「ツマクロヒョウモン蝶」は、
翅の模様は、雌・雄でかなり異なる。
全体に鮮やかで目立つ色合い、
その動作はすばやく、早い。
自分の縄張りに、他の雄が来
ると追い払っているよう。
雄の翅の表側は、ヒョウモンチョウ類に典型的な豹柄だが、
後翅の外縁が黒く縁取られるので他種と区別できる。
日本では南西諸島と九州と四国、それに本州では南西部だけに住んでいた蝶。
この蝶の北限が、ここへ来て、本州をどんどん北上している。
本州では1980年代までは、近畿地方以西でしか見られなかった。
1990年代以降には東海地方から関東地方南部、
そして富山県や新潟県。
さらに2006年には北関東でもほぼ定着した。
との、研究も報告されている。
我家には、5年ほど前から時々、見ました。
そし今日、雌がきてみごとに交尾、
この姿勢では、逃げることも無く、
しっかりカメラに収まってくれました。
すこし、恋の邪魔をしましたかな。