高橋克典の“法律 だいすきになーれ+ひとり言α”・・・・・ まずは“宅建資格”から

法律系資格を取得しようとする場合、まず民法の勉強はかかせませんね。さらに、好きになって得点源にぜひしたいものです。

出題の意図をしっかり読めましたか・・・。

2015-10-31 02:24:42 | 宅建試験 総括
出題の意図、つまりどこまで質問しているのか、を見抜かないといけません。

もちろん、各肢の内容を分析することは勿論です。

しかし、1問1答だけでは、出題の意図が読めないことがあります。

ここは、過去問、予想問などの4肢択一をする必要性があります。

今回の問題では、問3の肢4でしょうか。

・・・・・・・・・・・・

AB間で、Aを貸主、Bを借主として、A所有の甲建物につき、1賃貸借契約を締結した場合と、2使用貸借契約を締結した場合に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、誤っているものはどれか。

4 AはBに対して、甲建物の瑕疵について、1では担保責任を負う場合があるが、2では担保責任を負わない。

・・・・・・・・・・・・

2の方はどこまで、質問しているのかです。

原則を聞いているのか、常にそうなのかを聞いているのか、です。この肢だけだと、分かりづらいでしょう。

だから、他の肢との関係で、判断しないといけません。

そうすると、肢1から3が正しいと判断できる、または留保した肢とこの肢とで比較し、例外もないのかを出題者はきいているなと、判断することになります。

大変正答率が悪かったのもうなずけます。正確な知識があっても、原則を聞いていると判断してしまうと、間違ってしまいますから。

もちろん、担保責任の体系を押さえてないといけません。

来年の予想問題では、それを出して身につけてもらおうと思いますので、来年受験される方は必見です。

では、また。

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高橋 克典
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少し合格ラインに足りない方へ・・・。

2015-10-30 02:49:34 | 宅建試験 総括
ここ数年書いていることですが・・・・。

今年は特に、毎年、普段は実力もあり、模試などの結果も残している人が、本試験ではその力を発揮できず、合格ぎりぎりの線にいる人を見てきました。

そうならないために、忘れないうちに書いておきたいと思います。

当日に、実力を発揮できないのですから、まずは精神的なものは大きいと思います。

特に、今年はそういう雰囲気が強いです。

しかし、普段の力が出れば、受かる実力をもともともっているのですから、そのような状況を意識してコントロールできる状態をつくっておくべきです。

よくよく考察すると、そういう人のほとんどは、実は丁寧に知識を覚えていないことも多いです。

学校の模試、過去問はできているのですが、おそらくその理由をしっかり詰めていないことが多いことがあります。

本試験では、すべて始めて見る問題ですから・・とまどうわけです。そこが原因なら、すぐに丁寧に覚えましょう。

さらに、2つくらいあると思います。

要は、時間が足りなくなるから、特に今年は、焦って、普段の実力を出し切れない場合です。

2つめは、一つめと重なるのですが、問題を解くテクニック(時間短縮もするのですが)を実践してないことです。

そういう人をよくよく見てみると、まず、問題用紙は、実に少しの情報しか書いてありません。他にもありますが・・・。

途中で頭が真っ白になるくらい精神的に動揺するのですから、時間中は問題文にめり込むために、書き込みするといいはずです。

たとえば、主語にチェック、述語にアンダーライン、キーワードに枠囲み、などなど、そういう作業をすることで自然に集中してくると思います。

このように書いておくと、二度読みしなくなる点もこの効果でしょう。二度読みは時間を無駄にするからですね。

また、図を書くことは必須です。ABなどを間違えないように、数え間違いをしないように・・。

あと、組み合わせの問題でのテクニックを実践していない人が多いです。

今年は、1問、特に報酬の問題がありましたが、肢アはできれば解いてはいけません。

とにかく、時間が足りない人ほど、全部読もうとするようです。

あと、テクニックとしては、△をつける基準が実に曖昧です。しっかりとした理由がないのに、なんかこの前ヤッタものだから、1問1答でやったから、などで○とか×と打っていませんか。

などなど、テキストとか、過去問でやった知識とか、学校に通っている人は講義している先生の内容とか、問題文を読んでいるときにそれらがきちんと思い出して解いていますか。

講義であれほど強調した点なのに、この人は実はできていないと、思うからです。

それさえできていれば、もっている実力が、本試験でも半減しないと思います。まず、頭が真っ白にならないと思います。

もう一度、そういう本試験に失敗したと思う方は、自分の状態はどうだったかを検討してみてください。

今年も書きます。『百折不撓(ひゃくせつふとう)』 何度失敗しても立ち上がる強い心を持ってほしいです。

では、また。

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行政書士の受験申込者数が非常に減少しています・・・。

2015-10-29 02:49:01 | ひとりごと・・・行政書士
行政書士の受験申込者をみると、非常に減少しています。

ここ10年間をチェックしてみても、3万人以上の減少です。

宅建受験者が少しですが、増加しているのと違っています。

他の試験をみても、例えば司法書士試験も減少しています。10年間で約1万人以上です。

ご存じの通り、司法試験でも減少傾向です。

いろいろな事由があると思いますが、身近で感じるのは、子供達の人口減少があります。

これは、試験だけではなく、社会のあらゆる所に現れる要因になりますね。

特に、私も18歳人口に対して直接かかわりがあることから、大変だと思っています。

ですから、大学なども、もっともっと危機感を持っていないといけないように思います。

あとは、法学部の不人気もあるかもしれませんね。

この分野の人気回復がないと、これからも法律資格への受験者は減り続けるのでしょう。

そういう意味でも、宅建試験は特殊でしょうか。

誰でも受験でき、これを機に法律を勉強できるのですから、頑張ってほしい資格です。

では、また。

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今年の宅建本試験での正答率が悪かった問題は・・・。

2015-10-28 02:24:37 | 宅建試験 総括
昨年は、業法の1問、地価公示の1問がものすごく悪かったのですが、

その程度悪い問題は、今年は、7問になっています。

ですから、いかに今年は難しかったかも分かります。

問7,10、14,問15,問27,28,40です。

その中でより悪いのは、問15と14でした。

前回も言いましたが、問15は得点できるように勉強すべきです。いかに正答率の結果が悪くてもです。

ちなみに、問14は例年通り、登記法でしたが、初出題の内容が含まれ、いつも登記法は悩まされます。

解けなくても本番では、気にせず、後に引かないように、対処すべきです。

では、また。

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宅建業法の総括・・・。

2015-10-26 01:15:26 | 宅建試験 総括
宅建業法の総括を少ししておきましょう。

まずは、個数問題の増加ですね。これは、別に改めて、やりたいと思いますが・・・。

試験を受けるまでに、20点満点を取れるだけの勉強をしておかなければいけない、といってきました。

そのためには、テキスト、過去問を丁寧に勉強することでした。

重要な知識をきちんと覚え、問題を通じてそれが出せるようにしておくということですね。

しかし、それでも過去問だけの訓練だけでは、今年のように初出題の内容が多くでると、なかなか重要な知識がでてこなかったかもしれません。

その意味でも、予想問もうまく使うといいでしょう。

この辺は、少し分析に時間を掛けたいところです。

今回の20問で、もう一度問31、35、40を解いてみて、どのような感想をもったかみてください。

おそらく、テキスト等に直接のっていない知識があったと思います。

それをどのように解いたかは重要です。

一般的には、その場で分析し、どのような趣旨だったかを思い出し、考えてとかなければいけません。

そういう力も要求されているということです。

さらに、問27,38も解いてみてください。知識的には、テキストにものっているものですが、おそらく間違っている人が多いと思います。

これ以外の15問がすべて正解なら、とにかく基本的な問題は絶対に落とさないという力があったはずですから、十分合格できるはずです。

この5問、特にあとの2問は、訓練で解けるだけの実力を身につけられると思いますので、これを解けるように準備しておかなくてはいけません。

問題解説に、そのような方向性までもきちんと書いてある解説書を探して勉強したいですね。プラスαのコメントがあるとなおいいですね。

15問が間違っていた人は、合格へは黄色信号が・・・。まずはこれらが解けるだけの勉強が必要です。

では、また。

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