既にセットリストを紹介する記事にあるように、板野の卒業公演だった。
それと同時に、AKB自体の8年間を回顧する意味合いも込められていたように思われた。去年の前田に続き、篠田、秋元、板野という初期の主力メンバーが相次いで卒業し、1つの時代が終わる中、5大ドームコンサートの最終日に8年間の集大成を試み、真の第2章に向かう意志のようなものを感じた。
板野が参加したユニット曲から5曲、主要メンバーを配して披露したのは最高の送別の趣向だったと思う。惜しむらくは、1曲ごとに板野の着替えの時間が必要なので、やや間延びしてしまった。板野は1人しかいないのでやむを得ないことではあるが。
指原+W松井+みるさやは、板野ユニット集には参加せず『鏡の中のジャンヌダルク』を披露した格好である。
板野のユニット曲回顧はそのままAKBの歴史回顧でもあるが、チームA全体曲として『くまのぬいぐるみ』『Only today』が取り上げられたのは嬉しかった。当然現チームAが歌うので、当時は歌っていなかった麻友や兒玉が歌っていた。こうしていい曲が歌い継がれていくのはいいことだ。
そういう意味で、もっと驚いたのがHKT48による『Seventeen』だ。コンサートの構成上、そこは『初恋バタフライ』でもよかった所に、AKB48の初ベストアルバム収録の隠れた名曲をぶち込んで来た。
それから、1期生4人による『Pionner』、2期生4人中心の『転がる石になれ』、3期生5人中心の『初日』には、思うつぼではあるが感動した。小林香菜や田名部、片山にとっては、貴重な出番だ。だんだん人数も減っていくが、初期の功労者は、本人が望む限りいつまで居座っても構わない。それは正当な権利だと思う。
何度もセットで登場する1期生の4人(板野、高橋、小嶋、峯岸)を見るにつけ、実はその場にいたもう1人の1期生(平嶋)のことを意識せずにはいられなかった。
同じ1期生で、事務所も同じで、違反行為の内容も大差なかった、平嶋と峯岸の違いは何だったのだろう。潔く辞めた平嶋に対し、絶対に辞めたくない意思表示を強烈に示した峯岸。その執着心の違いだったのだろうか。一旦辞めた平嶋も、OGとして総選挙に参加して62位となってこの場にいる。しかし、一旦辞めたからだろうか、「1期生4人」という括りには入れてもらえず、舞台裏でどのような気持ちで見ていたのだろう。
彼女の唯一の出番である『推定マーマレード』で、私は不覚にも彼女を特定することができなかった。同行者によれば、スクリーンに3回以上アップが映ったらしい。私は元来メンバーの特定が苦手だが、まさか今日一番大事な場面で、その苦手を発揮してしまうとは。
しかし、2日目には、麻友、仲川(JKTから1日だけ参加)と『パジャマドライブ』を披露したようなので、彼女にとって「1年遅れの東京ドーム公演」のハイライトは、その瞬間だったのだろう。ナッキーさんは、何が何でもその場にいるべきだったのではないか。
コンサート全体としての感想は、時間が長い。アンコール終了まで4時間。「着席観覧席」でよかったが、それでもかなり疲れた。
それから、ステージが遠い。去年もそう思ったが、双眼鏡を使ってもほとんどメンバーの特定ができない。結局スクリーンばかり見ていることになる。最近少し当たりやすくなったという劇場公演に、時々はまた応募してみようと思った。
それと同時に、AKB自体の8年間を回顧する意味合いも込められていたように思われた。去年の前田に続き、篠田、秋元、板野という初期の主力メンバーが相次いで卒業し、1つの時代が終わる中、5大ドームコンサートの最終日に8年間の集大成を試み、真の第2章に向かう意志のようなものを感じた。
板野が参加したユニット曲から5曲、主要メンバーを配して披露したのは最高の送別の趣向だったと思う。惜しむらくは、1曲ごとに板野の着替えの時間が必要なので、やや間延びしてしまった。板野は1人しかいないのでやむを得ないことではあるが。
指原+W松井+みるさやは、板野ユニット集には参加せず『鏡の中のジャンヌダルク』を披露した格好である。
板野のユニット曲回顧はそのままAKBの歴史回顧でもあるが、チームA全体曲として『くまのぬいぐるみ』『Only today』が取り上げられたのは嬉しかった。当然現チームAが歌うので、当時は歌っていなかった麻友や兒玉が歌っていた。こうしていい曲が歌い継がれていくのはいいことだ。
そういう意味で、もっと驚いたのがHKT48による『Seventeen』だ。コンサートの構成上、そこは『初恋バタフライ』でもよかった所に、AKB48の初ベストアルバム収録の隠れた名曲をぶち込んで来た。
それから、1期生4人による『Pionner』、2期生4人中心の『転がる石になれ』、3期生5人中心の『初日』には、思うつぼではあるが感動した。小林香菜や田名部、片山にとっては、貴重な出番だ。だんだん人数も減っていくが、初期の功労者は、本人が望む限りいつまで居座っても構わない。それは正当な権利だと思う。
何度もセットで登場する1期生の4人(板野、高橋、小嶋、峯岸)を見るにつけ、実はその場にいたもう1人の1期生(平嶋)のことを意識せずにはいられなかった。
同じ1期生で、事務所も同じで、違反行為の内容も大差なかった、平嶋と峯岸の違いは何だったのだろう。潔く辞めた平嶋に対し、絶対に辞めたくない意思表示を強烈に示した峯岸。その執着心の違いだったのだろうか。一旦辞めた平嶋も、OGとして総選挙に参加して62位となってこの場にいる。しかし、一旦辞めたからだろうか、「1期生4人」という括りには入れてもらえず、舞台裏でどのような気持ちで見ていたのだろう。
彼女の唯一の出番である『推定マーマレード』で、私は不覚にも彼女を特定することができなかった。同行者によれば、スクリーンに3回以上アップが映ったらしい。私は元来メンバーの特定が苦手だが、まさか今日一番大事な場面で、その苦手を発揮してしまうとは。
しかし、2日目には、麻友、仲川(JKTから1日だけ参加)と『パジャマドライブ』を披露したようなので、彼女にとって「1年遅れの東京ドーム公演」のハイライトは、その瞬間だったのだろう。ナッキーさんは、何が何でもその場にいるべきだったのではないか。
コンサート全体としての感想は、時間が長い。アンコール終了まで4時間。「着席観覧席」でよかったが、それでもかなり疲れた。
それから、ステージが遠い。去年もそう思ったが、双眼鏡を使ってもほとんどメンバーの特定ができない。結局スクリーンばかり見ていることになる。最近少し当たりやすくなったという劇場公演に、時々はまた応募してみようと思った。