★パラグアイ戦。
昨日は未明まで続いた日本―パラグアイ戦をテレビで見た。
日本は最後まで死力を尽くしてがんばった。そういう意味においては、日本のベストゲームであったのではないのか。
延長戦を入れて2時間の激闘は見ごたえがあった。しかし、全体の流れとしては6対4でパラグアイの方が上だった。そしてPK戦にもつれこんだ場合、日本は不利だなと見ていたが、それが現実のものになった。
PKというのは、普通に打てばキーパーは捕れない。だからシュートを打つ選手は自信を持って打ち込めばいい。敵はキーパーではなく、自分自身の中にある。そして3人目に登場した駒野友一の顔には緊張ではなく、恐怖が現れていた。思い切り蹴ったボールは、浮きながらゴールポストの上に当たり、ゲームは終わった。
★日本サッカー、その敗因。
サッカーというのは点取りゲームだ。ストライカーを起用しない岡田サッカーは面白くない。フランス大会で土壇場になってカズと北澤をはずしたようにシュートの決定力不足。俺が決めてやるという選手が少ない。
2009年Jリーグ得点王、ジュビロの前田遼一やマリノスの若手気鋭のストライカー渡邊千真あたりをセレクトしなかったことが、日本サッカーの敗因だ。
★菅直人と民主党。
民主党というか菅直人は、国家社会主義を目指しているのではないのか。
つまり国家統制による国民支配、個人個人に番号をつけ、支配統制する国家社会主義を菅直人は打ち出した。
社会保障番号は、本来あってしかるべきだが、今の民主党は信用できぬ。信用できぬ者に、我々の存在を預けるわけにはいかない。
そして消費税を倍に上げて重税国家を目指す。公共事業を推進し、高額子供手当、高校授業料無料、公務員の高額給与の維持、高速道路に多額の税金を投入するなどなど、極め付きは郵便貯金限度額を2千万円に引き上げ、国が大借金を続ける。
このままでは日本は国家破綻を迎える
★小沢一郎と民主党。
民主党内部に深刻な亀裂が走った。
小沢に擦り寄りながら、闇夜で後からばっさりと小沢をやった菅を、小沢は許さない。復讐をせずに、そのまま大人しく引き下がる小沢ではない。
民主党の分裂、そして政界再編へと獣道は続く。
★相撲。
NHKが相撲協会に支払う相撲中継料は、1場所5億円だという。
我々から受信料として年間2万6千円も取りながら。暴力団と繋がっている相撲協会に年間30億円ものカネを払うなどけしからん。
しかも相撲協会は税金を払わず、固定資産税も払わず、不動産を買った場合でも取得税を払う必要のない財団法人なのだ。
理事長代行に元・東京高検検事長の村山弘義を持ってきたというのは、常習賭博罪を追う桜田門に対する牽制の意味もあるのだろう。
つまり相撲協会は、泣く子も黙る「菱の代紋の山口組」と深い付き合いがあり、常習賭博を介してのズブズブの関係、相撲力士が優勝写真を撮る際のタニマチを見ると、いかにも人相風体の悪い人たちが居並ぶが、あれが相撲部屋に出入りする山口組の幹部連中なのだ。
一方、早稲田の教授で都市工学が専門の伊藤滋というベランメェ調の調査委員長がいるが、伊藤滋という人は同時に相撲協会の外部理事でもあるから、泥棒が警察をやるようなものだ。そしてテレビカメラが映っていないときは、記者に対して居丈高な態度を取り、新潮を始めとして週刊誌の取材は拒否し、喧嘩腰だという。
今の状況で名古屋場所開催などは、けしからん話で、NHKも相撲中継するなど許されない。
さて、不思議なのは、琴光喜、琴欧州、豊ノ島、雅山、豪栄道などの相撲が、なぜ不自然な負け方をするのかということだ。そういう八百長による相撲賭博疑惑も同時に追及されるべきだ。
(ムラマサ、鋭く斬る)