2011年から始まった、「赤とんぼと、共に生きるプロゼクト」。
この運動、市主導型の小学生から一般市民にも広がって、今も続く活動。
毎年、春先の羽化期に捕獲、マキーキング、そして放す、
その後の、追跡がすばらしい。
結果は、「市内田んぼで羽化した赤とんぼは、近隣で一番高い山白山(2702m)
に向かい、暑い夏を山で過ごし、秋に市内へ下りてくる」
事を実証。
最初の3年間に、毎年1事例発見。
2014年この夏も2匹の確認。
1匹は白山中腹の1600m地点、
今1匹は法恩寺山1350m付近で、
別々の人が発見、市に報告されたもの。
5例ともなると、この仮説、本当の生態事象となった。
また、色々な場所で、環境問題の事例として発表されるでしょう。
福井県勝山市は、「赤とんぼの飛び交う町」とは、
日本の原風景との話題にも・・・。