この花も突然のにょっきり、
昨日までは気がつきませんでした。
毎年、この場所で芽を出し花をつけます。
花茎丈20~35cm。漢字では「蔓穂」と書く。
小豆大の地下茎から花になるのですから、
同じ位置は当然ですね。
また、花後にできる実は、「さく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)」
でも増える。
咲き始めは「つくし」に、そっくり。
地下茎部分が有毒であることから、ギリシャ語の学名から「ツルボ」。
春先に軟らかそうな細い葉が出ていたのですが、
雑草として引き抜いていたのでが、
地上部だけが取れたのでしょう、
根はしっかり残っていたようです。
之もリコリスなどと同じく、「葉見ず、花見ず・花見ず、葉見ず」
すなわち、
花の咲くときは葉は無く、葉の出る春に花は咲きません、
云いえて妙な植物。