クイーンズランド大学の特殊教育研究所の元所長とあったり、クイーンランド工科大学教育学部のクリニックの担当者にあって、センターの話を聞いています。クリニックについては、とてもニーズが高いけれども、維持をしていくために職員の雇用問題があり、大学からは維持する費用が困難になっていること、また、ケースのアセスメントに時間がかかり、スタッフの超過負担となっていることなどがはなされました(クイーンズランド大学の研究所とクリニックは2~3年前に閉鎖になっています)。現在は、州政府の教育予算の削減と連邦政府の大学への予算削減があって、教育学部はコースの再編などが進んでいて、やりくりが苦しいとこぼしています。
政策的には、教育学部と教員養成ではインクルーシブ教育が強調されていて、すべての教員にインクルーシブ教育の考え方を教える体制になっているようです。
しかし、障害カテゴリーごとでの講義の展開から、ノンカテゴリカルで学習環境やリテラシーなどを強調する方向に大幅に変化しているようです。教科書をみても、障害ごとでの章の構成ではなくなって、障害というより多様な能力(Diversity)が強調されています。障害については、心理学部で教えられているようですが…。
政策的には、教育学部と教員養成ではインクルーシブ教育が強調されていて、すべての教員にインクルーシブ教育の考え方を教える体制になっているようです。
しかし、障害カテゴリーごとでの講義の展開から、ノンカテゴリカルで学習環境やリテラシーなどを強調する方向に大幅に変化しているようです。教科書をみても、障害ごとでの章の構成ではなくなって、障害というより多様な能力(Diversity)が強調されています。障害については、心理学部で教えられているようですが…。