tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

これ山野草仲間「ツルボ」です。

2014年08月30日 | 季節の便り(北陸、福井)

この花も突然のにょっきり、

昨日までは気がつきませんでした。

毎年、この場所で芽を出し花をつけます。

花茎丈20~35cm。漢字では「蔓穂」と書く。

 

 

 

 

小豆大の地下茎から花になるのですから、

同じ位置は当然ですね。

また、花後にできる実は、「さく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)」

でも増える。

 

咲き始めは「つくし」に、そっくり

 

地下茎部分が有毒であることから、ギリシャ語の学名から「ツルボ」。

春先に軟らかそうな細い葉が出ていたのですが、

雑草として引き抜いていたのでが、

地上部だけが取れたのでしょう、

根はしっかり残っていたようです。

之もリコリスなどと同じく、「葉見ず、花見ず・花見ず、葉見ず」

すなわち、

花の咲くときは葉は無く、葉の出る春に花は咲きません、

云いえて妙な植物。

コメント
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