花の嫌いな人は、多くは無いと思います、
一方、花の中でも「之が好き」は、
たくさんいらっしゃるでしょう。
私も、庭の花たちはみんな好きですが、
この時期の「しゅうかいどう」は特に好きで、
毎年、この時期を待ちます。
庭には、数箇所に散逸しています。
理由は、「この自然の色」いかなる画家の筆にかかっても
この色の正確さは、再現できないでしょう。
今ひとつ、此花の栽培の絶対条件は「日陰」であることです。
今年は、曇天・雨天続きで綺麗に咲きだし居ますが、
日陰で無いと、幾ら給水に気をつけても
「花の開花前から、葉から枯れてしまいます」。
中国名が「秋海棠」、その音読みで「しゅうかいどう」
いかにも”秋到来”の花。
ベゴニアに似ているが、ベゴニアより花の枝が長い。
別名「瓔珞草(ようらくそう)」とも。
「雌雄同株で異花」、
「雄花」は小さな花弁が 2枚と、大きな花弁のように見えるのは萼で 2枚。
「雌花」には花弁はなく、大きな萼 2枚がわずかに開く。
花が終わると、楕円形の実を付ける、種子のほか、
開花後には「葉腋に珠芽を付け」、之で増やすことも出来ます。