★エグザイル。
昨日30日、たまたまレコード大賞の一部をテレビで見た。
ちょうど韓国のナントカというグループと、その後のエグザイルというグループだった。エグザイルという名前は知っていたが、テレビで初めてその歌を聴き、パフォーマンスを見た。
まるで、どこかのヤクザ者の集団だな。街で遇ったら嫌だな。
ああいうのが表社会で人気があるというのは、個人的には理解できない。
★海老蔵。
海老蔵の示談会見、
海老蔵の左目はまだ損傷がひどい。左頬骨の下部は粉砕骨折で8ミリの陥没、そして血尿が出たほど内臓がダメージを受け、さらに顔面神経損傷、麻痺が残っているという。会見前にカメラのフラッシュ禁止が徹底して注意されたのは、海老蔵の左目に対する配慮だったが、目の奥の網膜剥離を懸念したのだろう。網膜剥離を引き起こせば、失明の危機にさらされる。ボクサーが目を打たれ視力を落とすのと同じだ。
さて、これほどの重傷を負い、しかもそれまで海老蔵は身の潔白を主張していた訳だから、本来なら相手のヤクザ者を強く非難し、裁判で断罪し、相応の損害賠償を求める、というのが正当ではなかったか。
ところが海老蔵の口から出た言葉は、「伊藤リオンさんの家族を考えれば、裁判を望まず、一日も早い社会復帰を願い、お互い恨みっこ無しの示談と相成りました」。
頭を軽く1〜2発殴られたならまだしも、歌舞伎の看板俳優の生命である顔を滅茶苦茶にされ、飛び乗ったタクシーの運転士の証言によると、「顔が異様に膨らみ、海老蔵さんだとは分からなかった。まるで四谷怪談の顔だった」。
そういう半殺しの目にあいながら相手を許すというのは、海老蔵は仏の心なのか、それともそうせざるを得ない、何か急所を握られているのか。
バルビゾンのマーキスも「F」も芸能界御用達の遊び場所だが、それらには闇の勢力が毒蜘蛛の糸を張り、カネ、セックス、ドラッグという毒針で刺す。
本ページは以前、指摘したが、事件当時の朝方2時間余り空白の時間になっている。その時間帯に何があったのか。海老蔵はどこで何をされていたのか。下半身を裸にされ、映像記録に残されたという噂も六本木界隈では当時流れたが、そのことについて海老蔵はもちろん誰も口を開こうとしない。
示談書には、「いかなる接触、架電、開示などを行わない」という文言がある。診断書を提示しない。その他の情報も開示しない。すべて「残酷な沈黙」を守れということだな。
30日の黄昏、バルビゾン27の11階、非常階段から、ほの暗く浮かぶ六本木・高樹町の高速道路を眺めた。
寒風を切って、車のヘッドライトが獣を追いかけるように、疾風していく魔都。
口笛が哀しく耳に響く。
(ムラマサ、鋭く斬る)