★プロテニス、加藤未唯
6月4日にパリで行われたテニス全米オープンの女子ダブルス3回戦に進んだ加藤未唯とインドネシア人選手のペア。
試合中の出来事で失格となった。
その出来事とは、加藤未唯が、ボールを壁に立っていたボールガールに返球したところ、そのボールがストレートに少女の頭部を直撃して、少女が泣いてしまったのだ。
相手チームの猛抗議により加藤ペアは失格となってしまった。
で、その動画を見た。
結論から言えば、失格となったのはやむを得ない。
加藤は軽くボールを返球したのだが、通常、ワンバウンドで返球すべきでストレートにボールガールに返球することは有り得ない。
プロテニス協会の規則では、テニスは紳士淑女のスポーツと定義されているから、なおさらである。スポーツマンシップにもとる行為は厳しく咎められる。
加藤の行為は意図的なものでなく、ミスであったと思うが、結果にも責任がある。
★櫻井翔
ようやく櫻井翔がジャニーズ問題に触れたが、泣いたのは情けない。
故ジャニー喜多川に愛された少年でなければ売りに出されなかったというから、嵐の櫻井翔もその対象だったのではないのか。
その説明をすべきであった。
ジャニーズの最高権力者が権力を使って、タレントの少年たちを性的に食い物にしていたことは許されない。
そしてそれを知りながら批判して来なかったテレビや新聞マスコミは厳しく批判されても仕方がない。
知りながらというのは、週刊文春はジャニーズと裁判沙汰になり、裁判所は故ジャニー喜多川の性的虐待を認めたのだ。
それをスルーしたマスコミの責任は大きい。
NHKは逆に紅白歌合戦や歌番組でジャニーズをますます重用したのだから、何を考えているやら。
NHKも共犯だ。
★市川猿之助事件
猿之助の供述によれば、事件前日、家族会議を開いて、父、市川段四郎と母の延子さんは一家心中することに同意したという。
これが正しければ、澤瀉屋は断絶することになる訳だが、世間の社会的信用が高い段四郎と延子さんが、澤瀉屋という名跡、家、先祖伝来の墓などの始末を何一つつけず、一通の遺書も書かず、パジャマ姿で床の上で死ぬということなど有り得ようか。
覚悟の自殺なら遺書を残すのが最低限の作法であろう。
市川段四郎は目黒の高級住宅地に瀟洒な邸宅を構える一家なのだから、自殺するとは言わずに、弁護士に頼んで遺言書を作るのが大人としての責任だろう。
猿之助の言う通り、一家心中を家族全員で決めたなら、父母は息子の猿之助も死ぬと思っているはず。
しかし、こうして書いていても、すべてが矛盾だらけで何も腑に落ちない。
(じゅうめい)