
久しぶりに、講義を。
民法をある程度勉強していると、「あっと」思うことがあります。
つまり、民法のベースというか、どのような思いで、立法者が条文を作っているかということに気づくのですね。
それは、まあ、ひと言でいえば、“本人の意思”を重要視しているということでしょうか。尊重しているということでしょうか。
これに気づくのに、私はだいぶ時間がかかりました。
もっと早く教えてくれれば、民法の理解が進んだのに・・・、こんなに悩まなくてすんだのに・・・、と思う今日この頃です。
あの制度も、この制度も、本人の意思を尊重しているよな、尊重しているということは責任も重いよな、といういろいろなことがよぎります。
それで、理解でき、覚えられます。
もちろん、民法でも、例外がありますよ。
でも、その例外を考えるとそれなりの理由があるし、それを考えることが非常に楽しいなあ、ということにもなりますね。
具体的には、これからたっぷりと・・・。
では、また。




