春霞の穏やかな天候の中、村上市までお墓参りに行ってきました。
波は静かな音を立て、ひねもすのたのたうちよせる。
はるか向こうは遙かに霞んで・・・何もない何もないんです・。・
というここは春の国という歌を思い浮かべてしまいます。
取り立てのあさづきをたくさんもらって婆ちゃんに和え物を作ってもらって、たくさん買ってあった焼き鳥をストーブで焼いて食べたり、素朴なおいしさを堪能できました。
春霞の穏やかな天候の中、村上市までお墓参りに行ってきました。
波は静かな音を立て、ひねもすのたのたうちよせる。
はるか向こうは遙かに霞んで・・・何もない何もないんです・。・
というここは春の国という歌を思い浮かべてしまいます。
取り立てのあさづきをたくさんもらって婆ちゃんに和え物を作ってもらって、たくさん買ってあった焼き鳥をストーブで焼いて食べたり、素朴なおいしさを堪能できました。
昨日今日と、2日間の車検が終わって、愛車と再会。
時期が時期だけに、とても頼もしい相棒がもどってきたような感じがした。
9年目の車検で、ブレーキ、タイピングベルト、ワイパーシステム、バッテリーが新しくなった。
その前の7年目では、マフラー、フロントガラスが新品に、
その前の5年目では、カーステレオが修理された。
車が古くなると、部分、部分が新車になってくる不思議な感覚。
今日は、車が車検で使えないので通勤出来ず、お休みでした。
計画していたイベントや会議が次々と延期され、ちょと困っていることも。
昨日のことですが、高速道路を走行中に緊急地震速報が入り、指示に従って、安全に路肩に車を寄せて停止させました。
しかし、停止させたのは自分の車だけで、他の車は普段と変わらず、追い越しなどしながら走っていきます。結局、地震は来ずに2,3分で、安全になったとわかり走行を開始したのですが、他のすべてのドライバーが、命をかけて2,3分の手間を惜しんだかがちょっと理解できません。
普通の状況ならいざ知らず、未曾有の大地震の後で、震度7~6強の余震や誘発された地震が高確率で起こると予報されているときにです。
水とカップラーメンとトイレットペーパーを買い占めできれば、大丈夫だというのが庶民的な意識なのかなぁ?
真冬にもどったような雪空の下、今日も、阿賀町のガソリンスタンドは、朝から夜まで長蛇の列でした。
スーパーでは、一人で4つのカゴにカップ焼きそばをいっぱいに詰め込んで「買い占めをしたところだ」と携帯電話で自慢気に話しているおじさんも居ましたが、ほとんどの人たちは、冷静にいつものとおりに買い物をしていました。
籠城戦に備えての食料備蓄もいいですが、それが正しい選択なのかは疑問です。
ちょっと前に、吉村昭の「漂流」という小説を紹介しましたが、その中に似たようなエピソードがありました。
無人島に流れ着いた漂流者たちが、アホウドリの干し肉を大量に作って、水も豊富にため込み、食っちゃ寝、食っちゃ寝の状態になり、こんな楽な暮らしはしたことがないなどと言っていると、やがて、原因不明の奇病に冒されて次々と死んでいくという状態に陥ります。(それをふせぐには、磯へ出て身体を動かし、貝や海草を食べることだということに気がつきます)カップ焼きそばを大量に買い込んだ部屋での籠城は、これと同じことではないでしょうか。どんな状況でも、自分で新しい食べ物を調達する努力をしないと人間の命は尽きてしまうのではないかと思うのです。
新潟県の入り口の阿賀町では福島県から避難してくる方々が多くなってきています。
福島県の高速道路は不通で、津川ICから乗れることもあり、ガソリンスタンドは長蛇の列になっていました。夕方には売るガソリンも無くなって閉店状態です。
県でも、越境してくる車を止めて行く当てがない人を、廃校などを利用した宿泊施設を紹介したり誘導を始めています。
さて、福島第一原発の綱渡り状態が未だ続いていて余談をゆるさない状況になってきています。
放射能対策としては、ヨウ素剤を購入しておくのが理想的ですが、もし、事態が収まると、無駄になってしまうので、我が家では昆布で代用しておきました。
以下、ヨウ素剤について、ネット等で調べて総合的にわたしが分析した結果を記します。
放射能物質が大量にばらまかれる状態になると放射性ヨウ素が真っ先に拡散しますので、浴びる前にヨウ素を摂取し、甲状腺に放射性ヨウ素が蓄積するのをふせぐ目的で、ヨウ素剤を飲むのが基本となります。
しかし、国の対応を待っていては遅くなってしまう場合もありますので、自衛手段として昆布を用意します。
40才以上の人はいりません。(甲状腺に放射性ヨウ素が蓄積してもガンの発生率があまりかわならいため)それより若い人の分を用意しておくのが理想的です。
一人当たり、500g(子供は250g)用意しておきます。
ヨウ素剤と同じ量のヨウ素を含む昆布の量は、大人で1日50g(子供はその半分)。
放射能がまき散らされた日に昆布50gを摂取して、4日目からは20gを摂取します。
(確かにこの方法だと、数値上は、ヨウ素剤と同じ分量のヨウ素が身体の中に入ります)
ヨウ素剤があればいいのですが、無い場合の緊急処置だと思ってください。
ヨウ素剤は効果はシャープですが、副作用もあるようです。しかし、ガンになるよりはマシでしょう。
また、ヨウ素の入ったうがい薬は、薄くて効果が期待できず、安全性も保証されていないので飲まない方が良いということです。
豆知識でした。
隣県の原子力発電所がとんでもないことになっており、新潟県としても警戒態勢を敷いているわけです。
うちの事務所は、対原子力事故の新潟県防衛ラインの最前線基地になってしまっていて、放射能測定器が配備されています。
これが、放射能測定器だ!
ビニールで包まれていて、まだ作動していないようですが、ちゃんと動いています。
現在の表示です。
2011年3月14日、16時20分
北緯37.4、東経139.27
43.6ナノグレイ/時間ってことで、正常値であります。
トマソンというのも何ですが、トマソンのままであってくれると良いのですが・・・
史上空前の大地震と大津波により、傷ましいニュースが次々に報道されています。
これだけ、大規模な広範囲に被害をもたらした地震は過去にも例がないくらいでしょう。
以前、このブログに紹介した「三陸海岸大津波(吉村昭著)」によれば、三陸沿岸を襲った三代津波による死者は、次のとおりです。
明治29年・・・26360名
昭和8年・・・2995名
昭和35年(チリ沖地震)・・・105名
過去の被害の教訓を受け、防潮提など対策を万全に取っていたにもかかわらず、今回の死者は1000名を越え、さらに増加することが予測されています。自然の猛威に驚愕するしかないが、これ以上の被害を避けるためにも、この本から読みとった教訓をのせておきます。
・津波の場合、長老などの言い伝えや、憶測はあてになりません。ラジオなどの正確な情報を元に行動してください。
昨年の使った医療費の報告が届きました。
なんと、昨年使った医療費は、0円!
人間ドック以外に医者にかかっていなかったということです。
健康なのはいいことですので万々歳ですが・・・山登りに精を出していたのがよかったのでしょうか。
また、冬に逆戻りですが、春が近いためか微妙にぬるいです。
残り少ない冬の雰囲気を味わうために、車の中では谷山浩子の「カイの迷宮」を聞いています。
雪が降りしきる中で聞くと格別な詩です。
冬空・・遠い彼方から、ボクの上に雪は降りてくる。
だまって、ボクは見つめてた。その確かな美しい形。
心を持たない氷の花たち・・・真白く輝く北の音楽・・・・