アイドルも、私たちと同じ人間(ナッキー)

アイドルも、私たちと同じ人間(ナッキー)

指原バッシングで私が違和感を感じたのは、
アイドルは特別で、私たちと同じ人間であってはならない、という論調でした。
確かに渡辺麻友は、私たちと同じ人間には見えない超越した存在ですが、等身大のアイドル指原莉乃が一位をとるのが、何故否定されなくてはならないのかという素朴な疑問。

AKB48でも、AKB48以外のアイドルでも、私たちと同じ人間が、たまたまアイドルという職業を選んで、目の前にいる、メディアで発信している。それを、暖かい目で鑑賞しているという感覚が、私は好きです。
そんな例として、桜雪のツイートを引用します。

@snow_of_cherry: 
嬉しいことと悲しいことは同じくらい起きるけど、
どっちもちゃんと味わえる心を持ってたいよね。
感情が貧しくなったら人生味気ないもんね。
だから笑う時にはとことん笑って
病む時はとことん病む。
雪が病んでたら、それだけ心が健康なんだねって安心して良いよ（笑）

@snow_of_cherry: 
推し変しても
気まずそうにしてるより
楽しそうにしてる方が
ずっとずーーーっと嬉しいよ！
笑顔が1番。
あなたの笑顔で雪は元気をもらっているのです(。>ω<。)

一つ目、最後の一行でファンの心の持ち様を提案。アイドルだって人間だから、24時間笑顔ではない。
今日の「あまちゃん」でも、悔しい時は笑顔で人に会うより、一人で悔しがれ。

二つ目、推し変で、気まずくなるより、明るく振る舞えばよいという提案。
私の場合、気まずくなるほど、握手会や物販で親しくなったアイドルは、いませんが、
桜雪cの心遣いが好きです。ナッキー

「AKBネタ」と客の反応（ピーナッツ）

うわっ！ 今年も観ちまった『カンコンキンシアター クドい！』(8/3 .17時開演.東京グローブ座)。
とにかく、この舞台は、タレントの関根 勤が座長で、下ネタと毒舌だけの４時間のお笑い舞台なんだ。約80本ぐらいのコント(出し物？)を何の脈絡もなく、やりたいようにやる！ってのが、持ち味。でもね、やっぱ、この舞台を観に来てるお客さんが１番見たいのは、テレビとは別人格の関根 勤だと…。
中２レベルの下ネタ＋(有吉なんか問題じゃないぐらいの)毒舌…。毎年毎年、各事務所からクレーム…というか、よく裁判おこされないよなぁ～って、こっちが心配するくらいの舞台なんだよ。
さて、今年は、「AKBネタ」が、２本あった。
まず、１本目は、オープニングコント。
座長・関根が、影アナで、毒舌を撒き散らした後、
"さあ 始まりまーす！ 今年はコレ！ JKT48ー！カモン！"
さすがは、関根 勤。そこ来たか！マニアックー！って思った。
10名ぐらいのメンバーで、『会いたかった』を全力で歌う。センターは、関根麻里だ。意外に完成されたダンス。歌も上手～い。"今年は、この路線でいくのかな？"と一瞬思った。
しかし、『会いたかった』の曲が終わり、メンバー全員が真ん中にギュッ！っと寄って、手を小さく振りながら…声を合わせて、こう言ったんだ、
"ニホンノイナサーン！ヨオシーオネガイシマース！"
なんでそこだけカタコトやねん！というスタンダードなオチだった。でも、オープニングコントとしては、ちょうどいい感じ。
問題は、次だ。
それは、ライヴの中盤。「AKB同窓会」というネタの時だ。ま、それは、AKBを卒業して、２０年後に同窓会を開く…って、そういう話なんだけど、
怖かったよ～。AKBのファンの前なら、150%！暴動が起きてる内容だよ～。だから、ここでも、100%を書けません！とても書けません！
ただ、僕は、お客さんの反応…これには、すごく注目した。
何もない舞台に大島優子(役)が、１番乗りで現れる。カンコンキンの中で、１番美人だと言われている人だ。
大島：あ～20年振りかぁ～ みんなどうなってんのかな～？
女：優子？優子～？
大島：石田…あゆみさん
女：やーだー 私 私…敦子よ～
大島：敦子～！××××××××××
新たな女：久しぶり～
大島：コシノジュンコ…さん？
新たな女：違うわよ！
前田：田嶋…陽子さん？
女：違うって！板野よ！
大島,前田：ともち～ん！××××××××××××××××××××××××××××××
この後、その同窓会に、柏木,篠田,峯岸,指原,秋元康,高須クリニックの院長,その助手…と参加するんだけど、内容の大筋は、この参加メンバーでお察しくださいませませ。あと、他にも文春的なことも含め、約5分ぐらいのコント…怖かったぁ～。もう、ブログが、60回も炎上するような内容なんだよね。
ただ、先に予告していた通り、僕は、客の反応に注目…というか、驚いた…というか。
"××××××なの知ってるー！"
あと、舞台上の"そんな訳ねぇじゃん！"…これに大きく頷く客の多いこと多いこと。
ま、何よりも、大爆笑に次ぐ大爆笑。
"みんな知ってんだぁ～ というか…事実だと思ってんだぁ～"って、思った。
でも、ある意味、画期的だなぁ～と思った。
1000人以上、お客さんが入る舞台で、今をときめくアイドルが、あそこまで、ボロッカスに言われて、大爆笑が起きるなんて…。
でも、それって、いいことなのか？悪いことなのか？ 僕には分からない、分からないよ。
ただ、渡辺麻友,高橋みなみ,小嶋陽菜なんかは、最初から、このメンバーに入ってないし、大島優子と柏木由紀は、舞台上で、実は、無傷だった。
笑いにならないと判断した？ そのへんかな？
とにかく、衝撃的な「AKBネタ」、そして、お客さんの反応だった。

ＴＩＦで営業するアイドルたち（ナッキー）

ＴＩＦで営業するアイドルたち（ナッキー）

ＴＩＦでは、会場以外の場所で、ＴＩＦ出演者がうちわを配っていたり、
ＴＩＦに出演していないアイドルが営業に来ています。

↑こちらの写真は、売店の隣、勝手に、生写真を売っている、TIFには出演しない白石柚月ｃ。ネットで調べたらブログがありました
街中でこんなことをしたら、こわいお兄ちゃんが、ここで営業してよいと思っているのか、と声をかけてきそう。

8月6日の朝日新聞のコラムを引用。
（甲乙閑話）「自称アイドル」の時代
　「一回聴いてみてください」。チラシを手に声をかけてきたのはアイドルだった。
東京・お台場エリアで７月２７、２８日に開かれた「ＴＯＫＹＯ　ＩＤＯＬ　ＦＥＳＴＩＶＡＬ（ＴＩＦ）」の会場を歩くと、「営業」に必死な女の子たちが近づいてくる。
ＡＫＢ４８が確立したスタイルが「会いに行けるアイドル」なら、こちらはさながら「会いに来てくれるアイドル」だ。
　今や、身近にいる女の子がアイドルを名乗る「自称アイドルの時代」というのが実態に近い。
都内なら、平日も含めてほぼ毎日、アイドルのイベントが開かれ、それを一覧できるページもネット上にはある。
集客が数十人でもアイドル。憧れの対象どころか、「地下」アイドルなんて言葉もある。誰でもなれるのだ、意志さえあれば。
　そのレベルも含め、ＴＩＦには総勢１１１組が集結した。「地元発」「モデル出身」とうたい文句は花盛り。
自分で「かわいくないのが売り」なんていうのも。それでも、ライブの後の握手会や「物販」（グッズが買える）には、行列ができ、会場には２日間で延べ３万人以上が訪れた。
　美貌や歌唱力で勝負できるのはほんの一部。
しかも、そんな子の人気が高いとは限らないから面白い。
モデルや歌手ではなく、あくまでアイドルの祭典。「普通の」女の子が、普通のままで輝けるか。
それが、今のアイドルの本質なのだ。（高久潤）

補足：
「一回聴いてみてください」
チラシにyoutubeのurlが出ているという意味でしょうか。
制服向上委員会は、シングルCDを無料で配布していました。（TIFではなく、別のイベント）

「それが今のアイドルの本質」と書かれると、昔のアイドルは美貌や歌唱力で勝負していたような誤解を受けるけど、たとえば山口百恵は普通の女の子なのがよかったです。

ナッキー

TIF出演していないけど営業していたメグリアイ（可愛かったので、再度添付します）