武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

柿沢未途、逮捕。 日大の新たな火種。

2023年12月29日 | 事件

★柿沢未途(52)逮捕

 

東京地検特捜部は、柿沢未途と秘書4人を逮捕した。

罪状は、現金を区議や運動員にばらまいた選挙買収と、選挙中に有料ネット広告を流した罪。

4月の江東区長選では、柿沢議員が支援した木村弥生が当選したが、選挙買収の責任を問われ、速攻で区長を辞職した。

 

(じゅうめいコメント)
未途の父は東大法卒の財務官僚で後に自民党で国会議員になり、外務大臣を歴任した。
未途本人も東大法卒だが、江田憲司に師事したことにより歯車が狂ってしまった。
江田憲司は新党を立ち上げ、神奈川県では人気の政治家だったが、何を血迷ったか民主党に合流し、政治生命を失ってしまった。

選挙買収で逮捕となれば、岡山県の自民党、河合克行議員と妻の案里議員が共に逮捕された事件と同じ案件になる。

柿沢さんもこれで政治的に失脚だな。
国会議員が失脚するとあとは泥沼になる。

 

★日大スポーツ。
日大アメフト部の麻薬汚染で炎上している日本大学で、スポーツ推薦で入学したケニア人について、教授が理事会に対し、大学の授業を履修する日本語能力が全く無いのに卒業させていると批判した。

さらに日大では相撲部の学生を進級、卒業させる為に成績を改ざんしたことについても批判した。
12月20日に開かれた会議で、ある教授が理事会に、「2002年から日本語ゼロレベルで入学し、学業不能なケニア人などの外国人が在籍している。大学の授業を履修する日本語力は全くない。しかし、どういう訳か卒業している」とな。

ケニア人は留学生ではなく、ブローカーから人身売買のようにして買って来る訳だから、勉強など出来る訳がないのだ。
しかも4年間、寮で生活しても日本語が喋れないという現実がある。

一方、高校駅伝でケニア人を使っている高校はろくでもない。
それで勝ったとしても何の意味も価値もない。

今年12月の全国高校駅伝(都大路)は名門・佐久長聖が優勝したが、日本人だけで勝ったのは素晴らしかった。

 

(じゅうめい)

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高島屋ケーキ事件の真相、どこでケーキが潰れたのか。

2023年12月28日 | 事件

★高島屋ケーキ事件

冷凍ケーキを開けてみたら中のケーキがグチャグチャ。
このグチャグチャクレームが全国で900件を超えたという。

さて、この事件を受けてケーキ工場でバイトをしていた女性が告発ユーチューブをアップした。その動画を見ると、原因は1点に絞られるという。
ケーキが完成し最後の検品を終え、箱に入れられる。
その後が問題、
完成したケーキ箱を冷凍室まで運ぶ工程はバイトがやるのだという。
大概は外国人バイトでワザとか無意識にか知らないけど、扱いが乱暴で放り投げるのが当たり前、まだ冷凍されていないから丁寧に扱わないと中のケーキは当然に潰れる。
で、ケーキは冷凍になると、ちょっとの衝撃では壊れないから、クラッシュは完成品を冷凍庫まで搬送する時に起こるということ。

 

ケーキ販売者;高島屋、値段は5400円。
ケーキ監修者:横浜市のフランス料理店「レ・サンス」の渡辺健善オーナーシェフ
ケーキ製造と冷凍工場:埼玉県羽生市のウィンズ・アーク。


確かに日本人のバイトなら乱暴な扱いはしないな。
東南アジアや中東系はマナーもモラルもないからなあ。


★日大アメフト部

廃部ではなく廃校か、というブラックジョークが流れたが、先週末、真理子理事長は文科省を訪れ、「大学の改革を進めます。アメフト部は廃部にします」と報告したそうな。
つまり、12月18日、澤田副学長がアメフト部の部員と保護者を前にしてぶち上げた「新アメフト部立ち上げ」を全面否定した形になった。

まあ、澤田副学長は事実上、12月22日を持って副学長を辞任して日大を去ったし。真理子理事長に1千万円の慰謝料を請求して東京地裁に訴え、真理子さんとは犬猿の仲だからなあ。

真理子さん、澤田さん、そして学長(来年3月末で辞任)は共に日大OBだが、日大には人材がいない。全国にある附属の日大中高と日大は名前さえ書けば誰でも入れる学校と大学でスポーツ以外何の魅力もない。

 

(じゅうめい)

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大谷翔平、スーパースターの悩み。

2023年12月27日 | スポ―ツ

★大谷翔平

スポーツを超えたスーパースターのような扱いになってしまった翔平。
彼の爽やかなスマイルと圧倒的な存在感は第一級の宝石ダイヤモンドのような光輝を放っている。

ただ、残念なことは、翔平の一ファンとして言えば、丸6年もアメリカにいて、一平さんの通訳が必要だというのは、少しがっかりする。

簡単な英語は喋れるそうだが、耳で聞く、口頭で英語を話す、という訓練を意識的にやらないと英語は上達しない。
やる気があれば、半年でかなりうまくなるし、1年も経てば日常会話はペラペラになるものだ。

カネはうなるほど持っているのだから、週3回は美人教師を雇って英語を勉強することをお勧めしたい。

そのお手本になるのが、プロバスケの八村塁、塁はアメリカに渡った時は全然英語が喋れなかった。その時期に、あるアメリカ人のご家庭に招待され食事をご馳走になったそうな。その時、せっかくの会食だというのに会話ができずに自分に失望したという。
アメリカでやっていくには、これではダメだと一念発起して、アメリカの映画やドラマを英語学習の教材として必死に見て勉強したそうだ。
そうすると半年も経つと、あら不思議、英語が分かり喋れるようになったそうな。
今では、ネイティブのように英語ができるようになったとさ。
塁のすごさは、試合後のヒーローインタビューで英語の質問に完璧に答えているのは素晴らしい。

そういう意味ではプロテニスの錦織圭もそうだった。
中学生の時、アメリカにテニス留学して、英語ができなければアメリカでは生活できないと悟り、自分をアメリカの生活にどっぷり浸かるようにした。そして試合後のヒーローインタビューではネイティブ英語でやり取りして、場合によっては審判と英語で議論するまでに成長した。

 

翔平さん、頑張って。
ただ翔平も男だから、美人先生だと間違いが起きるかも、なぜならアメリカ人の美人先生は必ず翔平を誘惑するはず。
女性が本気でエロ仕掛けをやったら、男はイチコロやで。

だったら美人先生ではなくてブーちゃん先生が良い? 知らんがな。

 

(じゅうめい)

 

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恐怖の世田谷一家惨殺事件、最終章。

2023年12月26日 | 事件

(昨日より続く)

次にハンは、「みきおさん」のパソコンを使ってインターネットを始めた。
ネットの訪問先は、埼玉県内のとある研究所、宮崎県内の化学工場、祖師谷留学生会館、そして劇団四季のホームページ(劇団四季には多数の韓国人が所属)、それからメールを一通、ある所へ送った。メールの内容は、金塊がなかったことに対するクレーム、そして勝ち誇ったような事件の報告。そのメールは送信後に消去された。
今から23年前の2000年当時、捜査一課はインターネットに関する知識は全く無かった。つまりベテラン捜査員の経験と勘が働かなかった。
このことは重大な犯人の手掛かりを初動捜査で見逃したことになる。
なぜなら外国人犯罪グループはネットで情報交換と連絡を行なっていたのだ。
今は普通のツールだが、2000年当時はネットの初期であったという背景がある。
ただ、ネットの足跡以外に犯人の残留品は数多くあったのだ。指紋、血液、排泄物、汗の油脂、靴跡、衣服、バッグなどの証拠品が多数残留しており、犯人逮捕は時間の問題だという油断があったといわれる。

さて主犯のハン、当初3人で襲撃する計画を立てていたが、中国人2人が怖気づいたことを察知し、一人で襲撃をすることに急遽計画を変更した。
そして宮沢家の親子4人は、アーミーナイフと関孫六の柳刃包丁(銀寿)で何度もメッタ刺しにされ、6歳の息子は鼻から血を大量に噴き出すほどに圧迫絞殺された。
しかも宮沢夫妻は死んだ後も、何度も執拗に刺されたことが分かっている。

ハンはハンカチ大の布の真ん中に穴を開け、そこに包丁の柄を入れ滑らないように固定した。それは訓練されたレンジャーの手口だ。布の色は黒。そしてハンは襲撃時に同じ黒い布で顔を覆っていた。そして、黒い布は現場に残されていた。
ハンは一家を惨殺した後、中国人2人を家の中に引き入れ、冷蔵庫にあったバニラアイスとメロンを食べ、ペットボトルのお茶を飲み、午前10時頃まで宮沢家に潜んでいた。

さて大晦日の朝になった。
隣に住む母親が不審に思いながら宮沢家の玄関を開けた。
その瞬間、目に飛び込んで来たものは、散乱した書類の山、そしてその中から異様に白い、「みきおさん」の素足が突き出ていたのだ。

犯人たちは、多くの残留品、血痕、指紋、排泄物をそのままにして姿を消した。
それは犯人達が捕捉されない自信を持ち、同時に凶行を誇示する傲慢さの表れではなかったか。邪悪な蛇のような冷酷さと訓練された技能を持つテロリストの犯人像が浮かび上がってくる。フランス香水ドラッカーノアールをつけた韓国人。


★事件から23年が過ぎようとしている。日本の警察は何をやっているのか。
動かぬ物的証拠として事件現場、大阪のアパート、韓国ソウルの団地のそれぞれの場所に、犯人であるハンの指紋が発見され、すべてが一致した。だとすると、桜田門は既に犯人のプロファイリングは終了しているということだ。それにも関わらず、国際指名手配のアクションを起こさない理由とは何か。
そういう中にあって当時、共同通信が短い記事を発信した、事件から3年になろうとする2003年8月24日、警視総監である石川重明が韓国ソウルへ出張した。国際組織犯罪対策について、韓国警察のトップと会談を持ったというのが公式な理由だった。
ところが桜田門の最高司令官が業務で外国を訪問するというのは前代未聞だった。それまで東京を留守にして外国へ出かけた警視総監は一人もいなかった。果たして、その会談の本当の中身は何だったのか。警視総監が韓国まで訪問して、トップ会談を持つ意味は何だったのか。
もし、世田谷一家惨殺事件の核心部、犯人の特定と引渡しについて秘密の交渉があったとしたら、頂上会談の意味はあったかも知れない。なぜなら血の惨劇の犯人が韓国人だとすれば、センセーショナルな国際問題になり政治問題にもなる。もし韓国側がそれを封殺しようとしたならば、桜田門を飛び越えて誰を使うのが最も効果的なのか。コリアコネクション、桜田門に睨みが利き、官邸と霞ヶ関に話を通し、闇の向こうに葬る力を持つコリアコネクション。表の顔には日韓議員連盟というコリアコネクションがある。そして歴史の裏面には、日韓の闇に深く関わったフィクサーと大物政治家が存在する。


さて当時、私は祖師谷の宮沢家の前に立った。
誰も住んでいない、おぞましい事件のあった惨劇の家。
師走、陽は弱く照っていたが北風が冷たかった。
人が住まぬ家の寂寥、耳を澄ませ、目を閉じると木枯らしの音さえ泣いているようだった。  
この事件は、決して風化させない。


(じゅうめい)

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恐怖の世田谷一家惨殺事件の悲劇、犯人のプロファイル。

2023年12月25日 | 事件

恐怖の世田谷一家惨殺事件、Mの悲劇。

事件は、今から23年前、2000年12月30日午後11時30分頃、師走の暮れに起こった。

惨殺された宮沢みきおさん一家は、主人のみきお(当時44歳)、東大卒の外資系経営コンサルタント会社員、妻の泰子(41歳)、長女・にいな(8歳)、長男・礼(6歳)の4人暮らしだった。
そして隣家には(みきお)さんの両親が住み、どこにでも普通にある平和な家庭環境であった。

深夜、裏窓から家に侵入した犯人は宮沢さん一家4人を無慈悲に惨殺した後も、そのまま宮沢家に居座り、翌朝大晦日の朝、午前10時頃、玄関から出て行った。

さて、この事件の核心部からずばり述べたいと思う。

★犯人のプロファイル:
犯人は韓国人の男、名前は韓(ハン)。犯行当時は20代、23年経った今は40歳代から50歳代と推察する。写真から割り出した犯人の当時の特徴は、細面、頬はこけ、三白眼、髪は無造作、唇は薄く目の下の隈が目立つ。


★犯人とする物的証拠、
宮沢家の現場に残された指紋と、ハンが大阪で住んでいた木造アパート内に残されていた指紋が一致。そのアパートの借主は韓国人のハンと判明。さらにハンが日本に来る前に住んでいたソウルの団地の部屋に残された指紋と一致した。


★状況証拠
1)犯人が現場に残した靴跡から、犯人のシューズは韓国製スラセンジャーと判明。
そのサイズ28センチは韓国内でしか販売されていなかった。

2)犯人が残した迷彩色のヒップバッグ(韓国製)の中から採取されたチタン製バリウムという化学物質は、触媒や電子部品(携帯電話の部品、コンデンサー)の塗装に使われるが、工場や研究所などの特定の場所でしか使われていない。この化学物質を製造する工場は九州にある。ハンは九州のある大学に留学していたと見られることから、化学工場でアルバイトをした際に付着したものと思われる。

そしてハンの犯罪仲間であった複数の中国人も、その化学工場でアルバイトをしていたことが分かっている。

3)犯人のハンは宮沢家の惨殺現場で大の排泄をしている。その排泄物には消化されなかった松の実が混じっていた。松の実は韓国料理によく使われる。
(例えば参鶏タン)

4)ハンは宮沢みきおさんと格闘になり、犯人も手に傷を負い出血した。(ハンの血液はA型、宮沢さん一家にA型はいない)。

その際、犯人は自ら止血を行ったが、その方法は軍隊で用いる止血用ラテックスが使われた。そのラテックスの粉末を現場で採取。つまり徴兵制の国、韓国での軍隊経験があった。


5)現場に残された犯人のA型血液のDNA鑑定による人種分析が行われた。その結果、朝鮮系のDNAに分類されると判定された。

6)アジア系犯罪集団に属するメンバーの証言によれば、ハンは犯罪グループの中心的メンバーであり、他のアジア系外国人に対して仲間になるように勧誘を行なっていた。


★犯行の動機。
犯罪集団の情報網によると、宮沢家には金塊(インゴッド)が隠されている情報を得た。そのインゴッドを奪取するのが目的だった。


★犯行グループの実態。
韓国人のハンがリーダーになり、中国人留学生を仲間に引き入れた犯罪グループ。
その後、日本の資産家を襲った複数の強盗殺人事件は、中国人と韓国人の混成グループであることが明らかになっている。


さて、当時の惨殺現場にタイムトリップしてみよう。
宮沢家の内部情報と家族構成は前もって調べられ、綿密に襲撃計画が練られた。
ハンと中国人らは別々に、京王線千歳烏山駅を降り、世田谷区上祖師谷の宮沢家へ向かった。宮沢家の周辺は公園に囲まれ、家が3軒しかない。リーダーのハンと中国人2名の計3人は陽も落ちて暗くなった午後5時30分ころ、宮沢家の近辺で落ち合った。3人は闇に溶け込むように黒い服を着込み、宮沢家の裏手の繁みに潜んだ。
そして、いよいよ行動を開始する時がやってきた。時計を確認すると時刻は午後11時25分。ハンは鋭い目で周囲を見回し、静かに立ち上がった。
それからのハンの動きは素早い。顔を黒い布で覆い、革手袋をはめた。
まず宮沢家の裏側にある二階の風呂場の窓口に取り付いた。そしてドライバーを使ってアルミ製の窓格子を静かにはずし、風呂場の磨りガラスを万能ナイフでもって切り抜く。そこから手を差し入れてロックをはずし屋内に侵入した。

韓国軍の特殊部隊で鍛えられたハンは、ゲリラの接近戦で訓練した音を立てない歩行術を試しながら、まず3階の屋根裏部屋に上がって行った。そこには6歳の男児「礼ちゃん」が眠っていた。犯人は革の手袋をはめた指をしならせると礼ちゃんの首を一気に絞め上げ殺した。その瞬間、礼ちゃんの鼻から血潮が大きく噴き上がった。

次に二階のリビングへ降り、ドアの前に立つと、躊躇なくノブに手をかけて室内に入った。そこには母・泰子さんと8歳の娘がいた。驚いて声も出ない母娘に、ハンは無言のまま母娘に素早く接近するや、アーミーナイフを鋭く横に払い、泰子さんの胸を切り裂いた。泰子さんは倒れこみ、激しく鮮血が飛び散ったが、まだ死んではいなかった。
次にハンは娘の「にいなちゃん」に向かうと、ナイフを胸部にまっすぐに突き刺した。
その瞬間、にいなちゃんの胸から血潮が噴水のように噴き上がった。母親は娘をかばおうと犯人を睨みつけたが、ハンは情け容赦なく母と娘に最期のトドメを刺した。その瞬間、母親の「絶叫」が隣家まで聞こえたという。

そして、一階で仕事をしていた主人の「みきおさん」が妻の叫び声を聞き、不審に思いながら階段を上ってきた。その時、二階のドアの背後で待ち伏せしていたハンは、階段を上ってくる「みきおさん」の前に飛び出し、いきなりアーミーナイフで「みきおさん」の右胸を突き刺した。その衝撃で「みきおさん」はズドーンと階下に落下。その雷鳴のような音も隣家に聞こえたという。時間は午後11時28分頃だったと証言する。隣家は後に語った、「大きな石が落ちたような音だった。けれどそれが宮沢家からのものだとは分からなかった。離れた所で、空から石が降って来たような鈍い音に聞こえた」と。しかし「みきおさん」はそれで死んだわけではなかった。
二階の階段から一階へ転落した「みきおさん」は、重傷を負いながらも必死に立ち上がり、階段を再び上り始めた。それに気づいたハンは迎え討つように階段を降り、その途中で揉み合いになった。しかし、「みきおさん」に立ち向かう余力は残されていなかった。
揉み合いの最中、「みきおさん」の指はナイフで切り落とされ、絶望の淵に追い込まれた次の瞬間、ハンの持つ鋭利なナイフは、「みきおさん」の胸と腹の境目を深く突き刺し、最期のトドメを刺した。そして、「みきおさん」は崩れるように階段を滑り落ちて行った。さらにハンは死亡した「みきおさん」を、執拗にナイフで刺したことが死体解剖の結果、判明している。

ハンの襲撃目的は、金塊12.5Kgを3本(計37.5Kg)奪うことだった。宮沢家にインゴットが隠されているという情報をつかんでいたのだ。当時のレートは1グラム約1000円で約3千7百万円。
ハンは一家4人を惨殺してから、外の繁みに潜んでいた仲間の中国人2人を中に引き入れた。その後、3人は宮沢家の1階から3階までしらみ潰しに金塊を探したが、結局、発見できなかった。代わりにお金の入った財布と、棚の中にあった20万円の現金を奪った。


(続く)

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