武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

麻生太郎と中国の罠

2009年04月30日 | 国際外交の真実
麻生太郎と中国。
29日、中国北京を訪れ温家宝と会談したが、最初から問題だ。日本の総理大臣は日本の最高指導者だ。中国のそれは胡錦濤であって温家宝ではない。国際外交はカウンターパートが重要であり、それだけ麻生太郎は足元を見られている。つまりバカにされている。麻生の訪中は昨年10月に続き2度目で、国際外交は相互訪問が原則だが、麻生太郎は何に怯えているのか海外逃亡を続けているかのようだ。 しかも日中首脳会談は総理就任後6度目になる。 レイムダックの総理が外交をやっても日本には利益をもたらさない。必ず、中国から足元を見透かされ不利益な条件を呑まされることになる。会談の内容は、次世代携帯電話の開発など、IT技術協力というより技術供与に合意し、経済閣僚による日中ハイレベル経済会議を6月7日に東京で開催することを決めたという。
そして問題は中国から、「靖国神社に供物を奉納するなどけしからん、態度を改めよ」 と無礼千万にも内政干渉をされ、昨日の会談でも 「靖国には参拝するな、中国は許さない」と面と向かって言い放たれた。それに対して麻生太郎は 「我が国の歴史認識は1995年の村山談話から何ら変わりはない」と原稿を棒読みしただけ。 あの国賊の社会党総理の村山富一をなぞるだけなら首脳会談をする意味は何もない。自民党には自民党の国家理念がないのか。利権には目の色を変える猿の集団に過ぎない麻生自民党。まるで犬が尻尾を振るように中国の言いなりになる総理などいらない。早くこの「薄らバカ」を引きずり降ろせ。

中国。
油断のならない「ならず者国家」。首脳会談でも先端ハイテク製品を中国で製造・販売する企業に、設計技術(ソースコード)の開示を義務づける「強制認証制度」の実施を1年延長して来年5月1日から行なうと述べた。 政府調達品に対象を限定するというが、中国はすべて政府調達だ。 高度の技術情報を無償で手に入れる国家ぐるみの産業スパイであるから、この「ならず者国家」に対しては、常に警戒を持たなければならぬ。
次に、東シナ海の油田問題で、中国は福田康夫総理と合意した共同開発のガス田を一方的に開発し、尖閣諸島の日本領海を侵犯したが、麻生太郎は何も有効的な発言を行なわなかった。これだけ中国にコケにされて何も言えなかったという。 その反面、環境・省エネルギーなど技術協力を日本が提供することだけは合意したというのだから、靖国という内政問題も、主権も国益も何も主張せず、この「薄らバカ」はぶつかり合いを避けるだけで、問題を後に残した。

小沢一郎と献金。
28日、企業・団体献金の全面禁止の実施時期について「即時全面禁止で差し支えない」と述べたという。「3~5年の猶予期間を置くべきだ」という一新会の利権屋グループに対し、馬淵澄夫らの「即時禁止」に分かれた為、結論を5月の連休明けに持ち越した。馬淵よ、ここは踏ん張れ。
一方、麻生太郎は小沢の発言を聞いた日、企業・団体献金について、「企業・団体の献金を認めるべきだ。 禁止というのは私には理解ができない」 述べ、さらに「企業も民主主義のコストを払うべき」と強調したという。それを言うなら300億円余りの政党助成金を国に返還せよ。企業団体からの政治献金は政策をねじ曲げる元凶だ。今、緊急に必要な年金、介護、医療、教育、少子化などにかけるべき金を削り、必要でない道路、ダム、箱物に多額の税金を投入するのは、政治家が土木建設会社から政治献金を貰うからだ。これを完全禁止しなければ日本は良くならない。また官僚が必死に予算を獲得し、無駄使いをするのは、ナントカ機構、ナントカ独法、ナントカ協会を維持、新設し、天下りを確保する為にある。彼らの年間報酬は理事長クラスで2千4百万円以上プラス高額退職金、職員クラスでも最低で1200万円プラス退職金が相場だ。つまり月100万円から200万円が報酬の目安となる。それ以外に、裏金による飲み食いは当然のことになっている官僚役人の腐敗。
小沢一郎は、肉を斬らせて骨を断つことができるのか、それとも同じ腐敗の沼に頭までどっぷりと浸かり、そのまま沈んでいくのか。B級ホラー映画並みの麻生太郎と小沢一郎のドタバタ劇。
さて本ページの主張は、小沢一郎の党首辞任を求める。そして今こそ、長妻昭、前原誠司、枝野幸男、馬淵澄夫らが錦旗を掲げ、平成維新の回天を突き進め。幕末の志士は、一身の生命を賭して日本の未来の為に奔走したが、今の時代、生命まで取られはすまい。

野村證券。
軍艦ビルが揺れている。
2009年3月期は7094億円の赤字となり、過去最悪を記録した。理由は国際投資部門の失敗。 それでも野村は倒産したリーマンを買いとり、投資ファンドへの幻想を捨てきれずにいるようだ。 経営破綻した米国の証券大手リーマン・ブラザーズの欧州・アジア部門を買収した人件費の負担増などで2300億円の費用を計上した。野村は、リーマン出身の社員に対し、リーマン時代と同じ水準の報酬を保証した。リーマンは外資のなかでも高額報酬で知られており社内からは、「なんで買収されたほうが良い待遇なんだ」 と不満の声が出ているという。 野村の平均年収は1400万円(年齢39歳)だが、リーマンでは20代で年俸2000万~3000万円が普通だ。ディールを成功させれば年間1億円以上も普通のことだ。問題は報酬の多寡ではなく、日本経済に対する暗躍だ。一例を挙げれば、リーマンは日本郵政の正式アドバイザーであり、カンポの宿売却には深くオリックスと関わり、日本の国民の財産を不当に私物化しているという実態だ。何しろリーマンはオリックスに対して200億円の金融投資を行なっているから、その見返りは必ず取るということ。売り手と買い手が同じだから、何でも有りになる腐敗の沼。
(ムラマサ、鋭く斬る)
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麻生太郎の漫画の殿堂。 武藤勇貴の妹バラバラ殺人。

2009年04月29日 | 人間の欲望
麻生太郎。
漫画太郎のオモチャというのか、後になって赤字垂れ流しの税金喰いになるだけの「漫画の殿堂」。アニメやマンガ、ゲームの「殿堂」として展示館を建てるという。文化庁が乗り出した。長官の青木保は、100年に一度の箱物利権だと言っているらしいが、今、介護、医療の予算が無くて大変だと悩んでいる時に、我々の税金117億円を漫画のために使うという。まるで狂気の沙汰ではないか。やるなら漫画やアニメで儲けている民間がやればいいだけの話だ。建てれば所有は独法の国立美術館の物になり、運営は民間だという。国立美術館はいつから漫画を美術と認めるようになったのか。展示館は都心に建設するという。アニメを鑑賞したり、マンガを読んだり、ゲームを体験する内容になるというが、まるで国立の漫画喫茶を作るようなものだ。既に日本には、京都市と京都精華大学が運営する京都国際マンガミュージアムやNTTインターコミュニケーション・センター(東京)がある。民主党よ、漫画太郎の麻生に問責を突きつけよ。

朝青龍。
日本の永住資格を得たという。 法務省が永住を許可する条件の一つに 「素行が善良」なこととあるが、モンゴルの朝青龍は数々の騒動を起こしている。 しかし法務省の担当者は、「犯罪を起こしたわけではないので、暴言を吐くくらいなら許可します」 と述べたらしいが、甘すぎる。 担当者が「暴言」と言っているくらいだから、無茶苦茶な法務省だ。

武藤勇貴。
妹をバラバラにして殺害した狂人。東京・渋谷区の武藤歯科医院の自宅で2006年12月、短大生の妹であった亜澄さん(当時20歳)を殺害して遺体をミンチに切断した兄の武藤勇貴(24)の判決が28日、東京高裁であり、懲役7年とした東京地裁判決を破棄し、懲役12年を言い渡した。控訴審においても被告の精神状態が争点となった。妹をバラバラにしても、東京地裁の判決が懲役7年とは、日本は法治国家なのかと当時、本ページは訴えた。それが12年になったのは、まだ益しではあるが、それでも甘い。検察の求刑は17年で、これでも軽いなと思っていたが、こういう軽い求刑と判決が出るから、いつの間にか日本はバラバラ天国になってしまった。心神喪失に逃げるのは許されない。千歩譲ってそれを認めても、その場合は終身刑(日本には終身刑はない)にして社会から隔離すべきだ。渋谷で武藤歯科医院を開業している両親(両方共、歯科医)は、一審の裁判では殺された亜澄さんを一方的に非難し、殺人を犯した兄・勇貴をかばい「寛大な処分を」 と裁判で訴えたそうな。傍聴した事件記者によると、まるで亜澄さんの欠席裁判のようで珍しい顛末だったと感想を述べていた。 こういう凶悪犯は「死刑」が相当だ。バラバラにされた妹は武藤亜澄、短大生でVシネマの美人女優だった。その犯人は兄の武藤勇貴(当時22歳)、歯科医志望で年間400万円の費用がかかる歯科専門予備校の何と4浪生だった。犯行は。両親が郷里の福島に帰っていた時に、兄が妹の部屋にいたのを、突然帰ってきた妹に激しくなじられ、兄はパニックになり、口封じに殺害してしまった。 風呂場で妹をバラバラにし、紙袋に入れ、自分の部屋に隠して年末の予備校合宿に行ったが、変な匂いがすることに母親が気付き、その紙袋を開けて母は腰を抜かしてしまったという。そしてなぜか、合宿に持ち込んだ兄のバッグには妹の下着が入っていた。12年で刑務所から出て来て36歳、それから歯医者になって人の歯の治療をするのだろうか。ちなみに長男も歯医者だ。
(ムラマサ、低く口笛を吹く)
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麻生太郎とトン豚。 清水由貴子の死

2009年04月28日 | 人生の意味
麻生太郎とトン豚インフル。
豚インフルの水際作戦だとして、総理自らが陣頭指揮を執るジェスチャーを見せつけ、並み居る閣僚を前にしてダミ声を響かせた。まるで「いざ、これから出入りか」 と思わせたヤクザ者のそれであった。 2日前にも書いたが、豚インフルは危険な匂いがする。だから水際作戦は大事だ。しかし麻生太郎の慌てぶりを見ていると統治能力の無さを感じるだけだ。厚労大臣の舛添の発言は、町の消防団の火消しポンプ並みではあるが、理知的に対応する態度ではない。これが東大法学部卒で政治学助教授であったというのだから、東大のレベルというのはマークシート秀才ではあっても、インテリジェンスに欠ける。
さて、産経新聞の世論調査で、麻生内閣の支持率は28%となり、前回3月より7ポイント増えたという。比例の投票先は、自民党が34.6%、民主党34・0%で、麻生政権の発足後、初めて自民党が民主党を上回ったと産経は大喜びだ。たった0.6%だが、それだけ喜ぶなら、今すぐにでも解散総選挙をすれば良いと思うが、解散は絶対にできない。 なぜなら自民は惨敗する。もし自民が勝利すると読むならば、今日にでも解散するはずだ。また、次期総理にふさわしい政治家は誰かの質問に、麻生太郎が前回の4%から倍に伸ばして8%になったと喜ぶが、冷静に見れば8%しか支持されていない。 自民支持の固定層は30%と言われているから、それにはるかに満たない。つまり麻生太郎の崩壊現象を示している。 補正予算については、「財政を悪化させるからよくない」と答えた人が80%に達したという。 国民は良く見ている。財務省発表で今や、国の借金は846兆円になった。世界一の借金だ。

高速道路の建設を進める国幹会議が、昨日突然開かれ事実上、建設ゴーサインとなった。 総事業費は1兆5190億円。 大半において税金が投入されるという。 建設利権に官僚と自民党が群がったということだ。 これは制度欠陥で整備事業となれば国交大臣の権限で着工できる。 そして国幹会議の構成は、自民党、官僚、財界の利権受益者のみだから、腐敗が生まれる。 そして麻生の目的は、公共事業にぶら下がる麻生企業の救済だ。 この金を医療、介護、年金に回すべきだが、道路利権に群がる自民党と官僚帝国の醜い姿よ。 介護からは政治献金は貰えないが、道路建設会社からは合法的に3%の政治献金が懐に入るカラクリだ。官僚はナントカ機構、ナントカ協会を維持、新設し、天下りをする構造になる。
竹中平蔵の罪は、口では構造改革を言い、具体策を聞けば 「法人税を下げろ」と言う。しかし、こういう政治家と官僚と企業の腐敗構造を改めろとは表立っては言わない。それを言えば身の危険にさらされるということだろう。

清水由貴子さん(享年49歳)。
雨降る日、亡き父の墓前で硫化水素を吸って自殺した。静岡小山町の富士霊園の自殺現場に残されたA4ノート3枚のページには、妹・良子さんへの謝罪の言葉がつづられていたという。傍には車椅子に座った母親が一昼夜、そこで過ごしたという。発見された時には意識を失っていた。認知症であり、糖尿病であり、そして目が見えない。母を道連れに死ぬ、そんな覚悟があったのだろうか。清水由貴子さんの遺体の傍にいた母親は、「要介護認定5」という、常に介護を必要とする77歳の老人。「いつも笑顔で、よその人には苦労を見せたことがない人だった」清水由貴子さん。妹の良子さんには「日帰りで墓参りに行く」と告げ、東京・武蔵野市の自宅から父が眠る富士霊園に向かった。午後3時30分ごろ、JR御殿場駅でタクシーに乗車。20分で富士霊園に着き、霊園で線香などを買い求め、母親のトイレの世話をしていたという。そして午後4時25分ごろ、父の墓石の前に着いた。線香を上げ、花を供え、硫化水素を黒色のポリ袋に作り、そのまま頭を入れ、死んだ。死亡推定時刻は午後5時。翌日、職員に発見された時、由貴子さんは父親の墓石の前で倒れていた。その傍らには車いすに座った母親が一人、衰弱により意識不明の状態だったが、命は取り止めた。 由貴子さん8歳の時に父が亡くなり、家族は生活保護を受けて暮らしていたという。妹と二人、母親に育てられた。しかし1976年に欽ちゃんの「スター誕生」でグランドチャンピオンになり、芸能界デビューを果たし歌手、タレントとして成功を収めた。そして東京・武蔵野市に1億円のレンガ作りの一戸建てを作り、母と妹と一緒に住み始めた。 ところが3年前に母親の容態が悪くなると芸能界を引退し、電話オペレーターのパートをしながら生活を支えた。「何とかやれています」、要介護認定のための調査に訪れた調査員に先月、明るい表情で語った。調査員は「お母さんをとても大事にしている印象で、悲観的な様子はうかがえなかった」。近所の女性も「お母さんの面倒をずっと見ていた。とても仲良しの家族で暖かい方だった」と話す。
自宅で要介護者の老人をみる家族は孤立していく。介護の為に仕事をやめる。金銭的負担、肉体的負担、そして精神的に追い詰められていく。絶望という壁にぶつかった時、人は永遠の眠りを選択するのか。平成12年に介護制度が創設されたが、介護者の負担は楽にはなっていない。 介護保険の在宅サービスは、1回1時間半程度の訪問介護が普通だ。一方、介護サービスに希望を持って入ってくる若者は、重労働と長時間労働の見返りが月20万円の給料にしか過ぎず、将来に希望が持てず、やめていく。1、2、3級の介護士ヘルパーを取得する度に、10~30万円程の費用がかかるのだ。果たして、日本の介護を救うのは自民党の利権政治なのか。我々は明確に「NO」を突きつける。
(ムラマサ、鋭く斬る)
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河村たかしの圧勝。 麻生太郎の焦土作戦

2009年04月27日 | 人生の意味
河村たかし。
名古屋の野武士が51万票で圧勝した。自民・公明系に23万票差で過去最高の得票数だった。本ページは河村を応援していたが分析通りだ。国会議員の豪華宿舎を批判し、国民に仕える代議士を標榜していたが、当然の勝利。「薄らバカ」の麻生太郎と墓堀番人の古賀は、これでますます総選挙ができない。
★ 麻生太郎の焦土作戦。
永田町では、今度の補正予算を「麻生の焦土作戦」と陰で言っているそうな。つまり15兆円の予算の内、4兆円が財務省のへそくり、11兆円が赤字国債、2009年度だけで44兆円の赤字国債をこしらえる麻生太郎。
9月10日までには衆院を解散しなければならないが、総選挙で自民が負けた場合の事を想定して、日本の財産を食いつぶす作戦だという。これが本当かどうかは別にして、こういう日本を危うくする話が、まことしやかに流れるということ自体が、もはや麻生太郎の命脈は尽きている。本予算が成立したばかりで、間髪を入れずに大借金補正を組むなど狂気の沙汰だ。早く、問責を突きつけ麻生太郎を総理の座から引きずり降ろせ。

「世襲」候補の立候補制限。
つまり平たく言えば、バカ殿教育をやめろということだ。
民主党は、「世襲は日本の民主主義を弱めている。民主党は世襲を認めない」と訴えた。世襲議員に対しては「苦労、我慢知らずで線が細い、お坊ちゃま」といった批評が一般的だ。民主党の世襲衆院議員は15%。 自民党の衆院議員の世襲率は40%になる。しかし、世襲の高村正彦(自民)は「小平は、黒い猫でも白い猫でも、ネズミを捕る猫は良い猫だと言った。2世だろうが、叩き上げだろうが、国民のためになる政治家は良い政治家だ」と独裁政治の中国共産党を権威付けて弁明するから世襲とバカにされる。安倍、福田の政権投げ出し、麻生太郎は3ヶ月でレイムダックになった、その資質の「ひ弱さと傲慢」 が露見している。

本ページの見解は、日頃、世襲議員を厳しく批判しているが、立候補制限というのは実際には困難だ。確かに英国ではそのようになっているが、英国の意識の高さと日本の「士農工商」気分が抜け切っていない農奴国家において、そんなスマートなことが果たしてできるのか。麻生太郎は憲法の職業選択の自由とか屁理屈を言い始めているが、この手合いの「薄らバカ」は、そういうことには頭が回る。日本では、まだ20年早いような気がする。
それよりも企業団体からの政治献金を完全禁止する方が分かりやすい。元々、300億円余りの政党助成金を税金から出すことにしたのは、この企業献金をやめることを条件にしたはずだが、それがウヤムヤになっている。小沢の秘書が逮捕されたことを機に「権力の自己矛盾」を突けばいいのだ。小沢が言い放ったように企業団体献金を一切禁止する。これが分かりやすい。これだけでも日本の政治は10倍浄化されることは間違いない。しかしながら、民主党が出す企業団体献金禁止は、5年後の実施を目指すというから、やらないのと同じだ。国民をバカにするのもいい加減にせい。馬淵澄夫は、それに対して即実行を求めて民主党執行部に噛みついている。馬淵よ、ここは引くな。
(ムラマサ、鋭く斬る)
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松井秀喜の憂鬱。 豚インフルエンザの恐怖。

2009年04月26日 | 人生の意味
ヤンキース松井秀喜。
冴えない。 影が薄い。
宿敵レッドソックスとの今季初対戦。 松井秀喜は8試合ぶりの欠場となった。チームは延長戦の末にサヨナラ負け。 ベンチ入り野手でただ一人起用されなかった。 左ひざの状態は良いという、試合前の練習では左翼の芝生の上でダッシュを繰り返した。打撃練習では鋭い当たりを飛ばし、体の状態は良いとコメントしていたのだが。 松井の成績は打率244、ホームラン2本、打点4というのは寂しい。 イチローは15日スタートで打率308、ホームラン2本、打点6と好調だ。
あの感動のWBCで魂の野球を見せてくれたイチローと、今までWBCに出たことがない松井秀喜、その両者の存在は日本人にとって、もはや彼我の差になってしまった。WBCにはヤンキースのジーターが出場していたから、松井も出られたはずだが、舞台に立たない選手は腐った魚のように見える。

メキシコと米国カリフォルニア。
何か危険な匂いがする。
多数の感染者が出ている豚インフルエンザは、「事態は急速に進んでおり、極めて深刻な状況」 だという。 世界的大流行の前に感染拡大をストップしなければならない。米国西海岸とメキシコへの渡航を自粛したほうがいい。 流行時期ではない4月に発生していること、インフルエンザに弱い若年層や高齢者ではなく、青年、壮年層に感染者が出ていることに、深刻さがあるという。

新生銀行と(あおぞら銀行)。.
経営統合に向け交渉に入ったという。 合意になれば、資金に苦しんでいる新生銀行は金融強化法に基づき、さらなる公的資金の注入申請を政府に求めるという。
こんな銀行に我々の税金を投入するなど、納得が行かない。 新生銀行は、国内外の株と先物投資で莫大な損失を抱えており、今期480億円の赤字になる。新生銀行というのは旧長銀であり、あおぞら銀は日本債券信用銀行で、ともに1998年に倒産した銀行だ。 倒産銀行がまた倒産の危機というのだから、そのまま倒産すればいい。当時、破綻した後、それぞれ米国の投資ファンドが買収し、筆頭株主になり、日本の税金を食い散らかした強欲資本主義者たちだ。 その手引きをしたのは同じ米国の強欲主義者のゴールドマンサックス。 日本側の悪党は故・宮沢喜一と当時金融再生委員長であった谷垣貞一。 1998年10月に、経営破綻し日本政府により一時国有化された長期信用銀行は、2000年3月、米国の投資ファンド、当時のリップルウッドに売却され、「新生銀行」になった。国民の税金8兆円の公的資金を投入しながら、長銀(現・新生銀行)を、たった10億円でリップルウッドに売却した。8兆円というのは給付金の4倍だからその凄さが分かる。その後、リップルウッドは自己資金1200億円を投入し、長銀から衣替えした新生銀行が2004年に上場したことで2200億円以上の利益を得たとされる。投資組合は本拠地が米国にあるため、日本政府はその売却益に課税できないことになり当時批判された。長銀買収で争った中央三井信託銀行は、政治的に引導を渡されたといわれる。 長銀を10億円で売却したと同時に、瑕疵担保条項の存在は隠されたままであった。つまり不良債権は日本政府が買い取るという条項。日本を売った谷垣貞一の政治責任は大きい。現在の新生銀行は、内幸町の変な高層ビルを売却し、米国投資会社サターンフォーサブエルピーの所有になっている。こういう銀行に公的資金を注ぎ込む事は許されない。 公的資金の投入ではなく、合併救済の民間的処理に任せるべきだ。米国の銀行は今年に入って25行潰れている。カジノ投資をやりながら、儲けても税金を納めない。負ければ日本の税金を投入する財務官僚と、それに仕える猿軍団の自民党を選挙で敗北させよ。
(ムラマサ、鋭く斬る)
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