★錦織圭。
昨晩はフルセットの末、圭が辛勝した。
相手のイタリア人選手は、二の腕に刺青を入れているヤクザな男。
そんな相手に負ける訳には行かぬ圭。
圭はファイナルセットで左脚に痛みを覚え、メディカル・タイムアウトを取った。
医師がやって来て左脚ふくらはぎに包帯を厚く巻いた。
そして同時に圭は痛み止めの薬を飲んだのだ。
しかし脚が折れても棄権する訳にはいかない。棄権するなら始めから出なければよかった。本ページは軽度であっても肉離れであるから、圭の将来を考えれば、ウインブルドンを欠場すべき、夏の全米オープンに焦点を合わすべきと述べたが、IMGの商売根性が勝っていたのだろう。
肉離れというのは、繊維状の筋肉の糸が、切断あるいは損傷することを指す。
軽度で全治2週間、重度の場合1ヶ月以上かかる。普通の生活には余り支障はないが、テニスアスリートにとっては、闘える状態ではない。
終了後の英語のインタビューで圭は、こう答えた「大丈夫、次の試合でも問題ない」
圭の父親も観戦していたが、日本から急遽、圭がCMをやっているエアーサロンパスを大量に持って来たのか。いやあ、効かないと思うぞ。
あれは筋肉疲労の気休めであっても、肉離れには効かない。
試合後はアイシングして、その後、温熱シップをして血行をよくしなければならない。
さあ圭よ、ケガを乗り越えて、ウインブルドンのテニスの王子様になれるか。
★トヨタ。
史上最大の売上と収益を上げたトヨタ自動車だが、豊田章男社長の2014年の役員報酬は3億5200万円だったという。
意外に少ないね。
対して日産のゴーンが10億3500万円ということで、ゴーンの3分の1。
そしてソニーの平井一夫の報酬が2億200万円だったというが、ソニーって毎年赤字でもそんなに出すんだ。
経営責任という感覚がないんだね。
松下幸之助とか本田宗一郎だったら、全額報酬辞退だろうなあ。
★韓国。
(筑波大学・古田博司・教授から)
「韓国に同情してはならない。韓国の行動指針は、ゴネる、イチャモン、タカリという低劣な「民族の最終兵器」によって全うされるのが常だからである。
そして、この点に関して彼らの「恥」意識は存在しない。むしろ今後、さまざまな要求を抱き合わせてくるだろう。日本が警戒するのはむしろこれからで、韓国は嫉妬と憤怒の矛先を日本に向けてくるだろう。
中国の「中華の夢」、ムスリムの「カリフ再興」、これらは単なる戦略ではなく、本当に昔は良かったと思い込んで行動に移されているのである。
「漢代には南シナ海も東シナ海も中国のものだった」と、本当に思い込んで人工島や軍事拠点を造っている。
例えていえば、江戸時代を生きた祖父が、明治生まれの孫に「昔は食べ物がもっとうまかった」と教え、「ライスカレーもうまかったの?」と孫に問われると、「そうだ。オムレツなんかも最高だった」と、さらに過激化していくようなことである。江戸時代にはカレーもオムレツも存在しなかったというのに。
しかし、孫はそう思い込んで仮想の復興に邁進する。日本で「歴史認識問題」とか「歴史戦」とかいわれている国際問題の根底にあるのは、実は「韓国の歴史はそうあるべきであった」というファンタジーとの戦いなのである。
自律での近代化に失敗した韓国は、歴史認識に名を借りた卑劣な歴史戦による攻撃をこれからも繰り返すだろう。
(筑波大学・古田博司・教授から)
(じゅうめい)