「誰か休日出勤できますか?」と、朝礼で問えば誰も手を挙げない。
反対に外注・下請け業者は「何か仕事がない?」と言ってくる。
「休日なら」と答えると即答でその仕事をキープして、
更に「次の休日も何か仕事がないか?」とさえ。
外注さん達は危機感が違うんですよね。
会社からすれば賃金を社員に払うか下請けに払うかの差なんですけど、
社長からすれば社員に払いたい(やってもらいたい)。
ところが「休みは休み」と言う。もちろん当然ですが。
「給料が安い」とも言う。
何故割増の付く休日出勤をやらない?
仕事をして賃金を貰えばいい。モンクで給料なんて上がらないよ。
会社からすれば仕事をしてくれる人が大事なんです。
「休みは休み」と主張する正社員と「休日の仕事をドンドンくれ」
と言う外注・下請けさん、さて仕事(賃金)はどちらに流れますか?
震災前は「2~3週に1度しか日曜日が無い」と社長が言っても
ピンと来ないスタッフがいます。
当たり前ですよ、社長以外は外部のスタッフですから。
仕事は待ってくれません。
もちろん会社が断れば仕事は他所に行ってしまいます。
当社が行えば当社の利益、逃せば他社の利益。
断れば快く引き受けてくれる会社に仕事が行きます。
そして会社単位ではなく、会社のスタッフ、各個人個人にも当てはまる事ですよ。