★小保方晴子。
皆が、そろそろ忘れかけた頃に、また爆弾を投下した晴子嬢。
理研が費用を払い、理研の施設を晴子嬢に使わせ、約4ヶ月間に渡ってスタップ細胞の再現実験を行なった結果、1回も成功しなかった晴子嬢、その直前の記者会見では「スタップ細胞はあります。私は200回以上成功しました。スタップ細胞を作成するには、レシピというか、ちょっとしたコツがあるんです」と大見得を切ったが、1500万円の費用をかけて行なった再現実験は、一回も成功しなかった。
そして、分子生物学と細胞学の権威らが集まりスタップ細胞の有無を精査した結果、スタップ細胞は科学的に存在しないと正式に発表された。
まず思い出すのは、晴子嬢の実験ノートがたった2冊しかなかったこと。
あれだけの実験量と新発見なら、一般的には10冊は下らないし、実験方法と数値データ、そして経過と考察がびっしりと書き込まれて余白など出来るものではない。ところが晴子嬢が記した実験ノートは、園児レベルのお絵かきであり、余白だらけのハートマーク付き落書きでしかなかった。
あの実験ノートを見て、誰もが引いてしまった。
晴子嬢がスタップ細胞論文に載せた実験データは捏造と改ざんであったことが明白になったが、晴子嬢の今回の手記には、「私は実験データを論文に記載するルールを知らなかっただけで、不正ではない」と言い放った。
つまり捏造と改ざんは、単にルール上の問題だと言うのだ。
しかし、科学データの捏造と改ざんはルールの問題ではなく、研究不正そのものなのだ。
そして、スタップ論文の実験摘要もドイツ人科学者の論文をコピペして、さらに早稲田大での博士論文においても、ほとんどが米国保健省の論文コピペであったのだから、驚くというか呆れるというか。
さらに、このスタップ論文の為に、一人のエリート科学者が、理研内で首吊り自殺して果てた。ES細胞研究の世界的権威で、一時はノーベル受賞間違いないと言われた京大医学部卒の笹井教授は晴子嬢の上司でありメンター(指導官)でもあった。
当時、年明けの1月末にセンセーショナルに行なわれたスタップ細胞の発表会見では、なぜか笹井教授、堅い表情をしていたのが思い出される。今になって考えれば、鋭い知性と感性を持つ笹井さんは、当時、既に疑念というか、あるいは確信犯としての自責の念を持っていたのではなかったか。
ES細胞は、山中伸弥教授のiPS細胞の発見によって、未来の途を閉ざされ、研究が挫折したが、理研の特定法人化の狭間にあって、その窮地を脱する新発見を演出する必要があったのではなかったか。理研の特定法人化によって研究者の年間報酬を1億円にすることが目玉になっており、国からの助成金は大幅に増えることになっていた。
また晴子嬢の脇に座っていた山梨大の培養の名手である若山教授も何か釈然としない雰囲気だった。
スタップ細胞の培養を受け持った若山教授は科学的な矛盾と疑義を持っていたと言われる。というのは、若山教授が晴子嬢に渡したマウスの細胞が、再度、若山教授に戻って来た時には異なる種類のマウスになっていたという。若山教授は細胞の遺伝子レベルでマウスの種類を特定していたのだが、スタップ細胞用に晴子嬢に渡したマウスが、なぜか違う種類のマウスに取り替えられて戻ってきたという。
それは見た目には判別できす、遺伝子解析によって初めてマウスの種類が特定される。
さて、スタップ細胞の嘘を科学的に証明し、論破したのが謎の科学者「11jigen」であった。スタップ細胞発表会の1週間後には、ネットで虚偽が明らかにされ、世界が引っくり返った。その告発論文を読むと、ヘタな推理小説よりも実に面白く、高度に専門的な分析と解説をもって、スタップ論文の虚偽と捏造を余すことなく、白日の下にさらけ出したのであった。私見では、告発論文の書き方を見ると、この「11jigen」という科学者は女性のような気がする。
そして、後に分かったことだが、笹井教授はその告発論文を知ってすぐに、体調不良で2ヶ月も入院していたという。
晴子嬢の「あの日」
本の題名「あの日」とは、あの日に戻れたら、どの日が良いだろうという意味だという。そしてプロローグで、こう語った、「今まで誰の期待にも応えられなかった私」「等身大の私に帰りたい」
科学の探求とは、誰かの期待に応える為に頑張る、ということを全て否定するつもりはないが、晴子嬢の言うニュアンスは、「お嬢ちゃん、勉強が出来て頭が良いのね」と、誰かに褒めてもらいたい小学生レベルの話ではないのか。そして「あの日」の本当の意味は、ES細胞室に秘かに入り込み、保管冷蔵庫に手を差し入れた日ではなかったのか。
後日談、
晴子嬢と理研が作成したスタップ細胞の培養プロトコールに致命的に欠けていたことは、途中でES細胞を注入すること、という一文ではなかったか。
★民主党。
今夏の参院選に向けて作製した民主党のポスター、
「民主党は嫌いだけど、民主主義は守りたい」と謳い、「そんなあなたへ。すぐに信じなくてもいい。野党として、止める役割をやらせてください」とな。
笑っちゃうな。
3年余に渡った民主党政権に点数をつければ、何度も述べたが、名前を書いた分、5点。
普通に授業に出ていれば、それほど勉強しなくても60点は取れるものだし、60点ではお粗末だが、それでもあと3年くらいはさせてみようかと優しい国民は思うもの。
しかし、マニフェストと真逆のことをやり続けて恥じず、自民党よりひどい強権政治では、もうアッカンベーをするしかない。
民主主義は守りたいが、日本の韓国朝鮮化は、ごめんこうむる。
クタバレ民主党、松野維新。
★韓国、パク姉さん。
パク姉さんいわく、「法はお風呂やお母さんの胸のような存在でなければならないニダ」とな。
韓国ネットの反応、「労働者解雇の法律をつくったくせに、国民は風呂で溺れているニダ」
(じゅうめい)