AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

ツイッターで、推しであることを伝えました。(ナッキー)

2013-08-17 23:51:34 | 現代のアイドル
ツイッターで、推しであることを伝えました。(ナッキー)

これだけ数多くのアイドルが好きだと、推しです、というのはためらわれますが、loopの6人の中では河井玲奈c推し。

1. アイドリアン・ナッキー ‏@hagurohebi 31分
@mj_otome 本日loopの物販に初参加。黙っていましたが、河井玲奈さん推しです。ブログに書きました。http://blog.goo.ne.jp/tedpapa/e/e6f188e6a91d0a838ca1e39689b2e5c2 …

1. 河井玲奈@loop ‏@mj_otome 20分
@hagurohebi ありがとうございます(*≧∀≦*) ほんとに嬉しい!!✨ またきてください♪

ツイッターのハンドルネーム かわいれな が。
mi_otome   み・おとめ???
次の物販で、質問したくなる。

河井玲奈c私のブログに風船の写真載せているところまでご覧になったでしょうか。
彼女のツイッターを読むと、リプしてくれたファン全員にリプを返しているようです。

メンバーが6人いる中で、風船が2回連続、今日の物販の抽選の写真で、3回連続河井玲奈cを当てている。確率的には、6の三乗分の1=0.4% (216回に1回)

ナッキー
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マイナーアイドル、地下アイドル、ローカルアイドルを見続け気になる子が現れる(ナッキー)loop河井玲奈

2013-08-17 22:45:36 | 現代のアイドル
マイナーアイドル、地下アイドル、ローカルアイドルを見続けていると、気になる子が現れる(ナッキー)loopの河井玲奈

毎週毎日のようにアイドルのイベント・ライブを見にいていると、
グループとして好きになるアイドルグループ(箱推しと称す)と出会う一方、
グループが好きになるより先に、気になる子が現れて、そのグループを続けて見に行くことになることもある。

箱推し、個人ではなく、グループそのものが好きになった代表例が、
Loveit!
RYUTist
だいやぁ☆もんど

最近気になる子、河井玲奈。
彼女が属するグループは、loop
最初に見たのは、8月10日渋谷Milkyway(アリスインアリスがお目当て)
2回目見たのは、8月11日テレ朝(Loveit!がお目当て)
3回目見たのは、8月15日TOKYO FMホール(loopも目当てでしたが、浦和マリンエンジェルと申告)
4回目見たのは、8月17日東京キネマ倶楽部(loopお目当て)

1回目物販参加せず、アイドルネーションへ。2回目、3回目物販見るだけ。
本日、物販混んでいなかったので、CDを購入。
写真をくじで引いて、推しのれなぴょんこと河合玲奈さんのを当てる。サインして握手していただきました。でも、偶然のサインなので、推しであることは言いませんでした。

写真がロングヘアで、私が見た4回ともツインテールなので、髪型いつ変えたのかと質問、「しょっちゅう変えています」と。

CDには全員のサイン。6人のサインを見ている(待っている)間、積極的に話かけてきた板橋美羽さん。
「たくさん、お話しましょうよ」
ステージではいている靴が変わった話をしたら、「踊りがはげしくて、はきつぶしてしまう」そうです。

東京キネマ倶楽部は、ステージの階の上(二階席)に関係者席があり、物販を終わったloop河井玲奈cが私服に着替えた後、ステージを見つめている姿を、見つめていました。

ナッキー

↑ツインテール河井玲奈(ツイッターより)

↑写真にサイン

↑CDにサイン




↑loopがステージから客席に投げた風船。2回目、3回目の観戦とも河井玲奈さんの風船が私のところへ。4回目は風船投げ入れありませんでした。
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「AKB48 2013真夏のドームツアー名古屋2日目」セットリスト(総選挙分析ライター)

2013-08-17 22:00:31 | AKB48
「AKB48 2013真夏のドームツアー名古屋2日目」セットリスト(総選挙分析ライター)


本日(8月17日)、ナゴヤドームで「AKB48 2013真夏のドームツアー」2日目が行われた。

昨日に続き、ネットにセットリストが掲載されていたので転載する。

ユニット曲については昨日と同じ曲で同じ出演メンバー。
(卒業した篠田を除く選抜メンバー15名に加えて、北原、大家、秋元、峯岸が選ばれSKE48メンバーの向田、木本、中西、高柳、木崎、大場、柴田、菅、古畑、石田、大矢、木下、松本、新土居、矢方、東、古川との組合せで歌っている)

M13.ウィンブルドンへ連れて行って 渡辺麻友※ピンク、向田茉夏※青、木本花音※黄
M14.チョコの行方 大家志津香、北原里英、横山由依、中西優香、指原莉乃
M15.思い出以上 高橋みなみ(センター)、高柳明音、山本彩
M16.狼とプライド 島崎遥香、木崎ゆりあ
M17.クロス 板野友美(センター)、大場美奈、柴田阿弥
M18.フィンランドミラクル 小嶋陽菜(センター)、菅なな子、古畑奈和
M19.羽豆岬 柏木由紀 、内山命、石田安奈、大矢真那、木下有希子、松本梨奈、新土居沙也加、矢方美紀
M20.別れの曲/ショパン 東李苑によるピアノ
M21.雨のピアニスト 松井玲奈(センター)、須田亜香里、渡辺美優紀※東李苑がピアノで伴奏
M22.Glory days 秋元才加、松井珠理奈(センター)、宮澤佐江※BD:磯原杏華、斉藤真木子、竹内舞、佐藤実絵子、梅本まどか、宮前杏実
M23.眼差しサヨナラ 大島優子、古川愛李
M24.夕陽を見ているか? 板野友美※台詞、小嶋陽菜、高橋みなみ、峯岸みなみ

ソロはSKE48の終身名誉研究生松村香織が「マツムラブ!」を披露した。

大阪ドーム2日目と同様な企画としてAKB48の初期チームA(高橋み、小嶋陽、板野、峯岸)、チームK(大島優、梅田彩、秋元、宮澤、元2期生高田彩奈)、チームB(柏木、渡辺麻、田名部、多田、片山)メンバーがそれぞれのチーム曲を披露した。その際、チームKの「転がる石になれ」の出演メンバーには体調不良で欠席した小林香菜の代役として元2期生の高田彩奈がサプライズ出演した。

M30.Pioneer 板野友美、小嶋陽菜、高橋みなみ、峯岸みなみ
M31.転がる石になれ 秋元才加、梅田彩佳、大島優子、高田彩奈、宮澤佐江
M32.初日 柏木由紀、片山陽加、多田愛佳、田名部生来、渡辺麻友


AKB48は横山チームAが「Ruby 」、大島チームKが「How come?」、梅田チームBが「ロマンス拳銃」の各1曲を披露。研究生は「ダルイカンジ」、「PARTYが始まるよ」の2曲。(「PARTYが始まるよ」は昨日と同じ)

NMB48は「北川謙二」、「僕らのユリイカ」、「ナギイチ」、HKT48は「スキ!スキ!スキップ!」、「メロンジュース」、「そばかすのキス」の各3曲ずつの出番。

SKE48は「アイシテラブル!」、「手をつなぎながら」、「1!2!3!4!ヨロシク!」、「美しい稲妻」、「ごめんね、SUMMER」、「仲間の歌」の6曲。

なお、SKE48の単独コンサート開催が決定し、2013/10/26(土)@神戸記念ホール、2013/12/6(金)@横浜アリーナ、2014/2/2(日)@ナゴヤドームで行われると発表された。


「AKB48真夏のドームツアー2013」ナゴヤドーム2日目セットリスト
■影アナ:高柳明音
M01.Lay down
M02.Ruby 横山チームA
M03.How come? 大島チームK
M04.ロマンス拳銃 梅田チームB
M05.ダルイカンジ AKB48研究生
M06.スキ!スキ!スキップ! HKT48
M07.アイシテラブル! SKE48
M08.北川謙二 NMB48
M09.フライングゲット
MC1 美浜海遊祭に関して
M10.手をつなぎながら SKE48
M11.1!2!3!4!ヨロシク! SKE48
M12.マツムラブ! 松村香織
M13.ウィンブルドンへ連れて行って 渡辺麻友※ピンク、向田茉夏※青、木本花音※黄
M14.チョコの行方 大家志津香、北原里英、横山由依、中西優香、指原莉乃
M15.思い出以上 高橋みなみ(センター)、高柳明音、山本彩
M16.狼とプライド 島崎遥香、木崎ゆりあ
M17.クロス 板野友美(センター)、大場美奈、柴田阿弥
M18.フィンランドミラクル 小嶋陽菜(センター)、菅なな子、古畑奈和
M19.羽豆岬 柏木由紀 、内山命、石田安奈、大矢真那、木下有希子、松本梨奈、新土居沙也加、矢方美紀
M20.別れの曲/ショパン 東李苑によるピアノ
M21.雨のピアニスト 松井玲奈(センター)、須田亜香里、渡辺美優紀※東李苑がピアノで伴奏
M22.Glory days 秋元才加、松井珠理奈(センター)、宮澤佐江※BD:磯原杏華、斉藤真木子、竹内舞、佐藤実絵子、梅本まどか、宮前杏実
M23.眼差しサヨナラ 大島優子、古川愛李
MC2
M24.夕陽を見ているか? 板野友美※台詞、小嶋陽菜、高橋みなみ、峯岸みなみ
M25.UZA
M26.Beginner
MC3
M27.PARTYが始まるよ AKB48研究生
M28.メロンジュース HKT48
M29.そばかすのキス HKT48
M30.Pioneer 板野友美、小嶋陽菜、高橋みなみ、峯岸みなみ
M31.転がる石になれ 秋元才加、梅田彩佳、大島優子、高田彩奈、宮澤佐江
M32.初日 柏木由紀、片山陽加、多田愛佳、田名部生来、渡辺麻友
M33.美しい稲妻 SKE48
M34.ごめんね、SUMMER SKE48
M35.仲間の歌 SKE48
M36.僕らのユリイカ NMB48
M37.ナギイチ NMB48
MC4
M38.ポニーテールとシュシュ(松井咲子の伴奏あり)
M39..真夏のSounds good!
M40.Everyday、カチューシャ
M41.大声ダイヤモンド
M42.ギンガムチェック
M43.ひこうき雲
M44.会いたかった
M45.ヘビーローテーション
M46.さよならクロール
アンコール
EN1.青空カフェ AKB48G研究生選抜
EN2.愛の意味を考えてみた アンダーガールズ
EN3.今度こそエクスタシー ネクストガールズ
EN4.推定マーマレード フューチャーガールズ
MC5
EN5.恋するフォーチュンクッキー
EN6.ファースト・ラビット
EN7.少女たちよ
EN8.AKBフェスティバル
終演

その他
■小林香菜の代わりに高田彩奈が登場!
■SKE48単独コンサート開催が決定!
2013/10/26(土)@神戸記念ホール
2013/12/6(金)@横浜アリーナ
2014/2/2(日)@ナゴヤドーム

以上


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"『Everyday、カチューシャ』は、そうじゃないよ"(ピーナッツ)

2013-08-17 18:00:00 | AKB48
先日、必要があって、ウチの吹奏楽団、調整 & 段取り?も含めて、とにかく、25曲を一気に仕上げたんだ。
『天城越え』(石川さゆり),『赤いスイートピー』(松田聖子),『バスごっこ』(幼稚園お遊戯会の歌) 等々。演歌, JーPOP, 洋楽, アニメ, 子供の歌…等、オールジャンルの25曲。
当日、ウチは、それを歌う25組のバックバンドとして、ステージに上がる。
で、その25曲の中に、『Everyday、カチューシャ』もあった。
その日の練習には、ま、夏休みってこともあって、みんな、子供…結構連れてきててね(計15人ぐらい?)。で、その中に、僕と付き合いの長い ホルン奏者の娘(小6)もいたんだよね。久しぶり…。
ちなみに、この子は、この子が、まだ、お母さんのお腹の中にいる時から、ウチの楽団の合奏に参加してる(音を聴いてる)子でね、僕とも、それからだから…12年? いや、13年になるのかな? とりあえず、仲良しなんだ。
でも、この日の休憩時間、この子に言われた指摘は、久々に効いた。
休憩時間、大量の総譜(スコア)を
楽団とは、ちょっと離れた所で、赤ペン引いたり、チェックポイントを書いたり、いろいろ 整理していると、こいつが、トコトコやってきてね、ひとこと…
"あのさ、さっきの『Everyday、カチューシャ』…ちょっと違う感じがするんやけど…。前奏のトコさー"
"やっぱり?(バレた?)"…僕は 言ったのね。
すると、彼女は、"うん!" (伝わった!って感じ)…安心した表情で、ジュース飲みながら、年下子供たちのお守りにお行きになった。
まったく、気が抜けないもんだ…。
つまり、彼女の言いたかったのは、こうだ。
『Everyday、カチューシャ』の前奏(イントロ)っていうのは、2種類ある。
1つは、フルヴァージョン。8小節+16小節。どちらかというと、音楽番組では、やっていないパターンの方だ。
そして、もう1つは、ガットヴァージョン。16小節のみ。テレビサイズでは、9割が、こっちのパターン。で、その日の合奏で、僕たちがやったのは、まさに、こっちのヴァージョンだった。
要するに、"お前、手ぇ抜いてるだろ?"ってことだ。
正直、僕にも、その気持ちが 多少あったので、"痛いトコつかれたなぁ~" と。でも、僕も断然そっちの方がいいと思っていたので、素直にそれに従った。でも、本番まで、全然時間がないので、そのプラス8小節の分は、もう、(原曲通りの)シンセサイザーで、やらしてもらうことにした。
で、その日の練習が全部終わってから、25曲分の指示、みんなに、
"すいませーん!あと、『Everyday、カチューシャ』なんですけど、えっと、これは、付け足しになるんですけど、前奏とっぱしに、8小節…シンセサイザーのソロを足します! 後で楽譜渡すわ!"
って、僕が言ってる途中、チラッと目に入った…あいつ腕組みしてんの…。
"プロデューサーか?!"
でも、PV的にいうと、自転車に乗ってる前田敦子が、後ろから来た巨大トレーラーに、プップー!って、 やっと着いたんだけど、みんなの輪の中に入れない…女の子たちの敬礼…仲間外れ? → (歌部分)青い空 & 白い砂浜 & 水着…。
"あの流れ、あの感じ、この8小節がなかったら、きっと出ないな?"
鍵盤担当の子と僕とで、シンセサイザー…ジャストの音を探りながら、作りながら、そう感じてた。
でも、たしかに、あの8小節がないと、物語の流れが完成しない。キマらない…。
にしても、イントロって、改めて 大事だな…と。フルヴァージョンでないと、淡白すぎて、描けない世界もあるなぁ~?と 比較して、目の当たり、のち、自己嫌悪。
まあ、彼女は、そこまで 考えてなかったのかもしれないけど、"ん?これ違う!"…その直感+センス、あと…言える勇気は、素晴らしいな…と。
なんか、小さなプロデューサーに教えられた気分。
師匠、これからは、サボらないで やります。
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「デフレだから新しい文化が創造される説」アイドルを見ていると納得できます。(ナッキー)

2013-08-17 09:20:44 | 新聞・本に登場、AKB48・アイドル
「デフレだから新しい文化が創造される説」アイドルを見ていると納得できます。(ナッキー)

目次を見たら「AKBはデフレの申し子」と出ていたので、読んだ本を紹介します。
書名:デフレ救国論 本当は怖ろしいアメノミクスの正体
著者:増田悦佐
出版:徳間書店(新書)

以下引用(要約)
「芸術とまで持ち上げるにはちょっとどうか」とおっしゃる方も多いでしょうが、現在人気絶頂期にあるメンバーっちも、秋葉原のAKB劇場から出てきている劇場出身組、いわばデフレの申し子なのです。
これまでのいわゆるアイドルに比べて、AKB48は「生」の露出度が高いと思います。
最終的にはCDを買わされてしまうのだけど、生でサービスしないと、ファンはCDを買ってくれません。
いい曲もあるけど、大半は時間つなぎのための凡庸な曲ばかりみたいたCDを、セット販売で何千円と出させて買わせるという商売は、もう劇場での生の露出なしには通用しなくなってきたのです。

感想:
AKB48をはじめアイドルの曲が凡庸だとは思わないけど、握手会・選抜総選挙・物販(握手か、サインか、チェキ)という付加価値なしに、CDが売れないのは正しい認識。
テレビで活躍できるAKB48が、握手会のような労働生産性の低いイベントを続けているのは、テレビでの人気は短期的なものと割り切って、人気がなくなっても握手会で生き残っていこうという戦略なのだろう。
アイドルに詳しくない経済学者には、CDを「買わされている」と見えるようだが、
曲を鑑賞するために、CDを買っている、ときめき研究家さんのような方が少数
CDについてくる権利を買うファンが多数、
決して、買わされているわけではない。

本の引用を続けます。
それ(演劇がはやっていること)が広く受け入れられるのも、デフレの恩恵。
インフレ時代にはとうてい実験的なことには使えないような使用料をとっていた劇場でも、閑散期には安く貸してくれる。
企業ならば新製品を生み出す研究が割安になってきた状態に当たる。

感想:筆者は有名な演劇について論じているが、私が見ている若い女性中心の無名な演劇に、あてはまる。上演するだけでなく、稽古場、スタッフ、女優のギャラ、安くないとできないのだろう。切符代は4000円代、5000円代。終演後の物販の公演もある。
劇場公演ではないが、ローカルアイドルが輩出するのも、
レコーディングが安くできる
才能のある者に、作詞作曲のをローカルで安く発注できる(あるいは、主催者自身が作る)
レッスン場が安く借りることがでできる
歌とダンスを披露する場がある

からで、デフレのおかげと言えないことはない。

本の引用を続けます。
AKBのような集団性は、世界的に見てもポップアーティストの業界に大きなインパクトを与えつつある。
あれだけ大勢になると、違う力学が働く。
AKBのような存在と、日本独自の発展を遂げた文化(アニメ・漫画)がクロスオーバーしたときに、何か新しいものが生れるのではないか。
そのカギは、ピン、つまりひとり立ちの芸を見せることではなく、せいぜい7から8人までの伝統的なグループでもなく、観客にアイドルの方がまるで自分たちの引率で行動している生徒のように思わせてしまう親近感ある大勢の集団性ということでしょう。

感想;筆者は経済の専門家であるが、芸能の専門家ではないので、このあたりは思いつきのようだ。
AKB48が、新しい文化の創造であったという認識には、同意。


本の引用を続けます。
イギリス・ビクトリア朝後期には、ミュージックホール演芸が全盛を迎えた。
それ以前のパフォーミング・アーツとは貴族がパトロンとして育てた音楽家を、優雅にサロンで楽しむものだった。
デフレ時代(1873年から1895年)には、物価が下がり実質所得が上がったので、大衆がエンターテイメントを求めた。オペラッタがの名作はこの時期に初演されている。
アメリカでブロードウェイのミュージカル、ハリウッド映画の黄金期は、1930年代。

本の引用を続けます。( )はナッキー補足。
インフレ期とは、もうすでに名の通った人たちが巨大な収益を得るのには適しているが、新しい芸術を生み出す環境ではありません。
デフレ期とは、同じことを続けていると、少しずつジリ貧になるので、なんらかの新しい工夫をした人が成功する。
インフレ期は、早めに借金をして、規模を拡大すれば勝なので、あまり想像性を必要としない。与信能力の高い大手プロクションが、スターをリリースして(少数独占が)通用する。
デフレ期は、制作費・宣伝費の拡大(浪費)競争をやってもジリ貧で、新しい内容で勝負しなくてはならない。

感想;
アイドルが3ヶ月ごとにシングルをリリースした70年代、80年代も充分に創造的であったと思うけど、
現代のローカル・地下・マイナーアイドルたちの創造性の方が、バラエティに富んでいて、面白い


ナッキー
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