伊東淳『父・伊藤律 ある家族の「戦後」』講談社、2016年 2016年10月01日 15時24分50秒 | 本 伊藤律が中国から帰ってきたときの表情の印象が強く残っている。 しかし、その表情の背後にあったものについてこの本は教えてくれる。 戦前のゾルゲ事件、野坂参三のこと、そして、この伊藤律とその奥さん、子どもとの関係など、戦後史を考える。