は時々、間違いを犯す。我々は完全ではない」とも語った。 ただ、「無実の人々を殺害するテロ組織は追い詰める」とも強調した。オバマはアフガンをテロとの戦いのキーと位置付け、タリバンやアルカイダの掃討を宣言している。 掃討といっても壊滅などできない。それとも民族大虐殺をやる気なのか。オバマもブッシュの二の舞になるのか。よその国に戦車を繰り出し、ミサイル攻撃をして無垢の人たちを殺しているのは米国ではないのか。また、ガザ問題にも触れ、米国が速やかに関与するのが現在、最も大事だとの認識を表明した。問題は米国がどのように関与するかだ。「双方が繁栄や住民の安全につながらないと自覚する時期はとうに来たことを知るべきだ」と強調したが、過去から現在までの50年戦争はこれからも止むことはない。

20日のオバマ大統領の就任式会場。
ワシントン上空に、未確認飛行物体(UFO)が現れてアメリカ中で騒ぎになっている。
就任式を中継したCNNの番組の一部で「ユーチューブ」に投稿されている。
但し、何度も映像を見たがあまり鮮明ではない。
高さ170メートルのワシントン記念塔付近で、200万人の聴衆がいる上空を黒い物体が高速で右から左に飛び去る様子が映っている。
拡大すると、横長の葉巻型で飛行機より大きい。 その日はセキュリティーの厳戒態勢でいかなる飛行機も飛行が禁止されていた。 さて、UFOと地球外生物が存在するかどうかって? 当然に存在する。 科学的に論争の必要がないほど明らかだ。
戦後のドラスチックな科学の進歩は、地球人単独の発明では不可能だったということを現時点では示唆しておこう。

韓国の民族主義。
韓民族にとって民族主義は最も強烈なIDだと韓国朝鮮は断言する。
長きに渡る中国による属国化、戦前の日本による植民地化を体験し、そして朝鮮民族の同族の争いを経て、「民族主義」が醸成された。米国スタンフォード大学の韓国系のシン社会学教授は「韓国の民族主義は植民地克服と近代国家形成に多くの貢献をした。また、ファシズム的民族主義国家として北朝鮮は、過去の日本の天皇制国家とよく似ている」と批評した。
スタンフォードだろうが何だろうが、日本の天皇制を北朝鮮と一緒にするとは、無礼千万だ。 北朝鮮について言えば、彼らは「ならず者集団」にしか過ぎない。
☆(韓国の強烈な民族主義)
(シン教授)「朝鮮が近代に移行するとき、多様な思想が入ってきた。西欧思想もあったし、汎アジア主義もあった。しかしながら何も朝鮮に根付くものはなかった。代わりに朝鮮民族主義が台頭した」
(じゅうめい)民族主義は思想ではない。血の純化と団結を目指す全体主義に似ている。その特徴は他民族、他人種を排撃することと同義語だ。
☆(民族主義が思想として韓国に生き残ったのか)
(シン教授)「韓国社会では過度な民族主義が保守と進歩の思想的貧困をもたらした。保守派は近代化を追求したが、韓国は民主主義の基盤が弱く軍事独裁を支持した。進歩派は、親北朝鮮・反米主義に傾いた。つまり保守派、進歩派ともに市民的民主主義が欠けている」。
(じゅうめい)シン教授自ら述べているように、韓国の民主主義の脆弱性は急激な近代化により民主主義を根付かせる時間がなかった。その結果、国家を形成するには軍事独裁と民族主義が必要であった。
☆(多文化社会における民族主義とは何か)
(シン教授)「血族中心の民族主義を見直さなければならないだろう。少子化・高齢化時代に韓国社会を維持する国家戦略が必要だ。つまり人口問題だ。 このままでは韓国は衰退する」。
(じゅうめい)人口問題は日本も同じだ。移民政策は民族主義とは相容れない。民族主義は為政者にとって楽な手法だ。理念も、理想も、何もない。国旗を振れば国民がついてくるというのは100年前の手法だ。為政者にとって都合の悪い事は民族主義の下に隠し、批判勢力を封じ込め、他者を排撃するものだ。
☆(オバマの米朝関係はどう見通すか)
(シン教授)「北朝鮮が最も恐れるのは(忘却)だ。経済危機、中東紛争などで北朝鮮問題はオバマの優先順位からはずされる可能性が高い。約束を守らない、聞く耳を持たない国は誰も相手にしない」。
(じゅうめい)北朝鮮などは放っておくことだ。約束は守らない、信用するに欠ける、隙を見せれば後ろからグサリとナイフを突き刺してくるような「ならず者集団」だ。生きた歴史博物館として眺めていればいい。
(ムラマサ、蒼く冴える)
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大相撲はモンゴル相撲大会だ。 なぜエリート知事は敗れたのか。

2009年01月27日 | 人生の意味
大相撲
朝青龍が優勝した。しかし日本人力士は情けなかった。
魁皇など8勝した途端、自ら土俵の外に脚を出すような情けない相撲で、大関失格だ。対モンゴル人力士に対しては、体と気持ちが恐怖ですくんでいる。千代大海も同じだ。クンロク大関とは言ったが、クンロクなどは良いほうで、今やカド番常連大関だ。しかも情けないことに闘争心のカケラもない。
横綱に対抗できる日本人力士がいない。稀勢の里もだらしがない、千秋楽にやっと勝ち越しを決めた。「巡業で稽古しない。やれ、と口を酸っぱくして言うけど、土俵にやってこない」とある親方は内情をばらす。地方の相撲ファンはモンゴルや外国人力士にアレルギーを持っている。
行儀の悪いモンゴルの朝青龍が大きな顔をしてのさばり、日本人力士はだらしないという角界の冬は続く。

なぜ現職のエリート知事がオバサンに敗れたのか。
山形県知事選、斉藤弘、51歳の働き盛りで現職2期目、日本銀行出身、言ってみればバリバリのエリート知事。押し出しも良くクリーンなイメージで県の財政健全化に取り組んできた。失政はない。加藤紘一を含む地元の自民党代議士3人が強力にバックアップし、石原伸晃が入り、自民党県議30人が味方についた。ところが、フタを開けたら、57歳の無名のオバサン吉村美栄子に僅差ながら負けた。オバサン32万票、現職知事31万票。その差1万票だった。無名の57歳のオバサンは政治経験なし、行政書士、弁護士だった夫とは病気で死別。子供2人。地元では女子名門の山形西高、お茶の水女子大学卒。民主、社民,共産が支持、但し自民党参議員がオバサンについた。この自民参議員は反・加藤紘一。そして終盤に小沢一郎が入った。ちなみに公明党は自主投票だった。保守王国の山形で何が起きたのか。ある民主党の代議士はこう語った、「自民党政治に痛めつけられている実感がある。少ない年金、貰えない年金、後期高齢者医療、母子手当てがなくなった、老齢手当てがなくなった、それで不況だから、麻生辞めろということではないか」。
一方、官邸で山形知事選の感想を聞かれて漫画太郎は、「エェ~と、地方のことですし、色々あるんじゃないかな」と言い捨てプイと消えた。

欧州
フランス大手銀行、BNPパリバは、1600億円の純損失の見通しだという。
オランダ大手銀行INGは、3800億円の損失を出す見込み。いずれも大規模な政府支援を仰ぐという。 損失の理由は、投資に失敗した。 
INGは、7千人を削減するほか、不良損失を政府に肩代わりしてもらう。 ドイツの大手銀行もしかり。 世界は金で回っているが、日頃は虫も殺さぬ顔をしているヨーロッパ人も 裏ではカジノ経済に手を出し濡れ手に粟の、ぼろ儲けを企んだが、ことごとく失敗し、最後は政府に泣きつき国民の税金を使う。
これは日本でも同じだ。 何でも日本銀行は金融機関ばかりでなく、証券会社、保険会社、普通の民間企業まで公的資金を投入する、つまり社債を購入するという禁じ手を使う方針を固めたと聞こえてくる。証券会社など今でも数が多すぎる。 再編統合の道を模索させるべきだ。それでも駄目なら倒産も止むを得ぬ。
(ムラマサ、蒼く冴える)
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