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てらまち・ねっと



 山県市の広報2月号で多重債務者問題の解説がされました。
 もう全戸に届いているころでしょうか。
 インターネットにも掲載されています。
   広報のトップ (ここは毎月変わると思いますので2月中だけ)
 なんと、表紙に続く「第2ページから4ページまで」の、A4版全3ページ。
   2.3ページ  4ページ  (固定リンク)

 12月議会の一般質問で、広報について市は「前向きに検討する」と答えてくれていましたが、ここまでとは。
   その報告や、答弁全文へのリンクあり
 市は昨年9月に行われた 行政の多重債務者対策 についてのシンポにも幹部が出席して勉強してくれていました。
 困窮者を作らないことやその対策への意欲があることは喜ばしいことです。 
 (後で、市長や部長にお礼を伝えたいと思います) 

 なお、2月4日(土)は名古屋で公開講座があります。
 どなたでも参加できるそうです。
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多重債務の講座のご案内

「多重債務の現実を知る」
日 時:2月4日(土) 午前10時~12時
場 所:名古屋市教育館 第7研修室
講  師:白井康彦氏(中日新聞生活部記者)
会  費:800円(会員外1000円)
主  催:「女性を議会に! ネットワーク あいち・ぎふ・みえ」

   地図と交通
   地下鉄 栄駅 10B出口すぐ

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 先日、東海3県1市の知事市長会議が開催され、フェロシルト問題で連携、継続しいくことが確認されました。場所は、三重県桑名市の長島温泉の「ホテル花水木」。
 その後、三重県知事がこのことを定例会見でまとめていますので、最後に引用しておきます。

 報道は例えば 1月18日毎日新聞(もうリンク切れなので引用)

「愛知、岐阜、三重3県と名古屋市の首長が懇談する「東海3県1市知事市長会議」が17日、桑名市で開かれた。首長らは、3県に埋め立てられた土壌埋め戻し材「フェロシルト」の問題に引き続き連携して対処していくことを確認したほか、伊勢湾の浄化や三位一体改革などの問題について意見を交わした。
 開催県として冒頭にあいさつした野呂昭彦知事は、フェロシルト問題に触れ「住民や関係者にご迷惑をかけた。三重県として(リサイクル製品に認定した)道義的責任を果たすべく、(製造元の)石原産業に回収を強く指導する」と述べた。これに対し古田肇・岐阜県知事は「この問題への対応は、3県1市の広域連携のモデルにもなり、引き続き連携をお願いしたい」と話し、神田真秋・愛知県知事は「完全撤去できるよう(処分場の確保など)三重県の協力をお願いしたい」と応じた。
 続いて、伊勢湾の水質改善をテーマに議論。国と自治体が参加し、具体的な対策を協議する「伊勢湾再生推進会議」が来月に発足することから、相互に連携を深めていくことを確認した。
 また、国の三位一体改革については、松原武久・名古屋市長が「最後は数字合わせの議論で、大変徒労感があった。不本意だ」と評するなど、4首長とも厳しく批判。このほか、外国企業誘致の推進とそれに伴う外国人の受け入れ態勢の整備などについて意見を交換した。【鈴木顕】」

 ここには映像つきデータも 岐阜県インターネット放送局

● 三重県知事1月24日  3県1市首長会議に対して から抜粋します。
   公式ページ

(質)フェロシルトの問題なんですけれども、三県一市の知事市長会議が先日開かれまして、その中で神田知事が「三重県がしっかり主導して、処分場問題についてもしっかり対応していって欲しい」といった発言があったと思うんですが、この発言を受けて、県はどうお考えになりますでしょうか。

(答)知事会において、愛知県知事ならび岐阜県知事の方からおっしゃった点で、1つはさっきご指摘のありました処分について、「しっかり三重県が主導性を発揮して、石原産業を指導してくださいよ。」と、こういうふうな部分があります。それからもう1つは「三県でいろいろ取り組んでいく中で情報をいろいろ共有しながら、三県一体で取り組んでいく課題の1つであるね。」と、こういうふうなお話がございました。
 で、まず前者の点につきましては、県の方は石原産業に対して、処分・保管する場所の確保ということについて、強く指導もいたしているところでありますし、また三田処分場等、事業団の方の協力も十分にさせながら、その確保については努めていきたいと、こういうふうに思っているところであります。
 今の段階でまだ全量が保管できる形では確保されていない状況があると思っておりますので、引き続き県としても石原産業に十分指導しながら、処分地の確保ということをしていきたいと、こう思っています。
 それから情報を共有し、情報交換しながら、しっかりこうした事案に三県が危機意識を持って共通して取り組んでいこうと、こういうことにつきましては、今、三重県ではリサイクル認定のシステムにつきまして検討もしております。まずリサイクルで今日まで認定されてきている133品目、そういったものを再チェックすると同時に、今後のシステムのあり方についても、今検討しております。
 それからもっと広い角度からいけば、危機管理システムそのものにおいても、こういった、いわば想定できなかったようなことについても、できるだけ事前にそれをキャッチし、未然防止を図っていくということについても県の方で今検討してきておりますから、そういったことについて、大体内容が決まりましたら、愛知県や岐阜県にも三重県の取り組みとして情報を提供いたしまして、そして協力できるところは一緒に協力をしていくということをやっていきたいと、こう考えてます。

(質)処分場の確保なんですけれども、三重県も積極的に確保に協力するという考え方でよろしいんでしょうか。

(答)当然、石原産業が十分に、早くこれを確保していかなければなりませんから、そのために県の方で協力できるものは協力をしていきたいという考え方です。

(質)今、リサイクル製品の再チェックをしていると思うんですけども、これの結果というのはもう出ているんでしょうか。

(答:環境森林部)現在、速報値では当初の認定基準を超えるものはないだろうということは聞いておりますが、認定委員の先生に再度確認していただいたうえで、月内には公表できるのかなと思っております。

(質)神田知事のお言葉はソフトな言い方だったんですけども、少なくともニュアンスとしては、「三重県分のフェロシルトを処分するだけではなくて、愛知県分も責任を持って三重県が処理場を確保してください。」と強い意志が受け取られたんですけども、その辺に関してはいかがですか。

(答)そういうことを含めてのご発言だったと、こういうふうに思ってます。三重県としては、フェロシルトをリサイクル製品として認定したという、これは騙されたとは言いながら、そういった事実がございましたから、そういったことに基づく道義的な責任を感じておりますから、県(愛知県)のご要請についても真摯に受け止めて対応をいたしたいと思ってます。


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